

ずっと寝ていたいと思う心理・原因まとめ!病気かも?対処法は?
いくら寝ても眠気が取れず、いっそのことずっと寝ていたいときの心理は何でしょう。原因はどこにあるのかも気になります。生理前・生理中・妊娠中や更年期の症状、育児中などのストレス、うつなど病気の可能性から、スッキリするための解決策についてご紹介します。
目次
[表示]- 01.
ずっと寝ていたい人の心理状態・原因まとめ!
- 01.1.
自分の気持ちを表に出せない
- 01.2.
大きな失敗から自分を責め続けている
- 01.3.
現実逃避したい
- 01.4.
仕事が不規則で睡眠も不規則
- 01.5.
激務で睡眠不足
- 01.6.
仕事や失恋等のストレス
- 01.7.
生理前・生理中の女性
- 01.8.
妊娠中の女性
- 01.9.
育児疲れ
- 01.10.
更年期
- 01.11.
関連する記事はこちら
- 02.
ずっと寝ていたいと思う人の立場別の心理や原因は?
- 02.1.
主婦
- 02.2.
中学生・高校生
- 03.
ずっと寝ていたいのは病気のサインの可能性もある?
- 03.1.
夏バテの可能性
- 03.2.
ストレスによるうつなどの精神疾患の可能性もある
- 03.3.
睡眠障害によるもの
- 03.4.
自律神経失調症などにより自律神経が乱れている
- 03.5.
糖尿病などの生活習慣病が隠れている可能性もある
- 03.6.
猫のようにずっと寝ていたいと思う人も
- 04.
ずっと寝ていたい時の対処法は?
- 04.1.
あえて休む
- 04.2.
やらなくてはいけないことを絞る
- 04.3.
病院を受診する
- 04.4.
小さな目標を立てて行動する
- 04.5.
リラックス法を試してみる
- 04.6.
趣味で気分転換を行う
- 04.7.
薬を使いすぎるのは危険?
- 04.8.
仕事をせずずっと寝ていたいという無職への対処法は?
- 05.
休日はずっと寝ていたいと思う人は寝すぎに要注意
- 06.
心身ともにスッキリするにはどうしたらいい?
- 06.1.
車のハンドルにも遊びが必要
- 06.2.
そもそも思い通りにいかないことのほうが多い
- 06.3.
部屋やデスクの片付けをする
- 06.4.
食事が原因ですっきりしないこともある
- 06.5.
自分を守る手段を確立する機会に
- 07.
ずっと寝ていたい時は休みましょう
ずっと寝ていたい人の心理状態・原因まとめ!
睡眠時間が足りているはずなのに、常に眠気に襲われてしまう状態は辛いものです。原因が何なのか、心当たりがないかも知れません。ここでは、ずっと寝ていたい人の心理状態や、隠れた原因についてご紹介します。
自分の気持ちを表に出せない
ずっと寝ていたいと思う原因のうち、心理的なものとして考えられるのが「自分の気持ちを表に出せない」ということがあります。
本来の自分を表に出せず抑圧された気持ちが続くと、無意識のレベルでその感情が蓄積され、眠気という症状となって出現している可能性があります。
夢にも職場が出てきたり、苦手な人が出てきている場合は、その蓄積された表に出せない感情を整理しようとしているのかも知れません。
大きな失敗から自分を責め続けている
責任感が強く真面目な人の場合、仕事や人生の選択において大きな失敗をしたと感じ、体が眠気という形で強制的にスリープ状態になるまで自分を責め続けてしまっている場合もあります。
このような人ほど、人に迷惑をかけたくないという思いが強いため人に自分の気持ちを話してリフレッシュするということも苦手なため、どんどん自体を悪化させてしまう傾向にあります。
世の中には、適当でもなんとかなっている人がたくさんいます。自分の最大の味方を自分にしましょう。温泉旅行やグルメなどでリフレッシュしましょう。もっとご自身を甘やかしても良いのです。
現実逃避したい
