
酒鬼薔薇聖斗の現在と神戸連続児童殺傷事件の詳細や手記絶歌を解説!
目次
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酒鬼薔薇聖斗が起こした神戸連続児童殺傷事件の概要
- 01.1.
神戸連続児童殺傷事件とは1997年には発生した相次いで児童が殺害された事件
- 01.2.
犯人である元少年Aは当時14歳の中学生であり、世に大きな衝撃を与える
- 01.3.
校門に被害者の生首が置かれるなど、猟奇的な内容は世間に強い衝撃を与えた
- 02.
酒鬼薔薇という人物の生い立ち
- 02.1.
1983年に3人兄弟の長男としてこの世に生を受ける
- 02.2.
1歳の頃に次男が誕生。幼くして突き放される
- 02.3.
幼少期から母親によって厳しく躾けられる
- 02.4.
酒鬼薔薇への躾を巡って同居の祖母と母が口論になっていた
- 02.5.
厳し過ぎる躾により小3の頃にはノイローゼに
- 02.6.
可愛がってくれた祖母が小5の時に死去した事を自らも転機としている
- 02.7.
祖母の死後、祖母の位牌の前で祖母の遺品を使って精通
- 02.8.
祖母の死を契機に奇行が開始される
- 02.9.
中学にあがる事には猫殺しに飽き、興味の対象は人間に移った
- 02.10.
学校では転校を強いられる程同級生に激しい暴力も
- 02.11.
その他にも意味もなく暴力を振るっていた
- 02.12.
酒鬼薔薇が教師に語った「人の命はアリやゴキブリと同じ」
- 02.13.
酒鬼薔薇が書いた絵
- 03.
神戸連続児童殺傷事件の犯人酒鬼薔薇聖斗の現在
- 03.1.
現在は少年院を出所!土木関係の仕事を転々としていると言われる
- 03.2.
本名は東慎一郎だったが現在は変わっている可能性が高い
- 03.3.
少年院を出所後、本の出版やHPの開設などが話題を呼んだ
- 03.4.
週刊誌に年を重ねた画像が掲載される
- 03.5.
週間文春の記者への恫喝も話題に
- 03.6.
一時東京に身を寄せていた事が世間に知られる。現在の住所は四国?
- 03.7.
マスコミ居場所がばれ短期間で4度の引越しを繰り返していた
- 03.8.
著書の中で結婚し妻と子供がいる事を匂わせた
- 03.9.
結婚相手はファンの女性だと言われる
- 04.
神戸連続児童殺害事件の詳細【第一の犯行】
- 04.1.
1997年2月、酒鬼薔薇による第1の事件が発生。女児2人がハンマーで殴られる
- 04.2.
この事件の際、酒鬼薔薇はしっかりと目撃されており、後に学校には批判が寄せられた
- 05.
神戸連続児童殺害事件の詳細【第二の犯行】
- 05.1.
1997年3月16日、小学生女児山下彩花さんの頭部をハンマーで殴りつけ殺害
- 05.2.
上記事件から僅か10分後、小学3年の女児の腹部をナイフで刺し重傷を負わせる
- 06.
神戸連続児童殺害事件の詳細【第三の犯行】
- 06.1.
殺害される土師敦君とは2月頃に知り合った
- 06.2.
5月24日、殺害する目標を探して家を出る
- 06.3.
敦君と遭遇しとっさに思ったのは「僕より小さいので殺せる」
- 06.4.
「おじいちゃんの家に行く」が敦君と家族が交わした最後の言葉
- 06.5.
「亀が居る」と敦君を欺き、殺害現場まで移動し殺害
- 06.6.
殺害方法は絞殺。何度も何度も首を絞めた
- 06.7.
殺害に踏み切った理由を敦君が怖かったと後に記述している
- 06.8.
翌25日、首を切断する為に再び殺害現場を訪れる
- 06.9.
首を切断中、酒鬼薔薇は射精したとも言われる
- 06.10.
切断した首との会話。目を潰す、口を切り裂くなど死後も冒涜は続く
- 06.11.
自分の穢れた血を浄化する為に被害者の血を飲む
- 06.12.
その後、首を持って入角の池へ。木の根元に隠して帰路につく
- 06.13.
