長嶋茂雄の名言や伝説が凄い!ミスター長嶋茂雄のエピソードを紹介! タレント

長嶋茂雄の名言や伝説が凄い!ミスター長嶋茂雄のエピソードを紹介!

長嶋茂雄さんが語る、数々の名言やエピソードについて見ていきます。名言は野球にとどまらず、人生について深い考察が見られるものも多々あります。しかし天然とも思える長嶋茂雄さん独特の言い回しに堅苦しさを全く感じさせない魅力があり、伝説になっているものもあります。

ミスタープロ野球にして名言メーカー!長嶋茂雄のプロフィール

1936年2月20日生まれ、千葉県印旛郡臼井町(現:佐倉市)出身です。1958年から1974年まで16年間巨人軍一筋の現役生活を送ります。不動の4番打者として1965年からの巨人軍V9に貢献します。

その後は1974年から1980年までと、1993年から2001年までの2回巨人軍の監督になります。監督をしていなかった期間が浪人時代といわれる期間でスポーツ番組以外にバラエティ番組にも出演します。

その浪人時代に独特の天然キャラクターが広く知られるようになり、今現在ある長嶋茂雄さんのイメージが定着します。

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長嶋茂雄の名言50選「天然編」

ここからは、いかにも長嶋茂雄さんらしい天然の名言を見ていきます。これらを読んでいると100%本気で語っている長嶋茂雄さんの声が聞こえてきます。じっくりお楽しみください。

  • ミートグッドバイ=肉離れ
  • アイムソーリーを「アイム 失礼」
  • ビートたけしとゴルフに行く約束「あれ、たけちゃん。今日は誰とゴルフ?」
  • 若手のことを「ヤングボーイ」
  • 「ヤングボーイのバットマン」若手打者の事
  • アメリカにて「(マクドナルドを見て)へえ、こっちにも進出しているんだ」
  • アメリカにて「外人がいっぱいいるな」
  • アメリカにて「(注文の際)アイアムチキン」
  • アメリカにて「(出会いの挨拶として)See you again」
  • アメリカにて「英語がうまいなあ」
  • アメリカにて「Please call me taxi」(タクシーを呼びたかった)
  • 「How old おいくつ?」
  • 「耳からタコがでるくらい口うるさく・・・」
  • 大牟田での講演で「まな板のコイに乗る」
  • 「いいかげんにしてよ。僕にだってデモクラシーがあるんだ」コンパニオンの妻とのデートを報道陣に追い回され
  • 「ベースボールはイングリッシュのスポーツ」
  • 「松井君にはもっとオーロラを出してほしい」
  • 「雨降ってグランド固まる」
  • 「魚へんにブルー」鯖の事
  • イギリスに旅行「イギリスにはアメリカ人がいっぱいいるんだなあ」
  • 「皆さん、がんばってください」駅でたまたま新婚旅行客の一団と一緒になり、何かお言葉をと言われてひとこと。
  • 「なんだこれ?混ぜご飯か。豆が入ってるぞ。小豆だ。もち米かな?なんだ?うまいな」赤飯を食べた時の発言
  • 「ラッキーセブンの3!」(好きな番号を聞かれて)
  • 長芋を貰って「いやぁこんな長い山芋見たことない。ありがとう!(ニッコリ)」といって目の前でバキバキ折ってから車のトランクに載せて帰った
  • 桑田に貰ったうなぎパイを食べてうなぎの味がしないとクレーム
  • 片方の足に靴下両足分履いて「靴下がない」
  • ファンが「長嶋さんと同じ誕生日なんですよ」と言ったのに対し「へぇ、あなたの誕生日いつ?」
  • NYのクリーニング屋に入って一言「あの服売ってくれ」
  • 英和辞書を引いているクラスメイトに「凄い本を読んでいるね」
  • 本を出した時ファンから「あの本面白かったです」と言われた時に「そうらしいけど僕はまだ読んでないんだ」
  • 試合後「車の鍵がない」と大騒ぎ、周りの選手も大騒ぎ、「ごめん。今日は、新聞社の方の車に乗せてきてもらったんだ」
  • 試合後「車の鍵がない」と大騒ぎ、周りの選手も大騒ぎ、「ごめん。今日は、電車で来たんだ」
  • 一茂の小学校の卒業式で式辞をつとめるも、あまりの長さに途中で壇上から降りるように言われ、「時間がないんですか?それじゃ、続きはまた来年」
  • 画廊に絵を見に行って「この額縁は素晴らしいね!」→実はその画家は額縁にこだわる人で、長嶋茂雄の見る目は正しかった。
  • 「今日はSMAPのキムラタロウ君に会ってきたよ」
  • 「ついに閉幕を閉じる時期にきましたね」
  • 「日本人は農耕民族として、ディフェンス的な生き方をしてきた」
  • I live in Edo.I live in Tokyo. を過去形に直せという、落第させないように立教大が用意した問題に対する解答。
  • 「赤、白、ブルー」フランス国旗に対するミスターの解説。ミスターはブルーが大好き。
  • 「相撲に負けて試合に勝った、ということでしょうか」この名言のおそろしいのは、野球解説での発言であるということ。巨人、大鵬、卵焼き。
  • んーミレニアム、千年に一度あるかないかのビッグイヤーですね~
  • 7月はね、スクランブルプッシュです。いわゆる、イケイケです。
  • それはいわゆるブック的なものですか?

