こげんた事件とは?福岡猫虐待事件の概要と犯人の写真、現在は?

こげんた事件は、インターネット上で動物虐待行為の画像が公開されるという残虐極まりないもので、許されざる行為に立ち上がったのは多くの勇気あるネットユーザーです。こげんた事件とはどんな事件であり、どのような経緯で犯人を特定し解決に至ったのかをご説明いたします。

こげんた事件とは?事件の概要は?

2002年にネットを介して動物虐待の現場を公開した「こげんた事件」は、ネット上では全てが許されるという概念を覆す結果を残したセンセーショナルな出来事でした。

2002年に虐待された猫の写真がインターネットで公開された

typographyimages / Pixabay

2002年(平成14年)5月6日に発生した凄惨な事件は、インターネット上で男性が猫を虐待している場面を公開するという残虐な行為でした。

事件後、猫に付けられた名前から「こげんた事件」と呼ばれるように

この事件は、犯行の現場となったのが福岡県と特定されたことから「福岡猫虐待事件(ふくおかねこぎゃくたいじけん)」と呼ばれて正式な名称ともなっています。

その後に猫の死亡が確認され、僧侶より正式に「こげんたと」という戒名が付けられ、この犠牲となった猫の名前を用いて『こげんた事件』と呼ばれるようになりました。

ディルレヴァンガー事件、ディルレ事件とも呼ばれている

この虐待は、「ディルレヴァンガー事件」なるハンドルネームを名乗った男性が起こした事件であることから、「ディルレヴァンガー事件」または「ディルレ事件」と呼ばれることも多くなっています。

他にもインターネット上で起きた事から、「インターネット猫虐待事件」と呼んで取り上げたメディアもありました。

動物虐待に関する記事はこちら

こげんた事件の詳細・子猫への虐待に関する書き込み

Alexas_Fotos / Pixabay

「こげんた事件」は、一匹の子猫の虐待をネットに書き込んだことから始まっています。事件の詳細やどのような事件であったのかを説明してまいります。

2002年5月6日23時頃「おい!お前ら」というスレッドが立てられる

geralt / Pixabay

事件の発端は、2002年5月6日23時頃、ネット上の「ペット大嫌い板」に、「ディルレヴァンガー」を名乗る人物により『おい!おまえら』といスレッドが立てられた事でした。

ネット上には、電子掲示板2ちゃんねるに、ペット関連板の1つである「ペット大嫌い板(現生き物苦手板)」があり、そこに命令口調の問いかけスレッドが立ち、注目を集めたのです。

「ディルレヴァンガー」と名乗る人物が猫の画像を公開

jarmoluk / Pixabay

ハンドルネーム「ディルレヴァンガー」なる人物は、次の書き込みをしました。

「いいアプろだ教えて下さい。 先ほどキャリアを捕まえました。 」

(引用:matome)

この後で見る画像で、「キャリア」とは「猫」を意味したものだと理解させられることになります。

スレッドを立てたのは当時27歳の松原潤

Pexels / Pixabay

スレッドを立てたハンドルネーム「ディルレヴァンガー」という人物は、当時27歳の松原潤という男性でした。

1枚目の画像はバスタブで餌を食べる1歳未満の猫の画像

公開された画像は、バスタブに閉じ込められ餌の缶詰を食べる一匹の猫でした。

そして、最初の画像に続いていくものは、恐ろしさを増していきます。

「尻尾と4つ足どれからいく?」などと虐待方法を募る

ディルレヴァンガーは、異常ともいえるコメントとともに画像の公開を続けます。

「とりあえず尻尾と4つ足、どれからいく?」「次はどこ?足でも耳でも目でもいいぞ」

(引用:matome)

このように、猫の虐待の方法を掲示板を使って問うという常軌を逸した行動に出るのです。この問いかけが大きな波紋を呼ぶとともに、多くの人たちが一匹の猫の惨状を見せつけられたのです。

虐待を勧める者、止める者の書き込みもあった

qimono / Pixabay

スレッドの中は異常な雰囲気に染まっていき、あまりの残虐な行為を予測して「やめろ」とか「許されることではない」という声も挙がっていました。

しかし、当時この掲示板にはペットを嫌う人が多く集まっていたそうで、ディルレヴァンガーに同調する者が多くいたのです。

「ノコギリ系のほうが苦痛が多いと思うのだが」「切断した部品を食わせてやれ」

(引用:leisurego)

このような虐待を煽るコメントも多く飛び交い、異様な状態になっていきました。この一連の内容が「巨大掲示板サイトの2チャンネル」で公開され続けたのです。

「命を粗末にするな」という書き込みの方が荒らし扱いされた

geralt / Pixabay

普通では考えられない事ですが、ペットを嫌う人が多く集まっていたためか、他に書き込みをする人たちもディルレヴァンガーと同様に、残虐な行為を煽っては面白がっていたといいます。

