現役ネイリストがレビューする各ジェルの使用感とメリット・デメリットエンタメ

現役ネイリストがレビューする各ジェルの使用感とメリット・デメリット

セルフネイルを始めた人、始めようと思っている人にとって最初にぶつかる壁とも言えるのが使用ジェルの選定。格安のモノから、プロ愛用の高価なジェルもあり「いったい何を買えばいいの?」と迷っている人も少なくないでしょう。そこで今回は、現役ネイリストである私が自宅で使用しているジェルの使用感とメリット・デメリットをご紹介します!ジェルの種類に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

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各ジェルの使用感とメリット・デメリット

今回は、私が自宅で所有している各ジェルの使用感をご紹介します!トップジェルやベースジェル、カラージェルなど一部の用途にしか使っていないブランドもあるため、それぞれの工程で感じたメリット・デメリットも解説していきましょう。

ageha

ageha先生がプロデュースするagehaジェル。私が現在所有しているのは、トップジェルやベースジェル、カラージェルです。agehaジェルのみで、ネイルアートを完成させられます。

カラージェルの使用感は、とにかく発色が素晴らしいところ。サンプルカラーと大差ない発色が出るため、完成形を見て「あれ?」と感じることがありません。ただし、使用するとき攪拌する必要があるのは少々面倒。大量のカラーを使用する時、1つ1つ混ぜてから使わなければならないのは大変です。

またベースジェルやトップジェルは、激しい縮みもないため非常に使いやすいと感じます。ただノンワイプトップジェルは、大量に塗ると爪が熱く感じてしまうので注意が必要でしょう。それ以外は、特段問題はありません。トップジェルを塗ってから2週間ほどたっても艶が持続するので、継続力も優れています。

私が個人的にオススメするのは、チャームオンノンワイプジェル。一時期、大人気になりすぎて手に入らなくなったパーツ固定用ジェルです。非常に粘度が高いため、大きなパーツも流れることなく固定できますし、何より拭き取りの必要がありません。パーツを固定するジェルがワイプ要だった場合、パーツを曇らせる原因にもなるのでノンワイプジェルはかなり重宝します!

ibd

サロンでも使用しているibdジェル。自宅では、トップジェルのみ所有しています。特徴は、輝きの継続。他のトップジェルと比較しても、仕上がりの輝きが段違いです。粘度も適度にあるので、爪の脇に流れ落ちてこないところも気に入っています。

ただし、ibdジェルにはUV専用・LED対応バージョンがあるので注意です。UV専用ジェルを購入してしまうと、UVライトでなければ上手く固まりません。私はUV・LEDどちらも持っているので問題なく使用できますが、UVは効果時間が長いので、次にibdジェルを購入するときはLED対応ジェルにしようと思っています。

Grace Gel

私は通信教育でネイル資格を取得し、その後ネイル学校にも通いました。その通信教育の教材として購入したのが、Grace Gelです。トップジェルやカラージェル、ベースジェルなど複数購入したものの、現在使用しているのはハードなクリアジェルのみ。

Grace Gelのハードは、非常に粘度が高く固まった後の強度も強いため、自宅では長さだし用として使っています。もともと粘度が高いので、フォームの上でも形が崩れにくいです。またしっかり強度があるのに、ネイルファイルで削りやすいところも気に入っています。

セルフネイル初心者の頃、長さ出しが上手くなかったのですが、Grace Gelのハードを適度に固めネイルファイルでガシガシ形を整えたりしていました。つまり、初心者の長さ出しに向いているジェルなんです。もうすぐ無くなりそうなのですが、同じモノを買うか長さ出し用の新しいジェルを購入するか悩んでいます。

Ace Gel

サロンでも使われているAce Gel。我が家では、数年前に季節シリーズとして登場したホワイトオニキスやターコイズラリマーといったカラージェル?ラメ・シェル入りジェルを所有しています。

