超愛犬家、坂上忍の何匹もの飼い犬への想いとしつけ方の極意とは?! 俳優

超愛犬家、坂上忍の何匹もの飼い犬への想いとしつけ方の極意とは?!

坂上忍さんは、その場その時に応じた気の利いた発言や、皮肉たっぷりに世相をズバッと斬るMC(司会者)をはじめとするマルチタレントです。極度の潔癖症や毒舌キャラが際立っており、他の追随をゆるさない圧倒的な存在感を誇りますが、芸能界屈指の「愛犬家」でもあるのです。

坂上忍の何匹もの愛犬家ぶりは?

坂上忍さんはこれまで12匹の愛犬を飼いました。それぞれ苗字・名前がつけられています。佐藤ツトム(長男 チワワ)から、筑波サンタ(12男末っ子 雑種)です。「犬が飼いたい、犬が好き」だけではとてもできない12匹の犬の飼育です。

「犬の立場に立つことはもちろんであるが、溺愛するのではなく厳しく接することもある」という態度であるそうです。これはペットと飼い主というよりも、もはや親子関係です。そこまでの愛情を注ぐまでに至った経緯を知りたいですね。

坂上忍のプロフィール

坂上忍さんのプロフィールを紹介します。1967年6月1日東京都生まれです。演出家、児童俳優養成所経営、司会者、映画監督、歌手など幅広い活躍をしています。彼の圧倒的な存在感が明らかになったのは、フジテレビのお昼の人気長寿番組「笑っていいとも!」を引き継いだ情報番組「バイキング」です。

天才子役時代

当初、坂上忍さんは月曜日の担当MCでしたが、2年目からは毎日のメインMCに抜擢されました。彼のエンターテイナーとしてのルーツは、劇団若草に3歳から子役として所属したことです。14歳で個人事務所を設立しました。中学校卒業後もテレビ、舞台、映画で活躍しましたが、定着していた子役イメージからの脱却に苦労した時期がありました。

積極的挑戦と再ブレイクへの道!

その後1988年の映画「クレイジーボーイズ」で演じたヤクザ役が転機となったそうです。1980年代には歌手活動も開始しました。1997年には「30 thirty」で映画監督デビューを果たしました。2005年、演劇集団「コントレンジャー・オニオンスライス」を旗揚げし、演出を務めました。

さらに2009年、キッズアクタープロダクション「アヴァンセ」を開校しました。バラエティ番組でのブレイクのきっかけは、2012年に「笑っていいとも!」に出演、毒舌キャラを前面に出したことでした。2018年現在、複数のレギュラー番組や多数のスペシャル番組で大活躍をしています。

坂上忍はなぜ何匹もの愛犬家になったのか?

坂上さんは愛犬家としても知る人ぞ知る存在ですが、愛犬家となったきっかけは何でしょうか。11歳の時、テレビドラマ「ふしぎ犬トントン」という番組で主演を演じました。その時共演した犬の賢さと愛らしさに触れ、いつか犬を飼いたいと思ったのだそうです。

初めての愛犬との出会いと別れ

24歳の時、ウェルシュ・コーギー犬を飼いました。趣味が草野球だったことから「ヒット」と名付けました。当時、仕事や仲間との飲み会などで家を空けることが多く、ヒットの世話がおざなりとなってしまいました。

ヒットは寂しさからのストレスが原因となって抜け毛になってしまったり、部屋の壁を壊すといった問題行動を起こしたりするようになりました。もう自分は犬を飼うことはできないと考え、知人にヒットを譲りました。その後、ヒットが亡くなってしまったことを知り、大きな罪悪感に苦しんだそうです。

再び愛犬との出会いと誓い

40歳を越えた頃、たまたま訪れたペットショップでかわいいチワワに出会います。そこでもう一度、犬を飼うことを決意します。ヒットに与えてしまった苦しみを二度と繰り返さないことを誓いました。1匹ずつ苗字・名前をつけ人間と同じかけがえのない「1人」として生活を共にしているそうです。

坂上家の末っ子筑波サンタ①左前足を切断されたサン

坂上忍さんの犬への愛情がとてもよくうかがえる話題が、サンとの出会いです。サンは筑西市で、NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」に保護されていました。当時ケガをしており左前足は切断しなければなりませんでした。

坂上家の末っ子筑波サンタ②テレビ番組「天才!志村どうぶつ園」

テレビ番組「天才!志村どうぶつ園」で俳優の福士蒼汰さんがCAPINに訪れた際の放送をしました、坂上さんはこの放送でサンの様子を観ました。そこで里親制度のように、何日間かサンを預かり、マッチングをしました。これを里親制度同様トライアルというそうです。

坂上家の末っ子筑波サンタ③最後の愛犬に

サンは、猟銃で撃たれた形跡があり、散弾が身体のいたるところに残っているそうです。地元の人たちが、元気がなく前足を引きずるようにして苦しそうに歩く様子のおかしい犬がいるということでCAPINが保護したのです。

身も心も傷ついたサンと信頼関係を築くことができるのかということが課題でした。さらに身体の不自由な犬を飼うことは相当の覚悟が必要でもあります。自分の体力を考え、サンを最後の愛犬にすることにしました。

坂上家の末っ子筑波サンタ④養子縁組

そして、坂上家で受け入れ可能と判断されて「筑波サンタ」と名付けて正式に坂上家の末っ子となりました。トライアル期間の愛犬たちの様子がとても愛らしいのです。特に長男の佐藤ツトムくん(チワワ)は、自分よりも遥かに大きなサンタを弟のように気にかけてくれたのだそうです。これが養子縁組の決定打だったようです。

坂上家の末っ子筑波サンタ⑤義足を!

