新潟弁の特徴と方言一覧!語尾がかわいい?告白フレーズも紹介! ライフ

新潟弁の特徴と方言一覧!語尾がかわいい?告白フレーズも紹介!

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しんきやける:腹が立つ

新潟弁の「しんきやける」は標準語では「腹が立つ」という意味になります。これに仮に「心気焼ける」と漢字を当ててみると「はらわたが煮えくり返る」というようなイメージが湧いて来ますね。

例文としては「またガラスを割られてほんとにしんきやけるよ」といった風に使って「ガラスを割られて本当に腹が立つ」という気持ちを表します。

なじょもなじょも:いえいえ

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新潟弁の「なじょもなじょも」は標準語ではお礼を言われた時に返す「いえいえ(どういたしまして)」という言葉に当ります。日常会話でよく使われる言葉です。

例文としては「たいへん結構なものを頂戴いたしましてありがとうございます」と言われた時などに「なじょもなじょも。こちらこそ先日はたいへんおもてなしをいただきまして」といった風に使われます。

なまら:すごく

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弁の「なまら」は標準語では「すごく」「非常に」のように強調する言葉として使われます。それにしても「なまら」という音は標準語にはちょっと共通するところがない感じがしますね。

例文としては「この包丁はなまら切れる」とか「今朝はまたなまら寒いね」などという風に使って度合いが甚だしいことを強調します。

はっこい:冷たい

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新潟弁の「はっこい」は標準語では「冷たい」という意味です。また「しゃっこい」も「はっこい」と並んで同じく「冷たい」という意味を表します。ことによると「ひやっこい」から来ているのかもしれません。

例文としては「はっこい水をぐっと飲んで酔いを醒ましたい」とか「そろそろ風がはっこくなって来ました」などという風に使われます。

面白い新潟弁一覧と例文

 

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どの地方の方言にも、標準語とかけ離れた聞いていかにも面白いと感じる言葉があるものです。もっとも標準語と言ってもそれは東京圏の方言に過ぎないと言うべきでしょうが。

新潟弁にもこんな面白い響きを持つ言葉がいろいろあります。こういうところに方言の親しみ易さや可愛さが出て来るのかもしれません。そんな面白い新潟弁を例文も添えていくつかご紹介します。

(はら)くっちゃい:満腹

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新潟弁の「(はら)くっちゃい」は標準語では「(おなかが)満腹」という意味です。標準語では「満腹」とか「(はら)いっぱい」と言うところですから、「くっちゃい」はいかにもかけ離れていますね。

ところで「くっちゃい」だけだと「いっぱい」の他に、もう一つ「面倒くさい」という意味で使われることもあるのです。

例文としては「ああ、よく食べた、腹がくっちゃい」とか、もう一つの意味としては「そんな話はくっちゃいからやめてくれ」などという風に使われます。

かけられる:指名される

新潟弁の「かけられる」は標準語では「指名される」とか「当てられる」という意味になります。「かけられる」と言うと何か被害を受けるような感じですが、新潟弁を話す人たちにはそんな意識はないようです。

例文としては「英語の授業で教科書の音読と訳をかけられた」と言えば「音読と訳をやるように当てられた」という意味、[結婚式でスピーチをかけられた」と言えば「スピーチを指名された」という意味です。

(飴が)泣く:(飴が)溶ける

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新潟弁で「(飴が)泣く」と言えば、標準語では「(飴が)溶ける」という意味です。溶けてドロドロの液体状になる様子が、飴から涙が出たように感じるのかも知れませんね。

例文としては「うっかりポケットに入れた飴が泣いたので、ポケットの中がドロドロになった」とか「飴やチョコレートは泣くから夏、送るのは止めた方が良い」といった風に使います。

おじ・おば:次男・次女

弁の「おじ・おば」は標準語の「次男・次女」を表す場合と「叔父・叔母」を表す場合の両方があります。第一音の「お」を高く発音すると「次男・次女」、「お」を低く発音すると「叔父・叔母」の意味になります。

因みに長男・長女は新潟弁では「あんにゃ・あねさ」になります。「おじ・おば」の例文としては「お宅のおじは元気ですか?」と言えば「お宅の次男は元気ですか」という意味になります。

うんな(んんな):お前

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新潟弁の「うんな(んんな)」は標準語の「お前」とか「あんた」といった2人称(YOU)に対するくだけた言い方です。目上の人に対しては「うん様」となります。また複数の「お前たち」は「ねら」となります。

例文としては「うんな、もう来たのか」と言えば「君、もう来たのか」という意味、「うんな食事の支度を手伝って」と言えば「あんた食事の支度を手伝って」という意味になります。