自宅で使用するジェルは、基本的に店で使わないモノを購入するようにしていますが、このシリーズはあまりにも可愛すぎて即決してしまいました。ポイントは、ラメやシェルが盛りだくさんなところ。スカスカのジェルと違って、単色塗りでもしっかりとした存在感を出すことができます。

ただし、入っているパーツが多すぎて、通常のジェル筆では上手く塗れません…。ラメやシェルが偏ってしまいやすいので、スポンジやウッドスティックなどでパーツを置くイメージで使用しています。そしてもう1つの弱点が、やたら固まりにくいところ…。通常の時間よりも長めに照射しないと、生焼けになってしまいます。

VETRO

私が自宅で所有するジェルの中で最も個数が多いのが、VETROです。セルフネイル初心者時代に出会い、長らく愛用しています。気に入っている部分は、カラーの発色の種類の豊富さ。

とにかく絶妙なカラーを次々に発売してくれるので、新シリーズが登場するたびに我慢できずに購入しています。発色もよく、1~2度塗りでしっかり決まるところもお気に入りです。ただし発色がいい分、顔料が多いためか、固まりにくいのが弱点…。全てのカラーが固まりにくいわけではなく、ハッキリとした濃いカラーのみ固まりにくいです。特に黒や白は、度々生焼けを起こします…。

そのため濃いカラーを塗るときは、いつもよりも薄く、複数回に分けて塗るようにしてみましょう!生焼けを起こすとデザインが台無しになってしまうので、注意したいところですね。

KOKOIST

丸いコンテナが多い中、真四角の可愛らしい形状が特徴的なKOKOIST。高級感もありお洒落さも感じられるので、完全に外見重視で購入しました。パステル系のカラージェルと、シアー系のカラージェルを複数個持っていますが、使用感は可もなく不可もなくです。

KOKOISTは攪拌不要なので、塗る前に混ぜる手間がないところは魅力的。ただし濃い目のカラーやパールが入っているカラーは、やや分離が見られるので軽く混ぜたほうが発色にムラが出にくいでしょう。

固まるスピードも、生焼けの心配もほとんど問題ありません。ジェルを見せるように保管したい人にとっては、オススメのジェルです。

Prem Doll

時々、個性的なカラーシリーズが登場するPrem Doll。6色1セットで登場する場合があるのですが、似たようなカラーでどれを買ったらいいか分らない時セット買いしています。しっかり目に発色しますし、硬化スピードも問題ありません。

ただし、未使用期間が長いとかなり激しく分離します…。そのため使用前に、しっかり目に混ぜる必要が。あまり混ぜすぎると気泡やゴミが入って使いにくくなってしまうので、ユックリ空気が入らないように混ぜるのがオススメです!

PREGEL

Prem Dollと同じ企業から発売されているPREGEL。セルフネイル初心者の頃、ネイルオフに長時間かかることを解消するためソークオフジェルを探していました。そこで出会ったのがPREGELです。ソークオフとは、アセトンでオフできるジェルのこと。

ガリガリ削り取る必要がないため、爪を痛めにくいネイル用品です。ただ、現在はPREGELのカラージェルのみを使用しています。その理由は、アセトンにアレルギー反応が出るようになってしまったため…。

アセトンでオフすると、手にブツブツが出てきたり痒みが出るようになってしまいました。そのため、PREGELのソークオフジェルは使用していません。ちなみにジェルネイルのオフは、全てマシンで行っています。慣れると爪を余分に削ることもないため、現在自宅ではほとんどアセトンでのオフは行っていないんです。

Spider Gel

ネットで話題になっていたので購入してみたSpider Gel。トルコアイスのように、ビロ~ンと伸びるカラージェルです。ネイルに細い線を描きたい時や、蜘蛛の巣のようなデザインを簡単に描きたいときに使用しようと思って購入しました。

ただ現在は、ほとんど使っていません…。その理由は2つ。1つ目は、線が途中で切れることが多く、結局アート筆で書き足しが必要になるところが不便に感じたため。2つ目は、爪をオーバーしないとキワまで線が描けないところが不便だったから。

マスキングリキッドなどを塗って、指を事前に保護しておけば問題ありませんが、固まるまで待つのも嫌でしたし、そうまでして使うメリットも見当たらず結局使用していません…。

どうやって使用するジェルを決めたの?

