
扇風機おばさんの死因や死の真相は?整形が原因?昔の画像や経歴も!
整形のしすぎで、扇風機おばさんと呼ばれたハン・ヘギョンさん。2018年に急逝、死因は間質性肺炎でしたが、顔に入れたオイルなどが肺に流れた疑惑も。美人だった昔の扇風機おばさんの画像や現在(死亡前)の姿、統合失調症疑惑や死の真相、高須院長の見解を紹介していきます。
目次
[表示]扇風機おばさんの死因は何だった?死の真相とは?
繰り返し行った整形が原因で顔が肥大化し、まるで扇風機のようなフォルムになってしまったことから「扇風機おばさん」と呼ばれた、韓国のハン・ヘギョンさんが2018年12月に亡くなりました。
日本でも『ザ!世界仰天ニュース』で取り上げられたことがきっかけとなり、存在が知られていた扇風機おばさんですが、その死因には整形が関わっているのではないかとの疑惑もあります。
韓国で報道された扇風機おばさんの死因と、真相について紹介していきます。
扇風機おばさんとは?仰天ニュースで話題に!
2008年放送の『ザ!世界仰天ニュース』で取り上げられた、韓国の女性ハン・ヘギョンさん。
「扇風機おばさん」として紹介された彼女の顔は、皮が伸び切って不自然に盛り上がり、輪郭そのものが大きく変形。その姿はあまりにも異様で、視聴者に大きな衝撃を与えました。
上の画像は放送当時のハン・ヘギョンさんのものですが、なぜ扇風機おばさんと呼ばれたのか、大きな顔と細い肩のバランスを見ると想像しやすいでしょう。
4年前から頬に異変が?扇風機おばさんはふさぎこむように
実の姉の話によると、2010年以降の扇風機おばさんは教会に通って聖歌を謳うなどして、静かな生活を送っていたと言います。
しかし、2014年頃に頬に膿んだ跡のようなものができてからは元気がなくなり、しきりにその「できもの」を気にする様子が見られたそうです。
そしてその後しばらくして、扇風機おばさんの頬が少し膨れ上がっているような様子が見られたと実姉は語っています。
2018年、呼吸が苦しくなり病院へ!間質性肺炎の疑いがあった
2018年3月、扇風機おばさんから実姉のところに「病院に連れて行って」と、突然助けを求める電話が掛かってきたと言います。
聖歌を練習しようとしても声が出ず、呼吸が苦しいのだと訴え、実姉に伴われて大学病院に向かったところ、「間質性肺炎」を発症している恐れがあると診断。
間質性肺炎とは肺胞壁の炎症や損傷などのダメージを受けたことで、肺の壁が線維化してしまう難病です。扇風機おばさんはそのまま入院をして、検査を受けることとなりました。
顔の異物が内臓に影響を及ぼす?実は異物注入を続けていた!
もう美容整形は行っていないと見られていた扇風機おばさんですが、亡くなった後に実姉が遺品整理をしたところ、部屋から注射器とグリセリンが見つかったそうです。
これを使って異物注入を続けていたものと見られ、これまで入れてきた異物が肺に流れ込んだことで間質性肺炎を発症した疑いも浮上しました。
以前に顔に入れた異物を、整形外科で除去してもらっていたはずの扇風機おばさん。顔にできものが見られた頃に頬が膨れて見えたのは、自分でグリセリンを注入していたからだったのです。
異物が肺に流れた?肺機能はほぼ喪失
顔や体にシリコンなどの異物を入れた場合、ヒトアジェバンド病という免疫系統に異常をきたす病気を起こす可能性があるとされます。
扇風機おばさんの肺の機能は亡くなるまでに完全に失われ、これは整形で顔に入れた異物が肺に流れたことが原因だったのではないか?と彼女の主治医は見解を述べました。
2018年12月15日、享年57才で死去
2018年12月15日、入院していた大学病院で扇風機おばさんことハン・ヘギョンさんは57歳で息を引き取りました。
死因は間質性肺炎でしたが、この病を引き起こした原因が何だったのか、確実なことは分かっていません。
扇風機おばさんの死に世間は?亡くなって悲しいという声も!