ぼっこす:壊す

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新潟弁で「ぼっこす」と言えば標準語の「壊す」という意味です。「ぼっこす」と聞く音の感じは確かに「こわす」というイメージが湧いて来ますね。東京圏の「ぶっこわす」とも通じるような気がします。

例文としては「誰かが外のゴミ箱をぼっこして行った」とか、「そんな座り方をすると、またこの椅子をぼっこしちゃうよ」などという風に使います。

おおばら:散らかしている

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新潟弁で「おおばら」と言えば標準語で「散らかしている」状態を表します。両者の語感は大きくかけ離れていますね。標準語圏の人が「おおばら」と聞くと「太っ腹」みたいなことを連想してしまいます。

例文としては「「部屋がおおばらの最中にガールフレンドが来ちゃった」とか、「ちょっと待ってくれ、今おおばらっけ中なんだ」といった風に使われます。

つけておく:乗せておく

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新潟弁で「(車に)つけておく」と言えば標準語の「(車に)乗せておく」という意味になります。「つける」がすなわち「乗せる」なのです。但しこれは物を乗せる時に使われる言葉で人を乗せる時には使いません。

例文としては「この荷物を車につけといて」とか「あれはもう車につけておいたから大丈夫」などという風に使います。「この子を車につけといて」などとは言いません。

ねじらね?・なじら?:どうですか?

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新潟弁で「ねじらね?」とか「なじら?」と聞かれたら標準語では「どうですか?」とか「如何ですか」と聞かれていることになります。いろいろな場面で相手の状態や感想を聞く時に広く使われる言葉です。

例文としては、「お加減はねじらね?」で体の具合を聞いたり、食事の後で「ねじらね?」と言われたら「味は如何でしたか?」という意味、「ご都合はなじら?」と聞かれたら「都合は如何ですか?」という意味です。

旅んもん:ほかの地域の人

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これは新潟弁でも特に佐渡地方で使われる言葉ですが「旅んもん」と言えば標準語の「ほかの地域の人」という意味です。よその地域から旅をしてきた人という感じで、いかにも島で暮らす人の感情を表していますね。

例文としては「あの人の奥さんは旅んもんだね」とか「これは旅んもんにはわかってもらえないよな」などという風に使います。

ちっとばか:少しだけ

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新潟弁で「ちっとばか」と言えば標準語では「少しだけ」という意味になります。標準語の「ちょっとばかり」と並べてみるとあまり意外な感じはありませんね。「ばか」は「馬鹿」ではないのですね。

例文としては「ちっとばか言い過ぎた」と言えば「ちょっと言い過ぎた」という意味、「ちっとばかくたびれた」と言えば「少しだけくたびれた」という意味になります。

かすくる:ごまかす

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新潟弁で「かすくる」と言えば標準語では「ごまかす」という意味になります。これは新潟で「かすめる」という言い方をする地域もあります。どちらも「ごまかす」とはかけ離れた感じがしますね。

例文としては「あの店はお釣りをかくするから気を付ける方がいい」とか「論文でデータをかくして使った」などの使い方があります。

さあさ:あらら

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新潟弁の「さあさ」は標準語では「あらら」とか、ちょっと古いですが「あちゃー」という感じの感嘆詞です。「あっ、しまった」という気持ちで思わず出て来るようなフレーズですね。

例文としては「さあさ、茶碗割っちゃった」とか、「さあさ、あの人離婚したとは知らずに奥さんお元気ですか?なんて聞いてしまって、悪いことをした」といった場面で使われます。

おばさ:妹

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新潟弁の「おばさ」は標準語では「妹」という意味になります。音から連装すると「叔母さん」とか「お婆さん」を思い浮かべがちになりますが、実は逆に年齢が下の「妹」になるのは意外な感じがしますね。

例文としては「君のおばさは僕のおばさの友達なんだね」などと使われます。「あの叔母は私の母のおばさです」などと言われるとたいへん紛らわしくなりますね。

おんちゃ:弟

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新潟弁の「おんちゃ」は標準語では「弟」という意味になります。「おんちゃ」は「弟」とはかけ離れた響きでちょっと見当がつきませんね。因みに新潟弁で「兄」は「あんにゃ」です。この両者は近い感じですね。

例文としいては「僕のおんちゃは今年東京の大学に入学した」とか「あの叔父は父のおんちゃです」という風に使われます。要するに標準語で「弟」というところが新潟弁では「おんちゃ」になるわけです。

ひゃぐ:叩く

新潟弁で「ひゃぐ」と言えば標準語では「叩く」という意味になります。「ひゃぐ」の語感は「叩く」には程遠いのでちょっと見当がつきません。しかし「ひゃぐ」とはたいへん面白い響きの言葉ですね。