「命を粗末にするな」「こんな事はやめろ」

(引用:dic.pixiv)

と、残虐な行為をたしなめるような意見は格好の餌食となり、こうした正常と考えられる書き込みの方が、荒らし扱いされる状態となっていたのです。

ディルレヴァンガーは、この同調する書き込みを見て楽しみながら、その残酷な暴行を抵抗できない猫に与え、それをデジカメで撮ってネット上に挙げるという行為を繰り返すのでした。

しかし、ここに集まっていたペット嫌いの人達は、2チェンネル全体の利用者からみれば少数で、この残虐なショーを聞きつけた正常な多数の利用者が蛮行を非難し、今でいう「炎上」となります。

2枚目の画像で紐で吊るされた猫の画像を公開

Servicelinket / Pixabay

2枚目で公開されたのは、紐でつるされる猫の画像でした。

3枚目の画像では切られた尻尾などの画像

medienluemmel / Pixabay

3枚目の画像は、バスタブの中で丸くなっている猫と、バスタブの淵に置かれている猫の尻尾でした。尻尾は切断した事が連想されるように、近くに割り箸と波きり板ばさみも写っていました。

4枚目には血まみれの猫と切られた耳の画像

ParentRap / Pixabay

4枚目は、バスタブの中に血みどろになった猫が写され、切断されたと思われる猫の耳がバスタブの淵に置かれていました。段々とエスカレートしていく様子が伺えます。

「私は敗北主義者です」と書かれたCDも吊るされていた

moritz320 / Pixabay

今度はCDが1枚吊るされています。CDには「私は敗北主義者です」と書かれていました。

5枚目にうずくまる猫の画像を公開

sweetlouise / Pixabay

5枚目は、バスタブの中で力なくぐったりとうずくまった猫が、アップで写されていました。

6枚目は顎をはずされ吊るされた画像

wilkernet / Pixabay

そして、6枚目に写った猫のは、目を開けたままの状態で瞳孔が開いているが分かります。口を以上に広げられて顎をはずされたまま吊るされて無残な姿が写し出されていました。

「世界と斗う黒ムツ諸兄に捧ぐオスカル・ディル」と書かれた紙もあった

Ramdlon / Pixabay

画像の中には意味不明ともとられる内容が書かれた紙もありました。

「世界と斗う黒ムツ諸兄に捧ぐオスカル・ディル」

(引用:matome)

解説しますと、「黒ムツ」とは動物大好きの畑正憲(別名ムツゴロウさん)をもじったもので、黒いを付けることで反対の動物嫌いを意味します。動物虐待を好む人が良く使う言葉だといいます。

という事は、「動物嫌いの同士たち」に呼びかけており、狂気の沙汰を披露していると理解できます。「オスカル・ディル」は、ディルレヴァンガーの事で、自らが行ったと同士に宣言しています。

虐待は4時間にも渡った

O12 / Pixabay

この凄惨な虐待と画像の公開は、4時間に渡って行われ、6日の夜から始まった悲惨な書き込みと画像公開は、7日の朝まで続いたといいます。

最後に猫の死骸の画像が公開された

Alexis / Pixabay

最後の7枚目は、バスタブの中に力なく横たわる猫の死骸と『世界と斗う黒ムツ諸兄に捧ぐ オスカル・ディル』と書かれた紙が置かれて写されていました。

こげんた事件の詳細・事件の発覚から逮捕まで

「こげんた事件」の細部に及ぶ事実や、事件が発覚してから逮捕に至るまでの周囲の動きなども解説してまいります。

2ちゃんねるで最も人が多いニュース速報板にもスレッドを作成

coffeebeanworks / Pixabay

ディルレヴァンガーは、2ちゃんねるの中でも最も利用者が多いと言われるニュース速報板にもスレッドを作り、同様の行為をしています。

さらに虐待の様子を実況中継していた

geralt / Pixabay

常軌を逸したディルレヴァンガーは画像だけでは満足できないのか、ニュース速報板を使って虐待の実況中継まで行いました。

自宅と思われるマンションのユニットバスで、道具を使って「生きた猫」の尻尾や耳を切断する場面を自分で実況しています。

そして最後には、猫の首を絞めるところまでアップローダーを使って公開したのです。

猫を虐待する様子を2ちゃんねる全体に知らしめる

そして、これらの全ての行為を、自ら好んで2ちゃんねる全体に知らしめたのでした。

猫の虐待行為に対し非難が殺到

geralt / Pixabay

ネット上で虐待行為を目撃した人々は、犯人への怒りを抑えきれず虐待への非難の声をインターネット上にぶつけます。その数はどんどんと増え、ディルレヴァンガーを非難する声が殺到しました。

NEXT 数日中二2ちゃんねらーにより解析、写真分析がされ通報が殺到