『ザ!世界仰天ニュース』などで扇風機おばさんの存在を知った人の中からは、彼女の死に衝撃を受けたという声も多くあがりました。
扇風機おばさん亡くならはったんや!!?仰天ニュースでもやるよな、これ。えーーーー、57歳は若い、、
(引用:Twitter)
他にも子供の頃に扇風機おばさんをTVで見て、「人間の顔ってこんなことになるの?」とトラウマになったと、当時を振り返るコメントも。
美容整形する人って元々ある程度綺麗な人が多いな。韓国の扇風機おばさんも。
(引用:Twitter)
後ほど画像も紹介致しますが、扇風機おばさんはもともと上品な顔立ちの美人でした。しかし、どうして命を危険に晒してまで整形に依存してしまったのか?そのことを悲しむ声もあがっていました。
扇風機おばさんと高須院長の関係は?追悼コメントも!
高須クリニックの高須克弥院長は、2012年に扇風機おばさんが顔の異物を取り除く手術を行った際、そのチームのリーダーとして執刀していました。
訃報を受けた高須院長は扇風機おばさんとカラオケをした思い出を振り返り、SNSで「南無阿弥陀仏」と追悼しました。
扇風機おばさんの死因?間質性肺炎の原因になったのは?
扇風機おばさんの死因となった間質性肺炎は日本でも難病に指定されており、治療方法も確立されていない病気です。
そのため扇風機おばさんがなぜ間質性肺炎になったのか、確実なことは分かっていませんが、整形が関係しているとの見解と、整形は無関係との見解が対立しています。
ここでは扇風機おばさんの死因をめぐる様々な見解について紹介していきます。
通常の間質性肺炎の原因は?
間質性肺炎を発症する原因として考えられているのが、自己免疫疾患や抗がん剤の使用などによって起こされる急激な免疫の低下や、アスベストやカビなどの吸引によるアレルギーといったものです。
しかし間質性肺炎は特定の原因が認められている病気ではなく、上記以外のものが引き金となって発症する可能性も十分にあるとされます。
扇風機おばさんはヒトアジェバンド病だった?
扇風機おばさんが間質性肺炎を発症した原因として考えられているのが、ヒトアジュバンド病です。
ヒトアジュバンド病を根治させるためには体内の異物を全て除去するしかないのですが、亡くなる前の扇風機おばさんの状態ではそれも不可能だったと言われています。
ヒトアジェバンド病とは?
ヒトアジュバンド病とは、かつて豊胸手術に生理食塩水ではなくシリコンを使用していた1970年代頃などに発症が見られた病気で、免疫の低下を招きます。
扇風機おばさんも顔に工業用のシリコンを入れていたことから、ヒトアジュバンド病を起こしても不思議ではないと指摘されているのです。
ヒトアジュバンド病にかかると、自分の細胞を攻撃する抗体が体の中に作られるなど膠原病に似た症状が見られ、免疫の低下から間質性肺炎を引き起こす可能性もあります。
死の原因になったのは皮膚組織の壊死による頭部のダメージ?
扇風機おばさんの死因として、整形が原因で皮下組織に炎症を起こしてしまったのでは?という見解もあります。
扇風機おばさんの体内に入った異物は皮下組織で炎症と繊維化を引き起こし、これが頭部でも発生したことで、重大なダメージを引き起こしたのではないかとも見られているのです。
整形は死因にならない?高須クリニック院長の見解は?
