【閲覧注意】石狩沼田幌新事件とは?大正に起きた惨劇とヒグマの恐怖 社会

【閲覧注意】石狩沼田幌新事件とは?大正に起きた惨劇とヒグマの恐怖

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熊が活発な季節には山に近づかない

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当然のことですが、熊が活発な時期程熊に出会う可能性は高くなるため、活発な時期や時間帯には熊がいる山には近づかないようにします。

特に、熊の出没情報が出たばかりの場所は熊に出会う可能性が高くなりますので、どうしても入らざるを得ない場合以外は山に入ってはいけません。

石狩沼田幌新事件は、日本三大獣害事件の一つ?

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今回まとめた石狩沼田幌新事件は、日本三大獣害事件の1つとされています。日本史上2番目に被害が大きく、この事件よりもさらに被害の大きい事件もあります。

日本三大獣害事件は、日本史上最も被害が大きい三毛別羆事件、2番目に被害が大きい石狩沼田幌新事、3番目に被害が大きく、本州の中では最大の被害を出した十和利山熊襲撃事件の3つがあります。

日本三大獣害事件とは

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日本三大獣害事件とは、日本で起きた獣害事件の中で被害が大きい3つの事件の総称です。1915年に起きた三毛別羆事件、1923年の石狩沼田幌新事件、2016年の十和利山熊襲撃事件が含まれています。

三毛別羆事件では7人の死者、十和利山熊襲撃事件では4人の死者を出しています。

日本三大獣害事件①三毛別羆事件

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三毛別樋熊事件は、日本史上最も大きな被害を出した獣害事件です。1915年、大正4年の4月に開拓間もない北海道苫前郡苫前村三毛別で起こり、なんと7名もの死者がでました。

多くの子供も犠牲になり、生きたままヒグマに食害されています。開拓当時の北海道にはヒグマに太刀打ちできるような武器はなく、家の藁ぶきのようなもので、簡単にヒグマに侵入されてしまいました。

現場の跡地は現在事件当時を再現した観光地となっていて、熊の恐ろしさを実感させられる場所となっています。

日本三大獣害事件②石狩沼田幌新事件

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石狩沼田幌新事件は、今回ご紹介した事件で、日本三大獣害事件の日本史上2番目に被害が大きい事件です。この事件では5人の死者、2人の重傷者がでました。

祭り帰りの一団を突然現れた巨大なヒグマが襲い掛かり、恐怖に陥れました。

保存食として生きたまま土に埋められた者もおり、この事件の加害熊の毛皮は、今でも沼田町郷土資料館に展示されています。

日本三大獣害事件③十和利山熊襲撃事件

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十和利山熊襲撃事件は平成になってから起こった事件で、平成28年の5月から6月にかけて発生しています。日本史上3番目に大きな被害を出しており、本州では最大の事件です。

こちらは人間の安易な考えが引き起こした事件で、山にクマ出没の注意が出ていたにもかかわらず、それを無視した集団がタケノコを採るために山に入り、8人が襲われ、そのうち4人が死亡しています。

どの遺体にも髪傷や爪傷があり、人の味を覚えたヒグマに襲われたのだと思われます。

【閲覧注意】ヒグマによる獣害事件は他にも

ヒグマによる獣害事件は、日本三大獣害事件の他にもたくさん起きています。その他の事件でも多くの犠牲者を出しており、多くの人々を恐怖に陥れました。

今回は、福岡大学ワンダーフォーゲル部羆襲撃事件、さっぽろ札幌丘珠事件、秋田八幡平ヒグマ牧場事件、ペトロパブロフスク熊事件、ペットに捕食された男性の事件をご紹介します。

福岡大ワンダーフォーゲル部羆襲撃事件

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福岡大学ワンダーフォーゲル部羆襲撃事件は、1970年7月に福岡から部の活動でやって来た5人の学生がカムイエクウチカウシ山でヒグマに襲われ、3人が死亡した事件です。

初めてヒグマに遭遇したのはテントで、この時ヒグマは学生たちではなく、学生たちの荷物を狙っていました。しかし、学生たちが荷物を取り返すことで、このヒグマに狙われることとなります。

死亡した3人の内1人はメモを残しており、このメモにはヒグマに襲われるまでの状況や恐怖の感情が綴られていました。

札幌丘珠事件

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札幌丘珠事件は、1878年、明治11年の1月11日から18日にかけて、北海道石狩国札幌郡札幌村大字丘珠村で起こった事件です。この事件は猟師が冬眠中のヒグマを起こしてしまったことから、始まりました。

冬眠から目が覚め、飢えた状態のヒグマは札幌の街まで降りてきて、とある一家がこのヒグマに襲われました。1月18日に0、ヒグマは射殺され、事件は終わりを迎えました。

札幌丘珠事件では最初にヒグマを討ち取り損ねた猟師と、襲われた一家の子供、幼児、当主がヒグマに食い殺され、妻と雇女が重傷を負いました。加害熊の剥製は、現在北海道大学付属植物園に保存されています。

