トイプードルは飼いやすい犬種じゃない!多頭飼い主が教えるトイプードルの裏の顔エンタメ

トイプードルは飼いやすい犬種じゃない!多頭飼い主が教えるトイプードルの裏の顔

犬を飼うことを決意し、ペットショップに行ったとき、愛らしい姿のトイプードルに惹かれませんでしたか?ペットショップの店員も「飼いやすい犬種ですよ」と太鼓判を押してくれたため、トイプードルの購入を検討するご家庭も多いことでしょう。しかし、トイプードルはペットショップ店員が進めるような飼いやすい犬種ではありません…。今回は、トイプードル2頭を飼育している飼い主だから知っている、トイプードルの本性についてご紹介します!

目次

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ペットショップ店員の「飼いやすい犬種です」は間違い!トイプードルの本性とは

我が家も、ペットショップ店員の言葉を信じ、トイプードルを購入しました。愛らしい仔犬を抱っこしている時、ペットショップ店員が言った様々な甘い言葉を今でも覚えています。しかし実際に飼ってみると、ペットショップ店員の言葉は、セールストークだったことが判明…。

トイプードルは、そんな甘い犬種ではなかったことがわかりました。まずは、トイプードルを売るため、ペットショップ店員がどのような甘い言葉を囁いてくるのか実際に言われた言葉を紹介してみます。

「飼いやすい犬種」

最初に言われた言葉は、「トイプードルは飼いやすい犬種ですよ」でした。実家でも犬を飼っていたため犬の飼育自体は初めてではなかったものの、トイプードルを飼育するのはその時が初めて。ですから、この言葉に背中を押されたのは事実です。

私のように犬の飼育経験者でも安心してしまったのですから、初めて犬を飼う人なら「飼いやすい犬種」という言葉で購入を決断してしまうのも当然ですね。トイプードルの他に飼いやすい犬種として、シュナウザーやチワワの赤ちゃんなども紹介されました。

いづれも愛らしく、飼いやすいならと非常に迷ったのを覚えています!

「散歩がいりません」

次にペットショップ店員に言われた言葉が「散歩がいらない犬種です」という誘い文句。小型犬は大型犬よりも運動量が少なくてすむため、室内での運動でも十分ですと言われました。

今考えれば、散歩のいらない犬などいないとわかりますが…。小型犬飼育が初めてだったのと、可愛い仔犬を前に気分が高揚していたこともあって、実際に「散歩がいらないなんて楽!」と思ってしまいました。

「毛が抜けません」

トイプードルを購入する時「毛が抜けません」と紹介されました。我が家の夫は当時、人前に出る仕事をしていたため、犬を飼うなら「犬の毛を綺麗にできるアイテムを買わなければ…」と神経質になっている部分だったので非常に安心したのを覚えています。

確かにトイプードルは、毛が抜けにくいシングルコートタイプの犬。トイプードルの他に、マルチーズやシーズーなども該当しますが、シングルコートの中でも特に毛が抜けにくいとされているのがトイプードルでした。

逆にダブルコートタイプの犬の場合、季節の変わり目だけではなく常時毛が抜けます。人気犬種のチワワや、ダックスフントがダブルコートです。

「社交的・友好的」

犬種によって様々な性格的特徴がありますが、トイプードルは「社交的で人・犬共に友好的」と紹介されました。我が家は人の出入りが激しい方なので、社交的な犬の方が「安心だな」と感じたものです。

大人の出入りだけではなく、小さな子どもも頻繁に遊びに来ていたので、子どもとも友好的に遊べるのだろうと期待感に胸を膨らませました。

また当時から多頭飼いも検討していたため、犬同士で仲良く過ごせるなら「多頭飼いにも適しているな」と感じ購入を決断します。

トイプードルの本性8つ

ペットショップ店員から、トイプードルのメリットをたくさん伝えられ、完全に信じ切って購入した我が家。しかし実際に暮らしてみると、ペットショップ店員に文句を言いに行きたくなるほど、新しい発見ばかりでした。