2018年12月18日放送の『news zero』では扇風機おばさんの訃報が報じられたのですが、その際に「整形のきっかけは日本」と紹介されたことを受けて、高須院長は以下のようなコメントを発表しました。
扇風機おばさん、日本には何の責任もありません。僕が昭和大学の形成外科眼科美容外科の混成チームボランティアで大量に注入されて容貌と視力を阻害していた物質を除去する手術を行い生活できるようにしてあげだたけです。
(引用:Twitter)
番組では扇風機おばさんが若い頃に日本にいて、その時期に整形に興味を持ちだしたと伝えたかったようですが、日本で整形したことが死因になったような報道にネットも騒然。
高須院長も現在の日本で行われているような整形が死を招くようなことはなく、死因となったのは闇医者や自らの手で行った不適切な処置であると指摘しました。
実は自殺だった?不健康な生活が原因だったという意見も
整形を繰り返すという通常では考えられない精神状態であったことから、扇風機おばさんの死因は自殺だったのではないか?との噂も流れました。
しかし、扇風機おばさんが自ら「病院に連れてって」と実姉にSOSを出したことや、入院中に亡くなっていることから、自殺の可能性は低いのではないかと指摘されています。
扇風機おばさんは統合失調症?醜形恐怖症だった可能性は高い
扇風機おばさんには幻聴が聞こえていて、その声に追い立てられて異物を顔にいれ続けていたと言われています。
そのことから統合失調症だったのでは?との意見もあがりましたが、入院前の扇風機おばさんは教会に出向いて人とも会っていたことから、鬱などの統合失調症に見られる症状がないとの反論もあります。
しかし、統合失調症ではなくとも自分の顔が醜く見えて耐えられないと感じる、「醜形恐怖症」だったのではないかとの声もあがっています。
死因は整形?扇風機おばさんの現在までの顔の変化!【画像アリ】
人間離れした様相から多くの人に衝撃を与えた扇風機おばさんでしたが、昔は美人で「どうしてこの人が整形を?」と誰もが首をひねるような外見の持ち主でした。
美しかった整形前から、高須院長らによって異物を取り除かれた後の姿、最近の姿まで時系列に沿って扇風機おばさんの画像を紹介していきます。
昔は美人!整形前の扇風機おばさん
上の画像が整形前のハン・ヘギョンさんです。後の扇風機おばさんと呼ばれた姿からは、想像ができないような美人ですよね。
このような綺麗な人がどうして整形を?と疑問に感じてしまいますが、醜形恐怖症は美人の方が罹りやすい傾向があり、些細な箇所が気になって精神を病んでしまうと言われています。
自力で整形を繰り返していた頃の扇風機おばさん
こちらの画像は、自分で工業用のシリコンなどの異物を注射器で注入していた頃のハン・ヘギョンさんです。
「丸い顔の方が可愛い」という妄執に憑りつかれていたとも言われていますが、シャープだった顔がパンパンに膨れ上がっています。
扇風機おばさんとして話題になった頃
こちらが日本のTVでも取り上げられるようになり、「扇風機おばさん」という呼称がついた当時の扇風機おばさんの画像です。
2004年に「瞬間捕捉」という韓国のTV番組に出演したのが、ハン・ヘギョンさんがマスコミの前に姿を現した最初だったとされます。その直後に、日本でも彼女が取り上げられるようになりました。
異物除去手術後の扇風機おばさん
上の画像が2012年に『ザ・ベストハウス123』で、高須院長と昭和大学のチームによって異物摘出手術を受けた後のハン・ヘギョンさんです。
取り除いた異物の総重量はおよそ240gにもなり、その後も定期的に異物をとる手術が行われました。
2014年頃の扇風機おばさんは?見れるようになったと話題に
手術後、だいぶ顔が落ち着いてきたと言われていた頃のハン・ヘギョンさんの姿がこちらです。
「扇風機おばさん」と呼ばれだした当時は、外出すると見知らぬ人から暴力を振るわれるなどな目に遭うこともあったそうですが、この頃には普通に暮らせていたとのことです。
死因となった整形に依存するまでは?扇風機おばさんの経歴【動画アリ】
外見が多くの人に衝撃を与えた扇風機おばさんでしたが、整形を繰り返すようになるまでの経歴も大きな話題となりました。亡くなるまでのハン・ヘギョンさんの経歴を見ていきましょう。