
サイコパスが嫌がることとは?サイコパスに勝つ方法と対策について!
サイコパスが嫌がることとはどんなことでしょう。サイコパスを追い詰める対策と懲らしめる撃退法に有効な策はあるのでしょうか。サイコパスに勝つ方法はまずその弱点に対処することが肝要です。サイコパスが嫌がることを探し出し、被害を最小化する方法を考えます。
目次
[表示]サイコパスってどんな人?
サイコパスとはどんな人のことを指しているのでしょうか。社会生活上、最近よく耳にするようになった言葉ですが、今一度その概要を確認しておきたいと思います。
本来の意味では「精神病質」の人
サイコパスとは、本来の意味では「精神病質」な人のことを指して言います。サイコパスが先天的なものであるのに対し、親の育て方などで後天的になる形質をソシオパスと言います。
どちらも反社会的なパーソナリティの持主であり、周囲との同調が困難な人を特にそう呼びます。サイコパスの異常性にも程度がかなりあり、通常生活で問題ない人も数多くいます。
むしろサイコパスであったがゆえに、成功する人物も存在します。全てのサイコパスが悪人ということではなく、極悪人を調べるとサイコパスであったという逆な発見で多く語られます。
通常用いる意味では「反社会性パーソナリティー障害」の人
そして社会通念上のサイコパスとは「反社会性パーソナリティ障害」の人全般を指します。サイコパスが社会生活上、他人に及ぼす「害」についてが現在最も多くピックアップされます。
それら詳細は後述もしますが、迷惑や配慮などお構いなしに自分の利害だけを追求する人物像に代表されます。極端な自己中心主義で、道徳・倫理の概念が欠如し、恐怖も感じない人物が多いのです。
猟奇的犯罪を犯さないまでも、サイコパス1人の存在で組織が滅茶苦茶になることも少なくありません。そこでサイコパスが嫌がることや、サイコパスに勝つ方法などを順に考えていきます。
サイコパスが嫌がることとは?対策・対応法を紹介!
サイコパスは多くの場合、頭の回転が速く弁舌も達者なので立ち回りが上手です。しかしサイコパスは自分のメリット追及のためなら平気で他人を陥れたり、平然とウソをつきます。
関わり合うことで大きな迷惑とダメージを食らう可能性のある、サイコパスが嫌がることを考えてみます。
サイコパスが嫌がること①関わりを最初から断たれる
サイコパスは人を操り自分の利益追求をする人物です。なので最初から関わり合いを持たないのはサイコパスが嫌がることです。また関わり合いを断たれることもサイコパスが嫌がることです。
それでも人の迷惑お構いなしのサイコパスは、あらゆる手段で近づきます。サイコパスが嫌がることをしても生半可な拒絶では無理なのです。サイコパスと解った時点で常に回避行動すべきでしょう。
サイコパスは計算高いので、獲物にならないと判断し勝手に去っていくかもしれません。サイコパスにとって「おいしい」相手と思われないことは、サイコパスが嫌がることに等しい対策です。
サイコパスが嫌がること②嘘やハッタリが通用しない
サイコパスは徹頭徹尾、ウソをつきまくります。何の根拠もないハッタリも多く、その尊大で自信に溢れる様に、つい信ぴょう性を感じてしまうかもしれません。
一旦サイコパスだと思ったら、全てがウソだと断じるのはサイコパスが嫌がることでしょう。何度も執拗に攻めて来ますが、ウソもハッタリも動じないのはサイコパスが嫌がることです。
サイコパスが嫌がること③何をしても動揺しない
サイコパスは他人の心理状態を不安にさせ、揺さぶろうとします。その手口は狡猾で、倫理観の欠片もないことは多いのです。感情に任せて攻めても反論で返されてしまいます。
ですからサイコパスから、何をされても「動じない」ことをアピールするのです。何にも動揺しない姿勢は、サイコパスが嫌がる大きなポイントとなります。
サイコパスが嫌がること④思い通りにコントロールできない
サイコパスは他人を自分の思う通りにコントロールすることに全力を傾けます。つまり制御不能であることは、サイコパスの嫌いなことなのです。
サイコパスの人心掌握の才覚は優れたものです。しかし彼らの思い通りには決してならないことを見せつけられることは、サイコパスが嫌がることに直結します。
サイコパスが嫌がること⑤自分が損をする
サイコパスが嫌がることの中でも、最もダメージが大きいのは、自分が「損」をすることです。サイコパスはまさに異常なほど「損得」で動く人物なのです。
得られるものがあっても、差し引きで「損」ならば、サイコパスが嫌がることになります。ここを巧みに突いて、彼らの振る舞いが「損」に繋がるよう仕向ることはサイコパスが嫌がることです。
サイコパスが嫌がること⑥屈辱を与えられる・プライドを傷つけられる
サイコパスは他人を何とも思わない反面、極めてプライドが高いことがほとんどです。ですから衆目の元で屈辱的な姿を晒すことは、サイコパスが嫌がる最たることになります。
プライドが傷つけられることも、サイコパスが嫌がることの1つです。しかしこれらへ加担したことが露見すると、サイコパスは報復措置を講じるかもしれないので注意すべきです。
サイコパスに勝つ方法とは?サイコパスの特徴・弱点をまず知ろう!