(引用:NEVERまとめ)

  • 野球というスポーツは人生そのものです
  • スターというのはみんなの期待に応える存在。でもスーパースターの条件は、その期待を超えること
  • ショービジネスとしてね、見せる一つの商売からいきましてね、同じ負けでも全くいい負け方であったというイメージを持って、ファンに家路についてほしい
  • 危なかったね。”ぎょく”ですよ、ぎょく。当たっていたら”ぎょく”が粉々ですよ
  • もしかして背が伸びる病気?
  • モーグルヒルはどうだった?
  • 昨夜は遅かった。ホテル帰って、シャワー食べて、ウドン浴びたら、もう12時でしたから

(引用:まるちょん名言)

長嶋茂雄の名言50選「野球編」

ここからは野球に関する名言を見ていきます。野球編にも天然と思える名言が多々あります。しかし、思わずうなずき、なるほどと妙に納得できるものも多くあります。

真摯に野球に向き合っている長嶋茂雄さんだからこその名言もご紹介しています。

  • 「ジャイアンツの監督は大変ですよ、毎日がジャイアンツ戦ですから」
  • 打者のことを「バットマン」
  • 「打つとみせかけてヒッティング」
  • 「今年の清原君はシャープが鋭くなって」
  • 「ジャイアンツの4番はバットを短く持ってはいけない、
    だから投球後に短く握り直すんですヨ」
  • 「バースデイアーチ、打った事無いんですよ~」(誕生日:2月20日)
  • 「代打、バント土井」(相手は当然のことながら前進守備。しかし、露骨なので相手が迷う事も)
  • 「いいな、みんな。槇原が緊張するから完全試合なんて口にするな」(隣に槇原)
  • 「来た球を打て」
  • 「一点でも多くとった方が勝つでしょう
  • ゴロは自分で取る、フライはショートに捕らせる
  • 打撃論「打つべきときに、打つべき球を打つ」
  • 「ところでお前誰だっけ?」入来を散々説教したあとの言葉
  • 「ピッチャー阿波口」→ブルペンの阿波野と川口が大あわて
  • 「ライフワークの中で非常にメモリーです」(新人王獲得について聞かれて)
  • デーブ大久保が長嶋監督に、「監督、少しスィングがおかしいので見てもらえますか」 (素振り)監督「うーん、どれどれ」(バットを持ってしばらく素振り)大久保にバットを返して「どうだった?オレのスウィング」
  • 「開幕10試合を7勝4敗でいきたい」
  • 「野球の勝負は家に帰って風呂に入るまでわかりません」
  • 「球がこうスッと来るだろ、そこをグゥーッと構えて腰をガッとする、あとはバァッといってガーンと打つんだ」
  • 「キューバもアイアンからウッドに変わって」(金属バットから木製バットに・・)
  • 2002年8月26日の都市対抗野球でも「アイアンからウッドに変わって、試合のテンポがよくなった。ウッドの快音もいいですね」
  • バントなどの小技を「小物」
  • バッティングのことを「バリング」
  • 開幕10試合を9勝2敗でのりきりたいですね。

