
イチローの最高年棒に驚愕⁉︎現役時代の年俸推移や生涯年収も公開!
2019年3月に引退を発表した世界最高の野球選手「イチロー」の年俸をご存知でしょうか?プロ野球時代、大リーグ時代ともに、その額はケタはずれです。ここでは、イチローの最高年俸や収めた税金の額をまとめ、引退後の驚くべき計画についてもご紹介します。
目次
[表示]イチローのプロフィールを紹介
ここでは、本名や生年月日、ポジションなどイチローの基本的なプロフィールは振り返っておきましょう。
- 本名:鈴木一朗
- 生年月日:1973年10月22日
- 身長:180㎝
- 体重:79.4㎏
- 血液型:B型
- 星座:天秤座
- 出身地:愛知県西春井郡豊山町
- 投球:右投
- 打席:左打
- ポジション:外野手
私生活では、1999年にアナウンサーの福島弓子と結婚しています。野球選手としては2019年、45歳で引退するまでに4367本もの安打を記録しており、ギネス記録にもなっています。
野球が趣味というほどの野球好きですが、車にもこだわりがありようで、「スカイライン」、「ポルシェ」などの車種を所持しています。
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イチローの最高年棒はどのくらい?
日本球界で好成績を収めたのち、メジャーリーグへと転身し30年近くに渡って活躍してきたイチロー。はたして最高年俸はどれほどまで上昇していたのでしょうか。
ここでは、イチローの最高年俸や収めた税金の最高額、平均年俸、年俸の総額などをご紹介していきます。
最高年棒は18億円⁉︎
イチローの最高年俸は約「18億円」です。この金額は当時の日本人の年俸としては最高額です。しかもこの18億円という額は、2008~2012年の5年間も続いています。
この時期のイチローはシアトルマリナーズの一員として、リーグ最多安打を記録するなど第一線で活躍していました。
桁外れな年俸もイチローの他の選手には真似できないプレイの質を考慮すると打倒といえるでしょう。
当時は5億円以上の税金を払っていた?
余談ではありますが、当然ながら収入が多くなればなるほど支払う税金も高額になります。アメリカの税金はレ「連邦税」・「州税」の二種類にわかれています。
イチローの連邦税は所得の39%(ワシントン州の州税率は0%)であり、最高年俸約18億円を得ていた際は5億円に上る税金を納めていた計算になります。
なお、当時のイチローはCMや広告などでも収入があったため、5億円に加えてさらに税金を納めていたものと考えられます。
平均年棒も億を超えている
プロ入り3年目までは年俸1000万円以下だったイチローですが、5年目からは1億円を突破し、以降引退までの約30年間、3億円~18億円の年俸で推移しています。
そのため、平均年俸は6億円ほどにも上ります。日本人の生涯収入は2.5億円ほどですから、イチローは年間で日本人約2.5人分の生涯年収を稼いでいたことになります。
イチローの年棒総額は150億円以上!
イチローがメジャーはリーグで稼いだ年俸の総額は約187億円、国内で活躍していた時期に約2億円ほど稼いでいますから総額はなんと約190億円です。
この金額は大企業を買収するなど大規模で組織的な資金運用における予算というレベルであり、個人が稼ぎ出す範疇を大きく超えています。さすがイチローといったところでしょう。
イチローの年棒推移は?
イチローは1992年にプロ入りして以来、2019年(46歳)で引退するまでの実に28年間野球に打ち込んできました。全盛期には年俸約18億円に達するなどその活躍は誰もが知るところです。
ここでは、充実した野球人生を歩んできたイチローの年俸の推移をご紹介します。
イチローのオリックス時代の年棒は?
まずは、日本プロ野球での年俸の推移からご紹介します。
西暦 | 年齢 | 年俸 |
1992年 | 19歳 | 430万円(契約金4000万円) |
1993年 | 20歳 | 800万円 |
1994年 | 21歳 | 800万円 |
1995年 | 22歳 | 8000万円 |
1996年 | 23歳 | 1億6000万円 |
1997年 | 24歳 | 2億6000万円 |
1998年 | 25歳 | 4億3000万円 |
1999年 | 26歳 | 5億円 |
2000年 | 27歳 | 5億3000万円 |
高校時代から将来を有望視されていたイチローは、1992年高卒のドラフト4位指名でオリックス・ブルーウェーブに入団します。
契約金は4000万円、年俸は430万円での入団でした。1993年にはスタメンに起用され、ホームランを放っています。翌94年には登録名を本名から、お馴染みの「イチロー」に変更しました。
1996年、23歳では5年連続の首位打者に輝き年俸は一億円を突破、オリックスの日本シリーズ連覇に貢献しました。
イチローのシアトル・マリナーズ時代の年棒は?
