
阿部寛の若い頃がイケメン!モデルだった?数億円の借金をした?
阿部寛は若い頃モデルデビューした当時は本当にかっこいいイケメンでした。その後映画やドラマの俳優として活動しますが、一時期バブル崩壊のため投資に失敗しパチプロで生計を立てる不遇の時代を経験しています。そん阿部寛の各時期について画像や動画をまじえてご紹介します。
目次
[表示]阿部寛の若い頃がイケメンすぎる!昔はモデルだった?画像を紹介
今、渋い役もこなす演技派俳優の阿部寛は、若い頃はモデルとして活躍する超イケメン青年でした。モデル時代の画像や俳優デビュー当時に出演したドラマの画像、また初出演した映画の画像、その他をご紹介しましょう。
モデル当時の阿部寛の画像は?昔もかっこいいイケメンだった!
阿部寛は「メンズ・ノンノ」という男性向けのファッション雑誌でモデルとして活動しました。その時の画像を5つご紹介します。一番上の画像は「メンズ・ノンノ」創刊号、1986年6月号の表紙です。
2番目は「メンズ・ノンノ」1986年10月号、3番目は「メンズ・ノンノ」1987年10月号、4番目は「メンズ・ノンノ」1987年7月号、5番目は「メンズ・ノンノ」1986年11月号の表紙です。
さすがファッション雑誌のモデルだけあって、素晴らしくかっこいいイケメン青年です。
デビュー当時に出演していたドラマは?一覧で紹介!
阿部寛の俳優としてのデビューは1987年の映画「はいからさんが通る」においてですが、ここではデビュー当時に出演したドラマをご紹介します。
- 1988年 「恋をしましょう」、これはドラマのデビュー作品
- 1991年 世にも奇妙な物語「ま・ば・た・き」、これは初主演作品
- 1995年 「八代将軍吉宗」
- 1996年 「天晴れ夜十郎」主演作品
- 1997年 「成田離婚」
- 1999年 「週末婚」
- 1999年 「お水の花道」
ドラマ「恋をしましょう」で俳優デビュー!どんな役だったの?画像は?
「恋をしましょう」は阿部寛のドラマのデビュー作です。1988年3月27日に日本テレビで放映されたドラマです。内容は大学を卒業した2組のカップルの心の擦れ違いを描いたものです。
主な出演者は伊藤かずえ、阿部寛、石橋保、吉田美江となっているので、このドラマで阿部寛の演じた役は1組のカップルの男性の役だったと思われます。上の画像はその時の画像です。
ドラマ「ま・ば・た・き」で初主演!どんな役?
このドラマで阿部寛は土木建築技師の役を演じています。横山めぐみが扮する恋人と結婚式を挙げる直前で、仕事が忙し過ぎる阿部に腹を立てた相手が結婚を考え直すと言い出し、悩みながら建築現場の高所に立ちます。
そこで眩暈を起こし高所から転落する幻覚を見ます。転落の途中恋人の名を呼んで、まばたきをしたら、現実に戻り、高所の現場に斃れていた、という体験をします。
その後は建築資材の調達の遅れのために時間のゆとりが取れるようになり、恋人との仲も復活し、めでたく結婚式に漕ぎ着けます。その場でまばたきをしたらまた転落の幻覚を見て、前の体験も幻覚と悟るという話です。
「孔雀王 アシュラ伝説」で映画初出演!出演時の画像は?
阿部寛が初出演した映画は、1990年に日本・香港で合同製作された「孔雀王 アシュラ伝説」です。この映画の主人公は魔性の少女アシュラです。アシュラを魔界の悪役らがネパールのラマ寺院に封じようとします。
しかし人間界では7日間しか生きられないとわかっていても人間界で生きることを選んだアシュラを、魔界の邪魔から守る役を負った孔雀とコンチェが魔界の悪役を死闘の末に倒しアシュラを守る、という話です。
阿部寛はここで魔界の悪役と闘うヒーロー「孔雀」役を演じています。魔界の悪僧「慈空」を勝新太郎、魔界の悪尼「天輪尼」を名取裕子が演じています。上の画像はこの映画の画像です。
極道役にも挑戦!「大阪極道戦争 しのいだれ」に出演した時の画像は?
上の画像は「大阪極道戦争 しのいだれ」という映画に出演した阿部寛の画像です。この映画は1994年に日本で製作され大映によって配給されました。大阪の極道組織の闘争の物語です。
極道組織、吉留組の組長吉川一平は、彼を「兄ちゃん」と慕う不動産会社の若社長島本忠男と組んでホテル建設のための地上げを請け負います。しかし島本は吉川の囲う女と恋仲になり、彼女は島本の下に走ります。
やくざ組織毒島組の悪だくみで破産に追い込まれた島本は、飛び降り自殺を図るが何とか一命を取り留めます。吉川は命がけでケリをつけようと単身毒島組に乗り込みます。阿部寛はこの島本の役を演じています。
大人気作家の作品にも挑戦!映画「人でなしの恋」出演時の画像は?
