デスクリムゾンとは?伝説のクソゲー?評判や不可解な点まとめ! 芸能人

デスクリムゾンとは?伝説のクソゲー?評判や不可解な点まとめ!

歴史に名を残すクソゲー「デスクリムゾン」をご存知でしょうか?個性的な名言や謎のOP、怖いロゴが話題を集め、絶大な人気を誇っています。ここでは、ポプテピピックでのパロディや、なぜか2018年に発売されたサントラもあわせてデスクリムゾンの魅力をご紹介します。

目次

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デスクリムゾンとは?伝説のクソゲー?

クソゲーの中でも伝説と呼ばれる「デスクリムゾン」ですが、一体どのような内容なのでしょうか?また、デスクリムゾンはなぜクソゲーになってしまったのでしょう。

ここでは、デスクリムゾンのあらすじや口コミでの評価、クソゲーとして世に出た原因などをご紹介していきます。

デスクリムゾンは、エコールソフトウェアが発売したガンシューティングゲーム

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「デスクリムゾン」が世に出たのは、1996年の8月9日です。ハードはセガサターンで、ジャンルはガンアクションゲームとして発売されました。

発売元は元々コンピュータの支援設計業務を行っていた「エコールソフトウェア」です。セガサターンにおいて、「バーチャコップ」に次ぐ二作目のガンコンに対応するソフトとして注目を集めました。

デスクリムゾンはクソゲーとして有名?あらすじは?

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デスクリムゾンのストーリーは、主人公「越前康介」が傭兵として参加した戦いで敗北し、逃げ込んだ遺跡で「クリムゾン」と称される不思議な銃を入手することからはじまります。

「クリムゾン」の入手から10年後、越前康介は医師として生活していました。ところが、ヨーロッパで「KOT症候群」なる奇病が発生します。

この事態をクリムゾン入手の記憶と関連づけた越前は、現地へ向かいます。しかし、そこでは魔物が跋扈していました。越前はクリムゾンを手に、謎を解くために戦いを開始します。

デスクリムゾンがクソゲーになってしまった理由はスタッフの人数や経験不足?

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デスクリムゾンがクソゲーとなってしまった要因の一つに、スタッフの経験不足があげられます。

というのも、発売元のエコールは、建築関係の業務用ソフトを中心に行っていた会社であり、本格的な家庭用ゲームの開発はデスクリムゾンが初めてといってよい状態でした。

また、開発時、スタッフの人数も足りない状態だったといわれています。そのような状況な中、多くのアイデアを実践しようとしてしまい、結果として多くの問題点があるまま発売されたのです。

デスクリムゾンはクソすぎて口コミで人気に?

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本来であれば、数あるクソゲーの一つとして埋没していくはずのデスクリムゾンでしたが、あまりのクソさにゲームファンから逆に注目を集めることになります。

謎の演出やユーザーランキングにおける継続する低評価から、ゲームファンたちは、デスクリムゾンを親しみを込めて「クソゲーの帝王」、「デス様」などと呼称しました。

そして、発売から23年経過した2019年現在においても、デスクリムゾンは、伝説のクソゲーとしてゲーム史で語り継がれる存在になったのです。

デスクリムゾンへの雑誌レビュアーの評価は?酷評?

多くの問題を抱えたまま発売されたデスクリムゾン、当時のゲーム雑誌でのレビューや口コミ評価は惨憺たるものでした。

雑誌レビューでは、「本当に発売するんですか?」、「ガンコン置いて帰りました」、「ゲームに点数をつけることに限界を感じた」など、厳しい評価が連なっています。

なお、ファミ通のクロスレビューにおける点数は「13点」と低評価であり、これは、後に発売された「大奥記」と並んで同レビューでの最低クラスです。

デスクリムゾンは読者投票ランキングで最下位を獲得

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デスクリムゾンは、ゲーム雑誌の読者ランキングでもぶっちぎりの最下位を記録していました。この記録は、セガサターンの発売が終了するまで破られることはありませんでした。

当時、紙面では「今週のデス様」という特集が組まれるほどであり、最下位レースで一位を守り続けられるかが注目の的となっていたのです。

デスクリムゾンは現在も大人気?ポプテピピックで公認のパロディも

ブラックユーモアや時事、数々のパロディで人気を博した2018年アニメ「ポプテピピック」にて、デスクリムゾンがネタとして取り上げられました。

デスクリムゾンのパロディが放映されたのは第12話で、デスクリムゾンOPの不気味な様子が再現されています。なお、再現度はかなり高く文字のフォントや粗いグラフィック、台詞なども原作に忠実です。

しかもこのパロディ、公式公認のもと実施されています。開発者たちもネタとして、デスクリムゾンを謳歌しているようです。

デスクリムゾンのプレイ動画はある?

youtubeには、デスクリムゾンのプレイ動画が多く投稿されています。いずれも再生数は多く、真面目な攻略からネタ動画までさまざまです。

動画投稿主には、「クソゲーといわれているが面白い」という肯定派も存在するようです。また、どの動画も評価も高くコメント欄では、作中の台詞が多く寄せられていて、デスクリムゾンの人気振りがうかがえます。

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デスクリムゾンがクソゲーと言われる理由は?不可解な点まとめ!