ここからは、実際にトイプードルを飼ってみてからわかったトイプードルの本性をご紹介します!購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

頭が悪い

犬の中でも、特に頭のいい犬種として知られるトイプードル。賢い犬ランキングでは、1位のボーダーコリーに続く第2位です。そのためペットショップ店員から「しつけがしやすいですよ」と紹介されました。

「人間に例えると2~3歳くらいの知能」とも言われたため、犬なのに人間並みの知能を持っているなんて「凄い!」とさえ感じたものです。しかし実際には、そこまで頭は良くありません…。

言葉が通じるわけでもありませんし、トイレトレーニングが1週間で終わるといった奇跡的な状況もありませんでした。5歳になった現在もトイレで失敗することがありますし、同じところで頭をぶつけたりするなど、アホっぽい姿も…。

「しつけが下手なんだ」と感じたかもしれませんが、我が家はしっかりパピー教室に通わせ、しつけ指導も終了済み。つまり、しつけだけが問題ではないということなんです。また、2頭目に迎えた後住犬の方が、さらにアホっぽい…。おバカな姿も非常に可愛いのですが、毎回同じ失敗を見ていると”トイプードル=頭がいい”は間違いだなと感じます。

ただし、ずる賢い一面も…!何か要求が通らないと、家電にいたずらしたり、トイレシートをぐちゃぐちゃにしたりします。酷い時は、ベッドの上で排泄したり…。人間が嫌がることを敢えてやっている意図が見えて、腹が立ちつつ感心してしまう場面もあります。

毛が抜ける

毛が抜けないと紹介されるトイプードルですが、正確には抜けにくいだけで、しっかりと服に毛がついたりもします。ただ、以前飼っていたシェルティーや柴犬のようなダブルコートタイプの犬種よりは、圧倒的に抜け毛が少ないです。

両手いっぱいになるほどの抜け毛はありませんし、季節の変わり目に訪れる生え変わり期もありません。そのため、フケが少なくアレルギーになりにくいのかもしれませんね。そういえばペットショップ店員から「トイプードルは犬アレルギーでも飼いやすい犬種」と言われたことがありましたが、犬アレルギーでも飼える犬種などありません…。
アレルギー症状が少ない、または薬で抑えられる程度はあるかもしれませんが、トイプードルも犬ですから犬アレルギーが全く出ないわけがないのです。ペットショップ店員の言葉を信じ切ってしまうのは、非常に危険ですね…。

散歩は30分×2回

ペットショップ店員の言葉と1番ギャップを感じたのが、散歩の頻度。「小型犬は長時間の散歩が必要ない」と言われたり、そもそも「散歩不要」と紹介されたこともあったのに、我が家のトイプードル2頭は、どちらも散歩が大好き。

雨が降っていてお散歩に行けない日が1日でもあると、私が動くたびに散歩の催促をしてきます。勝手に期待しはしゃいだり、玄関から一歩も動かなくなったり…。

また散歩時間も、中型犬と大差ありません。忙しい日は10分くらいで散歩を切り上げてしまうのですが、家に帰りたくないとその場から動かなくなってしまうほど散歩好き。ですから基本的に、1日30~1時間くらい毎日散歩に行きます。1回で1時間の時間が取れないときは、30分を2回にわけることも。小型犬=散歩不要は、本当に間違った情報ですから注意しましょう。

人嫌い・犬嫌い

犬によって、それぞれ性格が異なることは想像できていましたが、我が家の犬2頭はどちらも社交的ではありません。先住犬は、トイプードル=社交的と言われた言葉が完全な嘘だったと感じてしまうほど、人間が嫌いです。「家で虐待しているのでは?」と疑われそうなので補足すると、先住犬は夫以外の人間に懐きません。つまり、私の言うことも無視するときがあるのです。

