【閲覧注意】石狩沼田幌新事件とは?大正に起きた惨劇とヒグマの恐怖 社会

【閲覧注意】石狩沼田幌新事件とは?大正に起きた惨劇とヒグマの恐怖

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石狩沼田幌新事件のその後や余談

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石狩沼田事件では5名が死亡し、2名が重傷を負いました。討伐されたヒグマは非常に巨大で、解剖された胃の中からは人体の一部が見つかりました。

事件後、ヒグマの毛皮は事件を忘れないために展示され、事件後は現場は人が離れていき、現在はダムの底に沈んでいます。

石狩沼田幌新事件における犠牲者について

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この事件での犠牲者は、以下の通りになりました。

  • 村田幸次郎(15)…最初にヒグマに襲われ一撃で撲殺され死亡
  • 村田ウメ(56)…逃げ込んだ民家でヒグマに連れ去られ、下半身を食害され死亡
  • 長江政太郎(56)…ヒグマ討伐に1人で出向き、頭部のみを残し死亡
  • 上野由松(57)…討伐の際にヒグマに一撃で撲殺され死亡
  • 村田由郎(18)…ヒグマに重傷を負わされたのち保存食として土に埋められ、搬送先の病院で死亡

射殺されたヒグマについて

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射殺されたヒグマは、体長約2m、体重約200㎏もの巨大な雄熊でした。

解剖をすると、胃の中からは笊1杯分の人骨と、未消化だった人の指が発見されました。

射殺されたヒグマの毛皮は沼田町ふるさと資料館分館に展示されている

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射殺されたヒグマの毛皮は、最初は近隣の幌新小学校に展示されていました。

しかし、昭和42年に小学校が廃校となり、現在は沼田町郷土資料館に展示されています。

事件現場は現在はダムの底

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事件の後は、村人たちはヒグマの恐怖から徐々に沼田町を離れていき、昭和0年代には炭鉱閉山となり、ゴーストタウンとなりました。

現在は、事件現場は幌新ダムの貯水この底に沈んでいます。

開拓期の北海道において、人・農作物などへのヒグマの被害は多数存在した!

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開拓期の北海道は原生林に覆われていて、開拓以前はヒグマの天地でした。そこへ人間が侵入したために、開拓民とヒグマが出会う事故は多発していました。

小屋の中にヒグマが侵入し収穫した農作物を食べたり、人を襲う事件も多数発生していました。

石狩沼田幌新の資料は少ない?

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熊による獣害事件の三毛別熊事件や札幌丘珠事件、福岡ワンゲル部熊襲撃事件などに比べ、石狩沼田幌新事件は資料が少ないです。

「新編沼田町史」、討伐隊に参加した砂澤友太郎の妻が記した「スクラップオシルペ‐私の一代の話‐」、「ヒグマ」の3種類しかありません。

アニメ化された「ゴールデン・カムイ」で石狩沼田幌新の事例が

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アニメ化されたゴールデンカムイにも、石狩沼田幌新事件をモチーフとしたエピソードがあります。

ゴールデンカムイではヒグマは不死身のモンスターを言う怪物熊で、牧場で飼育されている馬などを食い荒らしていました。

ゴールデンカムイ内ではヒグマは3頭出てきますが、どのヒグマも、最後には撃ち倒されます。

太刀打ち不能!ヒグマの持つ脅威のスペック!

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過去に様々な獣害事件を起こし、現在も多くの人を怯えさせているヒグマですが、ヒグマは驚異のスペックを持っています。

アニメなどではかわいらしいイメージのあるヒグマですが、野生のヒグマは非常に危険で、哺乳類の中では最強と言っても過言ではないほどです。

あまり知られていませんが、知能や嗅覚も犬の何倍もあるため、これほど野生の熊による獣害事件が多発しているのです。

体長は2~3m、体重は250~300㎏にも達する

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ヒグマはヨーロッパからアジアにかけ、ユーラシア大陸や北アメリカ大陸納戸に生息しており、現存する熊の中では最も分布が広いです。