何らかの原因で、処理しきれないようなストレスを抱えてしまったことが原因で眠くなってしまい、ずっと寝ていたいと思う場合もあります。
失恋や失業、病気や事故といった重大な原因から、気詰まりな会議やテスト前等日常の場面まで、現実逃避したい意識が無意識に働き眠気となってしまうケースは幅広く、対処も困難です。
眠ることで自分の脳を休ませ防衛しているとも言えますので悪いことではないのですが、重大な会議中やテスト間前に眠気に襲われることで悩んでいる人はとても多いです。
仕事が不規則で睡眠も不規則
夜勤やシフト勤務など、生活が不規則になりがちな仕事に携わっている人にも、眠気が取れずずっと寝ていたいと感じる人は多いです。
本来であれば、朝起きて夜眠るという規則的な生活を送ることは体内時計と体温リズムを順調に保ち、健康を維持する上で欠かせないと言っても過言ではありません。
しかし、仕事の都合で同じ時間に起きて同じ時間に眠ることが困難な場合は、独自の睡眠サイクルを確立するなど、一般に推奨されている様々な対処法を実践することが助けとなるかも知れません。
激務で睡眠不足
仕事や育児など、非常に忙しい状態が続いて寝る時間が単純に少なくなってしまい、ずっと寝ていたい状態に陥ってしまうという場合もあります。
このような状態が長期間続くことは、心身の健康を保つ上では非常にリスクが高く、早急な対策が求められます。まずは現在の状態を見直し、改善の余地があれば負担を減らしましょう。
負担を減らすことが困難な場合も、入眠を少しでもスムーズにするために、就寝前の過ごし方を工夫すると良いでしょう。食べ過ぎ飲み過ぎには十分に注意し、睡眠の質を高めましょう。
仕事や失恋等のストレス
仕事がつらいと感じていたり、失恋をして非常に気が塞いでいる時には、大きなストレスがかかっています。
防衛本能が作用しているので、眠れないという場合のほうがより深刻と言えますが、非常に疲れて消耗してしまっている状態であることは事実です。
寝ても良い場合は、眠ることで疲れを取ると良いでしょう。泣くという行為も、自律神経をリラックス状態に持っていく作用があり、入眠効果がありますので、辛い時は泣くのも効果的です。
生理前・生理中の女性
女性の中には、生理前や生理中に眠気が襲ってきて、ずっと寝ていたい状態になってしまい悩んでいる方も非常に多くいらっしゃいます。
生理前や生理中は、ホルモンバランスの関係で体温が上がるだけでなく、催眠作用のあるメラトニンが分泌されることで眠くなってしまいます。
甘いものや刺激物を控えたり、アロマテラピーなどのリラックス方方法を取り入れることで多少の改善が見られることもあるようなので、試してみる価値はあるでしょう。
妊娠中の女性
妊娠している場合も、眠気に襲われることでずっと寝ていたいと感じる場合が非常に多くあります。妊娠による体の変化の中に、眠気を引き起こすホルモンが分泌されるためです。
これは体を休める必要があるというサインなので、眠ることができるのであればできるだけ眠ると良いでしょう。気分転換にストレッチなどを行い体を休めることも効果的です。
育児疲れ
育児中でなかなか自分の時間が取れず、常に睡眠不足でなおかつ疲れているというお母さんも、眠気が取れずずっと寝ていたいという状態になりがちです。
特に授乳中は貧血にもなりやすいため、栄養をバランスよく摂り、お子さんのお昼寝中など眠れる時は極力一緒に眠ってしまうようにしましょう。
更年期
更年期の症状の1つである慢性的な気怠さによって、ずっと寝ていたいと感じる場合があります。やはりホルモンバランスの変調によるものです。
女性に多い更年期障害ですが、男性にも症状が出る場合もあり、規則正しい生活を心がけるなどの積極的な対策が求められます。
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ずっと寝ていたいと思う人の立場別の心理や原因は?