サイコパスに勝つ方法は、具体的にはどんなことでしょう。彼らは真っ向から攻めても、ビクともしない無神経さも持ち合わせています。
それゆえ単純な対処や撃退法が通用しないことが多いのです。まずはサイコパスの特徴と弱点を見極め、懲らしめる時の材料を集めてみましょう。
①口が達者でお世辞も上手い人ころがし
サイコパスは実に口が達者で、プレゼンなどでも臆することなく持論を展開します。そして心にもないお世辞を言うことも、メリットにさえなるなら全く意に介さないほど平気です。
この口のうまさで目上の人に取り入ることも得意とします。ビジネスの現場においては、その逆で同僚を陥れて結果、自分が上がることも平気でしてきます。
②やたらと魅力的過ぎるように見えて利己的・自己中心的
恐怖や不安を感じさせないサイコパスは、最初のうち非常に魅力的な人物に映るかもしれません。また心の中と全く無関係に、常時笑顔で過ごすことなどサイコパスには簡単なことです。
しかし中身は超ド級の自己中心的人物です。周囲の人間が困ろうがどうなろうが、サイコパスは一切意に介さないのです。この性格に翻弄される周囲は大変迷惑することになります。
③ビッグマウスで自慢話をし何の恐れもないように見える
口達者を超えて、いつも大ごとを言うのもサイコパスの特徴です。自慢話が多く、自分を大きく見せることはサイコパスには空気を吸うのと同じような行動なのです。
どれほどのホラを吹いて、後から困ったりしようが、その時は知らぬふりも通せるぞんざいな性格は非常に嫌味です。
④自分の非を認めない・批判にも折れない懲りない
サイコパスにより実害があっても、その批判や叱責で非を認めることはまずありません。時に当人の為を思って批判しても無駄なのです。取り合うことはないでしょう。
場合によってはウソ泣きでその場を切り抜けるなどは、サイコパスなら平然とやってのけます。
⑤結果至上主義で努力や継続は非常に苦手
サイコパスは常に結果至上主義であり、プロセスに頓着がありません。努力や下積みのような、地味な継続の力に決定的に欠けています。
利用できるものは何でも利用し、最大のメリットさえ生み出せばそれでいいのがサイコパスです。
⑥常習的なウソつきで主張もコロコロ変わる
ビッグマウスすらも超えて、サイコパスはどんなウソでも平気でつきます。それが見え見えの内容でも決して譲ることはありません。当然主張もその場でコロコロと変わります。
自らの言動には何ら責任を持たないのです。そこに良心の呵責や反省なども、微塵もありません。
⑦人当たりは良いのに共感性が低い・理解し合えない
サイコパスはそもそも本音は一切出しませんから、そのうわべは人当たりが良いケースがほとんどです。しかし交流を深めていきますと、実は全く理解し合えないのだと痛切に感じさせます。
感情として「共感性」というものを発露することは、サイコパスにはないのです。サイコパス自身は、共感・理解といった概念そのものが欠落しているのです。
⑧自分のメリットのために他者を操ろうとする
サイコパスは自己のメリット追及のためであれば、周囲の人間全てをも利用しようとします。人間関係がこの先どうなるかなど、全く考えることもしません。
他者を操る際には、極めて狡猾に心理を操り「NO」と言わせない関係を築こうとします。匠なマインドコントロールと言ってもいいでしょう。
⑨罪悪感と良心が欠如しモラルに反した行動も平気
サイコパスにとっての決定的な特徴であり弱点でもあるのが、良心・モラルの欠如です。罪悪感を感じる感受性そのものが欠落しているのです。
普通の人がその倫理観から絶対に踏み込まない領域でも、サイコパスは易々と通過できます。猟奇的犯罪などで、常人には理解できないケースはこの特徴に当たると言えます。
⑩常に刺激を求める挑戦的な姿勢
サイコパスの多くは、常に「新しい刺激」を求めるタイプが多いです。ここでいう刺激とは、ほぼ「スリル」と同義で、時にリスクを伴うような行為を多く含みます。
単純、平凡、面倒などの感覚が耐えがたい人物が多く、危険な行動を意図的に取ったりします。
サイコパスを追い詰める対処法は?懲らしめる撃退法はあるのか?
