田中蓮くん事件は事故なのか?父親母親はなぜ叩かれ炎上したのか エンタメ

田中蓮くん事件は事故なのか?父親母親はなぜ叩かれ炎上したのか

昨年12月9日に福井県越前市で3歳の田中蓮くんが行方不明になり、残念ながら今年1月19日に九頭竜川河口にて遺体で発見されました。警察は事件性なしとしていますが、不思議な点も多く、両親の対応も批判を浴びて炎上しました。本当に事件性はないのか徹底検証してみました。

目次

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田中蓮くん九頭竜川水死事件:事件概要

2017年12月、当時3歳であった田中蓮くんが父親の車から姿を消し、そのまま行方不明になるという事件が起こりました。

当時、蓮くんは勤務先に立ち寄った父親を駐車場に停めた車の中に残って1人だけで待っていました。なぜ父親は、幼い息子だけを車中に残したのでしょうか?まずは事件の概要を説明していきます。

事件発生:2017年12月9日(土)午後2時頃に姿を消す

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田中蓮くん(3歳)は2017年12月9日(土)午後2時頃、福井県越前市で行方不明になりました。蓮くんはこの日、父親の田中了士さんとともに勤務先に訪れ駐車場で駐車、父親が車から離れた10分くらいの間に姿が見えなくなりました。父親によると連くんは助手席でスマホでアニメを見ており、車に鍵はかけていなかったようです。

近くに流れる川に落ちた可能性を疑い、100人体制で捜索

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駐車場のすぐ近くには川が流れており、当日はみぞれが降るなどして増水していたようです。警察と消防などは100人体制をとり、川にはダイバーが入って捜索しました。事件7日目には捜索を130人体制に拡大し、県警航空隊や機動隊も出動しましたが、蓮くんは見つかりませんでした。

年明けの1月19日に九頭竜川河口近くにて遺体で発見

蓮くんの遺体は1月19日午前9時50分頃、釣りに来ていた男性に発見されました。蓮くんが行方不明になった駐車場の脇を流れる吉野瀬川から、遺体が発見された九頭竜川河口までは約42キロ離れています。遺体は死後1ヶ月から1ヶ月半経っており、死因は低体温症か溺死で、目立った外傷がないことから事件性は低いとされています。

田中蓮くん九頭竜川水死事件に寄せられた他殺疑惑

田中蓮くんの遺体が見つかった後、不自然な点が多かったことから事故に見せかけた他殺だったのではないか?とも囁かれました。

発見時の田中蓮くんのどこが不自然だったのか、指摘された違和感について見ていきましょう。

遺留品が何一つ見つからず、不自然であった

警察や消防などの捜索は川を40キロの範囲で行い、川の中はダイバーが捜索しました。水位監視カメラも1分おきにチェックし、万全の体制をとったのですが、衣服や靴など何一つ遺留品は見つかりませんでした。このため「溺れたのではなく、殺されたのではないか?」と見られたのです。

発見された遺体の衣服が、捜索時の説明と少し食い違った

遺体が着ていた衣服やスニーカーは、行方不明時の説明と若干違っていたことで、殺害説が広まりました。行方不明時は「グレーのスニーカー」と言われていたものが、発見時は「オレンジと紺のラインの入ったスニーカー」であったために憶測が広まったのですが、「グレーで、かつオレンジと紺のラインが入ったスニーカー」は存在します。

遺体が40キロも先で発見されたため、他殺説が広まった

失踪場所と、遺体が発見された場所は40キロも離れており「殺されて、別の場所で川に捨てられたのではないか」という噂も広がりました。また、溺死であれば川底を流されるので衣服が脱げる事が多く、遺体は衣服や靴を履いたまま発見されたことで、他殺説が囁かれたのです。

不自然?田中蓮くん行方不明時に父親に集まった疑問の声

ちょっと目を離したすきに子供がいなくなってしまった。このような事故は決して珍しいものではなく、100%防げるものではありません。

そのため田中蓮くんが行方不明になったことについても両親の心身を気遣う声が多く上がりましたが、一方で「この親、少しおかしくない?」との意見も少なからずあがったのです。

田中蓮くんの両親のどこがおかしい、不自然だと指摘されたのかを見ていきましょう。

勤務先は義父が経営する会社。なぜ連くんを連れていかなかった?

