中茎竜二はカンボジア強盗殺人事件の犯人!石田礼門も含めた判決は? エンタメ

中茎竜二はカンボジア強盗殺人事件の犯人!石田礼門も含めた判決は?

2019年、カンボジアで元自衛官とされる中茎竜二と石田礼門がタクシードライバーを殺し、強盗殺人で逮捕されました。現在も彼らはカンボジアで服役中です。今回は中茎竜二らが起こしたカンボジア強盗殺人事件について、被害者家族を含めて詳しく紹介します。

目次

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中茎竜二が起こした強盗殺人事件の概要

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まずは犯人のプロフィールを紹介する前に、中茎竜二らによって起こされたカンボジア強盗殺人事件はどのように発生したのか、事件の概要を紹介します。

2019年3月カンボジアでタクシー運転手を殺害

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事件が起こったのは2019年3月17日であり、場所はアンコールワットがあるシエムリアップ州近郊です。24歳の中茎竜二と23歳の石田礼門は前日にカンボジア入りしました。

この辺りでは国際バスを手配して移動することが観光客には一般的ですが、中茎竜二らはわざわざ国境付近で乗合タクシーをチャーターしました。

前日に決行する予定で行動しましたが、乗ったタクシーに予想以上に防犯カメラがついていたため躊躇したと明かしています。

車を奪い逃走

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中茎竜二と石田礼門は日本に借金があり、そのお金を稼ぐためにカンボジアまたはタイでの強盗を企んでいました。

タクシー運転手の首にナイフを突きつけて脅し、金銭を奪うために暴行を加えて殺しました。車内で殺害後、運転手を国道に放り出し、車で逃走します。

「殺害したのは運転手が抵抗したからで、最初から運転手を殺す気はなかった」と裁判の中で答えています。また、首を切って殺したのは中茎竜二であり、殺害する瞬間は石田礼門は外にいたと主張しています。

犯行を目撃され捕らえられる

車での逃走を試みるも、日本とは違い左ハンドルなので車の運転を誤り、トラクターや電柱にぶつかり車は止まりました。

その後も3キロほど走って逃走しましたが、事件を聞きつけた現地住民たちが追いかけ、2人を殴ったり蹴ったりして捕まえました。

カンボジアでは日本に良いイメージを持っている人が多くいます。また、日本人による殺人はカンボジアでほとんど起きていないため、住民は中国人だと勘違いしていたようです。

逮捕された中茎竜二と石田礼門

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事件が報道された後も、カンボジアの人々は「こんなに残忍なことを日本人がするはずがない」と日本人のことを信じていたようです。

そこまで信用してくれるカンボジアの人々を裏切り、何の罪もないタクシー運転手を殺害した罪はとても重いです。犯人である中茎竜二と石田礼門はどのような人物なのでしょうか。

中茎竜二のプロフィール

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中茎竜二は1995年7月7日生まれです。逮捕後に警察によって公表されたパスポートから、本籍地が福島県であることがわかっています。

警察が発行した書類の中で中茎竜二の父と母の名字が違うことから、すでに両親は離婚している可能性が高いです。高校卒業までは埼玉県川口市で過ごしていたとされています。

石田礼門のプロフィール

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石田礼門は1995年11月22日生まれで、逮捕時は23歳でした。逮捕時の住所はわかっていませんが、市の広報誌に名前が載っていた事から、以前は千葉県富里市に住んでいたことが分かっています。

TwitterなどのSNSには石田礼門の卒アル写真と見られる写真も流出しています。ここから出身高校を特定する人も現れました。

2人とも元自衛官

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残忍な事件を起こした2人ですが、どちらも元自衛官であったとされています。石田礼門については富里市の自衛隊入隊者激励会に出席した写真が残っているため、ほとんど確実です。

中茎竜二については証拠はなく、自衛隊で同期だったと語る男性が現れたため、元自衛官ではないかとされています。習志野駐屯地で勤務中に2人が出会った可能性が高いです。

中茎竜二らに殺害された被害者とは

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何も悪いことはしていないのに、ある日突然命を奪われてしまったタクシー運転手。彼には家族がいました。遺族も突然の出来事にすぐには受け入れられないことでしょう。

