ディープフェイクって何?作り方や技術をご紹介!危険性もある? エンタメ

ディープフェイクって何?作り方や技術をご紹介!危険性もある?

「ディープフェイク」という技術が注目されており、各国の首相たちが歌う「イマジン」によって話題になっています。しかし良い話題だけではなく、悪い噂もあるようです。そこで今回は、「ディープフェイク」のスマホやソフトでの作り方などをご紹介していきます。

目次

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ディープフェイクの作り方について知りたい

AI「人工知能」による合成動画「ディープフェイク」の作り方が、簡単だということで注目を集めています。また、この技術はまるで本物そっくりかのような偽動画を作ることが出来るようです。

「ディープフェイク」という技術を使用して、有名人などの顔だけを全く違う別人に入れ替えたり、顔だけではなく体の方を入れ替えたフェイク動画を、誰でも簡単に作り、楽しむことができる技術です。

今回は、実際に悪用されることを危険視している「ディープフェイク」の作り方や、仕組みなどご紹介していきます。

ディープフェイクって何?

世間から危険視されている「ディープフェイク」という技術は、具体的にどのようなことなのでしょうか。ここからは、「ディープフェイク」の語源や技術内容などをご説明していきます。

ディープラーニングとフェイクを組み合わせている

「ディープフェイク」とは、コンピューターが機械学習をすることである「ディープラーニング」と、偽物、捏造の事を表す「フェイク」から作成されている造語の事です。

人工知能を使った技術なの?

「ディープフェイク」は、Ai「人工知能」の技術を使用した「捏造」「偽物」の動画となり、Aさんが話していない内容を、話させることが出来ます。

また、AさんとBさんの顔を違和感なく入れ替え、動画を細かいところまで観察しても、本物との見分けが全くつかない偽物の動画を作成することが出来る技術のようです。

ディープフェイクの作り方は?

「ディープフェイク」の怖い所は、人間の目では見分けがつかないほどの巧妙な捏造動画を、誰でも簡単に作成することが出来るところです。

もともとは、危険な使われ方の為に作られたソフトではないかもしれませんが、使用する人によっては、悪意しかない動画や誹謗中傷になる動画まで作成することが出来ます。

ここからは、そんな「ディープフェイク」の作り、楽しむことが出来るアプリやソフトをご紹介していきます。作り方が分かったからと言って、悪用だけはしないようにしてください。

FakeAppというアプリを使う

この「FakeApp」というソフトは無料で「ディープフェイク」を作成することが出来るアプリとなっています。しかし、このソフトを利用するには、高い性能をもつパソコン必要なようです。

また、データを処理する「ハード」の性能が良くないと、「FakeApp」で作成する捏造動画の処理が終わるまでに、何日間もかかってしまうという意見もありました。

なので、「ディープフェイク」を作成するためのパソコンを用意しなければいけない方もいるようです。

Deepfakes web βを使う

Webで使用出来るサービスとしてDeepfakeswebβもあります。ここでは、ユーザ登録が完了したのちに、$50「約5,500円」を支払うことで25時間だけ利用が出来るという仕組みになっています。

1時間だけ使用したい方は$2で購入が出来ますが、動画からAIが学習し顔の交換ができるまでに約4時間かかり、学習しているAIを使用して、顔の交換のみの作業であれば約30分ほどかかるようです。

FaceSwapというソフトを使う

FaceSwapというソフトもAIの機械学習を使用して顔の画像を入れ替えることが出来ます。また無料で使用できますが、自分の力でソフト開発が出来る環境ではないと利用できないようです。

なので、かなり上級者向けなソフトとなっており、AIに任せっきりではなく、細かい調整まで自分で行いたいという人向けに作られています。

スマホならXpressionを使う

日本の企業が開発したXpressionというアプリは、パソコンではなくスマホで「ディープフェイク」を作ることが出来ます。iPhone「iOS」スマホから簡単にダウンロードすることが出来るようです。

このアプリが出来ることは、顔の表情を入れ替える事だけとなっており、他のソフトと違って顔の入れ替えは出来ません。なので、悪質な動画を作ることは出来ずに笑いの場などでしか使う時が無いようです。

日本企業の技術力であれば、他のソフトと同じように顔の入れ替えも出来そうですが、悪用されてしまう可能性が高くなるので、わざと制限をかけていると噂されています。

Doublicatというアプリでも作れる

このDoublicatというアプリは、Androidの方でも使用できる顔交換アプリとなっています。このアプリを使用すれば、有名人の方と自分や他人の顔を交換したGIF画像を作成することが出来るようです。

