コナンの「黒の組織」黒幕の正体は烏丸蓮耶!?生きている男?

2017年12月13日発売のサンデーにてついに黒の組織の黒幕が「烏丸蓮耶」と判明しました。その存在はたびたび登場し関連する伏線も貼られていた「烏丸蓮耶」という人物。この記事では謎に包まれている「烏丸蓮耶」という人物について紹介していきます。

ついに明らかになった黒の組織の黒幕の正体!

灰原が所持していたAPTX4869を服用した人物のリストのなかに、17年前にアメリカで何らかの事件に巻き込まれて死亡している羽田浩司というプロ将棋棋士の名前があるのを発見しました。羽田の事件は未解決のまま解明がされておらず、調べているうちにこの事件が黒の組織がらみの事件であるとコナンは判断しました。
事件を詳しく追っていくと死の間際に羽田がダイイング・メッセージを残していることが明らかになりました。ダイイングメッセージを解く過程で当初は組織のNo.2のラムの名前を表しているのではないかとコナンは推理しましたが、父・工藤優作が導き出した答えは「烏丸蓮耶」という人物の名前でした。
そして優作はさらにコナンに向けて「烏丸蓮耶…この推理が正しければお前はこの日本で最も強大な人物を敵に回そうとしている事になる…この世にいないはずの大富豪をな…」と語ったセリフから黒の組織の黒幕の正体が「烏丸蓮耶」ではないかということをファンに印象付けました。

烏丸蓮耶って誰?実は急に出てきた訳ではない!

烏丸蓮耶とは半世紀前に謎の死を遂げた大富豪であり、年齢は100歳を超えていたとされています。作中ではシルエットと名前のみ登場し、自身の紋章に烏を用いていることと莫大な資産を有しており、そのうちのひとつに「黄昏の館」という別荘があり、館の調度品はすべて烏丸の特注ですべてに烏をあしらった紋章を刻んだとされています。

烏丸蓮耶が関連している事件

烏丸蓮耶に関してはかなり前に作中で名前だけ登場していますが、烏丸蓮耶が誰なのかわからない方が多いと思います。登場したのはコミックスの30巻で「黄昏の館」にまつわる事件にコナンたちが巻き込まれた話でその名前を初めて登場させました。

40年前の事件

母親から受け継いだ「黄昏の館」に隠された財宝を見つけるため考古学者に館の調査をさせていました。しかし目立った成果が上げられず死期が迫るばかりでした。焦った烏丸は激昂し、調査を行っていた考古学者たちを見せしめに一人ずつ殺害していきました。
結局財宝を見つけ出すことはできないまましばらくして烏丸も謎の死を遂げました。烏丸が死んだことで烏丸家も次第に衰退していき、館は惨劇の状態をそのまま残したまま烏丸家の手を離れました。

20年前の事件

「烏丸蓮耶を偲ぶ会」という名目で烏丸が生前コレクションしていた美術品をオークションにかける催しが黄昏の館開かれました。オークションの3日目に館に嵐で困った2人組の男たちが訪れ、男たちが持っていた薬物のような葉を主催者が館に来ていた参加者に配りタバコのように皆吸い始めました。
煙はものの数分で館中に広がり、参加者たちが奇行に走るようになり最終的に参加者同士で美術品を奪い合うような殺し合いが始まりました。死者及び昏睡者が出る惨劇となりましたが、惨劇をもたらした2人組は夜が明けるころには美術品とともに忽然と姿を消していました。

烏丸蓮耶と「七つの子」の伏線

作中でベルモットがボスへメールを送るシーンがあり、その際に携帯で打った番号のプッシュ音の音階にどこか懐かしさ感じたコナン。のちにその音階は「七つの子」という童謡の歌いだしのメロディであることがわかりました。
確かに「七つの子」のメロディにしていればアドレスを登録する必要性はありませんし、携帯を失くしてボスのアドレス流出を防ぐことができます。「七つの子」の歌詞が「烏なぜなくの~♪」で始まることから烏丸蓮耶への伏線であった可能性が高いです。

黒の組織の人物が登場するときに烏が現れる!?

