

水戸事件の詳細は?知的障害者を雇用する会社の暴行・強姦事件?
障害者を積極的に雇用していた有限会社アカス紙器の赤須正夫社長が、裏で知的障害者の従業員に対して、暴行や強姦などの虐待を行っていた水戸事件が発覚しました。この事件は、「聖者の行進」というドラマにもなりました。今回は、そんな水戸事件の詳細をまとめてみました。
目次
[表示]- 01.
水戸事件の概要は?
- 01.1.
水戸事件とは、知的障害者を雇用する会社で行われた暴行・強姦事件
- 01.2.
水戸事件が発覚したのは1995年10月、障害者雇用の助成金の詐欺容疑
- 01.3.
有限会社アカスは従業員への賃金が未払いだった
- 01.4.
アカス紙器の社長・赤須正夫社長は逮捕へ
- 01.5.
アカス紙器の赤須正夫社長は障害者雇用に熱心と評判だった?
- 01.6.
その後、アカス紙器社長の従業員に対する暴行が発覚
- 01.7.
赤須正夫社長は強姦も行っていた
- 01.8.
水戸事件の被害者は10人にも及んでいた
- 01.9.
赤須正夫社長が虐待をしていた理由とは?
- 01.10.
関連する記事はこちら
- 02.
水戸事件で赤須正夫社長が行っていたとされる暴行まとめ
- 02.1.
金属の棒や角材で殴打
- 02.2.
膝に物を挟んで正座させ漬物石を置く
- 02.3.
手錠をかけ階段の手すりにつなげて放置
- 02.4.
食事を抜く
- 02.5.
タバスコをかけたご飯や腐りかけのバナナを与える
- 02.6.
「こいつらは国が認めた馬鹿だ」などの言葉の暴力
- 02.7.
性的虐待は繰り返された
- 02.8.
中学校を卒業して就職してレイプされた人もいた
- 02.9.
耳が腫れて変形した人、手術した人もいた
- 03.
水戸事件の起こった有限会社アカス紙器や関係者の詳細は?
- 03.1.
有限会社アカス紙器はどんな会社?従業員は寮に住んでいた?
- 03.2.
赤須正夫社長は障害者雇用で市からも表彰を受けていた
- 03.3.
赤須正夫社長は障害者の家族から感謝されていた
- 03.4.
被害者らは知的障碍者?正確な証言を得るのが難しかった
- 03.5.
警察は以前から虐待が行われているのを知っていた?
- 03.6.
赤須正夫社長へ警察から忖度が働いた?
- 03.7.
事件当時他にも障害者の虐待・殺害などの犯罪が起こっていた
- 04.
水戸事件で有限会社アカス紙器が受けていた助成金とは?
- 04.1.
アカス紙器が受けていた助成金は特定求職者雇用開発助成金
- 04.2.
助成金は雇用されている障害者の給料がしっかり払われるためのもの
- 04.3.
赤須正夫社長は知的障害者に支払った給与額を水増ししていた?
- 04.4.
赤須正夫社長の助成金着服は約800万円
- 05.
水戸事件の裁判判決は?暴動が起きた?
- 05.1.
水戸警察署は暴行・強姦事件について立件には消極的だった?
- 05.2.
赤須社長は詐欺罪及び暴行2件・障害1件でのみ起訴へ
- 05.3.
赤須社長への判決は懲役3年執行猶予4年
- 05.4.
判決に不服だった障害者の家族や支援者が騒ぎを起こした?罪が軽い?
- 05.5.
被害者らは赤須正夫社長と弁護士・種田誠に謝罪を要求した?
- 05.6.
抗議行動①:赤須正夫社長の車を取り囲む
- 05.7.
抗議行動②:フロントガラスを破壊した
- 05.8.
抗議行動③種田誠のネクタイや服を掴んだ
- 05.9.
逮捕された人たちは赤須社長より重い罪だった?
- 05.10.
