ペストマスクとは?なぜあの形?ペスト医師や作り方についても解説!社会

ペストマスクとは?なぜあの形?ペスト医師や作り方についても解説!

17世紀のヨーロッパで医師が着用したペストマスク。なぜクチバシのような独特な形で、本当に効果はあったのでしょうか。ペストマスクの画像や怖いイメージの理由、かっこいいペストマスクの作り方などをふくめて、ペストマスクとはなにかについてまとめていきます。

目次

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ペストマスクとは?くちばしのような形はなぜ?

ペストマスクとは、17世紀のヨーロッパでペストに感染した患者を診察していた医師が使用していたマスクのことです。

黒ずくめの服装にクチバシのようなペストマスクをつけたペスト医師の画像を紹介するとともに、ペストマスクがなぜあの形だったのかを説明していきます。

ペストマスクとはなに?画像を紹介

17世紀のペストマスクを着用した医師を描いたものが、上の画像です。このマスクで医師はペストへの感染を防いでいたとされます。

ペストマスクは17世紀のヨーロッパで使用されていたマスク

Tama66 / Pixabay

ペストマスクは17世紀のヨーロッパでペスト(黒死病)が猛威を振るった際に、フランス人医師のシャルル・ド・ロルムという人物が感染予防のために発明した医療用マスクです。

医師たちはペスト患者を診察するときだけではなく、検死に立ち会う際にもペストマスクを着用していました。

ペストマスクの大きさはどのくらい?

HOerwin56 / Pixabay

ペストマスクのクチバシのように突き出他部分は、長さ15cm程度であったとされます。

この特徴的な外見は特にイタリアで文化の中に根付いていき、ペストマスクをモチーフにした仮装用マスクなども多数制作されました。

ペストマスクはなぜこの形になったの?

qimono / Pixabay

ペストマスクの特徴的な形はなぜ誕生したのでしょうか。実はあのマスクの中には、香料が入れられるようになっていました。

かつてのヨーロッパではハーブの力でペスト感染のリスクが低下すると考えられており、フィルターの役割をするワラもマスクの内部に詰め込まれていたとされます。

ペストマスクの中に入れられていたハーブはバームミントやクローブなどで、アヘンの粉末を使ったアヘンチンキを使用していた医師もいました。

ペストマスクが怖い…その理由は?

MabelAmber / Pixabay

ペストマスクに対して怖いというイメージを持つ方も多いといいますが、それはなぜなのでしょうか?

これは単に見た目の不気味さだけが原因なのではなく、ヨーロッパではペストの死体の死体の間を渡り歩くペスト医師が死神のような扱いを受けていたことも一因だと考えられています。

医師が来てもペスト患者が助かるという可能性は極めて低かったことと、カラスのような不気味な姿が相まってペスト医師は死を運んでくる不吉な怖い存在、という印象が根付いてしまったのです。

ペストマスクをつけていた「ペスト医師」とは?

ペストマスクを使用していたペスト医師とは、どのような人物がなる職業だったのでしょうか。ペストマスクに感染予防の効果があったのかを含めて、ペスト医師の活動について調べてみました。

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