

しめじ(simeji)アプリの危険性は?現在の評判と安全な使い方
個人情報流出事件をきっかけに、その安全性が問題となったしめじ(simeji)。現在のしめじの評判は?バグや不具合、ウイルスなどのセキュリティ面は?使い方やフルアクセスの危険性は?simejiよりいいアプリについてなど紹介していきます!
目次
[表示]- 01.
しめじ(simeji)ってどんなアプリ?危険性は?
- 01.1.
しめじ(simeji)はキーボード着せ替えアプリ
- 01.2.
評判は?しめじ(simeji)は危険性の高いアプリ?
- 02.
しめじ(simeji)の使い方は?フルアクセス許可すると危険?
- 02.1.
フルアクセス許可するとしめじ(simeji)の機能が使えるようになる
- 02.2.
フルアクセス許可すると警告が出てくる
- 02.3.
個人情報流出になる?セキュリティは大丈夫なの?
- 02.4.
ウイルス感染は?スマホが乗っ取られることはない?
- 02.5.
変換精度を高めるため入力データ転送の協力を仰いでいる
- 03.
しめじ(simeji)が危険性の高いアプリと言われる理由は?
- 03.1.
2013年12月、個人情報流出事件が起こる
- 03.2.
しめじ(simeji)のバグ・不具合により一部データが流出していた
- 03.3.
2014年、信頼回復のためISO27001を取得
- 03.4.
2016年5月、ホワイトハッカーの調査結果を開示している
- 04.
しめじ(simeji)を使うと初期化が必要!?バグの一種?
- 04.1.
標準の英語キーボードを削除したらロックがかかってしまった
- 04.2.
ロック解除パスワードに特殊記号を使ったことが原因
- 04.3.
特殊記号は英語キーボードが必要のため初期化せざるを得ない
- 04.4.
しめじ(simeji)を入れたことによる不具合ではない!
- 05.
しめじ(simeji)が取得できる権限は?
- 05.1.
端末ステータスとsimeji独自のID
- 05.2.
GoogleplayあるいはAppStore請求
- 05.3.
クラッシュログ
- 05.4.
端末内部の画像
- 05.5.
クラウド超変換(ネットワークフルアクセス)
- 06.
やっぱり不安!安全性の高いsimejiよりいいアプリはある?
- 06.1.
GoogleplayあるいはAppStoreのアプリを利用しよう!
- 06.2.
Yahoo!キーボードやATOK passport
- 06.3.
顔文字好きはflick(旧:みんなの顔文字キーボード)
- 06.4.
フルアクセス無しでしめじ(simeji)を使う方法もある!
- 07.
しめじ(simeji)は危険性のあるアプリではない!
しめじ(simeji)ってどんなアプリ?危険性は?
しめじ(simeji)とはどのようなアプリなのでしょうか?使用するにあたって危険性があるアプリなのか、見ていきましょう。
しめじ(simeji)はキーボード着せ替えアプリ
しめじ(simeji)は10~20代に絶大な人気を誇るキーボード着せ替えアプリです。テレビCMなども放映されており、グングン知名度を上げているアプリでもあります。
顔文字やスタンプが豊富に取り揃えられており、可愛らしい顔文字やスタンプを手軽に使いたいといった若者のニーズに応えているアプリとなります。
評判は?しめじ(simeji)は危険性の高いアプリ?
しめじ(simeji)のネット上での評判はどうなのでしょうか?使いやすいと評判の面もあれば、その危険性について延べている口コミもあるようです。
Yahoo!知恵袋などでは「しめじ(simeji)は危険なアプリだ」と言われています。なぜそのように言われるようになってしまったのでしょうか。
その大きな理由の1つとして、フルアクセスが挙げられます。フルアクセスとはどんな機能なのか、フルアクセスを利用することによってどんな弊害が生まれるのでしょうか?
しめじ(simeji)の使い方は?フルアクセス許可すると危険?
しめじ(simeji)の使い方についてや、フルアクセスについて説明していきましょう。
しめじ(simeji)が危険と言われる所以として、フルアクセスが挙げられます。そのフルアクセスについて、どのような機能なのか見ていきましょう。
フルアクセス許可するとしめじ(simeji)の機能が使えるようになる
フルアクセスを許可することによって、どのような機能が使えるようになるのでしょうか?
