新潟弁の特徴と方言一覧!語尾がかわいい?告白フレーズも紹介! 雑学・ライフスタイル

新潟弁の特徴と方言一覧!語尾がかわいい?告白フレーズも紹介!

食材豊富の雪国、新潟県の方言である「新潟弁」は特に語尾が「かわいい」という定評があります。その新潟弁の特徴をいくつか挙げた上で、定番の新潟弁一覧やかわいい新潟弁一覧とそれらの例文、また新潟弁の告白フレーズなどをご紹介します。

目次

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新潟弁(新潟の方言)の特徴は?かわいいので覚えたい人も多い?

 

新潟といえばいろいろお国自慢に事欠きません。先ず第一に食材が豊富なことが挙げられます。新潟は日本一の米どころです。その米で作られる日本酒も定評のある銘酒が沢山あります。

また、日本海で獲れる魚介類も美味しい物が一杯あります。もう一つ、忘れてならないのは「新潟美人」です。新潟は典型的な雪国で日照時間が短い事と湿度が高いことが色白の新潟美人を生み出したのです。

さて、その豊かな雪国の新潟の方言、新潟弁はよく「かわいい」と言われます。そのかわいい新潟弁の特徴を一覧にしていくつか挙げてみましょう。

語尾が特徴的でかわいい

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一つのフレーズの末尾、すなわち言い終わりの部分に当たる語尾ですが、新潟弁の語尾には独特の柔らかさと優しさが感じられます。これが「かわいい」と言われる所以です。

例えば、標準語なら「何々だね」、「何々だよ」というところが、新潟弁では「何々ろ」、「何々が」、「何々さ」となるのです。

また、「ちゃ」という語尾もあります。標準語なら「何処そこに行って来た」とか「行って来ました」というところが、新潟弁では「何処そこに行って来たちゃ」となります。

「い」と「え」の発音が似ている

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「い」という音と「え」という音の違いが聞き取りにくいことも新潟弁の特徴です。新潟の冬は深い雪の中に閉じ込められたような暮らしになり、話す時に大きく口を開けないことが、この原因かも知れません。

たとえば「塩素」が「いんそ」と聞こえたり、「越後に行った」が「「いちごにえった」というように聞こえます。

独特の訛り・イントネーション

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新潟弁に独特のイントネーション、すなわち抑揚、言い回しについて言うと、名詞のアクセントが頭に置かれることが多い点が挙げられます。

例えば「アゴ」、「アネ」、「イス」、「クツ」、「フク」、「イチゴ」、「デンワ」などは頭の音が高く発音されます。ところが、「イノチ」、「クスリ」、「コノミ」などは、中高音のアクセントになります。

上越・中越・下越・佐渡の地域による差も大きい

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新潟県は大きく4つの地域に分けられます。すなわち新潟県の本州部分にある上越地方、中越地方、下越地方と佐渡島の佐渡地方です。本州部分の3地方は昔の「越後の国」に、佐渡地方は昔の「佐渡の国」に当ります。

旧越後の国の新潟弁は越後弁とも呼ばれ、東日本の東京圏の言葉に比較的近い方言です。一方、旧佐渡の国の新潟弁は佐渡弁とも呼ばれ、一部に関西圏の言葉の影響が見られます。

新潟弁のラジオ体操が存在する

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新潟医療福祉大学の理学療法学科 小林量作教授が「新潟弁でラジオ体操」という音源を考案しました。その意図は、方言は親しみやすいニュアンスがあり、楽しく笑いを引き出して全世代が関心を持てるからです。

その上方言を用いることでこの地域の高齢者も参加しやすくなります。そうして高齢者の方々が大勢ラジオ体操に参加することは、今後ますます重要になる高齢者の認知症の予防にも大いに役立つことが期待されます。

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定番の新潟弁一覧と例文

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日本のいろいろな地方の方言はテレビの普及に伴って次第に若い世代には使われない傾向が強くなっています。但し自分たちの文化に誇りをもっている関西弁だけは別で、吉本興業の芸人さんたちも盛んに使っています。

新潟弁にしてもこの傾向は免れず、若い世代にはあまり使われていないようですが、比較的高齢の世代には依然として使われています。その中で定番となっている新潟弁を、その例文も一緒にご紹介しようと思います。

だから:だよねー

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新潟弁の「だから」は「~だから~になる」というように理由を示す接続詞ではなく、「確かにその通り」とか「~だよねー」というふうに相手の言うことに同意する意味を表します。

