千田麻未さん失踪(北海道室蘭女子高生失踪)事件の概要は?真相は?

2001年、北海道室蘭の女子高校生・千田麻未さんがアルバイト先のパン屋の講習に向かう途中に姿を消すという事件が起こりました。当初はパン屋のオーナーが誘拐の犯人との疑惑もありましたが、現在も真相は分かっていません。千田麻未さん失踪事件について紹介していきます。

千田麻未さんが消えた北海道室蘭女子高生失踪事件の概要

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2001年、当時室蘭栄高校に通う女子高校生であった千田麻未さんが、自宅からアルバイト先のパン屋の講習に向かう途中に失踪し、その後行方が分からなくなるという事件が起こりました。

ここでは現在も未解決のままの千田麻未さん失踪事件について、その概要を紹介していきます。

千田麻未さんとは北海道室蘭女子高生失踪事件の被害者?どんな人物だった?

千田麻未さんは事件当時16歳で、室蘭市内にある道立高校・室蘭栄高校に通う16歳の高校生でした。身長は153cmと小柄で細身、髪の毛の色は黒く肩につく程度の長さです。

自宅は北海道室蘭市内にあり、同じく室蘭市内にあるパン屋でアルバイトをしていました。明るい性格で上の写真のように外見も可愛らしく、成績も優秀で男女問わず同級生から人気が高かったと言います。

事件が起きたのは2001年3月6日

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千田麻未さんが失踪したのは2001年の3月6日のことです。この日は全国的には平日なのですが、室蘭市内の公立高校では入試が行われており、千田麻未さんが通う栄高校も休みでした。

そのため午前中は家で過ごし、13時からアルバイトの予定であったと言います。

現在も未開事件として謎が残されたままになっている

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千田麻未さんは夜間に危険な場所を歩いていたわけではなく、平日の昼間に自宅からアルバイト先のパン屋の本社への道のりを移動している間に行方不明になっています。

不可解な点が多いこの失踪事件が起きたのは2001年3月のことですが、恐ろしいことに事件から18年が過ぎた2019年現在も、千田麻未さんの消息も事件の真相も全く分かっていないのです。

実際の事件の報道動画

上の動画が千田麻未さんが失踪について放送されていた、報道番組です。

事件の発生当初から現在に至るまで、動画内でインタビューに答えている“A氏”というパン屋のオーナーの男性が怪しいと言われており、インタビューの様子を見ても少し不自然さが感じられます。

千田麻未さんの家族や直前に話をしていた友人のインタビューも聞くことができるため、事件についてもう一度詳しく知りたい場合は、目を通すことをお勧めしたい動画です。

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千田麻未さんの事件当時の格好

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事件があった当日、千田麻未さんはベージュのジャケットにネイビーのジーンズ、バーバリーのマフラーに緑色の革靴を履いていました。

遊んでいる風に見える服装では全くなく、高校生がアルバイトに出かける時のごく一般的な服装をしていたと言えるでしょう。

事件当時学校は入試のため休日だった

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千田麻美さんが姿を消した3月6日、室蘭市内の公立高校では入学試験があり、在学生は休日となっていました。

そのため道立の進学校に通う千田麻未さんも朝から在宅しており、13時からアルバイトの予定であったと言います。

事件の経緯は?2001年3月6日、アルバイト先のパン屋本店に向かっていた

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学校が休みだったためか、この日千田麻未さんが向かった先はアルバイト先のパン屋の本店で、コーヒーの淹れ方の研修を受ける予定でした。

普段働いているパン屋は同市内の支店であり、本店に向かうのはこの日が初めて出会ったそうです。パン屋の本店は室蘭市の知利別町にあり、千田麻未さんの自宅からは7km程離れた場所でした。

千田麻未さんはパン屋本店に電話後、コンビニに寄り循環バスへ

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千田麻未さんは、パン屋の本店に13時過ぎに着くように行くという連絡を入れた後に自宅を出て、自宅付近のバス停から市内循環のバスに乗りました。

その前にコンビニに寄っていることが店内の防犯カメラから分かっており、バスに乗った姿も高校の友人に目撃されています。

パン屋最寄りのバス停を通り過ぎ、室蘭サティへ

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この後、千田麻未さんは少し不可解な行動に出ます。パン屋本店の最寄のバス停は東室蘭駅の北側だったのですが、何故かここを通り過ぎて東通りというバス停で降りたと見られています。