アニメ等で黒の組織の人物たちが登場する際、演出として烏がよく描写されているようです。烏といえば不吉や黒といったイメージがありますが、黒の組織の一員は必ず全身黒づくめの衣装を好んで着用しているとされています。そのためボスが烏丸蓮耶であるといわれても不思議ではなく、何かしらの関連性があることがうかがえます。

黒幕に関してピスコが死の間際に放ったセリフ

ピスコがジンに殺される間際に語った「あの方に長年使えた私を殺すとお前の立場も…」といったセリフから「あの方」がだいぶ高齢なのではないかという予想があります。一部では、「烏丸蓮耶」がもし生きていた場合おそらく50歳は越えているだろうことから黒の組織の黒幕の可能性が高いと考えるファンがいるようです。

烏丸蓮耶が幼児化して生きている可能性

コナンの始まりというべき薬であるアポトキシン4869は、当初死んでも検出されない毒薬という名目でジンが新一に服用させましたが結果的に新一は若返り幼児化しただけで死ぬことはない薬でした。不老不死の研究を行っていた組織が完成させていたと仮定した場合、烏丸も服用して子供の姿になって現在も生きている可能があります。

烏丸蓮耶と黒の組織がつながっている可能性

作中では黒の組織が不老不死だけではなく死者を蘇らせる研究を行っていたという情報がほのめかされています。もし死者をよみがえらせる方法が烏丸の死の間際に完成していた場合、烏丸の死後研究の成果で蘇り今も生き続けて組織のボスとして存在しているという可能性も否定できません。
また、APTX4869が完成し烏丸蓮耶が服用したことによって幼児化して生き延びている、という説は時期的にみても可能性が低いため、研究の基盤となる組織の設立に烏丸蓮耶が関係し、実際には違う人物が現在組織の黒幕として存在しているのではないかという線が怪しいのではないでしょうか?

APTX4869は若返りの薬!?

本来APTX4869は毒薬として開発されたものではないと灰原は語っており、服用して死亡する場合が確かにあるりますが、死亡しなかった場合に限り外見が若返るだけで死ぬことはないというのです。そして作中で若返っているのはどうやらコナンや灰原だけではないようなのです。
若返っている可能性がある人物の一人が黒の組織の「ベルモット」だというのです。FBIの捜査官がジュディがベルモットと対峙した時に語ったシーンの内容によると、20年前にジュディの父親が殺される事件が起きた際、当時8歳だったジュディが出会ったベルモットの姿と現在のベルモットは姿がほとんど変わっていないというのです。
日本の有名なマジシャン・黒羽盗一の元へ弟子入りしていたことから変装技術がかなり高いベルモット。20年経った今でも姿が変わらない理由は今の姿が変装で実際はおばあさんの可能性もありますが、やはり組織のボスのお気に入りとして若返りの薬のAPTX4869を与えられて若返り生き続けているのでしょうか?

烏丸蓮耶の死亡時期と組織の極秘プロジェクト

「黒の組織が半世紀前から進めていた極秘プロジェクトにあなたは深くかかわってしまっている」と作中で灰原がコナンに向けて内心で語っており、プロジェクト開始時期が半世紀前とすると烏丸蓮耶の死亡時期が近いということから組織設立という観点で烏丸蓮耶の存在が関連しているのではないかと考えられます。

黒の組織の黒幕についての考察

かつて黒の組織に所属していた灰原哀も「あの方の正体は、到底信じ難い意外な人物かもしれない」と語っており、「実はボスの名前は既に原作のどこかに出ている」と原作者がコメントし、ファンの間でも30巻までに登場した人物で烏丸蓮耶をはじめとするさまざまな人物が黒の組織の黒幕ではないかと考察しています。