上の画像は江戸川乱歩の原作を映画化した「人でなしの恋」という映画に出演した阿部寛の画像です。この映画は1995年10月に公開されたもので、初恋の相手と結婚した女性が夫の奇妙な性癖に悩む話です。
美術学校の生徒だった京子は講師の門野に恋をして結婚するが、やがて夫の門野が深夜屋敷の外の蔵の中で別の女と愛を交わすのを知ります。ところが実はその女とは人形でした。京子はその人形の首を落とします。
その後のある夜門野は蔵の中で自殺し、京子は人形が「私の勝ちです」と言う声を聞くというのです。この夫門野の役を演じたのが阿部寛です。
阿部寛の若い頃の動画を紹介
これは「笑っていいとも!鶴&タモいい男 阿部寛」という番組の動画です。片岡鶴太郎とタモリが阿部寛をいい男のゲストとして招いて、何頭身か測ったりするシーンが出て来ます。
阿部寛は若い頃に借金をした?原因はバブル崩壊?
若い頃、阿部寛は友人に勧められて始めた投資に失敗して大きな借金をしてしまいました。その原因は何か、その後どうしたか、もう借金は完済しているか、など気にかかる点について調べてみましょう。
人気絶頂だった阿部寛
阿部寛は中央大学理工学部電気工学科の出身で、元々芸能界を志望していたわけではありません。大学在学中に「NON-NOボーイフレンド大賞」のオーディションに応募して合格したことがモデルとなる発端です。
身長189cmというスタイルの良さと彫の深いイケメン顔でたちまち「モデルのカリスマ」といわれるような人気絶頂の時代が始まりました。
友人に勧められ投資を始める!
超人気モデルとなった阿部寛のもとには大金が入って来ました。折しもその頃はバブル経済の絶頂期です。彼は友人に勧められて不動産投資に手を出しました。不動産は買えば必ず上がると言われた時代です。
高級マンションを購入
当時の投資用の不動産と言えば先ず土地がありましたが、その他に高級マンションも投資用の不動産でした。高級マンションも買っておけば必ず値段が上がるので、後で売れば儲かることになるのです。
阿部寛はこの高級マンションを投資用に借金までして沢山買い求めました。バブル時代には借金をしても投資をする方が得、というのが常識だったのです。
しかしバブルが崩壊し、値段が下落
バブル時代は1980年代末までで、その後にはンバブル崩壊の時代がやって来ました。これまで値上がりの続いてきた土地やマンションの価値が急激に落ちてしまいました。
阿部寛が購入したマンションの値段も急落しました。
阿部寛は数億円の借金をした?
借金をしてまでマンションの投資に走ってしまった阿部寛には、バブル崩壊でその買い入れたマンションの価値が急落したために、大学を卒業したばかりの年齢で、数億円にも上る借金が残されました。
その後パチプロで生計を立てた?
数億円の借金を抱える阿部にとってまことに不運なことに、バブル崩壊と共にモデルとしての仕事もなくなって来ました。世間では景気低迷でファッションにお金をかける余裕がなくなって来たのです。
また時代の流れは醬油顔が売れる時代に移り、阿部の典型的なソース顔の人気も低迷を来しました。更に俳優としての仕事も、阿部の抜群のスタイルと個性が返って脇役としては使いにくいために制限されました。
若い頃、こんな時代の阿部の生活を支えたのはなんとパチプロの技術です。理工学部出身の彼にはパチンコの器械を見分ける技術があり、パチンコで月およそ15万円の収入を得て、生活しました。
現在は完済した?
パチンコの腕で生活を支える不遇の時代を過ごす中で、彼は不屈の精神を発揮して俳優として立直りました。どんな端役も厭わず引受けるうちに自分でチャンスをつかみ次々と良い役に巡り会いました。
こうして大きな借金も返済でき、2007年の大阪での舞台挨拶で、最近やっと借金の返済が完了したと発表したのです。
阿部寛のプロフィールを紹介
1964年6月22日横浜市に生まれ、中央大学理工学部電気工学科卒業、大学在学中の若い頃雑誌「ノンノ」「メンズノンノ」でモデルの仕事を始め、たちまちイケメンのカリスマモデルとなります。
1987年に映画「はいからさんが通る」に出演して俳優デビューします。しかしバブル崩壊と共に借金を背負い、モデルの仕事もなくなり、俳優としても振るわず不遇の時代を数年間過ごします。
その後舞台「熱海殺人事件モンテカルロ・イル―ジョン」、NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」に出演して復活し、2012年、2015年に映画で日本アカデミー賞、2016年にドラマでアカデミー賞を受賞します。
不遇時代を立派に乗り越えた阿部寛の不屈の精神に感銘!
阿部寛は若い頃のイケメン時代にバブルの崩壊で投資に失敗し多額の借金を抱え、同時にモデルや俳優の仕事も振るわない不遇の時代を過ごします。その数年間はパチンコで生計を立てるという困難を経験しました。
しかしそこで不屈の精神を発揮してどんな端役も引き受けながら、立派に俳優として復活し、今や演技派大物俳優の地位を確立しています。もちろん多額の借金も完済しました。この不屈の精神に深く感銘を受けます。