26日、自宅に首を持ちかえる
- 06.14.
持ち帰った首を自宅の風呂で洗った
- 06.15.
酒鬼薔薇が首を洗った理由
- 06.16.
切断された首の髪をとかしながら射精
- 06.17.
自分が通っていた学校に首を置く事で捜査の目をかわそうと決める
- 06.18.
27日深夜、予定通り校門に首を設置。犯行声明文をくわえさせる
- 06.19.
午前6時40分頃、用務員が首を発見。事件が発覚する
- 06.20.
酒鬼薔薇が書いた犯行声明文の内容
- 07.
事件発覚から逮捕まで
- 07.1.
事件はその日の内に報じられ日本を揺るがす。ニュースを見た犯人の反応
- 07.2.
事件発覚当初、マスコミが報じた犯人像は酒鬼薔薇とはかけ離れていた
- 07.3.
5月30日、6月1日と酒鬼薔薇と警察は接触していた
- 07.4.
6月4日、神戸新聞社に第二の犯行声明文が届けられる
- 07.5.
第二の犯行声明文の内容
- 07.6.
声明文を書くにあたってイメージした犯人像
- 07.7.
極秘で専属チームが結成され捜査が続けられる
- 07.8.
6月28日、酒鬼薔薇逮捕。通り魔事件の犯行も認める
- 07.9.
同日、酒鬼薔薇自宅の捜索も行われた
- 08.
逮捕後から少年院出所までの酒鬼薔薇
- 08.1.
6月29日、神戸地検へと送致される
- 08.2.
懸命な捜査で金槌、ナイフなどの証拠品が次々と発見され事件も明らかになっていく
- 08.3.
発見された犯行メモの内容とバイモドキオ神
- 08.4.
精神鑑定の結果、性的サディズムと診断される
- 08.5.
同年10月13日、精神鑑定の結果に基づき関東医療少年院に移送
- 08.6.
関東医療少年院では治療の為、疑似家族という治療体制が取られた
- 08.7.
理想の母と称した女医の悪口を言われ豹変
- 08.8.
2001年、東北中等少年院に移る。そこではいじめも
- 08.9.
2002年、カッターナイフを振り回すなどの奇行が見られた
- 08.10.
上記の騒動を受けて神戸家裁は2004末までの収容を決定
- 08.11.
2004年、酒鬼薔薇は少年院を仮退院する
- 08.12.
仮退院の理由なども公表。少年事件では異例!
- 08.13.
仮退院中の酒鬼薔薇の様子
- 08.14.
2005年、1月1日、少年院を退院
- 08.15.
本退院にあたっては各所より疑問の声が寄せられる
- 08.16.
酒鬼薔薇の所在について様々な憶測や噂が飛び交った
- 08.17.
本退院後の1月20日発売の週刊新潮について
- 08.18.
酒鬼薔薇は更生してないとの指摘が多数
- 09.
酒鬼薔薇の家族とその後
- 09.1.
事件後、酒鬼薔薇の両親は離婚している
- 09.2.
子煩悩だが仕事が多忙、感情的な父親
- 09.3.
異常に躾に厳しい父親
- 09.4.
両親とも子供の変化に鈍感だったと称される
- 09.5.
母は逮捕後の面会では「帰れ!ブタ野郎!」と罵倒されている
- 09.6.
酒鬼薔薇の悪評は信じなかった母親
- 09.7.
被害者宅でたまごっちで遊んでいたとの情報もある
- 09.8.
非常識な行動は葬儀でも。一部では犯行の母親が原因とも言われている
- 09.9.
弟たちは殺人犯となっても兄が大事と漏らす
- 10.
事件と関係者のその後
- 10.1.
被害者及び被害遺族に対する慰謝料はおよそ2億
- 10.2.
両親は1999年に手記「少年A この子を産んで」を発売。印税を慰謝料にあてる
- 10.3.
情報は錯綜。1円も支払っておらず、豪邸を経てたとの情報も存在
- 10.4.
敦君の父は2000年よりあすの会に参加、長年に渡り幹事を務めた
- 10.5.
殺害された土師敦君の父は2002年に手記「敦」を出版
- 10.6.
彩花さんの母も手記「彩花へー「生きる力をありがとう」などを出版している
- 10.7.