(引用:NEVERまとめ)

  • 結果が悪ければ天もファンも見限る。それが監督業。負けるのは監督が悪い
  • 魂を込めて打てば、野手の正面をついたゴロでもイレギュラーする
  • 絶対に負けちゃいけない日、私はベンチで異常になる
  • 努力してますと練習を売り物にする選手は、プロフェッショナルといえない
  • プロなら陰の苦労や苦悩を人前でみせるべきでない
  • チームコンダクターっていうのはね、いつも顔色をよくしとかんといかんのですよ。コンダクターが暗い顔でいたんじゃ仕様がない。体調をよくして、いつも元気いっぱいなところを見せないと選手はついてこないし、チームも元気がなくなるもんです。
  • 口惜しかったさ、そりゃもう。でも、あれほどいい三振もなかった。あれほど生きた三振というのもなかった。
  • スランプなんて気の迷い。普段やるべきことを精一杯やって、土台さえしっかりしていれば、スランプなんてありえない。ぼくはいつも、「オレは絶対打てる」という気持ちでボックスに立っていますよ。
  • グランドに出たなら、先輩後輩の序列はないんだ
  • デビュー開幕戦でも4連続三振。監督としても最初は最下位。あとはよくなるばかりだと思うしかなかった
  • なぜ逃げるのか。打たれて命を取られるのか。打たれたからって命を取られるわけないんだ。逃げるな
  • 二岡、ここは打たなくていいぞ
  • 男だけについている袋を揺らさないようにして振れ
  • ピッチャーゴロは、取らないで俺に任せろ!サードとして一番の見せ場なんだから

(引用:まるちょん名言)

  • 野球選手には人間関係で悩む暇などない。すべてはバットを振り、ボールを追いかけることで解決すべきなのだ。
  • ショービジネスとしてね、見せる一つの商売からいきましてね、同じ負けでも全くいい負け方であったというイメージを持って、ファンに家路についてほしい
  • 僕は三塁のホットコーナーを守ってやってきた。三塁ベースは僕の恋人です。それが守れなくなったら潔く引退します。
  • 小さな白い球との長い戦いが終わったことを知りました。
  • 「あしたはきっと良いことがある」。その日、ベストを出しきって駄目だったとしても、僕はそう信じ、ただ夢中でバットを振ってきました。悔いはありません。
  • 若いプレイヤーが昔のように心から感動したり、感動しきれない。それは、やはり時代でしょう。

(引用:癒しツアー)

  • 記者にヤクルトについて聞かれ、「今年のスズメ軍団は恐ろしいよ…」(※本当はツバメ)
  • 僕は、巨人軍の4番打者だよ。サインなんて、“打て”以外に、あるわけないじゃない

(引用:FM93 AM1242 ニッポン放送)

  • 1994年中日との最終戦で直接対戦する優勝決定戦を控えたミーティングで選手に対して放った言葉、「勝つ、勝つ、勝~つ」

(引用:TiPS)

  • 春のスプリングキャンプへようこそ

(引用:fundo)

  • 松井のロングできまりました

(引用:Twitter)