例文としては「子供の頭をひゃぐのはよくない」とか「オレがうんな(お前)をひゃぐのは、うんなに一人前の立派な人間になってほしいからだ」などという場面で使われます。

みよける:卵から生まれる

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新潟弁の「みよける」は標準語では「卵から生まれる」という意味になります。これも標準語とはまったくかけ離れた意外な感じがする言葉ですね。しかし標準語に比べてこの新潟弁はたいへん簡潔な表現ではあります。

例文としては「ツバメの巣の中でひながみよけて、口を開けて親ツバメがエサを運んで来るのを待っている」とか、「ホトトギスのひなはウグイスの巣でみよけるそうだ」などいう場面で使われます。

かわいい新潟弁一覧と例文

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よく新潟弁はかわいいと言われますが、まさにその「かわいい」と言われる所以となるような典型的に「かわいい」新潟弁をご紹介しましょう。「かわいさ」は発音したときの音が耳に快い響きを与えるところにあります。

特に語尾に「かわいさ」が現れることが多いようです。その「かわいい」新潟弁の意味と、使い方の例文も併せてご紹介しようと思います。ぜひ「かわいさ」をじっくり味わってみて下さい。

~ろ:~だろう

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新潟弁のかわいい語尾の一つに「~ろ」は標準語では「~だろう」という意味の語尾です。「~だろう」と言われると押しつけがましい響きを感じますが、「~ろ」と言われるといかにも柔らかい響きを感じます。

「~ろ」と伸ばさずに言い切ると、相手の同意を求める言い方、「~ろー」と伸ばすと多分そうだろうという推量を表す言い方になります。例文としては「これは良い本ろ」とか、「これは安物ろー」などと使われます。

~ちゃ:~よ

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新潟弁の語尾の「~ちゃ」は標準語では「~よ」と報告するような感じの語尾に当ります。この「~ちゃ」は新潟でも特に佐渡地方でよく使われるようです。「~ちゃ」と言われると何か親しみがあってかわいく感じます。

例文としては「昨日動物園に行ったちゃ」と言えば標準語では「昨日動物園に行ったよ」ということ、「君の手紙を読んだちゃ」と言えば「君の手紙を読んだよ」という風に、あることを報告するような場面で使われます。

~さ:~だよ

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新潟弁の「~さ」は標準語では「~だよ」という意味の語尾で、上の「~ちゃ」とほとんど同じく何かを報告する場面で使われます。但し「~ちゃ」は佐渡地方でよく使われ、一方「~さ」は下越地方でよく使われます。

例文としては「昨日あの二人が来たさ」と言えば「昨日あの二人が来たんだよ」ということ、「明日あのコンサートに行くさ」と言えば「明日あのコンサートに行くんだよ」ということになります。

しゃんしゃん:急いで

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新潟弁で「しゃんしゃん」と言えば標準語では「急いで」という意味の副詞です。しかし標準語で「急いで」と急かされるよりも「しゃんしゃん~して」と言われる方がずっと柔らかい響きに感じられますね。

例文としては「しゃんしゃん歩かないと電車に乗り遅れるよ」「もうちょっとしゃんしゃん本が読める方がいいね」という風に要するに「急いで~する」という場面で使われる言葉です。

よっぱら:お腹がいっぱい

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新潟弁の「よっぱら」と言えば標準語で「お腹がいっぱい」という意味です。前に「(はら)くっちゃい」という新潟弁が出てきてこれも「(お腹が)満腹」という意味でした。

「よっぱら」はもっと広く、お腹に限らず満足感を表す場面でも使われます。例文としては「よく食ってよっぱらになった」とか、「仕事がうまく行ってよっぱらだ」という風に使われます。

じょんのび:のんびりくつろぐ

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新潟弁の「じょんのび」は標準語では「のんびりくつろぐ」という意味になります。「じょんのび」と聞いた感じはいかにものんびりした響きがあって確かにリラックスできますね。

「じょんのび、じょんのび」と声をかければ「のんびりしてよ」と言うことになります。例文としては「さあ、一区切りついたからじょんのびだ」とか「少しじょんのびしなさいよ」と言う風に使われます。

かんべ:ごめん

新潟弁の「かんべ」は標準語では「ごめん」と謝る言葉です。丁寧に「ごめんなさい」というのではなく、気軽に「ごめんね」とあやまる時に使われます。標準語の「勘弁」よりも柔らかい感じがしますね。

例文としては「つい寝坊しちゃった。遅れてかんべ」とか、「なんかイライラしてたので、つい、怒鳴ってかんべね」などと気が許し合える間柄で気軽に謝る場面で使われます。

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