ここでは、被害者であるタクシー運転手と家族について詳しく紹介します。

当時40歳のチャンさん

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強盗殺人の被害者となってしまったのは、カンボジアに住む40歳のヒム・チャンさんです。決して裕福ではなく、壊されてしまったタクシーも3ヶ月前に借金をして購入したばかりでした。

タクシーの借金は15,000ドル(およそ165万円)あり、家など生活に関する借金も1,000ドル(およそ11万円)あります。

月々の返済は5万円を超えるのに、唯一の働き手となったチャンさんの奥さんは子育てをしながら小さな商店を営んでいます。

妻と4人の子どもがいた

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チャンさんには奥さんと子供4人の家族がいました。子供は19歳、14歳、8歳、4歳です。1番上の子供は学業のために都市部で生活しており、家を離れているようです。

子供のうち1人には障害があり、奥さんがフルタイムで働くことは難しいです。その中で突然一家の大黒柱を失い、その悲しみは計り知れないでしょう。

遺族への募金活動がおこなわれる

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カンボジアは日本人が無償で作った学校や橋などが多くあり、感謝の気持ちを持っている人も多いです。そんな中での痛ましい事件を受け、カンボジア日本人会は遺族のために募金活動を始めました。

当初の目標は数十万円でしたが、集まったのは100万円を超えていたようです。詳しい募金額は明かされていませんが、これから継続的に遺族を支援するためのお金として使われます。

一気にお金を渡してしまうと、必要ないことに使われたり騙そうとして近づいてきたりする人もいます。それを防ぐため、必要な時に必要な額を渡すようにしているようです。

中茎竜二と石田礼門に下された判決

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2019年9月から、中茎竜二と石田礼門の刑罰を決めるための裁判が開かれました。2人は最初から殺すつもりはなかったと殺意を否定し、弁護士側は過失致死を求めていました。

カンボジアでは死刑がないことから最も重い刑罰で終身刑です。日本人が起こした残忍な強盗殺人に、どれくらいの刑期が課されるのか、地元メディアも注目していました。

中茎竜二は禁錮13年

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実際にチャンさんをナイフで殺した実行犯とされる中茎竜二は、禁固13年が言い渡されました。終身刑が課される可能性もあったことを考えると、罪が軽いと感じる人も少なくありません。

石田礼門は禁錮10年

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中茎竜二と共謀してチャンさん殺害に協力したとされる石田礼門は、禁固刑10年が言い渡されました。10年刑務所の中で過ごしても、33歳とまだやり直すチャンスがあります。

日本人からは「刑期を終えて日本に帰国し、何事もなかったかのように生活するのは許せない」という声も上がっています。

被害者家族への賠償金

チャンさんの奥さんは、一家の大黒柱を失ってこれまでのような生活ができないとして裁判で賠償金10万ドル(およそ1060万円)を求めました。

この請求に対し裁判所は、2人に2万5千ドル(およそ270万円)の損害賠償を言い渡しました。チャンさんの奥さんは請求よりも大幅な減額に、控訴する姿勢を見せました。

しかし日本人会をはじめとする様々な方面からの募金によって、経済的に困窮する不安は多少拭われたとされています。

中茎竜二と石田礼門が過ごすカンボジアの刑務所の待遇は

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中茎竜二らが過ごすカンボジアの刑務所は、環境が劣悪だとされています。収容可能な人数以上に受刑者がいるところがほとんどで、満足に寝られないくらいのすし詰め状態です。

どれくらいお金を持っているかで刑務所内の立場が変わり、外国人は何かと賄賂を要求されるようです。特に2人はカンボジア人をお金目的で殺し、現地の人々の怒りを買いました。

そのため中茎竜二らが刑務所内でリンチに近い暴力を受けている可能性は高く、凶悪な環境で過ごしていることが想像されます。

中茎竜二と石田礼門はきちんと罪を償う必要がある

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今回は中茎竜二と石田礼門が起こしたカンボジア強盗殺人事件について詳しく紹介しました。日本人として恥ずかしい行為をしており、カンボジア人に反日感情をもたらす恐れもある重大事件です。

刑期を終えるだけでは罪は償われません。中茎竜二には刑務所の中で改心してもらい、今度は人のために働ける人間になることを願うばかりです。