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父親の田中了士さんは婿養子で、勤務先は奥様の父親が経営する会社です。事件当日はこの会社が休日の第2土曜日であり、父親は休みの日にちょっとだけ会社に立ち寄った可能性が高いのですが、社員20人の会社で、社長の孫を休日の社内に連れて行くことはそんなに問題ではなかったはずです。何か他に理由があったのでしょうか。

車内にスマートフォンが残されており、車は半ドアになっていた

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父親が駐車場に戻った時、車内にはアニメを見ていたはずのスマートフォンを残して連くんの姿は消えていたようです。車は半ドアになっており、ロックを掛けていなかったであろうこと、3歳の子にチャイルドシートを使っていなかったと思われることなどが批判の材料となり、炎上していったのです。

取材時にうっすら笑みを浮かべる表情だったことが批判を受けた

蓮くんが行方不明になってから1ヶ月が経過した2018年1月9日、父親の田中了士さんが現在の心境をインタビューで語りました。

しかし、その様子が時折笑みを浮かべているように見える、不自然に饒舌で喋り過ぎのように見えると視聴者に違和感を与えてしまったのです。

情報が欲しくて必死で話してるだけだ、披露と防衛本能で表情が不自然になっているだけだとの声も上がりましたが、上のインタビュー動画は放送当時にも大きな疑惑を呼びました。

田中蓮くんの母親(りなぷ)がツイッターで炎上

田中蓮くんの遺体発見後、父親が殺害したのではないか?という心無い声もネット上では見受けられました。

しかし誹謗中傷は父親だけに向けられたわけではなく、母親にも非難の声が上がったのです。行方不明時には自宅にいたはずの母親が、なぜ炎上してしまったのでしょうか。

何故か炎上した母親(りなぷ)のツィート

蓮くんが行方不明になった後、母親が蓮くんの情報を求めるツィートをしたところ、「小さい子供を何故放置しておいた。馬鹿か」「親失格」などというリプライが返りました。確かに正論ではあるのですが、子供が行方不明になって取り乱しているであろう家族に「今言うセリフではない」と苦言を呈するツィートが重なったことで炎上していきました。

母親(りなぷ)が炎上したのは過去のツイートのせい?

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田中蓮くんの母親が単に子供の情報を求めただけにもかかわらず炎上してしまった理由は、過去のツイートにあったと考えられます。

母親は蓮くんが行方不明になる2ヶ月前に第二子の女児を出産しており、ツイッターに「育児辛い」「病む」「蓮しんどい」といったことを呟いていました。

子育てへの愚痴が多かったこと、そしてりなぷというハンドルネームやアップしていた派手な写真から、どうせ子育てをちゃんとしていなかったのだろう、と決めつけられてしまったようです。

両親を誹謗するツイートも溢れる

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父親が10分間、3歳の子供を車に放置したことに対して非難のツイートが相次ぎました。確かに不注意ですが、事故とはほんの一瞬で起こるものであり、子供を持つ親であればヒヤッとした経験は誰にでもあります。

「その時に事故がたまたま起こらなかった」だけではないでしょうか。大事な息子さんを亡くされたご両親にはただただお気の毒です。

心ないツイートも相次いだ

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いつものことではありますが、心無いツィートも相次ぎました。また、そのツィートを批判する形で拡散させたツイートに対しても批判が集まってしまい、憶測も絡まってこの事件は炎上していきました。

