
会社に何しに来ているの?働かない人の特徴と、働かない理由。
世の中には、いろいろな働き方がありますが、会社に出勤して働いている方も多いと思います。
働くために会社に来ているのに、「あの人、いつ見ても他のことしている」「あの人からは、働く意欲が感じられない」そんな同僚や社員が、皆さんの職場にもいませんか?
目次
[表示]働かない人の特徴
無気力
「働かない人」の典型的な例として、とにかく無気力な人が挙げられます。
仕事に対してやる気が見られないので、働かないのもある意味で納得できるかもしれませんね。
しかし、時間や約束事に対してルーズな場合も多く、周囲としても振り回されたり迷惑を掛けられたりする場合もあります。
また、ノルマや目標を達成しようという意欲もない場合、職場やチームとしても足並みがそろわないので、そういった点からも迷惑な存在と言えそうです。
言い訳が多い
働かない人には言い訳が多い人が多いです。何事に対しても言い訳が多く、言い訳をすることで現状を逃れようとする人は働かない人になりやすいです。
言い訳をするということは誤魔化そうとするということです。何事に対しても言い訳から入る人は仕事のミスに対しても言い訳をします。仕事に言い訳をすることで責任感はなくなっていきますし、また仕事をしないことにも言い訳をするようになってきます。
言い訳で責任転嫁をしようとする人は、働かない人になる可能性がかなり高いので注意が必要です。
忙しい振りをする
仕事をしない人ほど忙しいという言葉を口にしやすい傾向にあります。
実際にやることがたくさんあって齷齪と働いていると、なかなか周囲の人に対して忙しいと言葉にしてアピールする機会がありませんし、自分から言わなくても様子を見ていれば周りの人達が気が付くものです。
仕事をしない人はそもそも忙しくなんてありません。
そんな人が言う「忙しい」は、「自分は忙しくて時間がないから余計な仕事はしたくない」という意思表示であると見ることができます。
可能な限り面倒な仕事を背負い込みたくありませんし、逃げられるものなら逃げたいのです。
忙しいと言っていれば周りの仕事の手伝いを求める声からも逃れられると思っており、また、やる気のない仕事の進行が遅れてしまった時の言い訳にも使えます。
さらに、忙しいと言っていれば何となく仕事を一生懸命やっているように思われるだろうと履き違えてしまっている節もあるのが、仕事をしない人の特徴の一つです。
口癖のように多忙であることを触れ回りますが、実際には観察していれば仕事に対する不誠実な姿勢はすぐにわかってしまいます。
働かない人の心理と働かない理由
期待されていないと思っている
働かない人の中には、自分が会社に期待されていないと思っている方もいます。
期待されていないので、「どうせ頑張った所で出世なんてできない」「どうせあの人には勝てないし」と思ってしまいがち。
その結果、無気力になってしまい、働かない人となってしまうのです。
向上心がなく現状に満足している
仕事をしない人の代表的な特徴は、向上心がないということでしょう。
どんな仕事であれ、「もっとスキルを磨きたい」とか「出世したい」という向上心を持っていれば、人から言われなくても仕事をするものです。
そして、多くの人は、程度の差こそあれ向上心を持っていますから、自分なりの努力目標を掲げて仕事をします。
仕事をしない人、すぐにサボったり手抜きをする人には、そういう意欲がありません。
たとえば、マネジメントスタッフでありながら、仕事をしない人がいます。
その人にもし、「もっと上のポジションにつきたい」という意欲が少しでもあれば、自主的に仕事をするでしょう。
仕事をしないのは、その人が「今のポジションでじゅうぶんに満足。これより上の立場になりたいとは思わない」という意識をもっているからに他なりません。
人間は向上心があり、力をつけて今よりも少しでも良い状態になりたいという意欲があるからこそ、仕事をするのです。
そういう意欲を持たず、このままの自分でいいと思っていること、現状に甘んじてそれでよしと思っていること、これが仕事をしない人の大きな心理的特徴ということになるでしょう。
自信が無くてネガティブ
働かない人は、自信が無くてネガティブな心境になってことが多いです。熱心に働こうと考えていても、働く前から、「自分にできない」や「絶対にうまくいかないだろう」などと考えているので、働こうとしません。そんな状態を継続してるとストレスが溜まり、行動なども消極的になってしまいます。
このような人は、元々すべてにおいてネガティブ思考な人です。ネガティブ思考な人は、周りから見ると、消極的であまりやる気がないように見えます。
働かない人を働かせる方法
上司に相談する
まずは上司に相談しましょう。特に、業務に対して実害が出ているなら対処をしてもらう必要があります。
相手の陰口や鬱憤晴らしにならないよう、感情的にならず事実のみを報告すると、聞いてもらいやすいでしょう。
仕事をせざるをえない状況にする
働かない人は自分がやらなくても他人がやってくれると他力本願に考えていることが多いです。そのためスパルタにはなりますが、仕事をたくさん与えるか責任感のある仕事を任せ、その人が自分でやらなければならない状況を作ることで働かせることが出来ます。
必要に迫られれば働き始めますが、普段働かない人が突然結果を出せるとは限りません。一人で仕事をやり遂げるように仕向けながらも、大きなミスをしてしまわないように見守ってあげることが大切です。
存在価値を高める
働かない部下は、仕事に対して【何を誇りに思えば良いのか分からない】、【やりがいが無い】と感じていることでしょう。つまり、自分が会社に貢献していると思えないのです。なぜかというと、自己肯定感の低さが原因のひとつです。
心の奥では、自分に自信が無いので、『どうせ私は』とか『私のことなんて誰も評価していない』など、自分自身の価値を下げてしまっているのです。心理学ではセルフイメージと言われています。なので、上司が部下の存在価値を高めてあげることで、信頼を得やすくなり、働かない部下から脱却しやすいのです。
それでも働かないときの対処法
仕事をしない人には成長がない、得られるものがないと考える
仕事をしない人はスキルが上がりません。自分以外にも職場内には「あの人は仕事をしない人だな」と思っている人もいるでしょう。
仕事をしない人には得られるものはなく評価も上がらず、いつかはその人に返ってくるものです。そう思えば、イライラする必要もなくなるのではないでしょうか?
「相対的に自分の評価がアップする」と考える
同じ職場に仕事をしない人がいるなら、「この人がいるおかげで、自分の評価が上がる」と考えてみることをおすすめします。
その人のことを「仕事しない人」として見ているのは、あなただけではありません。
他の同僚もその人が仕事をしないことを知っているでしょう。
あるいは、上司もそれに気づいているかもしれません。
上司も気づいていて、その人に注意したにも関わらず、上司が見ていない所で仕事をサボっているということもありえます。
つまり、職場内のほとんどの人は、その人に対して「仕事をしないダメな人」という評価をしているわけです。
それに対して、あなたは「ちゃんと仕事をしている人」です。
仕事しない人が気になっているということは、あなた自身は人一倍仕事をする人なのではないでしょうか。
自分が一生懸命に仕事をしているにも関わらず、職場内に仕事をしない人がいるために、嫌な気持ちになっているに違いありません。
ということは、同僚や上司はあなたのことを「いっしょうけんめいに仕事をする人」と評価しているはず。
仕事をしない人が職場内にいれば、ちゃんと仕事をするあなたに対する評価は相対的に上がるのです。
「仕事をしない人がいるおかげで自分の評価が上がる」と考えること、これがおすすめの対処法です。