例文を挙げると、「今月は祝日が多いよねー」と言った相手に対して「そうだからさー」と応じます。この「だからさー」は「本当にそうだよねー」という同意、同感の意を表しているのです。

ばか:とても

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新潟弁の「ばか」は標準語では「とても」とか「すごく」という強調する意味で日常的に使われます。もっとも東京圏でも「ばかでかい」とか「ばかたかい」など特殊な場合にこの意味の「ばか」が使われます。

例文としては「こればかきれいだね」と言えば「すごくきれいだね」という意味です。さらに「ばっかきれいだね」は「すっごくきれいだね」、「ばーかきれいだね」は「すご-くきれいだね」と一層強く強調します。

そろっと・よろっと:そろそろ

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新潟弁の「そろっと」や「よろっと」は標準語の「そろそろ」という意味で、時間的な近似を表し何かを促すような場面で使われます。

例文としては、「そろっと行こっか」と言えば「そろそろ行こうか」と意味です。また「よろっと止めませんか」と言えば「そろそろ止めませんか」という意味になるのです。

しかも:とても

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新潟弁の「しかも」は上述の「ばか」と同じく標準語の「とても」とか「すごく」という意味で使われます。標準語の「更に」とか「その上」という意味はありません。アクセントは標準語の「ししゃも」と同じです。

例文としては「このバッグの値段はしかも高いね」と言えば「このバッグの値段はとても高いね」とう意味、「この花はしかもきれいだ」と言えば「この花はすごくきれいだ」という意味になります。

ぶちゃる・びちゃる・なげる:捨てる

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新潟弁の「ぶちゃる」、「びちゃる」、「なげる」はいずれも標準語の「捨てる」という意味で使われます。「ぶちゃる」は長岡地方でよく使われ、「びちゃる」は田上町近辺でよく使われるようです。

例文としては、「そんな甘い考えはぶちゃるがいい」と言えば「そんな甘い考えは捨てるがいい」ということ、また「このゴミをゴミ箱になげといて」と言えば「このゴミをゴミ箱に捨てておいて」という意味です。

しょうしい:恥ずかしい

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新潟弁の「「しょうしい」は標準語の「恥ずかしい」という意味で使われます。この「しょうしい」の語源は「笑止千万」などの「笑止」という漢語で「笑うべき」から転じて「恥ずかしい」という意味を持ちます。

例文としては「とんだしょうしいところを見られてしまった」とか、「馬鹿なことをやらかして大変しょうしい思いをしています」などと使われます。

なじ:どう

新潟弁の「なじ」は標準語の「どう」とか「どの様」という意味で、ものを尋ねるような場面で使われます。場合によっては「なじら?」とか「なじらね?」という形でも使われ、話の流れの中で広い意味を持ちます。

例文としては「今日の天気はなじかなあ」と言えば「今日の天気はどうなるかなあ」と言う意味、風邪を引いていた友人に向かって「具合はなじら?」と言えば「具合はいかがですか?」という意味になります。

だら:それなら

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新潟弁の「だら」は標準語で「それなら」とか「そうしたら」という意味です。相手の言ったことの内容を受けて、「そういうことなら~だ」と相槌を打ったり、何かを提案する場面で使われます。

例文としては「だらいいよね」と言えば「それならいいよね」という意味、「だら止める方がいい」と言えば「そういうことなら止める方がいい」という意味です。

じょうや:たぶん

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新潟弁の「じょうや」は標準語の「たぶん」、「きっと」、「おそらく」というような推量の気持ちを表す言葉です。あまり確信のない「たぶん」、もっと強い確信のある「きっと」の両方の場面で使うことができます。

例文としては「あの人はじょうや来るよ」と言えば「あの人はきっと来るよ」という意味、「あの人が行くと思うよ、じょうや」と言えば「あの人が行くと思うよ、多分ね」という意味です。

たがく:担ぐ

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新潟弁の「「たがく」は標準語の「担ぐ」、「持ち上げる」、「持つ」という意味です。重い物を「担ぐ」ような場面でも、また、軽い物を気軽に「持つ」場面でも使われます。

例文としては「これは重くてとてもたがけない」と言えば「これは重くてとても担げない」という意味、「この荷物ちょっとたがいてね」と言えば「この荷物をちょっと持ってね」という意味になります。

~んしょ・~のしょ:~の人・~の人たち

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新潟弁の「~んしょ」とか「~のしょ」は標準語の「~の人」や「~の人たち」という意味を表します。「しょ」が「人」や「人たち」に当たる言葉で、単数と複数の両方に区別せずに使われます。