黒幕予想その1「大黒連太郎」

コミック28巻にてコナン一行が人魚の肉を食べて不老不死になった人間がいることで有名な島で毎年開催されている祭りに参加していたときに事件が発生し、事件の捜査のため過去の祭り参加者が記載されている名簿を調べているときに「大黒連太郎」の名前が記載されているのを確認しました。
コナンが閲覧していた名簿には宮野志保(灰原哀の本名)の名前があり、そのほかにもジン(黒澤陣)やウォッカ(魚塚三郎)といった黒の組織のメンバーの名前が記載されているようでした。服部が調べていた名簿には元外務大臣や官房長官の名前もあり、黒の組織の関連が疑われている日銀総裁の大黒連太郎の名前が記載されていました。
不老不死の研究を行っていたとされる組織も祭りへの関心を示していることがうかがえ、コナンの持っていた名簿の3名のほかにも祭りへ参加した人物がいるのではないかと予想すると、日銀総裁であった大黒連太郎が工藤優作が語った「日本で最も強大な人物を敵に回す」というセリフにもうなずけることから黒幕ではないかと言われています。

黒幕予想その2「円谷光彦」

少年探偵団の仲間である光彦は時折コナンと同じように小学生とは思えないような知識や機転を利かせ、たびたび仲間を救っていることがあります。こちらの説は光彦が子供ながらに明晰であるということで一部ファンが子供になった烏丸が光彦と入れ替わっているとしても違和感がないと予想しているようです。

黒幕予想その3「アガサ博士」

黒の組織の幹部のコードネームが酒の名前であることは有名ですが、その中でも名前が「アーント・アガサ」というものが実在します。また阿笠博士の名前の由来となっているアガサ・クリスティがコナンの名前の由来のコナン・ドイルをよく思っていなかったということや、そのほかにも疑わしいシーンがあることから黒幕の存在を疑われています。
そして博士の年齢は現在52歳であり、半世紀前に死んだとされる烏丸蓮耶がもし若返って生きているのだとしたら烏丸蓮耶の年齢もそのくらいではないでしょうか?ただしこちらの予想は原作者自身のコメントで「博士は黒幕ではない」と否定されているため黒幕の正体がアガサ博士であるという線はないようです。

烏丸蓮耶が黒の組織の黒幕なのか?

烏丸蓮耶という人物が現段階では組織の黒幕の可能性が高いですが、APTX4869を飲んで若返って生き延びている説や、本当に死んでいて烏丸の息子か誰かが組織の2代目を継いで烏丸を生き返らせるために暗躍しているという説もなかなかに怪しいところがあるため烏丸蓮耶=組織の黒幕と安易に考えない方がよいのかもしれません。
ファンの間では烏丸蓮耶がAPTX4869を飲んで若返った上で違う人物として生きていると考えたほうが信憑性が高いようです。筆者としては烏丸が組織設立に何かしらかかわっただけで黒幕は別にいると考えたほうが納得できる点が多いと思っています。

「黒幕」=「烏丸蓮耶」を作者が否定?

ファンの間ででた有名な話で、ファンが作者宛に送った年賀状には毎年必ず原作者自身が直筆でコメントを記載してファンへ返しているというものがあります。興味深い話というのが、2016年の年賀状でファンが「あの方の正体は烏丸蓮耶ですか?」と質問した内容に対し、原作者は「烏丸蓮耶はあの方ではない」と返していたそうです。
ただこれはネット上での噂という話もあり公式発表の情報でもないため真相は定かではないようです。「黒幕が烏丸蓮耶ではない」と作者が否定しているのだとしたら、やはり黒の組織の設立に烏丸蓮耶が何らかの関わりを持ち、現在は親族もしくは烏丸の意思を継いだものが組織の黒幕になっているのでしょうか?

コナンの今後は?烏丸蓮耶は本当に黒幕なのか?

大きな転機を迎えた1008話ですが、原作者があとがきで病気療養と滋養のため長期休載に入るとコメントされています。黒の組織の黒幕の正体が判明し、コナンが元の姿に戻るための正念場を迎えるということでいったん小休止となりました。
黒幕の正体だけではなく幹部にもまだ判明していない人物がいることや、FBIや公安の人物たちの思惑の絡みなどまだまだ謎が多いままですが烏丸蓮耶という人物が今後大きく物語にかかわってくるのは間違いがないでしょう。
再開時期が未定ということもあり、病気療養とのことなのでおそらくしばらくはやきもきした状態が続くことが考えられます。この機会に烏丸蓮耶が誰かわからなかった方はアニメや漫画でおさらいをしてみるのもよいかもしれません。