続いてはメジャー転向後、シアトル・マリナーズでの年俸の推移をご紹介します。
西暦 | 年齢 | 年俸 |
2001年 | 28歳 | 約6億9,133万円 |
2002年 | 29歳 | 約4億6,200万円 |
2003年 | 30歳 | 約5億4,133円 |
2004年 | 31歳 | 約7億200万円 |
2005年 | 32歳 | 約13億7,500万円 |
2006年 | 33歳 | 約14億5,000万円 |
2007年 | 34歳 | 約14億7,500万円 |
2008年 | 35歳 | 約18億5,400万円 |
2009年 | 36歳 | 約16億9,200万円 |
2010年 | 37歳 | 約15億8,400万円 |
2011年 | 38歳 | 約14億4,000万円 |
2012年 | 39歳 | 約14億4,000万円 |
イチローのメジャーリーグ転向は2001年で、前年11月にマリナーズが約1300万ドルでイチローを獲得しました。当時、野手でメジャーリーグに進出した日本人はおらず、活躍は疑問視されていました。
しかし、開幕戦早々2安打1得点で存在感を見せつけます。以降その活躍は留まることを知らず2002年にはリーグ出塁率トップ、2007年には連続盗塁成功41回など数々の記録を打ち立てます。
2008年には「打率3割」、「オールスター選出」、「ゴールドグラブ賞」の連続記録が8年に達し、年俸も約18億円に至りました。
イチローのニューヨーク・ヤンキース時代の年棒は?
イチローは2013年、ニューヨーク・ヤンキースに移籍しています。ここではヤンキース時代の年俸をご紹介します。
西暦 | 年齢 | 年俸 |
2013年 | 40歳 | 約6億3,700万円 |
2014年 | 41歳 | 約6億8,900万円 |
自身の意向もあってヤンキースに移籍したイチローは、年俸こそ最盛期から比較すると大幅に下回ったものの、メジャーリーグ試合出場数が2000を超え、日米通算4000本安打を達成しました。
イチローのマイアミ・マーリンズ時代の年棒は?
2015年、イチローはマイアミ・マーリンズへ移籍します。
西暦 | 年齢 | 年俸 |
2015年 | 42歳 | 約2億4,200万円 |
2016年 | 43歳 | 約2億1,800万円 |
2017年 | 44歳 | 約2億2,400万円 |
マーリンズ時代のイチローの年俸は、ヤンキース時代と比べてもかなり下がっており、一時不調もありました。
しかし地道な努力を重ね、2016年には史上30人目のMLB通算3000本安打を達成しました。
イチローの現在の年棒は?
45歳を迎えた2018年には所属球団未決定の状態でしたが、古巣のシアトル・マリナーズに復帰することが発表されました。
西暦 | 年齢 | 年俸 |
2018年 | 45歳 | 約8,250万円 |
2019年 | 46歳 | 約8,175万円 |
最終成績は「打率2.05」と低迷してしまったものの、人気は相当なもので、復帰の第一戦目では数多くのファンがスタンディンオベーションでイチローを応援しました。
イチローの引退後の収入計画が話題!
2019年、28年に渡ってトッププロであり続けてきたイチローがついに現役引退を発表する記者会見を日田来ました。ここでは、イチローの引退後の動向についてご紹介します。
イチローは2019年3月に現役引退を発表
イチローの引退会見が開かれたのは、2019年3月21日です。この会見にてイチローは、「後悔などあろうはずがありません」と自身の野球人生に対する自負を語っています。
なお、監督への移行を考えているか問われた際には「絶対無理」、「人望がない」と冗談交じり述べました。
偉大な選手の引退会見であるにもかかわらず、湿っぽくならず、終始イチローらしいよい会見だったと評価されています。
全盛期報酬の一部は引退後に受け取り!
引退後、早速イチローは世間を驚かせました。なんと最盛期であるマリナーズ時代の年俸を引退後の受け取り契約にしていたというのです。
しかもこの契約は利子つきでマリナーズに預けるという形式をとっていたため、受け取り時にはかなりの金額が増加しているものと考えられています。
イチローの行動にアメリカでは絶賛の声
イチローのビジネスライクで後のことが計算された報酬の受け取り方法は、ファンだけでなくアメリカの市民から「先見の明があった」と称賛されています。
引退後もイチローの年収は数億円ある?
米経済誌によると、2001年から2004年の報酬については一部後払いにし利子分を受け取る、2007年から2017年の報酬については毎年500万ドルを後払いで受け取る契約となっていたようです。
2019年時点でイチローがマリナーズに預けている金額は約27億5000万円、これに利子が5.5%乗る契約です。支払いは2020年から開始されるとのことです。
イチローは資産家としてもトップクラスのアスリート
イチローの資産は年俸だけではありません。「ユンケル」を代表としたさまざまなスポンサー収入のみならず、資産管理会社も設立、運用を妻の福島弓子に任せています。
また、州税が0%の州に拠点を設けることで節税も行っており、総資産は300億円にのぼるともいわれています。野球選手としてではなく、資産家としても一流なのがイチローです。
野球だけでなくビジネスでも抜かりないイチローの活躍に期待!
今回は名実ともに一流な「イチロー」の生涯年収の推移や、引退後の驚くべき収入計画についてご紹介しました。
日米通算安打数やゴールデングラブ賞などの野球での栄誉のみならず、報酬の運用の面でも抜け目なく行動できるイチローのアイデアの巧みさに驚いた人も多いのではないでしょうか。
野球だけでなく、資産家としての才覚もなみはずれたイチローですから、引退後も各所での活躍が期待されます。