キー音やスタンプ機能、自分でワードを登録できるユーザ辞書や流行語を含めたより多くの変換候補を表示できるクラウド超変換などを利用できるようになります。
フルアクセスを許可しない場合は、基本的なキーボード操作のみの利用となります。ただし、一般のキーボードアプリよりも豊富な顔文字を利用できるようです。
フルアクセス許可すると警告が出てくる
フルアクセス許可にあたり、警告文が出てきます。この警告文こそが、「しめじは危ない」と言われるようになった原因とも言えるでしょう。
「クレジットカード番号や住所などの個人情報を入力してしまった場合、その情報が転送される可能性がある」といった警告文が表れるのです。
これにより、個人情報流出の可能性があるとして、利用者に大きな不安を抱かせてしまったのです。
個人情報流出になる?セキュリティは大丈夫なの?
フルアクセスで個人情報が流出するのでしょうか?結果から言えば、個人情報が送信されることはありません。これはあくまでも、Appleの仕様にすぎないのです。
この警告文はしめじ(simeji)に限らず、他のキーボードアプリでも表示されます。「そういった危険性があるよ」とApple側が警告しているだけなのです。
クレジットカード番号やパスワードを入力する際には、純正の英語キーボードに自動的に切り替えられます。simejiのキーボードを使用するわけではないため、情報流出には繋がりません。
ウイルス感染は?スマホが乗っ取られることはない?
しめじ(simeji)を利用することでウイルスに感染することは無いと言われています。そのため、知らぬ間にスマホが乗っ取られていたということもありません。
もしもウイルス感染が大々的に認められているようであれば、しめじ(simeji)はアプリストアから完全に削除されることとなるでしょう。
変換精度を高めるため入力データ転送の協力を仰いでいる
しめじ(simeji)は利用者に対して入力データの転送の協力をお願いしています。これは、データを悪用しようとしているわけではなく、変換精度の向上を図っているのです。
過去にはフルアクセスを許可すると自動的に入力データを転送していたようですが、現在は利用者が任意で入力データの転送を許可するか決められるようです。
しめじ(simeji)が危険性の高いアプリと言われる理由は?
しめじ(simeji)アプリは個人情報流出に繋がらないよう、セキュリティ面に十分注意を払っているアプリであることが分かりました。
それでも危険性が高いと言われているのには、過去に起こった個人情報流出事件が関係しているようです。詳しく見ていきましょう。
2013年12月、個人情報流出事件が起こる
2013年の12月26日、しめじ(simeji)の入力データが開発元のBaiduという中国企業に流出した事件が話題となりました。
当時、Baidu側は入力データの送信を許諾したユーザーに対してのみログの送信を行っているとしましたが、その後の確認によりしめじ(simeji)のバグが見つかっています。
しめじ(simeji)のバグ・不具合により一部データが流出していた
個人情報流出事件後、しめじ(simeji)の不具合が見つかりました。入力データの送信を許可していないユーザーについても、送信が行われていたことが発覚したのです。
翌27日には不具合の修正を行ったバージョンがリリースされました。
2014年、信頼回復のためISO27001を取得
安全性が疑われ信用がガタ落ちしてしまったしめじ(simeji)ですが、信用を取り戻すべく2014年にはISO27001を取得しています。
ISO27001を取得することによって、この企業は客観的に見て一定のセキュリティシステムが構築されていることを示すことが出来ます。
2016年5月、ホワイトハッカーの調査結果を開示している
更には、2016年5月にバグ報奨金プログラムを使ってホワイトハッカーによる第三者の調査結果を開示しています。
ホワイトハッカーにしめじ(simeji)を利用したスマホの乗っ取りやユーザー許可を得ていない情報の取得を依頼し、安全性が確保されているかどうかを確認してもらいました。
結果として問題はなく、しめじ(simeji)は危険性のないアプリであることを提示することが出来ました、
しめじ(simeji)を使うと初期化が必要!?バグの一種?
しめじ(simeji)をインストールしてしまうと、初期化が必要になるという噂が一部で広がっているようです。
本当に初期化が必要となるのか、そう言われるようになった理由についてご説明していきましょう!
標準の英語キーボードを削除したらロックがかかってしまった
しめじ(simeji)のキーボードアプリをインストールしたのち、元々入っていた標準の英語キーボードアプリを削除したらロックがかかってしまったという事例がありました。
パスワードを入力することが出来ず、初期化する他なくなってしまったようです。どうしてこのような現象が起こってしまったのでしょうか?
