マイアミゾンビ事件の概要は?犯人は被害者の顔を噛みちぎった? 社会

マイアミゾンビ事件の概要は?犯人は被害者の顔を噛みちぎった?

2012年にアメリカ合衆国のフロリダ州で起きた異様な事件は、犯人が銃で撃たれても被害者の顔を食いちぎる事を止めなかったため、「マイアミゾンビ事件」と呼ばれています。犯人や被害者のショッキングな画像や、防犯カメラの映像だけでは分からない事件の真相に迫ります。

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マイアミゾンビ事件の概要は?被害者が顔を噛みちぎられた?

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2012年5月にフロリダ州マイアミで起きた猟奇的な事件、通称「マイアミゾンビ事件」では、被害者が犯人に顔の約80%を噛みちぎられました。

マイアミゾンビ事件とは?男性が顔を噛みちぎられた事件

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マイアミゾンビ事件の犯人はホームレスの黒人男性で、事件当時は全裸で、不幸にも彼に遭遇した同じくホームレスの白人の老人を襲って、あろうことか顔の大半を噛みちぎり続けました。

事件が起こったのは2012年5月26日、現場はフロリダ州マイアミの脇道

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この事件は2012年5月26日の午後、フロリダ州マイアミにあるマッカーサー・コーズウェイという、フリーウェイの脇道で起きました。このフリーウェイは、マイアミ市とマイアミビーチ市をつなぐ幹線道路です。

具体的な事件現場は、マイアミ市側のノース・イースト13thストリートの脇道でした。現場の近くにはコンサートホールや大きなミュージアムパークがあり、マイアミ市の文化的なエリアです。

現場で男2人が争っているとの通報を受け警察官が出動

5月26日の午後、マイアミ市警察に通行人から、老人が黒人男性に襲われていると言う通報が入りました。無線を受けたマイアミ警察が現場に駆けつけましたが、そこでは異常な事態が発生していました。

2人の男は全裸で寝そべっており、1人の男が被害者男性の顔を噛み砕いていた

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事件現場では、共に全裸の犯人と被害者の老人が寝そべっていました。そして驚いた事に、黒人男性の犯人が被害者の老人の顔を貪り食っていました。

そこで警察官が見たのは、黒人の犯人が一心不乱に被害者の顔を噛み砕く、大変恐ろしい光景でした。

警官は加害者に銃を発射するも加害者は顔を食べるのを止めなかった

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駆けつけた警察官たちは犯人の異常な行為を止めさせようと、拳銃を向けて制止を促しましたが、犯人は意に介することなく、唸っては被害者の顔を食べ続けます。

制止するため警察官は威嚇射撃の発砲をしましたが、それでも犯人は怯むことなく、被害者を食いちぎり続けました。

警官は加害者を射殺

それでも従わないため、やむなく警察官は犯人に向けて発砲しました。その後も驚くべき事実が続きます。

警察官の発砲により確かに犯人は被弾しましたが、被害者の顔を食いちぎることを止めませんでした。仕方なく警察官は続けて発砲し、結局6発もの銃弾を浴びてやっと犯人は静かになりました。

被害者は病院に搬送されるも顔がなかった?顔画像が話題に

犯人の名前はルーディ・ユージン、当時32歳、被害者の名前はロバート・ポッポさん、当時68歳でした。ポッポさんは直ぐに病院に搬送され、顔の約80%を損傷する重症を負いましたが、一命を取りとめました。

ポッポさんの顔写真はアメリカのネット上や、英国デイリー・メール紙に載って大変話題になりました。デイリー・メール紙では、被害者の事件前の写真と事件後のモザイク写真を掲載しています。

事件の一部始終を捉えた防犯カメラの映像は?

この事件の一部始終は、マイアミ・ヘラルド新聞社の防犯カメラに映っていました。その映像が公開されています。距離が離れている上、建物や樹木で一部が隠れていますが、信じ難い凶行がノーカットで映っています。

映像をよく見ると、陸橋の下の脇道で休んでいたロバート・ポッポさんに、裸の犯人ルーディ・ユージンが暴行を加えるシーンが見てとれます。ポッポさんを殴りつけて衣服を脱がせて覆いかぶさっていきます。

そしてポッポさんの顔を食いちぎっていきますが、幸いにも映像が鮮明でないため、つぶさに凶行を見る事はできません。映像から、恐るべき蛮行は18分にも及び、その後警察官が駆けつける映像へとつながります。

加害者が顔を食いちぎったことからマイアミゾンビ事件と呼ばれた

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この事件は、加害者が被害者の顔の大半を食いちぎったこと、そして銃弾を受けても食いちぎることを止めなかったため、「コーズウェイの食人鬼事件」とか「マイアミゾンビ事件」と呼ばれています。

この事件は、インターネットを通じて画像や動画と共に拡散されて、恐怖のゾンビ事件として全米を震撼させました。

二人は知り合いだったのか

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ルーディ・ユージンとロバート・ポッポさんの関係は、ルーディが離婚後ホームレスになった時に会っていたかもしれませんが、公開された防犯カメラの映像からみて、おそらく知り合いではなかったと思われます。

不運なポッポさんが脇道で休んでいたところに、たまたま犯人のルーディが通りかかり、恐ろしい凶行に及んだと思われます。

マイアミゾンビ事件はリアルバイオハザードで怖すぎると話題に

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マイアミゾンビ事件が報道されると、あっという間に全米中の話題となりしまた。その後に防犯カメラのノーカット映像が公開され、ネットで拡散していきました。

この映像を見た人たちからは、テレビゲームがヒットして、その実写版も大ヒットしたホラー映画「バイオハザード」で、ゾンビが人を襲って食う映像そのものだ、と評されました。

多くの人々からは恐怖以外の何者でもない、まさに「リアルバイオハザード」だと言われました。

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マイアミゾンビ事件の犯人であり加害者のルーディ・ユージンについて

ここからは、「リアルバイオハザード」の張本人である、本事件の犯人:ルーディ・ユージンについてお話しましょう。

射殺された加害者はルーディ・ユージン!ホームレスだった?