そしてその後もアルバイト先には向かわずにサティ室蘭店に向かい、化粧品を見ていたことが分かっているのです。サティの防犯カメラに千田麻未さんの姿が映ったのは、13時4分と13時26分の2回。

つまり少なくとも20分以上はこの場所におり、本来ならばアルバイト先に到着していなければいけない時間にサティにいたことになるのです。

その後パン屋本店近くのバス停でPHSに電話

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サティを出た後、最寄にあるバス停の東町二丁目に向かった千田麻未さんは、13時31分発のバスに乗車しました。

そしてパン屋本店に近い、東通というバス停で下車。時刻表から予想して、下車時刻は13時40分前後と考えられています。

13時42分頃にPHSに彼氏から電話が掛かってきており「今、 下に着いた」と話していたそうです。下というのは、室蘭で東通付近を指す呼称であり、電話の様子は普通であったと言います。

PHSに再度電話があり、かけ直すと伝え切った後消息不明に

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13時46分頃にも、彼氏は千田麻未さんのPHSに電話をかけており、「今は話せないから後で」と言われて電話を切られています。

この時の電話の印象について、後に彼氏は背後から話声や車の音はしなかった、妙に静かだったので千田麻未さんは屋内にいたのかもしれないと振り返っています。

そしてこの電話を最後に、千田麻未さんとは連絡が取れなくなっています。

警察が警察犬を投入せず捜索したのは当時事件性の有無を考えていたから?

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千田麻未さんの両親は、娘の消息が分からなくなってすぐに警察に捜索願を出しました。警察は何故か初動捜査で警察犬を使っておらず、これが事件を迷宮入りさせた理由の1つとも考えられています。

通常失踪事件が起きた際、警察はすぐに警察犬を使った捜査をします。おそらく室蘭警察も捜索願を受理したものの、女子高生が白昼堂々ということもあり、事件性は低いと考えたのでしょう。

単にアルバイトをさぼって友達と遊び歩いていた、という可能性もあることから、本格的な操作はもう少し様子を見てからで良いと先送りにしてしまった可能性はあります。

失踪後捜査協力を願うチラシが配られていた

千田麻未さん失踪から18年が経過した1018年、警察は彼女が立ち寄ったことが確認されている室蘭サティの前など、室蘭市内の2ヶ所の場所で捜査協力を募るチラシを配布しました。

これまでも警察は何度もビラ配りをしており、事件に関する情報は合計で300件以上寄せられましたが、事件解決に結びつくようなものはなかったと言います。

警察の判断が甘かった?人口に対してのビラの数が圧倒的に少なかった

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2018年にビラ配りでは、警察は事件を過去のものにしたくないと発表していました。しかし、その割には室蘭警察が配ったビラの数自体が少ないという指摘もあります。

警察が配布したビラは2ヶ所併せて400枚であり、ビラを配布した室蘭サティの付近が市内で一番栄えている商業地区であることを考えると、あまりにも少ない数であると言えるでしょう。

事件から11日後に警察やようやっと公開捜査へ

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警察は千田麻未さんの失踪から11日が経った3月17日にようやく、公開捜査に踏み切りました。

この事件では警察の判断が全てにおいて遅く、誘拐事件であった場合は犯人に逃げる時間や証拠を隠蔽する時間を与えてしまったのではないか?と指摘されています。

その後手掛かりはなく未解決事件へ

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地元紙である室蘭民放によると、2019年現在も警察は事件を風化させてはいけないとして、千田麻未さんの行方を追っていると言います。

しかし、事件の発生からあまりにも時間が経ちすぎてしまったことから、解決は難しいのではないかという指摘も数多くあります。今となっては、警察の初動捜査の甘さが悔やまれるばかりです。

千田麻未さんの事件の真相は?犯人は誰?

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失踪から19年が経っても帰ってきていないことを考慮すると、千田麻美さんが事件に巻き込まれたことは疑いないでしょう。

ここでは、失踪当初から怪しいと噂されていたアルバイト先のパン屋のオーナーの男性など、千田麻未さん失踪の犯人と思われる人物について紹介していきます。

パン屋本店の店長が怪しいと話題に

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事件当初から犯人なのでは?と目されていたのが、千田麻未さんのアルバイト先であったパン屋のオーナーをしていたという男性です。

30代のこの男性は、パン屋の本店で彼女の研修を担当することになっており、失踪前の千田麻未さんがパン屋本店の付近にいたことから、知人の中では最も接触していた可能性が高い人物と言えます。

しかもこの男性にはアリバイがなく、警察も疑いの目を向けていましたが、逮捕するだけの証拠もないためにグレーの存在となっています。

千田麻未さんはパン屋の上のアパートに監禁されていた?