オスの成獣では体長は2~2m、体重は250~500㎏にも及び、メスは一回り小さく、体長1.8~2.5m、体重は100~300㎏ほどです。

ヒグマは栄養状態によって個体差が大きく、特にサケ・マス類を豊富に食べられる環境にいるヒグマ程大きくなります。

日本最大のヒグマは「北海太郎」、苫前町郷土資料館に剥離が展示中

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北海道の苫前町郷土資料館には、日本最大と言われている「北海太郎」の剥製が展示されています。

北海太郎は成獣のオスで、体重はなんと500㎏、足の大きさは27センチもあります。

嗅覚は哺乳類最恐

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実は熊は非常に優れた嗅覚を持っており、哺乳類の中では最強だといわれています。

その嗅覚は、人間の100倍の嗅覚を持っているといわれている犬の、さらに21倍もあり、人間の2100倍にも及びます。

熊は縄張りが広く、大量にエサを食べるため、エサを探すのにも一苦労です。そのため、優れたエサを探しやすいように、優れた嗅覚を持つようになりました。

人の頭部を簡単に吹き飛ばす腕力!容易く骨をかみ砕く牙!

ヒグマは非常に強い腕力をほこっており、一撃で人の頭部を簡単に吹き飛ばすことも可能です。また、鋭い爪も持っているため、石油缶は軽く押しただけでも穴が開きます。

あごの力も強く、虎よりも大きな歯を持っており、人間の骨は簡単にかみ砕くことができます。

ヒグマの亜種であるグリズリーは、なんとボウリングの玉でもかみ砕くことができます。

時速50km以上で走る健脚!

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ヒグマは力も強い上に足も速く、時速50kmで走ることができます。そのため、熊から逃げようとしても、普通は逃げることができず、捕まってしまいます。

また、嗅覚や好奇心も強いため、見失ったとしても、再び追いかけてくることができるのです。

防御力も凄い!場合によっては銃弾を弾く事も

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熊は攻撃力だけでなく、防御力にも優れています。熊の毛皮は非常に丈夫で、人間の力では打撃や刃物なども効果がありません。

銃弾ですら簡単に仕留めることはできず、一発命中したくらいでは意味がありません。角度によっては、当たった銃弾を弾いてしまうこともあります。

好奇心・執着心が非常に強い

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熊は好奇心や執着心が強く、興味を持ったものはしつこく追いかけ続けます。そのため、熊が興味を持ったものを持ったままでいると、いつまでも追いかけられることになります。

福岡大学ワンダーフォーゲル部熊襲撃事件では、ヒグマが一度狙った荷物を取り返し、所持し続けていたために、3人がヒグマの犠牲となりました。

学習能力も高く、人の味を覚えたヒグマは非常に危険

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熊は実は一般的な犬よりも学習能力が高く、一度人を襲ったことのある熊は人が簡単にとることができる獲物だと学習してしまいます。

そのため、本来はおとなしいはずの熊でも人を襲ったことのあるものは、その後も積極的に人を襲うようになります。

そのため、人を襲ったことがある可能性がある熊のいる山は非常に危険で、むやみには近づくことができません。

自然界においてはほぼ敵なし

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熊は自然界では、ほぼ敵なしというほど強い生物です。自然界の中で、唯一敵となりうるものがトラです。

野生のトラはツキノワグマと生息域が重なっており、成体の熊も捕食することがあります。

環境破壊などの影響で近年は人里に降りるケースが増加中

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以前は熊での獣害事件は森の中だけで起こっていましたが、近年は自然破壊の影響などでエサが減ったり生活域が住宅地と重なるようになってきました。

そのため、人里に熊が降りてくるケースが増え、そこで人と出会う事故が多発しています。

参考動画「ヒグマvsライオン」

こちらの動画は、野生の熊とライオンが戦っている動画です。熊は巨大なライオンに臆することなく、襲い掛かっています。

2足歩行になることで大きく見せ相手を威圧し、子熊でも負けることはありません。

この動画によって、改めて野生の熊の恐ろしさを痛感することができます。

万が一ヒグマに出会ってしまった時の対処法

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万が一山に入って熊に出会ってしまった時、正しい対処法ができないと襲われてしまう可能性があります。