中国のアプリZAOは話題に

中国しかダウンロードする事ができないアプリの「ZAO」は、「ディープフェイク」動画の作り方が簡単だということで、話題になりました。

作り方は、有名人が映っている映像を用意し、次に入れ替えたい人の顔画像を用意します。その2つをZAOアプリで合成するだけで動画を作成することが出来ます。

しかし、いくら作り方が簡単でも、ZAOで投稿した顔写真は永久的にアプリ会社が再利用できるといったプライバシーポリシーを設定されていました。この事から、大批判を受けることとなったようです。

ディープフェイクは違法?

「ディープフェイク」は、著作権で保護されている動画や画像などを使用した場合、違法となります。

また、「ディープフェイク」を使用して有名人などの顔画像を無断で使用して、捏造した動画があるようですが、その動画も違法となり、違法と知っていて見ることも違法になります。

犯罪になることもある

アメリカ「バージニア州」では、合意していないディープフェイクのSNSへの投稿や他社への配布などに対して刑事罰があるようです。それを違反した方には最高で12ヶ月の懲役、$2500の罰金となるようです。

ディープフェイクは危険?

「ディープフェイク」を使用して、捏造した動画や画像などを作成することが簡単に出来るアプリが開発されるのは、時間の問題だと言われているようです。

それは、技術が高くなっており、今まで触ったことがない方でも簡単に捏造動画を作成することの出来る環境が整ってきているからです。

実際に海外だけではなく、日本でも被害にあっている芸能人の方がいるようです。また、一般の方でさえも被害を受ける可能性があるので注意してください。

ポルノ系にまで及んでいる

「ディープフェイク」を利用した被害は、ポルノ系にまで手を伸ばしてきてます。それは女優やアイドルなど、芸能人の顔を入れ替えたアダルトなビデオや「フェイクポルノ」と言われるポルノ動画などがあるようです。

事実とは違う動画が作られてしまう

有名となっている「ディープフェイク」動画と言えば、アメリカの元大統領である「オバマ」さんがトランプ大統領の事を「完全なあほ」と発言しているものです。

この動画はもちろん真実ではありませんが、事実絵は無い動画を事実であるかのように作られてしまう可能性があります。

また、捏造された動画は、人間の目では見分けることが出来ないほど精巧に作られているため、見破るための技術を急いで研究しているようです。

ディープフェイクは社会問題に?

社会的に批判され始めている「ディープフェイク」が、社会問題になった事もあるようです。イギリスの大学生でフリーランスのライターとなっていたオリバー・テイラーさんが架空の人物でした。

プロフィール画像などもありましたが、偽造されたディープフェイクだったということが判明しました。このように簡単に他人として偽り、喧嘩などの元となる動画や音声を作成することが出来ます。

ディープフェイクは社会問題になりつつある

新型コロナウイルスが流行り、マスク着用が義務付けられた時に、安倍首相と奥さんがマスクをしていない動画や、アスクをせずにデモを起こしている動画などが拡散され、社会問題となりました。

各国首相がイマジンを歌っている動画が話題に

世界的に有名なジョン・レノンが作った「イマジン」という平和に溢れた歌を知っているでしょうか。その「イマジン」を各国首相が一緒に歌っている動画がYouTubeに投稿され話題になっています。

もちろんこの動画は「ディープフェイク」で作られています。作ったのはイスラエルにあるベンチャー企業の「CannyAI」が作成したようです。

動画の初めには、きちんと「ディープフェイク」ということを説明しており、動画を見た方たちは、実際にこんな世界になってほしいと感じたようです。

ディープフェイクの作り方を知っても危険なことはしない!

今回は、「ディープフェイク」についてご紹介しました。この技術は使い方さえ正しければ、話題になった「イマジン」のように、動画を見た人たちを笑顔にすることや、楽しい気持ちにすることが出来ます。

しかし悪用されると、途端に「違法」「犯罪」などのようなことになってしまいます。悪用された人も嫌な思いをするでしょう。

ディープフェイクの動画などを作り事はだんだんと簡単になってきているため、誰にでも作れるようになりますが、使わなければいけない時になる以外は、あまり使用しないようにしましょう。