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ネットではパン屋のオーナーの男性が所有していたアパートには屋上があり、そこに千田麻未さんは監禁されていた、またはアパートには空室があってそこに監禁されていたという噂が流れました。

どちらも噂話であるために真相は不明ですが、このような様々な情報が錯綜する程、パン屋のオーナーの男性は怪しい点が多かったのです。

千田麻未さんはバスの乗客に連れ去られたという説も浮上

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事件当日、千田麻未さんが乗っていたバスには少なくとも11人の同乗者がいたことが判明しています。しかし、このうちの3人だけ名乗り出ておらず、身元が分かっていないのです。

このことから身元不明の3人が彼女を誘拐した犯人、もしくは事件について何らかの事情を知っているのではないか?とも考えられています。

千田麻未さんは北朝鮮に拉致された説もある

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千田麻未さんは失踪が報道された際に話題になったほどの美人で、学業も優秀であったと言われています。このような事情も手伝って、北朝鮮に拉致されているのではないか?という疑いも持たれているのです。

実際に北海道には北朝鮮からの漂着船が複数確認されており、室蘭も海に面した市ですから、このような疑惑が持ち上がるのも不思議ではないと言えるでしょう。

ストーカーによる犯行説

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千田麻未さんは友人に、誰かにつけられている気がするという相談をしていたそうです。

警察や学校に相談する程の被害はなかったと言いますが、友達のアドバイスで知らない番号からの電話には出ない、何かあったらすぐに報告をするといったことを心がけていたと言います。

このストーカーがどのような人物なのかは分かりませんが、事件前から千田麻未さんをつけ狙っている人物がいたとしたら、誘拐犯である可能性は高いでしょう。

食材配達のアルミ車による犯行説

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パン屋に頻繁に配達に訪れるトラックの運転手が、千田麻未さんに目をつけていて誘拐したのではないか?という説もあります。

確かにトラックであれば、乗せてしまえば目的地まで連れ去ることは容易かもしれません。しかし室蘭市の繁華街にいた彼女を、誰にも見られずにトラックに乗せるのは至難の業です。

またパン屋の本店で研修というイレギュラーな日に、千田麻未さんを誘拐しようと試みるのも、いささか無理があると言えるでしょう。

半グレやヤクザによる誘拐説

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半グレやヤクザなどの非合法な暴力組織が、千田麻未さんを拉致したのではないか?という疑いも持たれています。

これも千田麻未さんが美人であるが故に持ち上がった疑惑ですが、普通の家庭の女子高校生1人を攫うために、白昼の繁華街で犯罪活動をするかどうかというと疑問が湧きます。

また半グレが拉致をしたのだとしたら、どこかから情報が漏れ出て今頃事件は解決していると思われるため、おそらく今回の事件とは無関係との見方が強いです。

千田麻未さんはパン屋のもっと上の人に連れ去られた?

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地元の室蘭市ではパン屋のオーナーよりももっと地位が高い、経営上層部に目をつけられて誘拐されたのではないか?という噂も立っていたそうです。

こちらも真相は不明ですが、やはりいなくなった当日、普段は行かないはずのパン屋の本店に向かっていたことから、パン屋の運営会社が関係していると考える人も少なくなかったのでしょう。

千田麻未さんは行方不明後にも目撃情報があった?

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事件後も千田麻未さんを見かけたという情報は警察に複数件寄せられ、中には千葉県、埼玉県などの本州での目撃情報も含まれていました。

しかし、これらは後に人違いであったことが判明しており、確実に本人だったと言える目撃情報はありませんでした。

また、事件の翌日に室蘭市内のイタンキ浜に千田麻未さんに似た女性がいたという目撃証言もあり、これが事実だとすると北朝鮮の拉致説が濃厚になると言われています。

千田麻未さんを拉致した犯人は別にいる?

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この事件で最も怪しいと思われているのがアルバイト先のパン屋のオーナーですが、そもそも真っ先に疑われるような状況で犯行に及ぶのか?と疑問を投げかける意見もあります。

また、事件の当初から地元では室蘭工業大学の生徒による誘拐との噂も立っており、千田麻未さんや家族、友人らが全く知らない人間が、彼女の行方のカギを握っている可能性も否定できません。

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