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警察官から6発の銃弾を受けて絶命した加害者ルーディ・ユージンは、2005年に結婚しましたが、わずか2年で離婚しています。彼はその後、ホームレスとなって、車上生活を送っていました。

ルーディ・ユージンの経歴は?

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ルーディ・ユージンは1980年生れのハイチ移民の2世で、ノース・マイアミ・ビーチ・ハイスクール出身です。ルーディは高校時代、フットボール選手として有名でした。

ルーディ・ユージンの中学時代の友人の証言は?

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ルーディ・ユージンの中学時代からの友人の証言では、大麻は吸っていたようですが、その他のドラッグは使わなかったようです。タイレノールのような一般的な鎮痛剤ですら、服用しなかったと証言しています。

更に友人は、ルーディは誰かにだまされて、変な薬を飲まされたのではないかとまで言っています。

ルーディ・ユージンは事件当日午前2時に突然恋人の家を出た

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事件の前夜ルーディ・ユージンは、マイアミ・ガーデンにある恋人の家で過ごしています。当日の午前2時、サウス・ビーチで催されていたメモリアルデー・ウィークエンドのパーティに行くと言って出かけました。

友人宅に向かいイベントに誘うも断られたため一人で家を出た

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ルーディ・ユージンは1人でガールフレンドの家を出た後、車で友人宅を訪ねています。友人からイベントに一緒に行こう誘われましたが、1人で行くと断って午前6時ごろ友人宅を出ています。

その後犯行現場まで歩いて向かう途中服などを脱ぎ捨てる

その後ルーディ・ユージンは、何らかの理由で突然車を乗り捨てて、そこから5キロ程歩いて事件現場に向かったようです。

その日の午後のマイアミは、よく晴れてとても暑い日でした。ルーディは途中で衣類を脱ぎ捨てて、現場に着く頃には殆ど裸になっていました。

午後2時頃、被害者のロバート・ポッポさんに遭遇し襲いかかった

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午後2時頃、ルーディ・ユージンは、現場の陸橋の下で休んでいたロバート・ポッポさんと遭遇します。そしてルーディは、突然ポッポさんに襲いかかりました。

ルーディ・ユージンはクリスチャンだった?通った道に聖書が散らばっていた

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家族や友人の証言では、ルーディ・ユージンは敬虔なクリスチャンで、いつも聖書を持ち歩いて読んでいたそうです。実際に彼が歩いたと思われる道沿いに、破られた聖書が散らばっていました。

マイアミゾンビ事件の被害者ロバート・ポッポさんの詳細

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次に大変気の毒な被害者、ロバート・ポッポさんの情報をお伝えしましょう。

事件が起きる前のロバート・ポッポさんの画像は?

前述の通りロバート・ポッポさんの顔写真は、英国のデイリー・メール紙上に、事件前の写真と被害後のモザイク写真が掲載されています。事件前は長年のホームレス生活により、日焼けした精悍な顔つきでした。

ロバート・ポッポさんは逮捕歴がある!逮捕内容は?

被害者のロバート・ポッポさんは、1980年ごろからホームレスとして生活していました。不法侵入などの犯罪をくり返しており、逮捕歴はなんと24回だそうです。

ロバート・ポッポさんも事件当時ホームレスだった

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ロバート・ポッポさんの長年のホームレス暮らしでは、事件現場に隣接するワトソン・アイランドを生活拠点にしていたようです。もちろん事件に遭遇した時もホームレスでした。

マイアミゾンビ事件の捜査結果は?原因は薬?人食いではなかった?

当初マイアミゾンビ事件の犯人ルーディ・ユージンは、被害者の顔を貪り食ったとされましたが、検死解剖の結果、彼の体内から人肉は出てきませんでした。それでは意外な捜査結果についてこれから紹介しましょう。

事件当時マイアミでは麻薬・バスソルトが流行していた?事件の原因?

当初犯人のルーディ・ユージンは、バスソルトと言う合成麻薬を摂取していたとされました。バスソルトとはメフェドロンという合成麻薬が主成分で、当時のアメリカで急速に流行していました。

マイアミゾンビ事件の前後から、メフェドロンが原因と見られる事件・事故は多発しています。他人に対する攻撃的な行動だけでなく、服用した人の体にも悪影響を与えたり、自殺する事例が報告されています。

バスソルトとは?脱法ドラッグ?

合成麻薬のメフェドロンは、アメリカでは「バスソルト」と呼ばれて、本物の入浴剤を装って広く販売されていました。日本では2012年8月に脱法ドラッグ、つまり麻薬として指定されています。

奇しくもマイアミゾンビ事件直後に、麻薬に指定されています。

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