長嶋茂雄の名言50選「人生・思考編」

野球編同様に、天然なものもあります。しかし、超一流の野球人として生きてきたからこそ出てきたと思えるような深い言葉も見られます。

  • 「勝負はネバーギブアップしてはいけない」
  • 「失敗は成功のマザー」
  • 「俺はカンニングの天才、一度もばれた事がない」
  • 「昨日も午前2時に寝て、午後5時には起きましたからね。5時間も寝れば十分です」
  • 「初めての還暦」
  • 「花屋になりたい」 インタビューでプロ野球選手以外になりたい職業を聞かれ、まさかの回答。ちなみに青いバラの花言葉は「神の祝福」。
  • 小さなボールと一本のバットには運命と人生がつまっている

(引用:NEVERまとめ)

  • いつもずっと思っていることは、現実になっていきます。よいことを常に思っていましょう
  • 雨を喜び、風を楽しみ
  • なにか一つのことに脇目も振らずに打ち込める時期を持てる人は幸せかもしれない。今の若い人達はのめりこめるものを見失っている。不幸な時代だとは思うけども、時代のせいにするのはどうかな

(引用:まるちょん名言)

  • 挫折してもプライドは失わない、それは努力しているからだ
  • ウサギとカメならカメでいい。我慢する勇気が重要なんです
  • 長嶋茂雄であり続けることは、結構苦労するんですよ。
  • 努力は人が見てないところでするものだ。努力を積み重ねると人に見えるほどの結果がでる。
  • 少なくとも、セオリー通りの安全な道ばかり歩いていては、生きがいなんか生まれませんよ。ときには冒険も必要です。周囲の批判を恐れず、「俺はできるんだ」とやり抜く– それが男のロマンでしょう。
  • 英語で「サムシング」といいますね、「何か」。そのサムシングをつかむのは、理論でもトークでもない。やっぱり心と心のぶつかり合いですよね。
  • 感動を知らない人生というのは、何か生きている味わいみたいなものがないわけです。
  • 何かに感動しながら日々新たな気持ちで挑戦して行く。これこそ生きる上での一番の王道と言えるのではないでしょうか。

(引用:癒しツアー)

  • 本気ですれば大抵のことはできる。
  • 本気ですればなんでもおもしろい。
  • 本気ですれば誰かが助けてくれる。
  • 12年間の浪人時代を経て監督復帰した時、「僕は12年間漏電していましたから」

(引用:TiPS)

  • 新たなる抱負が、はじまりのスタートであります。
  • 興が乗るとマイクを握ることはあるんですよ。ええ、いわゆるひとつのカラオケですか

(引用:fundo)

  • 第2次監督時代、開幕前イベントで発した「始まりのスタート」
  • 我が巨人軍は永久に不滅です!

(引用:ミドルエッジ)

  • 僕の胸に飛び込んできてほしい
  • 宙を舞うということを久しぶりに体験させてもらった
  • みんな、とっても喜んでくれるでしょう。喜んでいる顔を見ていると、また何か他の物をやりたくなっちゃうんですね
  • 出すぎると値打ちが下がる。ファンの皆さんに叱られちゃうよ。
  • あほ、優勝しなきゃ二位もビリも同じだ。
  • オレは辞めないよ。ここでチームを手放したら、これまでの六年間、なんのために働いてきたかわからん。
  • 太ってしまってイメージが違ってしまったら、ファンに対して申し訳ないだろう。オレのファンは違うんだよ。特別なんだ。
  • 感動も落胆も、その日限り。
  • 終わったことは忘れろ、明日がある。
  • 燃えるものはいつかは消える。その燃え方が激しければ激しいほど消えるときは寂しい。私は燃える男といわれてきたが。
  • ツキはどこからか勝手にやって来るものではありません。ツキを呼び込むのは、実力ですよ。
  • 人間、考えて悩み抜いて、さあ、どうにでもなれ!と腹を据えたときは強いもんですよ。
  • 戦いなんだよ。人間同士の勝負なんてね。理屈や練習だけでは割り出せないものがあるんだよ。
  • オレは子供の頃から一度も野球以外の職業を考えたことがない。
  • すぎたことをいつまでも覚えていても仕方ない。オレはいつも明日に生きるんだ。
  • 闘志を失った者は、その時に勝負師の資格を失うんだせ。
  • 体の中にシトシト雨が降っている。
  • オレはいつだってフル回転さ
  • ウソだと思ったらオレの目を見てくれ。この摩周湖のような澄んだ瞳を。
  • マイアミビーチは美人が多いですよ。でも、話しかける勇気もないし、見るだけで満足してます。
  • いっしょに生活してはじめて家庭人としても立派な川上さんを見させてもらった。なんだか、しばらく住み着きたくなったよ。
  • ボクは早く金田さんのようにたくさんのトロフィーを飾りたい。
  • 僕はね、選手たちにこういっているんです。どんな試合でも毎試合毎イニングを常に1点差を追ってる9回裏のつもりでやってくれとね。
  • 生きるということは色々な要素があるのでしょうけど。でもやっぱり、自分を信じながら生きるということでしょう。