もしも熊に出会った時は、どうすればいいのでしょうか。熊に出会ってしまった時の正しい対処の仕方を見ていきましょう。

熊よけスプレーを使う

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熊よけスプレーは、一般的に不審者の退治に使うトウガラシスプレーをさらに強化したスプレーをなっています。近くで噴射しないと効果はあまりありませんが、出会ってしまった時には役に立ちます。

熊に遭遇してしまっても、殺さずに退治することができます。誰にでもできて熊の撃退には抜群なので、熊がいる山に入るときには必ず携帯しておくようにしましょう。

目をそらさずゆっくりと後ずさりする

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自然界では、自分よりも弱いと思われれば最後、相手は自分を殺しにかかってきます。熊に遭遇した時に焦って目をそらしてしまうと、「自分は負けた」と言っているようなものです。

熊は基本的に臆病な性格をしているため、目をそらさず、ゆっくりとあとずさりをすれば、向こうから離れていきます。

敵ではないことを知らせるために妙な動きはせず、少しずつゆっくりとあとずさりをしてしっかり距離を空けていきましょう。

背中を向けて逃げない

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熊は、背中を見せて逃げる相手を追いかけるという習性があります。そのため、臆病な熊に出会っても、焦って背中を向けて逃げてしまうと、熊も本能で追いかけてきてしまいます。

また、熊はあれほど巨大な体を持っていながら時速50kmで走ることができるため、走って逃げることはほとんど不可能です。

山の中で突然熊に遭遇すると逃げ出したくなってしまいますが、決して熊に背中を見せないようにしましょう。

自分を大きく見せる

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自然界では、体が大きなものほど強く、威圧感があります。そのため、少しでも自分の体を大きく見せることで、熊が怯んで逃げ出すことがあります。

ブルーシートなどを持っていれば熊の前で広げて自分を大きく見せれば、熊を怯ませられるかもしれません。

死んだふりは逆効果

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「熊に出会うと死んだふりをしろ」とも言いますが、これは逆効果です。熊は基本的に山の中の木の実や虫などを食べて生活していますが、動物の死骸もエサとして食べます。

そのため、臆病で人間には近づかないような熊でも、死んだふりをしているとエサだと勘違いして喰われてしまう可能性があります。

熊に襲われた時には絶対に死んだふりはせず、冷静に対処しましょう。

熊が興味を持ったものは取り戻そうとしない

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熊は好奇心や執着心が強いため、一度狙ったものを取られると、どこまでも追いかけて取り戻そうとします。そのため、熊が興味を持ったものをいつまでも持ち続けていると、追いかけられてしまうことになります。

どれだけ大事なものでも、自分の命に代えられるものではないでしょう。熊が興味を持ったものはその場で捨て、熊から無事に逃げることだけを考えます。

熊が火を怖がるのは迷信

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クマなどの動物は火を怖がるといいますが、ヒグマもツキノワグマも、火を恐れることはありません。

そのため、火を使って熊を撃退しようとする方法は、意味がないのです。熊を撃退するには、撃退スプレーなどの方が効果的です。

噛まれたらとにかく反撃

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熊に噛まれてしまえば、怯えていても食われてしまうだけなので、後は猛反撃するしかありません。

目や鼻など、熊の急所をひたすら狙いましょう。どんな動物でも目は急所となるため、目を攻撃されると怯んでしまいます。

反撃に怯え、熊が逃げていくこともあります。

熊がいる山に入るときは音を出す

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熊は基本的に臆病な性格をしているため、人がいると分かっている方向には近づいてきません。そのため、熊鈴や大きな声を出していると、熊に遭遇しにくくなります。

熊がいる山に入るときは、音を出しながら歩くようにします。

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