2007年には遺族の元に手紙が届けられるも、内容に遺族は落胆
- 10.8.
2017年、彩花さんの母が朝日新聞に手記を寄せる
- 10.9.
事件の後遺症は根深く、今もなお被害者や遺族の悲しみと苦しみは続く
- 11.
神戸児童連続殺傷事件が世に与えた影響
- 11.1.
FOCUSや新潮が実名と顔写真を掲載し問題に
- 11.2.
少年法に一石を投じ、改正のきっかけになった
- 11.3.
報道は過熱し被害者の人権について議論を呼んだ
- 11.4.
子供110番の家の設置のきっかけにもなっている
- 11.5.
マンガ「バラモンの家族」ドラマ「銀狼怪奇ファイル」などにも影響が
- 11.6.
西鉄バスジャック事件など多くの後発事件にも影響を与えた
- 12.
酒鬼薔薇が出版した「絶歌」やホームページ
- 12.1.
2015年6月11日に発売され、週間ランキング1位
- 12.2.
出版に際し遺族の承諾は無く、回収を求める
- 12.3.
出版はメディアからの批判も呼んだ
- 12.4.
敦は二度殺されたと思っている。父の悲痛なコメント
- 12.5.
小池一夫氏も本の出版に際し、更生していないと指摘
- 12.6.
綴られた「自分が苦しむから人を殺してはいけない」
- 12.7.
酒鬼薔薇の手記「絶歌」を呼んだ人の感想
- 12.8.
2015年にはホームページ存在の耐えられない透明さを開設
- 12.9.
「自分自身を表現したい」との思いのに開設される。その内容とは?
- 12.10.
事件のホームページは現在閉鎖されている
- 12.11.
有料ブロマガの配信を計画するも運営により削除
- 13.
神戸連続児童殺傷事件を取り扱った作品
- 13.1.
書籍「暗い森―神戸連続児童殺傷事件」
- 13.2.
書籍「少年A 矯正2500日 全記録」
- 13.3.
書籍「少年A 14歳の肖像」
- 13.4.
映画「友罪」
- 14.
少年Aはサイコパス?サイコパスの犯罪心理とは?
- 14.1.
少年Aはサイコパスだったのか?
- 14.2.
サイコパスの犯罪心理
- 15.
神戸児童連続殺傷事件の少年Aの過去と事件後
- 15.1.
関連する記事はこちらから
2015年にはホームページ存在の耐えられない透明さを開設
2015年9月には少年Aはホームページを開設しました。このホームページの名前は「耐えられない透明さ」という名前で開設しました。
このホームページでは、自身の鍛え抜かれた身体の写真を挙げたり、趣味で制作したイラストや画像を掲載することを行っていました。しかしこのホームページは2016年10月に閉鎖されています。
「自分自身を表現したい」との思いのに開設される。その内容とは?
ホームページ内では自分自身を表現したいという思いがあったようで、写真の中でも全裸の写真や自身の肉体を写す写真が多く投稿されていました。
また趣味で制作しているイラストや、自身の写真と他の動物を組み合わせたコラージュ画像などの政策も行っていました。
またナメクジを使用した作品もあり、ナメクジ100匹を使ったハートを表している画像なども存在しています。さらに自身のプロフィールも記載されており、身長165.6cm、体重54.3kgとなっています。
事件のホームページは現在閉鎖されている
この少年Aのホームページは現在閉鎖されてしまっています。2016年10月にこのホームページは急に閉鎖されることになりました。
有料ブロマガの配信を計画するも運営により削除
2015年10月に有料ブロマガの配信を行い始めます。このブロマガを開始した理由は読者とやり取りがしたいという理由で行い始めました。
しかし4日後に、運営側にブロマガを凍結させられます。これは利用規約違反という理由で行われました。しかし月額800円であったため、少年Aの年収は1億円を超えると言われていました。
神戸連続児童殺傷事件を取り扱った作品
神戸連続児童殺傷事件を取り扱った作品は多く存在しています。この事件は猟奇性の高い事件を少年が行ったということで大きな衝撃を社会に与えました。
そのため様々な書籍や映画などのメディアにも多くの影響を与えています。今回はその影響を受けた作品を紹介していきます。
書籍「暗い森―神戸連続児童殺傷事件」
https://twitter.com/segment_sakura/status/608454278701809664/photo/1まず一つ目に紹介する作品は「暗い森―神戸連続児童殺傷事件」という著書です。この作品は神戸連続児童殺傷事件を取り上げています。