(引用:Twitter)

長嶋茂雄伝説!ミスターはエピソードも凄かった!

ここまでは長嶋茂雄さんの数々の名言を見てきましたが、ここからはそのエピソードについても見ていきます。プロアスリートとしてのエピソードや天然の面白さが表れているエピソードもお伝えします。

職業は「長嶋茂雄」、好きな四文字熟語も「長嶋茂雄」

気に入っている四字熟語を書いてほしいと頼まれたときに「長嶋茂雄」と堂々と書いたといわれています。

また、ホテルでチェックインするときに書く宿帳の職業欄にやはり「長嶋茂雄」と書いたというエピソードがあります。

「長嶋茂雄」そのものが長嶋茂雄さんの職業になっているということに、理解を示す人は多くいます。もはや伝説の人といっても過言ではありません。

デビュー戦で4打数4三振だが大打者の風格が漂う

国鉄の金田さんは慢性的な肘の痛みがありましたが、1958年は暖冬で肘の調子が良かったのです。その年の4月5日長嶋茂雄さんは先発出場でデビューし金田さんと対戦します。結果は4打席連続の三振でした。

しかし、その全てが全身全霊を捧げたフルスイングによる三振でした。金田さんはスイングスピードが速いと感心します。しかも金田さんが絶好球だったと振り返るその球をバットに当てたのです。

捕手をしていた谷田さんは、その時の長嶋茂雄さんについて、「完璧に抑えられたのに、小細工をしない。こんな打者は今まで見たことがない。いずれ長嶋は怖い存在になる」と語っています。

前人未到の新人トリプルスリーを逃す

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トリプルスリーとは打率3割、本塁打30本、30盗塁のことをいいます。プロ野球史上10人が記録していますが、長嶋茂雄さんはあと一歩のところでこの記録を逃しています。

1958年は打率.305、37盗塁、本塁打29本という記録になっています。9月19日の試合で打球は外野席まで運びながら、長嶋茂雄さんは一塁ベースを踏み忘れてダイヤモンドを一周しました。

これで本塁打を取り消され、記録はピッチャーゴロになってしまいました。この時一塁ベースを踏んでいれば、長嶋茂雄さんは巨人軍唯一のトリプルスリーを達成していました。

プロ野球の方向性を決定づけた、天覧試合でのサヨナラHR

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昭和天皇が皇居から水道橋方向を見ていると光がみえました。その光について「あの灯りは何か?」と侍従にたずねました。「プロ野球のナイター試合であります」との回答から、昭和天皇は野球に関心を示されました。

1959年6月25日、後楽園球場での巨人対阪神戦が天覧試合として催されました。試合は4対4の同点のまま9回に入り21時を過ぎていました。天皇・皇后が観戦できるのは21時15分まででした。

21時12分、9回裏に長嶋茂雄さんがサヨナラ本塁打を放ち両陛下は試合結果を見届けることができました。この観戦はプロ野球が日本の代表的なプロスポーツの地位を獲得したことを示す契機といえます。

守備位置はサード、なのにセカンドゴロを取る!

