太宰治の死因は自殺?他殺?愛人との入水自殺説の不可解点や遺書の謎 タレント

太宰治の死因は自殺?他殺?愛人との入水自殺説の不可解点や遺書の謎

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第3回には「見殺しにしないで」と懇願文を送っていた

第1回には、川端康成さんに相当怒っていた太宰治さんでしたが、第3回の際には、「見殺しにしないで」と懇願文を送ったことが明らかになっています。

けれど、第3回から、以前候補作となった小説家は選考対象から外すという規定が設けられてしまい、候補にすらなりませんでした。

よほど芥川賞が欲しかった太宰治さん。太宰治さんの荒んだ生活や、名誉を挽回するためにどうしても入賞したかったのではないかと言われています。

第2回にも佐藤春夫に懇願文を送っていたことが発覚?

第2回にも、佐藤春夫さんに太宰治さんは、懇願文を送っていたことが発覚しています。

芥川賞が欲しいという太宰治さんの必死な思いが綴られた巻紙約4mの懇願文が最近になって見つかっています。巻紙4m分というのは相当な長さです。太宰治さんは、それほど芥川賞が欲しかったのでしょう。

太宰治の人生は黒歴史だらけ?

現代では文豪と称され、太宰治さんの小説のファンは全国に多くいます。けれど、そんな太宰治さんの人生は黒歴史だらけでした。

こちらでは、太宰治さんの黒歴史を紹介していきます。

太宰治の経歴は?東大を中退?

太宰治さんは、青森県立弘前中学校に入学し、成績優秀であったため、1年の2学期から卒業まで級長を務め、4年修了(四修)の際の成績は、148名中4番目だったという太宰治さん。相当頭が良いようです。

旧制弘前高等学校文科甲類に優秀な成績で入学しました。在学中の夏休みに芥川龍之介の自殺を知り、ひどく落ち込んだようです。

フランス語を知らぬままフランス文学に憧れて東京帝国大学文学部仏文学科に入学した太宰治さん。学費未納のため大学を除籍となっています。

太宰治はパビナール中毒に陥っていた?

太宰治さんは、腹膜炎の手術の際に鎮痛剤であるパビナールを打たれてから、パビナール中毒となっています。

年々パビナール中毒は悪化し、多いときには1日50本もの注射をしていたようです。

太宰治はパビナール中毒を絶つために入院もしていた?

太宰治さんは、パビナール中毒を絶つために佐藤春夫さんの勧めで、済生会芝病院に10日間入院しています。

けれど、その後回復することなく更に悪化していきました。

太宰治は脳病院に入院していたことも?

前妻である小山初代さんの着物を質に入れ、知人に借金をして歩いていた太宰治さん。

小山初代さんが井伏鱒二さんにこのままではまずいと泣きつき、津島家出入りの商人である中畑慶吉さんと北芳四郎さんが、10月13日に、太宰治さんを東京武蔵野病院に強制入院させています。

脳病院とは、現在の精神神経科専門病院の事です。

太宰治の有名作品まとめ!

太宰治さんは現代の教科書に記載されるほどの作品を生み出しています。皆さんも、太宰治さんの小説を読んだことがあるという方が半数なのではないでしょうか。

こちらでは、太宰治さんの有名作品を紹介していきます。

「走れメロス」

メロスは、妹の結婚式のためにとある街を訪れます。けれど、その街の王は民を殺す悪逆非道の王でした。その王に意見を申し立てたメロスはもちろん処刑宣告を受けてしまいます。

妹の結婚式を見るために、メロスは親友のセリヌンティウスを人質に、走り続けます。妹の結婚式を見届け、また走るメロス。処刑寸前で親友の元に戻ったメロスは、親友と真の友情を確認し合うのです。

それを見た悪逆非道の王が、心動かされ、改心するというお話です。1938年に執筆されたこの小説は、太宰治さんが精神的に安定していたために生み出された名作だと言われています。

「女生徒」

女生徒も、「走れメロス」と同じく1938年に執筆された作品です。「女生徒」は、14歳の少女の1日を綴った作品となっています。

「女生徒」や「走れメロス」は、あまり普段読書をしないという方でも読みやすい作品となっているのではないでしょうか。

「斜陽」

人間失格につぐ、太宰治さんの有名作品である「斜陽」。没落家族を描いた長編小説となっています。

「生きている事。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。」こちらは作中に出てくる名言です。

太宰治さんの作品には、太宰治さん自身を現しているような名言が多いのです。

「人間失格」

太宰治さんの代表さくである「人間失格」。生田斗真さんや、小栗旬さんによって実写映画化されている作品であり、内容をご存知の方も多いのではないでしょうか。

太宰治さんが薬物依存で精神病院送りにされ、まさに「人間失格」を自分でひどく痛感したため生まれた作品です。

内容は、無邪気さを装い、周囲を欺いていた少年時代から、乱れた女性遍歴、何度かの自殺未遂、薬物依存で崩壊していった者の手記になっています。

「グッド・バイ」

「グッド・バイ」は、太宰治さんの遺作となっています。13話あり、完結はしていません。

闇商売から足を洗って、善人になろうとする主人公の雑誌編集長が、数々の愛人たちと関係を切るために「すごい美人」を連れて彼女たちを訪問するという作品です。

太宰治の入水自殺は自分で決心したものであった?

太宰治さんの死因は、愛人である山崎富栄さんとの入水自殺です。けれど、その入水自殺において、様々な憶測が飛び交っています。

遺書が遺族により公開され、「小説を書くのが嫌になった」と綴っていた太宰治さん。彼にとって、「小説を書きたいのに書けなくなってしまった」というのは一番の精神的疲労だったのかもしれません。

全国各地に太宰治さんの作品を愛読している方が居ます。彼の生き様や、彼の人格があったからこそ、生み出された数々の名作達。今後も太宰治さんの人生は語り継がれていくことでしょう。

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