ロック解除パスワードに特殊記号を使ったことが原因
ロックが解除できなくなってしまった理由として、特殊記号をパスワードに使用したことが挙げられます。特殊記号を入力するためには元々入っているキーボードが必要となるのです。
特殊記号は英語キーボードが必要のため初期化せざるを得ない
クレジットカードの入力やパスワードの入力など、個人情報に関わる情報はしめじ(simeji)のキーボードを介して入力できないようになっています。
この仕様は、個人情報流出を防ぐためであり、しめじ(simeji)を安全に利用するためでもあります。
標準で入っているキーボードを消してしまったがために、パスワードが入力できない状況となってしまったのです。
しめじ(simeji)を入れたことによる不具合ではない!
標準のキーボードを消してしまえば、ロック解除をすることが出来なくなってしまいます。
このケースは、しめじ(simeji)を入れたから不具合が起きたというわけではなく、元々のキーボードアプリを削除したことが原因となっているのです。
しめじ(simeji)が取得できる権限は?
アプリを安全に利用するためには、アプリ側が端末のどんな情報を知り得るのかを理解しておく必要があるでしょう。
しめじ(simeji)はどのような情報を取得できる権限を持っているのでしょうか?アプリ側で取得できる情報について、詳しく見ていきましょう。
端末ステータスとsimeji独自のID
自分自身が使用している端末のOSや、simejiのアプリバージョンなどを取得できる権限となります。
もし新バージョンがリリースされた際には、この情報を元にバージョンアップのお知らせが届くこととなります。
端末のIDが勝手に送信されるわけではなく、simeji側が独自に割り振りしたIDが送信されるだけですので、個人情報が抜かれることにはなりません。
GoogleplayあるいはAppStore請求
いわゆるアプリ内課金で使用される領域となります。simejiを有料で利用する場合や、アプリ内で着せ替えを購入した場合など、かかった費用を請求できるようにする権限です。
この権限が付与されるからといって、何も購入していないのに料金が請求されることは有りません。何らかの費用がかかった場合、請求の権限が適用されることとなります。
クラッシュログ
クラッシュログというのは、システムが強制終了した際、その状況を送信する機能となります。
送信データの中に個人情報は含まれておらず、クラッシュした状況のみが送信されることとなります。このデータは、今後同様の事象が起こらないよう改善に役立てられます。
端末内部の画像
simejiの機能の1つとして、キーボードの背景に自分の端末内にある画像を自由に設定することが出来るものがあります。
この機能を利用できるようにするため、simejiが端末内部の画像にアクセス出来る権限が与えられるのです。
クラウド超変換(ネットワークフルアクセス)
クラウド超変換とは、インターネット上にアクセスすることによって、元々内蔵してある単語以外のワードを検索することが出来る機能となります。
その年に流行した言葉であったり、最近になって生まれた新しい言葉など、最新の情報を取り入れる必要があるものを指します。
この機能を使用することによって、最新の情報を用いた辞書から快適にメールや文章を作れるようになります。
やっぱり不安!安全性の高いsimejiよりいいアプリはある?
安全性が確保されたsimejiではありますが、一度個人情報が流出したこともあり、まだ不安が残る方も多くいるようです。
simejiよりいいアプリはあるのでしょうか?どんなキーボードアプリが人気なのか、見ていきましょう。
GoogleplayあるいはAppStoreのアプリを利用しよう!
安全性の高いアプリは、GoogleplayやAppStoreにあるアプリであると言えるでしょう。
この2つのアプリストアではアプリチェックが行われているため、ウイルスに感染する可能性のあるアプリや安全性の低いアプリを弾いてくれています。
何でもかんでもインストールしてしまうのではなく、提供元がハッキリしているアプリを利用するように気をつけましょう。
Yahoo!キーボードやATOK passport
simejiよりいいアプリとして人気を誇っているのが、Yahoo!キーボードやATOK passportといったアプリになります。
ATOKは有料でありながら使用している人が多いのも特徴です。変換機能が強く、一度入力した単語をすぐに記憶してくれる点が人気の理由となっているようです。
顔文字好きはflick(旧:みんなの顔文字キーボード)
あらゆる顔文字を使いたい!という方にとってflickというアプリは高い人気を誇っているようです。
標準の顔文字よりも可愛らしく凝っている顔文字が豊富に揃えられており、10代~20代の若い世代から支持されています。