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デスクリムゾンが「クソゲー」といわれる理由はさまざまです。不気味なOPや主人公のコードネーム、BGMなど演出面に加え、操作性やグラフィックといったゲーム面も最低クラスです。

ここでは、そんなデスクリムゾンの不可解な点をまとめ、デスクリムゾンがクソゲーたる由縁を明らかにしていきます。

①OPの石仮面とメーカーロゴが怖すぎる上に飛ばせない

デスクリムゾンは、初っ端からプレイヤーの感性に挑戦を仕掛けてきます。ゲームを起動したプレイヤーは、まずOPを見ることになりますが、デスクリムゾンのOPはきわめて不可解なのです。

OP画面に二つ並んだ不気味な石仮面はデスマスクのようにもみえ、この仮面のうえに発売元の「ECOLE」のロゴが飛んできます。この仮面は、北海道にある彫像をモチーフにしたとされています。

ちなみにこのOPは飛ばすことができず、プレイヤーはゲームを起動するたびにこの不可解な映像を繰り返し見ることを強いられます。

②主人公越前康介のコードネームがコンバット越前

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デスクリムゾンの主人公「越前康介」の設定も、このゲームの不可解さを際立たせています。ゲーム開始時に越前のコードネームが表示されるのですが、その名は「コンバット越前」です。

本名の苗字がそのまま使用されており、何ひとつコーディングされていません。とても機密性の高い傭兵業を営んでいるとは思えない設定です。

③コンバット越前の姿がおかしい

主人公「コンバット越前」の3Dモデルのおかしさも、デスクリムゾンのクソゲー度を高めています。その立ち姿は、腰が斜めに曲がっており、手もねじれているように見えます。

また、足の長さも左右で違いが見られます。いくら制作会社が家庭用ゲームのノウハウがなかったとはいえ、主人公のグラフィックがこの有り様では、プレイヤーが落胆するのも仕方のないことです。

④仲間のセリフと行動の矛盾

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デスクリムゾンで不可解なのは、主人公だけではありません。彼の仲間たちもセリフと行動が矛盾している場面、理解に苦しむ言動が多々見られます。

例えば、もう越前が突入しているエリアに対して「とにかく入ってみようぜ」と言ったり、コードネームがあるにもかかわらず、主人公を本名の「越前」と呼ぶなどがあげられます。

⑤ガンの照準が合わせづらい

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システム面の粗雑さも、デスクリムゾンのクソゲー度を高めています。特にガンシューティングの肝である「照準」が非常に合わせにくいことが、このゲーム最大の難点です。

一応「照準設定」機能が実装されてはいるものの、設定を行って一発撃った直後、ステージ選択へ移行するため思い通り設定が行えたかどうか確かめることさえ困難です。

⑥画面の演出や描写が荒い

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画面描写の粗さ、汚さもデスクリムゾンがクソゲーである理由です。その粗さは、某レビューにて「バグかと思った」と言わしめるほどです。

また、画面の転換も頻繁なゲームですが、場所名が表示されるのみで、何が起こっているのか把握しづらいという演出上の問題も散見されます。

また、倒すべき敵の描写も曖昧で、何の前触れもなくあらわれプレイヤーが攻撃を受けているのかもわかりにくいという始末です。

⑦唐突に敵に混じって現れる一般人やムササビは撃ってはいけない

デスクリムゾンでは、敵のほかにも白い服を着た男が画面上にあらわることがあります。この男は、一般人であり撃つとプレイヤーがダメージによるペナルティを課せられます。

また、突然ムササビらしき生きものが表示されますが、これも撃ってしまうと同様にペナルティを受けます。困ったことに、これらの仕様はゲーム内でまったく説明されません。

⑧進化する銃は使いにくい上にステージクリアすると元に戻る

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「銃が進化する」というのが、デスクリムゾンの特徴の一つです。通常のゲームであれば魅力的な要素となりえますが、デスクリムゾンにおいては、使いにくくクソゲー要素になっています。

進化しても通常攻撃の威力はあがらず、ステージをクリアすると元に戻ってしまいます。一応、敵の位置を把握できるという利点があるものの、通常シーンでは任意に移動できないため使い道に欠けます。