坂上家に来た当時、サンタは3歳でした。元気いっぱいで3本足でも十分歩くことができますが、将来体力・筋力が衰えれば歩行が困難になるでしょう。また、坂上さん本人も体力の衰えが来るはずで、サンタの補助が難しくなるでしょう。そこで、サンタに義足をつけることにしました。まだ体力があるうちに義足になれさせる必要があるのです。

坂上忍流何匹もの愛犬のしつけ方①信頼関係を築く!

愛犬をしつけるということは、当然、叱ることもあるのですが、叱るという厳しい態度をとる以上は、飼い主としての義務を果たす必要があるのだそうです。例えば、毎日の日課を決めてきちんと実行することが飼い主の義務の一つです。

朝の散歩は午前5時台に、朝ごはんは毎朝午前8時、夕ごはんは午後6時、そして寝る前には散歩。散歩から帰ったら、みんな玄関で待ちます。長男から順に足と身体を拭いて、1人ずつ廊下に上がっていく・・・というように、毎日の日課をルールとして作り、それを規則正しくこなすことで、愛犬との信頼関係を築くことができます。

坂上忍流何匹もの愛犬のしつけ方②叱る褒めるのメリハリ!

飼い主が嫌であることや、これはいけないと判断した時は、すぐに叱ります。ここで手を出してしまったら信頼関係が崩れてしまいますので、絶対に手はださないそうです。また叱るべき時は必ず叱ることだそうです。

ある時は叱り、またある時は叱らないという気まぐれや飼い主のその時の機嫌に左右されてしまったら、「叱る」という意味がなくなってしまうのだそうです。そして普段は、めいっぱい可愛がり、褒めてあげることが大切です。心から愛情を注いであげることが大切だそうです。

坂上忍流何匹もの愛犬のしつけ方③主従関係を明確に!

飼い主と愛犬の間にはいわゆる「主従関係」が必要です。犬には「群れの法則」があって、尊敬できるリーダーがいないと安定した穏やかな生活ができないのです。飼い主より自分のほうが上位だと判断した犬は「このコミュニティを守るのは俺だ!」と行動します。

車の音が聞こえたり、玄関に客が入ってきたら、吠える・威嚇するで大変なことになったり、部屋の中でもマーキングし放題となったり、散歩に出れば「あっちに行く、こっちに行く」などの問題行動が現れます。愛情を注ぐことと、甘やかすことは違うのです。ここにも信頼関係の大切さと、しつけの大切さがわかります。

呼び方にも注意を!

また主従関係に関連することですが、愛犬の呼び方は一定にすることが大切です。呼び捨てにしたり、「○○ちゃん」と、ちゃん付けしたりといろいろな呼び方をすると犬は混乱してしまいます。名前の呼び方は一定にすることが大切です。

坂上忍流何匹もの愛犬のしつけ方④先住犬を優先する!

前述の「信頼関係を築く」の箇所でも触れていますが、例えば散歩から帰ってきた時は、長男から順番に足、身体を拭いて家に上がる順番、ご飯をあたえる順番は長男から、というように飼い始めた順番で順序付けます。

犬は集団の中で信頼できるかどうかで優劣をつける性質があります。この優劣に基づく順序を守ることで、集団が安定します。特に、坂上家のように10匹を上回る愛犬を飼う場合はこの先住犬優先の徹底は大切であると言われます。

坂上忍流何匹もの愛犬のしつけ方⑤無駄吠え対策

テレビ番組「どうぶつ奇想天外!」で坂上忍さんが披露したしつけ方法です。ある家庭の飼い犬は、客が訪れるとワンワン吠えまくりで飼い主も参ってしまう状態でした。なんとかならないかとの依頼を受けた坂上さんは「何か大きな音の出るものは無いかなぁ・・・そうだ、シンバル持ってきて!」と番組スタッフにシンバルを持ってきてもらいました。

そのシンバルを吠えまくっている犬たちにむかって、「じゃ~んんん!」と鳴らしました。そうすると犬たちはびっくりして、その後全く吠えなくなったそうです。これは「飼い主が嫌な事柄をハッキリとわからせる」ことの実践例といえます。

プロから見た坂上忍の愛犬しつけ術は?

ある犬の訓練士が訓練士ではない坂上忍さんの愛犬しつけ動画を見ての感想を発表されています。犬のしつけについてのマニュアルは、一応あるにはあるそうですが、人間同様、マニュアルにハマりきった犬など皆無に等しいのだそうです。

直感と具体的な指示が大切!

そこで大切になるのが、犬が今何を感じているか?今何を必要としているのか?といった「直感」だそうです。坂上さんはこの直感を持っているようだと記されています。また、手に負えないと飼い犬をケージに入れっぱなしだった飼い主に坂上さんは「しっかり犬と向き合わないとダメだ!」ときっぱり指摘していたそうです。

犬に「○○するな!」と命じても、ではどうすればいいか?ということは犬にはわからないので、「座っていなさい!」のように具体的に教えることが大切なんだそうです。これも坂上さんは実践できているそうです。もはや坂上忍さんはプロの領域に入っているようです。