犬はリーダーの言うことを聞くと言われているので、恐らく我が家では夫がリーダーなのでしょう。私は、先住犬の下に位置するメンバーの1人といったところでしょうか…。後住犬は、人間は嫌いではないのですが、犬が苦手です。先住犬には果敢に挑んでいきますが、それ以外の犬には近寄りません。

道端でよその犬に出くわすと、さっと夫の陰に隠れたりします。さらに、子どもも苦手です。心を許しているのは、夫と私、そしてたまに遊びにくる義母くらい。それぞれ好みがうるさいようです。

声が大きい

小型犬は、か細い声で鳴くと思っていませんか?実はトイプードルをはじめ、チワワやポメラニアンなどの小型犬も、大型犬のような大きな声で鳴きます。むしろ、甲高い声で鳴くので、大型犬の鳴き声よりも耳障りです。

マンションで鳴かれると、他の住民に迷惑がかかってしまうと心配になるほど…。吠え癖は、幼少期のしつけで改善できると紹介されていますが、驚いた時や恐怖を感じた時など興奮して鳴きだすことも珍しくありません。

ですから「ペット不可物件でも小型犬ならバレないはず」と思って飼育すると危険です!声の大きさで、住民にバレてしまいますよ…。我が家も、経験済みです。

嚙む力が強い

土佐犬やピットブルのように、見るからに狂暴そうではないトイプードル。そのため、小さな子どもがいても「安心」と思って購入する人も珍しくありませんね。しかし、噛む力が強く、大人の指であっても出血する時があります。

我が家の場合、特に先住犬の噛む強さは異常…。夫にしか懐いていないこともあって、寝ているところを起こしただけで私は、今でも噛みつかれます。

足腰が弱い

トイプードルに限らずどの犬種にも言えそうなのが、足腰が弱いこと。ダックスフントなど、体の構造上足腰が弱いわけではなく、フローリングとの相性が悪いのでしょう。ツルツル滑るフローリングで長時間過ごす室内犬は、足腰にかなりの負担がかかります。

ソファーやベッドなどに飛び乗るたび負荷がかかり、高齢になったら「辛そうだな…」と心配することが少なくありません。そのため犬を迎える前に、絨毯など何かしらのフローリング整備が必要だったと感じました。全部屋に絨毯を敷き詰めることは、我が家では現実的ではなかったので、犬が行動する最大限の範囲にカーペットやマットを設置して対応しています。

病気の費用

犬を飼って初めて気付いたのが、病気治療の高額費用。後住犬を迎え入れた時、我が家の先住犬が激しく体調を崩してしまいました。3日間入院したのですが、その費用が10万円越え…。人間世界のように、高額医療費制度などありませんし、保険に入っていなければ全額実費負担。

保険に入っていても、適応外の場合も多く、かなりの費用がかかります。さらに、毎年予防接種やら健康診断やらで1年間で10~15万の医療費が発生。(2頭分)介護が必要になる老犬になったら、どれほどの費用が発生してくるか、今から恐怖しています。

ペットショップ店員の言葉を鵜吞みにすると飼い主も犬も大惨事かも…

ペットショップで愛らしい仔犬を目にすると、ついつい足を止め購入を検討してしまいますよね。ペットショップ店員の甘い言葉もあって今現在、仔犬の購入を検討している人もいることでしょう。

トイプードルに限ったことではありませんが、ペットショップ店員の言葉を鵜吞みにし過ぎると、飼った後大惨事になる可能性も…。たとえペットショップ店員の言葉が嘘だったとしても、返品・返金などありません。

つまり、よく考えてから購入しなければ、大きな悲劇の始まりになってしまうのです。比較的飼いやすいとされるトイプードルでさえ、これだけギャップがあるのですから、他の犬種だった場合は想像を絶するでしょう。皆さん、購入には十分時間をかけて検討しましょうね。