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打撃だけではなく、守備でもファンを魅了し続けた長嶋茂雄さんです。すばやいダッシュから捕球、そして流れるような動作で一塁に送球してアウトを取りに行く姿は華麗です。しかも守備範囲がずば抜けて広いのです。

長嶋茂雄さんが正三塁手になってから、遊撃手の名人である広岡さんがかすんでしまうほどでした。本来遊撃手が捕球するはずの球も、長嶋茂雄さんが捕球してしまうのです。

それどころが二塁手の守備範囲にまで行き、セカンドゴロを2回捕ったことがあります。抜群な瞬発力に加え、目立ちたいという意識が強かったためこうした記録が残されているわけです。

野村克也のささやき戦術を天然で破る

バッターボックスに入った打者に対してささやき、動揺させる戦術を野村克也さんは得意としていました。野村克也さんは歓楽街の高級クラブに行き、ホステスからあらゆる選手の情報収集をしていました。

このささやき戦術に動揺したり怒り出したりする選手がいますが、長嶋茂雄さんには全く効かなかったようです。「よく知っているねぇ、どこで聞いたの?」と会話が始まることもありました。

また、野村克也さんは「次はスライダーを投げる」とささやきつつ投手には直球を要求しました。長嶋茂雄さんはその時ホームランを放ち、「本当にスライダー投げちゃだめだよ」と野村克也さんに言います。

入団したての定岡正二への質問「君、童貞?」

入団したての定岡さんに、長嶋茂雄さんは宮崎の大淀川畔にて「定岡、お前、詰襟から洋服着るんだなぁ、初めてか?嬉しいか? 洋服着て」とエールを送っています。スーツのことを「洋服」と表現しています。

ユニフォーム姿と制服姿の定岡さんしか見たことのない長嶋茂雄さんは、そのどちらかしか着ないものだと思っていたようです。当時の映像では、定岡さんが困惑しているのが見て取れます。

さらに、定岡さんを「君、童貞?」というような質問をして困惑させています。

セコムのCM出演中に泥棒にあう

2002年8月7日、包丁を持った男が長嶋茂雄さん宅の勝手口から侵入し、長女の三奈さんと写真を撮らせろ、とお手伝いさんを脅しました。三奈さんは不在でしたが長嶋茂雄さんが在宅でした。

長嶋茂雄さんが侵入者の対応をすることになるのですが、短パン姿では失礼と身なりを整えます。侵入者は、あこがれの長嶋茂雄さんが自分に会ってくれる、と頭が真っ白になりその間に逃走します。

その後の記者会見で長嶋茂雄さんは報道陣からセコムをしていたのかと突っ込まれます。当日はスイッチを切っていたとのことですが、翌日のセコム株価は大暴落しています。

後楽園球場、一茂置き忘れ事件

長嶋茂雄さんは自身のプレーを当時小学生だった息子に見せようと、球場に連れて行きました。その日は3打席3三振に終わり、頭にきていました。そしてすっかり一茂さんのことを忘れてしまいました。

帰宅した長嶋茂雄さんに妻が「一茂は?」と問われて初めて一茂さんを球場に置き去りにしてきたことに気づきます。一説ではどこかで遊んでいるんだろうと、なお気づかなかったという説もあります。

結局、球場からの電話で一茂さんが審判室に保護されていることを知ります。

だれからも愛されるミスター

ここまで長嶋茂雄さんの名言やエピソードについて見てきましたが、常人離れしたアスリートとしての集中力や、常人離れした面白さが人々を惹きつけています。

同じことを一般人がやればただの変な人と言われかねないことでも、長嶋茂雄さんがすれば伝説として語り継がれていきます。それは人々が長嶋茂雄さんを愛してやまないからです。

純粋に野球を愛し続ける長嶋茂雄さんの姿を、人々は愛しているのです。

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