上記でサイコパスがいかに傍若無人で、かつ常識ではまず対抗できないパーソナリティだとわかりました。しかしこのような性質は当然集団の中で「和」を乱し、個別の損害を与えます。
サイコパスを追い詰める対処法・対策は何かあるでしょうか。
サイコパスに勝つ方法はこちらから喧嘩は売らないことに尽きる
サイコパスを追い詰めること、懲らしめる対策は実際に講じようとするとかなり困難です。そもそも懲らしめる撃退法が、サイコパスには何とも感じない可能性が非常に高いからです。
弱点を突いて攻撃しても、サイコパスには最初から倫理観も良心もないため返り討ちになる可能性が高いのです。ここで有効なのは「逃げるが勝ち」という格言が最も近いかもしれません。
少なくもサイコパスに対して「好戦的」な態度が、有効な対策にはならないことがほとんどです。
撃退法は複数人で団結し短期間で一気に懲らしめるのが有効
しかし組織の中で撃退法に出なければならない場合には、必ず「複数人」の団体で挑むのが得策です。かつ考える暇を与えることなく、一気に短期間で収束する撃退法が望ましいでしょう。
サイコパスの冷徹で明晰な頭脳は、反撃のためにどこを狙うかすぐに行動に移すはずです。
サイコパスのモチベーションは「損得」と「快楽」と知る
さらにサイコパスに勝つ方法を考える上では、損得勘定が何にも優先するという特徴を活かすべきです。サイコパスの行動の原動力は、己の快楽と得以外はあまりありません。
撃退法というよりは「誘導」と言うべきですが、サイコパスを何か別な方角に向かせる対処も有効です。「実利」の観点からは、サイコパスに「利」を取らせ組織は「実」を取る戦略です。
サイコパスを撃退するときに注意するべきことは?
サイコパスが嫌がることをすれば、彼らはそれに対し何らかの方策を講じて来ます。つまりサイコパスの撃退法の実践には、注意すべき点がいくつかあります。
アドバイスは全く無効!
サイコパスにアドバイスや批判めいたことを言っても、それは全く無効でしょう。サイコパスが嫌がることは、そうした感情的な操作では全くないのです。
表向きは聞いたフリをしていても、サイコパスが助言に従うことなどまずありません。
反省・謝罪させることにも意味はない!
それでも強く、サイコパスに反省や謝罪を強要してみたらどうなるでしょう。全てではありませんが、サイコパスは涙を浮かべて謝罪するようなこともあるのだそうです。
しかしこれは根本的に、サイコパスが嫌がることとは異なります。サイコパスは微塵も反省などせず、風向きが変わるのを相手の表情から伺っているだけです。
サイコパスを懲らしめた後、報復される可能性は高い!
それではサイコパスを懲らしめる対処に出た場合はどうでしょうか。衆目の中屈辱を受けることは、サイコパスが嫌がることの筆頭とも言える行為です。
その場は収まったとしても、そのままサイコパスが黙っているとは思えません。矛先がどう向くかは未知数ですが、かなりの高確率で報復措置を講じてくる可能性を予見しておくべきです。