例文としては「東京んしょまだ来ない」と言えば「東京の人たちはまだ来ない」という意味、「電気工事のしょが来た」と言えば「電気工事の人が来た」という意味になります。

めじょげら:かわいそう

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新潟弁で「めじょげら」と言えば標準語で「かわいそう」という意味になります。因みに新潟弁の「めごい」や「めじょい」は標準語の「可愛い」という意味です。両者にどういうつながりがあるのかよくわかりません。

例文としては「あんなに期待していたのにめじょげらなことになった」と言えば「あんなに期待していたのに可哀そうなことになった」という意味になります。

なじょうも:もちろん

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新潟弁の「なじょうも」は標準語では「もちろん(いくらでも)」という気前のよい気持ちを表す言葉です。もう一つ別に、「どうしても」という頑固な様子を表す意味にも使われることがあります。

例文としては「これ、いただいてもいいですか?」という問いかけにたいして「なじょうも」と答えて「もちろん、(いくらでも)」という気持ちを表します。また「なじょうも帰る」と言えば「どうしても帰る」です。

そんま:すぐに

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新潟弁の「「そんま」は標準語では「すぐに」とか「今すぐ」「直ちに」といった急かす意味の言葉です。その意味とは裏腹に「そんま」という言葉には何かのんびりした響きが感じられますね。

例文としては「そんま来て下さい」と言えば「今すぐに来て下さい」と言う意味、「そんま支度して学校に行かないと遅刻するよ」は「早く支度して学校に行かないと遅刻するよ」と言う意味になります。

いちがいこき:頑固な人

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新潟弁の「いちがいこき」は標準語の「頑固な人」という意味を表す言葉です。この場合新潟弁と標準語の間に何か共通した接点のようなものがまったくないので、ちょっと見当が付きませんね。

例文としては「あのいちがいこきの爺さんにはほとほと悩まされるよ」という風に使って「頑固な爺さん」に悩まされている様子を表します。

げっぽ:最下位

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新潟弁の「げっぽ」は標準語では「最下位」という意味です。この場合「げっぽ」の「げ」が「下」の「げ」に通じる感じがあるので何となくわかるような気がしますね。

例文としては「僕は今年も運動会のレースでげっぽになった」とか、「げっぽから2位だった」などと使いますが、「最下位」という無味乾燥な言葉と違って何となくユーモラスな味わいがある言葉です。

すっけんが:そんなもの

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新潟弁の「「すっけんが」は標準語では「そんなもの」という意味のちょっと否定的な突き放した感じがする言葉です。「すっけんが」という言葉の響きがその突き放した感じをよく表しています。

例文としては「すっけんが要らない」と言えば「そんなものは要らない」という意味、「すっけんがぶちゃるがいい」と言えば「そんなものは捨てるがいい」という意味になります。

はじける:世話をする

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新潟弁の「はじける」は標準語では「世話をする」という意味になります。この場合は良い意味ですが、場合によっては「お節介を焼く」という悪い意味で使われることもあるのです。

例文としては「あの人は老人ホームでお年寄りをはじけてる」と言えば「お年寄りの世話をしている」という意味、「はじけねーてほしい」と言えば「邪魔しないでほしい」という意味になります。

せば:そういえば

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新潟弁の「せば」は標準語では「そういえば」とか「だったら」「それなら」という意味で、前の話を受けて「それなら」と一つのフレーズの冒頭につけて使われることが多いようです。

例文としては「せば、あの人はどうなった?」と言えば「そういえば、あの人はどうなった?」という意味、「せば、さようなら」と言えば「では、さようなら」という意味になります。

だすけ:もし~ならば

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新潟弁の「だすけ」は標準語では「もし~ならば」という意味の言葉です。標準語と音がかけ離れているので見当が付き難いのですが、新潟では日常よく使われる表現です。

例文としては「クラシックお好きだすけこのコンサートに行きましょう」とか「お暇だすけ遊びにおいで下さい」などと使って「もしクラシックがお好きなら」とか「もしお暇なら」という意味を表します。

いっぺこと:たくさん

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新潟弁の「いっぺこと」は標準語では「たくさん」とか「大量に」という意味になります。「いっぺ」は「一杯」を連想させるのである程度見当がつく感じがします。

例文としては「いっぺことお上がり下さい」と言えば「たくさんお上がり下さい」という意味、「いっぺこと本を読むといい」と言えば「たくさん本を読むといい」という意味になります。

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