様々なジェルを購入してきたため、時々「どうやって買うジェルを選んでいますか?」と質問されることがあります。完全に個人的な意見となりますが、私がジェルを選ぶ際のポイントをご紹介しましょう!どんなジェルを買ったらいいか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

担当アーティストの好み

私の自宅には、VETROやagehaジェルが大量にあります。自宅では、この2つがメインシリーズです。なぜこの2つを買いそろえているかというと、担当アーティストが非常に好みだから。

VETROやagehaジェルは、ageha先生がプロデュースしていたり過去に携わっていたブランドです。ageha先生の作り出す作品に惹かれ、セルフネイルを始めた節もあります。担当アーティストの好みでブランドを選ぶとメリットも。SNSやジェルHP等で、最新商品を使ったサンプルや手順が見られます。見ているだけで楽しいですし、デザイン考案の参考にもなるので大きなメリットです。

各ジェルブランドには、それぞれ担当アーティストや先生方が携わっているので、こうした側面から使用ジェルを決めるのもいいでしょう。

持っているライト・ジェルとの相性

セルフネイルを続けていると、多くのジェルや用品が手元に集まってきます。そのため、既に持っている用品と新しく購入する用品との相性が重要に!例えば、ライトとの相性。ジェルライトは他のネイル用品と比較しても、安いものではないため頻繁に買い換えられませんよね。

購入したジェルが、万が一持っているライトで固まらなかった場合、かなり悲惨です…。さらにジェルとの相性が悪ければ、新しいジェルが使えないばかりか、既存ジェルも使えなくなったりします。持っている用品との相性を知るためには、実際に購入し使ってみるのが1番ですが「お金がもったいない!」と思うのであれば、商品紹介ページに固まる波長範囲やW数など詳しく記載されているので調べてみるといいでしょう。

価格

ジェルネイルは、可能であればトップジェルやベースジェル、カラージェルのブランドを統一した方がいいです。相性の不具合を起こす心配がありませんし、企業側で工程による不具合調査も行っているので、「固まらない」「艶が出ない」「滲む」など様々なトラブルが起きにくくなります。

しかしシリーズとして揃えるには、お金がかかりますよね。そのため、ジェルネイルの価格も重要です。ジェルネイル用品は100均で揃えられるシリーズもありますし、1個3,000円以上もする高価なシリーズもあり、非常に幅広い。ですから、自身のお財布事情と相談した価格帯を選ぶようにした方がいいでしょう。

ただ完全な個人的レビューになってしまいますが、100均用品をいくつか使用してみましたが、あまりしっくりくるものはありませんでした…。某有名ネットショップで売られている格安ジェルも集めていた時期がありましたが、こちらも同様です。劣化が早く、発色もいまいち…。さらに硬化のムラもあって、デザインが崩れやすいと感じて現在はほとんど使用していません。

安いジェル筆も使用したことがあったのですが、卓上ライトですぐに筆先が固まってしまって、ほどんど使用することなく廃棄した経験も…。「とにかく格安で始めたい」「続けられるか試してみたい」といった人には格安用品がオススメですが、ネイル時間やデザインのクオリティを重視する人にはあまりむかないでしょう。

使用ジェルは統一した方がいい!

どんなジェル用品が自分に合っているのか、できるだけ多くの商品を試してみることをオススメします。高価な商品であっても、爪との相性が悪いことからすぐに剥がれてしまうことも珍しくありませんし、格安用品でもジェルネイルを楽しめる人もいるのです。

お伝えできる唯一のポイントとしては、使用ジェルはできるだけ統一した方がいい!といったところでしょうか。これだけ様々なジェルブランドを持っていて説得力にかけますが、統一した方がやはりトラブルが少ないと感じます。お気に入りにブランドが見つかるまで、ぜひ様々なジェルブランドを試してみましょう!