立場が違えば、ずっと寝ていたい状態に陥ってしまう原因も違います。ここでは、立場別にずっと寝ていたいと思う人の立場別の心理や原因について、ご紹介します。
主婦
主婦の方に起こりうることとして、無気力になって何もやる気が起きず、ずっと寝ていたいという心理状態になってしまい、家事や育児、ひいては夫婦関係にも支障をきたしてしまう場合があります。
完璧主義できちんとやりたいという人ほどこのような状態に陥ってしまう事が多いようで、また一人で問題を抱え込んでしまうため状況を悪化させてしまうのも特徴です。
家族との率直な会話を積極的に行いストレスを溜めない、適当に手を抜くようにする、適度な運動を行いリフレッシュするなどの工夫で状況が改善するでしょう。
中学生・高校生
中学生や高校生でも、勉強中等の睡魔との闘いに日々悩んでいるケースが多く見られますが、この時期は13歳で9時間15分、15歳で8時間45分ほどの睡眠時間が必要だという研究結果もあるようです。
成長にとって大事な時期であるにもかかわらず、部活や塾で生活が不規則かつ多忙になりやすいのが中学生や高校生の時期です。
なるべく朝方の生活を心がけ、夜はリラックスして眠れるようスマホなどの電子機器をベッドに持ち込ませない、眠すぎて勉強が出来ない時は15分だけ寝るなどの工夫が有効でしょう。
ずっと寝ていたいのは病気のサインの可能性もある?
ずっと寝ていたい状態がいつまでも続く時、心配になってくるのが病気との関連性です。ここでは、考えられる病気について取り上げます。
夏バテの可能性
ずっと寝ていたいと思う原因として、暑い日が続き、体が疲れを感じているいわゆる夏バテの状態に陥っているという可能性があります。
脱水を引き起こしてしまったり、熱中症対策のためにも水分をきちんと摂りましょう。そして、夏バテの場合は眠気は休みたいという体からのサインですのでゆっくりと休みましょう。
ストレスによるうつなどの精神疾患の可能性もある
ストレスによるうつか、それに近い状態に陥っているために体の防御反応が眠気という形で出現してしまっている可能性もあります。
この場合に大切なことは、自分を責めないことです。ストレスの原因を除去できるなら除去し、時には退避する勇気も必要でしょう。
なにかしないといけないと思うとますます眠くなってしまいます。できなくてもいい、いっそのこと何もやらないと腹をくくることで最もつらい状態から脱却できることもあります。
睡眠障害によるもの
気が付かないうちに睡眠障害になっているために眠りの質が低下し、結果として睡眠不足によって眠気が取れず、ずっと寝ていたいという状態になっているかも知れません。
睡眠中に頻繁に起きてしまう、もしくはそもそも寝付けないなど、睡眠障害は非常につらい症状ですので、早めに睡眠外来を受診し、専門医に解決策を仰ぐと良いでしょう。
自律神経失調症などにより自律神経が乱れている
自律神経が何らかの原因により失調をきたし、交感神経と副交感神経の切り替えがうまく働かなくなることによりオンとオフのスイッチが壊れてしまったような状態かも知れません。
そうなると寝付きも寝起きも非常に悪くなってしまいます。布団に入ってもなかなか寝付けないで苦しいと感じたり、逆に朝全く起きられる気がしないということになります。
この場合も自律神経失調症という病気の症状であるかも知れません。一人で抱え込まず、医師の指導を仰ぐことが必要です。
糖尿病などの生活習慣病が隠れている可能性もある
生活習慣病が原因でずっと寝ていたい状態になってしまうケースもあります。病気の中でもとりわけ糖尿病の場合は、低血糖症状により食後の眠気がとりわけ強烈に出てしまいがちです。
糖尿病の低血糖症状が悪化した場合、眠気よりもさらに深刻なめまいや意識消失などの症状が出てしまう恐れもあり、非常に危険です。不安を感じたら、早急に医療機関を受診しましょう。
猫のようにずっと寝ていたいと思う人も
「ねこのきもち」ウェブマガジンで猫の飼い主さん363名を対象に取ったアンケートによれば、約6割の方が”猫になりたいと思った瞬間がある”と回答しています。
さらに「自由気ままな姿に惹かれる」「のんびりマイペースに過ごしている愛猫の姿が羨ましい」「本能のままに生きている姿が羨ましい」というコメントが添えられています。
- 眠い時はひたすら眠る。常に寝不足の私としては、「猫になりたい!」と心から思う姿です。
- 好きなときに寝て好きなときに遊ぶ。羨ましい。仕事に行かずに猫になりたい!