⑨ダメージを受けた後の無敵時間がほぼない

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通常のアクションゲームやシューティングゲームでは、自機がダメージを受けた際、連続して攻撃され無抵抗なまま負けることがないよう無敵時間が設定されています。

しかし、デスクリムゾンの無敵時間は0.1秒にも満たないといわれるほどであり、立て続けに攻撃を受け敗北してしまうことも少なくありません。

⑩テンポが悪くて単調

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ガンシューティングの魅力として、どんどん敵を倒して撃破数を積み上げていく楽しみがあげられますが、デスクリムゾンにはそのような爽快感を期待してはいけません。

テンポも操作性も悪く、敵のバリエーションにも欠けるため単調な作業感が付きまといます。また、ゲームオーバー時には、飛ばすことができないOPを再度見ることになります。

⑪説明書も読みにくい

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デスクリムゾンのクソゲー要素は、ゲーム内だけにとどまりません。説明書では、表記の不統一が多々見られるばかりか、件のムササビのペナルティといったゲームについての言及が不足しています。

また、凝った設定のストーリーについての記載があるものの、内容が伴っておらず理解しにくいとの声が多数みられます。そのわかりにくさは、出版社のスタッフが「書いてあることがわからない」と評するほどです。

⑫英語のスペルミスが多い

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デスクリムゾンの説明書は、内容が理解しにくいだけでなく、英語表記のスペルミスも目立ちます。「STAGE」が「STEGE」と記載されていることに気付いたプレイヤーは少なくありませんでした。

また、ゲーム内エンディングのスタッフロールにて、「STAFF」が「STUFF」と表示されています。

「STUFF」には、「ごみ」や「がらくた」という意味があることを考慮すると、なんとも皮肉が効いたスペルミスです。

⑬BGMがあっていない?

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画像や操作性のみならず、BGMの違和感もデスクリムゾンがクソゲーと呼ばれる理由の一つです。仮面が並ぶOPは不気味ですが、なぜかBGMは穏やかな印象の音が使用されています。

また、最後を締めるエンディングの音楽はなぜか悲しい旋律であり、これもミスマッチだという意見が多くみられます。

デスクリムゾンの面白い名言まとめ!

デスクリムゾンが現在まで語り継がれる要因の大部分は、個性的な名言(迷言)にあります。ここでは、デスクリムゾンを語るうえでは欠かせない名台詞の数々をご紹介していきます。

名言①「上から来るぞ!気をつけろ!」

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デスクリムゾンにおいて、外せない名セリフが「上から来るぞ!気を付けろぉ!」です。これ自体は、何ら不自然な言葉ではありませんが、発した状況が問題です。

というのも、このセリフを発した直後、当のコンバット越前は何ら躊躇なく階段を駆け上がり、上を目指しているのです。

なぜ上が危険であると察知しながらも、上へ向かうでしょう?「上に行く必要があるから」との説明もありますが、躊躇いなく進んでいくのはきわめて不可解です。

名言②「なんだこの階段は!?」

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階段に遭遇したコンバット越前のセリフ「なんだ!この階段は!?」も、デスクリムゾンファンの間では人気のセリフです。

これもまた、言葉自体には違和感はありません。しかし、越前が見つけた階段は特に不自然なところのない、普通の階段です。

越前が一体何に驚いているのか、プレイヤーにはまったくの謎です。

名言③「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」

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デスクリムゾンにおける究極の謎にして、最も有名なセリフが「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」です。

まず越前が開けた扉は、どう見ても赤くありません。また、扉は一つしかなく、他に選びようがありません。さらに、何が「せっかく」なのかも不明です。

このように謎だらけのセリフですが、奇妙なイントネーションもあって人気を博し、何かを選ぶ際このセリフを思い浮かべるゲームファンも少なくありません。

デスクリムゾンの主人公・ コンバット越前の声優は下手?せいじろうだった?

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デスクリムゾンの主人公「コンバット越前」の声優は、クレジットに表示されていなかったため不明でしたが、現在では声優・ナレーターのせいじろう氏だったことが明らかになっています。

せいじろう氏は、コンバット越前だけでなくゲーム内のあらゆるキャラクターを一人で担当していたといわれています。

当初は雑誌で「下手」と酷評されており、実際にお世辞にもうまいとは言えないコンバット越前のセリフですが、上手い下手を超越した個性として現在でも聞かれ続けています。

デスクリムゾンのその後は?

1996年の発売以来、伝説のクソゲーとしてゲーマー達に親しまれてきたデスクリムゾン。その後の展開はどのようになっているのでしょうか?

ここでは、デスクリムゾンの続編やサントラの発売などについてご紹介します。

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