この作品は少年Aがどのような環境で育ってきたのか、どのような子だったなどを記載したルポルタージュ作品になっています。
またこの作品は多面的に事件を見ているという作品になっています。
書籍「少年A 矯正2500日 全記録」
https://twitter.com/ootsukisan126/status/617715131825283072/photo/1次に紹介する作品は「少年A 矯正2500日 全記録」という著書です。この作品は少年Aの更生プロジェクトをまとめた作品になっています。
この作品は少年Aが少年院に入院後どのような生活を行っていたか、またどのようなプロジェクトを行っていたかをまとめたレポートになっています。
書籍「少年A 14歳の肖像」
https://twitter.com/again_lonele/status/1059683265131438080/photo/1次に紹介する作品は「少年A 14歳の肖像」という著書です。この作品は、神戸連続児童殺傷事件の精神鑑定員や裁判関係者の証言をまとめた作品です。
この作品では、少年Aが犯行を行った動機などを検証していく作品になっています。
映画「友罪」
https://twitter.com/yuzai_movie/status/1058258230583775235/photo/1この作品は2018年に公開された作品です。この作品はジャーナリストの夢を諦めて工場で働く主人公が、その工場で働く男と仲良くなっていきます。
しかし、あることをきっかけに、その男が神戸連続児童殺傷事件を起こした犯人ではないかという疑いが出てくるという話です。
この映画は、ベストセラー作品の「友罪」という作品がベースになっており、それに神戸連続児童殺傷事件の犯人などを織り交ぜていると言われています。
少年Aはサイコパス?サイコパスの犯罪心理とは?
少年Aはこの猟奇的事件を起こしていたため、サイコパスでないかと言われています。実際、性的快楽を満たすために殺人を行っていたという事実もあります。
さらに、この事件後に被害者家族に謝ることもほとんどないことからもサイコパスであったのではないかと言われています。
今回はそんな少年Aがサイコパスであったのではないかと考えられる理由や、サイコパスの犯罪心理について紹介していきます。
少年Aはサイコパスだったのか?
少年Aはサイコパスであったのというと、サイコパスであったと考えられます。サイコパスであったと考えられる理由として、プレッシャーに強く、落ち着いているということがあります。
また罪悪感が欠如しているということもあります。彼は殺人を犯した後も罪悪感があったわけではありません。また少年院退院後も全く反省する様子はなかったです。
他者に共感できなく、他者を傷つけることに対して抵抗が全くないというのも特徴として共通します。少年Aは遺体を損壊することに対しても抵抗がなかいことからサイコパスであると考えられます。
サイコパスの犯罪心理
サイコパスの心理傾向として、暴力犯罪の再犯であったり、刑務所や少年院での規範を守ることができないという特徴があります。実際に少年Aは院内でも暴力行為があり、心理的に同様の傾向があります。
またプレッシャーに強いこともサイコパスの犯罪心理と共通します。事件後捜査が始まった際もあまり取り乱すことなく過ごしていました。事件のことを出版する際も批判があるということをわかって出版していました。
このようにプレッシャーに強いことも挙げられます。このように幼少期に両親から愛情を受けず厳しい躾けを受けてきたことで共感性などが低くなりサイコパスと共通する特徴を持ってしまったと考えられます。
神戸児童連続殺傷事件の少年Aの過去と事件後
神戸児童連続殺人事件の犯人である少年Aは過去に両親から厳しい躾を受けて育ってきました。そのた両親は安全基地としての役割を果たしていませんでした。そのため彼の異常性が助長されていきました。
さらに攻撃性も増し、小動物を対象にしていたものが小動物から人に攻撃対象が変わりました。そして自分より小さい小学生児童に対して危害を加えていきました。さらに遺体損壊まで行いました。
そして逮捕後更生プログラムを受けた後、退院するが本の出版で被害者に更なる苦痛を与えるなど行動もありました。そして今後も自己顕示欲によって更なるアクションを起こすこともあるでしょう。