(引用:Yahoo!ニュース)
ずっと寝ていたい時の対処法は?
ずっと寝ていたい気持ちを無理にどうにかしようとしても、その原因や隠された心理に働きかけることなしに解決することは困難です。
ここでは、眠気が取れずずっと寝ていたい状態を解決するための具体的な対処法を幾つかご紹介します。
あえて休む
非常に疲れてしまっているがゆえにすっと寝ていたい状態に陥っているのであれば、あれもこれもやらないと等考えず、休むべきときなのだと諦めてあえて休むことが有効でしょう。
何もしないで休んでいると次第に飽きも来ますので、そんな時は何かを読んだり音樂を聴いたり、映画やドラマを視聴したりしても良いでしょう。
まずはゆっくりと心身を休め、頑張りすぎた自分をいたわり、消耗しきったエネルギーを充電しましょう。
やらなくてはいけないことを絞る
大量の「やるべきこと」に圧倒され、思考がフリーズしてしまった状態になっている可能性もあります。
その場合は、優先順位の高いものから片付けることをいつも以上に心がけ、それ以外のことは適当なところで見切りをつけても良いのだという姿勢に切り替えてはいかがでしょうか。
なにしろ寝込んでしまえばどれも手付かずになってしまい、ますます自分を責めることになってしまいます。最低限のことはやったら、あとは休み休みにしましょう。
病院を受診する
どうしても自分で解決が困難な睡眠障害や生活習慣病、または心理的な原因が深刻でうつなどの可能性がある場合などは、迷わず医療機関のお世話になることも大切です。
結果として何らかの病気が隠れていた場合は早めに手を打つことができますし、病気ではなかったとしても誰かに相談をするということで自分の抱えている問題がわかりやすくもなります。
そして、病院へ足を運ぶというアクション自体が、無気力状態のときには結構困難であることも多いので、まずはそれができただけでも解決に向けて一歩の前進になります。
小さな目標を立てて行動する
ずっと寝ていたいと思うほどまでに気力が萎えてしまっている時は、気力が充実しているときにはどうということのないちょっとしたことに対しても非常に腰が重くなりがちです。
いつも通りのものを自分に求めても、それを満足に遂行することは困難で、ますます負の思考に陥ってしまいますので、まずは実現可能そうなごく小さな目標を立てましょう。
「デスクの書類を整理する」「ゴミ袋を取り替える」のような成果が目に見えやすい掃除や片付けのような単純作業から手を付けていくと、シャキッとした気持ちになってくることが多いようです。
リラックス法を試してみる
心身の疲れを取るためには休養が必要ですが、寝ても疲れが取れずずっと寝ていたいような時は、ヨガや瞑想・アロマテラピーなどのリラックス法を試してみるのも効果的です。
近所にヨガスタジオがあれば体験してみても良いでしょうし、書店に足を運べばヨガに限らず瞑想やアロマテラピーといったリラクゼーションに関する本も多く並んでいます。
それらの中から自分に合いそうなものを探すという行動自体が、解決に向けた前向きなアクションです。
趣味で気分転換を行う
ストレスなど何らかの原因で非常に疲れた心身は、ストレスとは全く無縁の趣味のような自分の好きなことに集中することで気分転換を図り、バランスを取ることができます。
体を動かすことに抵抗がなければ、スポーツによって体をほぐすことは非常に効果が高く、心地よい疲れで睡眠の質も大幅に改善が期待できます。空間移動も効果的なので旅行も良いでしょう。
旅行が難しければ近所のスーパー銭湯も良いでしょう。何れにも興味が持てないほど疲れてしまった場合は、ただ寝転んで動画配信などで動画を流しているだけでもその内容に気持ちが向きます。