秋田八幡平ヒグマ牧場事件

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この事件は2012年4月20日に秋田八幡平ヒグマ牧場で熊が脱走し、75歳と69歳の2名の従業員を死亡させた事件です。クマ牧場の事件では最大の被害を出しています。

除雪した幸を積み上げていたせいで4.5mの壁から脱出可能になり、そこから4匹のヒグマが脱走しました。当時園の経営状態は厳しく、熊たちはエサが不足していました。

脱走した6頭のヒグマはその場で射殺され、経営者と除雪した従業員は安全管理を怠ったとして業務上過失致死容疑で逮捕されました。

ペトロパブロフスク熊事件

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この事件は、2011年8月13日に父親とともに釣りに出かけたカムチャッカ半島でヒグマに襲われ、父親と娘が犠牲となった事件です。娘は熊に襲われながら母親に電話をかけ、自身の状況を実況することになります。

電話は3度に渡り、1度目は「ママ助けて!熊に食べられている!」、2度目の電話では「熊が子熊を3頭連れてきてみんなで私を食べている」、3度目の電話では「もう痛みを感じない、ママ愛してるわ」と言いました。

捜索隊が到着したころには娘はすでに息を引き取っており、母熊と子熊3匹はその場でハンターによって射殺されました。

ペットの熊に捕食されたロシア人男性

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野生の小熊を連れ帰り、ペットとして飼っていたロシア人男性が、4年後家の前で骨だけになっているのが発見されました。子熊は成長とともに野生らしくなり、主人を攻撃することもあったようです。

しかし、ロシア人男性は周囲の「避難所に熊を送れ」という声に耳を貸さず、のちに電話にも出なくなり、見かけなくなります。

警察が駆け付けたころには熊はロシア人男性と一緒に飼っていた2匹の犬を食い殺し、檻から脱出していました。熊は警察によって射殺されました。

世界に生息する熊の種類

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世界には様々な種類の熊が生息しており、それぞれ違った特徴を持っています。熊の中でも大きいものや小さいもの、獰猛な性格のものや大人しい性格の種類もいます。

今回は、ヒグマ、ツキノワグマ、マレーグマ、北極熊をご紹介します。

ヒグマ

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北極熊の次に大きな熊手、体長はオスは最大で3m、体重は500㎏にもなります。メスは体長2.5m、体重は300㎏ほどです。

ヨーロッパからアジア、北アメリカなど幅広く生息しています。生息する地域によって、ハイイログマ、エゾヒグマ、ヨーロッパヒグマなど、亜種が存在しています。

雑食性ですが肉食性が強く、シカやイノシシ、ネズミなどの小型、中型哺乳類、鮭やマスなどの魚類、果実などを食べます。

ツキノワグマ

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東アジアや東南アジアなど、日本にも生息している熊で、胸に三日月の模様が入っているのが特徴です。体長は1.2~1.8m、体重は50~120㎏とヒグマに比べ少し小型です。

植物を中心にエサとしており、果実、植物の種、昆虫、小型の哺乳類などを食べます。

生息地によって、ニホンツキノワグマ、タイワンツキノワグマ、チベットツキノワグマなど、亜種が存在しています。

マレーグマ

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マレーグマは熊の中では最小で、東南アジアなどに生息しています。体長はわずか1~1.5m、体重は60㎏ほどしかなく、大きな犬と同じくらいの大きさです。

視覚は弱いですが、その分嗅覚が発達しており、雑食性でトカゲや小型の哺乳類、果実などを長い舌で食べます。

マレーグマはおとなしい性格の為子熊は人間の遊び相手にもなり、ペットとして飼われることもあります。しかし、個体数が減ってきており絶滅危惧に指定されています。

北極熊

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北極熊は熊の中でも最大の熊で、オスの体長は最大2.5m、体重は600㎏にもなります。メスは一回り小さく、体長は1.8~2m、体重は200~350㎏ほどです。

北極大陸や北アメリカ大陸、ユーラシア大陸に生息しており寒さに耐えるため、透明で太陽光を通すことができる体毛を持っています。

肉食性が強く、アザラシ、イッカク、白イルカなどの哺乳類や鳥類、魚類をエサとしています。しかし、現在地球温暖化によって生息域が減少し、絶滅危惧種に指定されています。

野生の熊は人を食べることもあり危険

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かわいらしいイメージがある熊ですが、野生の熊は非常に危険で、人を生きたまま食べてしまうこともあります。人の味を覚えた熊は、積極的に人を狙ってくるようになります。

実際に、日本三大獣害事件の1つ、十和利山熊襲撃事件は、熊出没の忠告を無視して山に入ってしまったため、多くの犠牲者を出してしまうことになりました。

熊の出没した山には近づかず、万が一山や森で熊を見かけたら、安易に近づいたり攻撃しようとせず、正しい対処法で熊を刺激しないように逃げましょう。

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