中には母親の同級生らしき人物から「りなちゃんの自作自演」と両親が蓮くんを殺したように書かれているものもあります。

さらに火種は田中蓮くんの祖父にまで

ネットでの誹謗中傷は両親にとどまらず、田中蓮くんの祖父にまで及びました。

母親同様にツイッターで情報提供を呼びかけていた祖父が「蓮は誘拐されたのかも」と心配する声を上げたことで、「悪いのは義理の息子なのに、他人のせいにするな」と批判の声が。

そこから祖父も怪しい、祖父と両親で蓮くんを殺害したのでは?との声まで上がってしまったのです。

霊能力者の山崎かずみ氏が田中蓮くんの行方を霊視

田中蓮くんが行方不明になっている間、蓮くんの家族は霊能力者の山崎かずみ氏に霊視の依頼をしていました。ここでは霊視の結果について紹介していきます。

行方不明者の霊視で定評のある山根かずみ氏がツイート

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蓮くんの行方がわからない中、12月11日に行方不明者の霊視で実績のある山崎かずみ氏が事件に関してツイートました。

山崎氏は「不確かなことは言いたくない」との姿勢を一貫したものの、あまりにも霊視の依頼が多かったためにヒントのようなものをつぶやきました。

遺体が発見され、霊視が外れたとして炎上

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蓮くんの遺体が発見され、山崎かずみ氏が示した場所と違うということでネット上で炎上しました。

どの程度霊視で見えていたかは御本人のみ知るところであり、「少しでもご家族の助けになれば」との思いでリスク覚悟の発言だったと思います。売名行為や捜査の撹乱のように捉えられるのは少し気の毒に感じます。

その他にも別の人物から情報がTwitterで流れていた

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山崎氏とは関係ありませんが、「これは誘拐事件だ」として情報提供的なツィートも流れました。今の所警察では「外傷もなく、事件性はない」と判断しているようですが、真実はどうなのでしょうか。

ご両親は霊媒師や占い師ら20人以上の話を聞いた

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どんなことでも手がかりにしたいということで、ご家族は霊媒師や占い師など20人以上の話を聞き、「鳥居が見える」と言われれば神社をしらみつぶしに探したそうです。

山崎かずみ氏にも相談されたようですが「やることを与えてくれるから、それが家族にとって救いになっている」とのことで、ご家族の気持は痛いほどわかります。

田中蓮くん九頭竜川水死事件の真相①水死体は驚くほど流される

他殺を疑われた田中蓮くん。本当に事故死だったのかどうか、過去に起きた同様の溺死事件に照らし合わせて検証していきます。

川で溺れた死体は100キロ流されることもある

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川での溺死死体は驚くほど流されるケースがあります。2016年2月に秋田県の海岸で発見された78歳女性の遺体は転落現場から約100キロ下流に流されていました。

女性は除雪作業中に自宅横の用水路に転落したものと見られますが、この件に関しては警察は事件と事故の両面で捜査をしているようです。

10キロ流されることは普通にある

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2017年には埼玉県新座市の柳ヶ瀬川で男性が水死し、遺体は流された現場から約9.2キロ下流で発見されました。男性は友人と一緒に増水した川で釣りをしており、事件性はなく、初動は早かったのですがかなりの距離を流された事故例となります。

田中蓮くん九頭竜川水死事件の真相②解剖学では水死かどうかは一目瞭然

田中蓮くんの遺体が発見された際、殺害後に九頭竜川に遺棄したのではないかと考える人もいました。しかし解剖の結果、死因は溺死と断定されました。

田中蓮くんの死因はなぜ溺死と確定したのか、水死の場合に見られる特徴を説明していきます。

殺害後に死体を捨てても水には沈まない

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溺死というのは、肺の中に大量の水が入り窒息死することです。肺の中の空気がなくなることにより体は水中に沈みますが、腐敗ガスが充満することによって2~3日後に水面に浮き上がってきます。

もし殺害後に川に投げ入れたとすれば、遺体は水面を浮かびながら流されていくはずなのです。

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