刑事事件で立件されなかった元従業員の女性3名が民事起訴へ
- 05.11.
裁判の判決は赤須社長に1500万の支払い命令
- 06.
水戸事件のその後!会社や赤須社長、被害者の現在は?
- 06.1.
有限会社アカス紙器の現在は?アカス紙器は不審火で全焼した?
- 06.2.
会社の名前は「有限会社クリーン水戸」へ
- 06.3.
赤須正夫は社長を辞めた?
- 06.4.
赤須正夫は謝罪もしていない?
- 06.5.
赤須正夫の現在は不明?
- 06.6.
被害者らの現在は?現在も苦しんでいる?
- 07.
水戸事件が社会に与えた影響は?
- 07.1.
障害者雇用問題は社会問題に
- 07.2.
障害者虐待防止法が制定
- 08.
水戸事件に対する世間の反応は?噂もまとめ
- 08.1.
裁判官に対して批判の声
- 08.2.
赤須正夫は障害者に対し「動物のように身体で覚えさせないと」と語っていた?
- 08.3.
赤須正夫はイケメンだった?
- 09.
水戸事件がドラマ化?「聖者の行進」とは?
- 09.1.
1998年にドラマ化
- 09.2.
「聖者の行進」は「TBS野島信司シリーズ」の一作
- 09.3.
「聖者の行進」のキャストは?主演はいしだ壱成
- 09.4.
「聖者の行進」は平均視聴率20%超え
- 09.5.
「聖者の行進」への反響は?
- 09.6.
「聖者の行進」の現在の再放送はなさそう?
- 09.7.
「聖者の行進」を見るならDVD
- 10.
水戸事件以外の障害者虐待事件まとめ
- 10.1.
①相模原障害者施設殺傷事件
- 10.2.
②社会福祉法人南高愛隣会での事件
- 10.3.
③大久保製壜所事件
- 10.4.
④滋賀サン・グループ社事件
- 10.5.
⑤山梨富士聖ヨハネ学園事件
- 10.6.
⑥福島白河育成園事件
- 11.
身体障害者手帳によって受けられるサービスや手当
- 11.1.
身体障害者手帳とは
- 11.2.
医療費の助成
- 11.3.
障害を補装する補装具の助成
- 11.4.
リフォーム費用の助成
- 11.5.
所得税・住民税・自動車税など税金の負担額の軽減
- 11.6.
公共料金割引
- 11.7.
障害者雇用促進法に基づく就職・転職
- 11.8.
身体障害者手帳の申請方法
- 11.9.
身体障害者手帳の申請条件
- 11.10.
身体障害者手帳を持っていないとサービスは受けられない?
- 12.
水戸事件は障害者への理解を深めるきっかけに
水戸事件の概要は?
水戸事件は、虐待や強姦、差別によって被害者だけでなく、被害者以外でも多くの障害者を傷つけ、発覚当時は世間を騒がせました。
アカス紙器の社長だった赤須正夫社長は障害者雇用に積極的で、福祉活動に貢献しているとして評判も高かったため、その分周囲での衝撃も大きかったようです。
事件が発覚したきっかけは助成金の不正受給による詐欺容疑で、赤須正夫社長の逮捕後次々にアカス紙器内での悪事が暴かれていきました。
水戸事件とは、知的障害者を雇用する会社で行われた暴行・強姦事件
水戸事件とは、段ボール加工会社の有限会社アカス紙器が積極的に雇用していた障害者従業員に対し、社長である赤須正夫が暴行や強姦などの虐待行為を行っていた事件です。
赤須正夫社長は、障害者雇用に熱心だと地元では評判で、市から表彰されることもあり、人々から名士と尊敬されていました。
多くの人は赤須正夫社長のことを心優しく慈悲深く、誰にでも平等で障害者に対しても差別のない素晴らしい人物だと思っていたことでしょう。
水戸事件が発覚したのは1995年10月、障害者雇用の助成金の詐欺容疑
水戸事件が発覚したのは、1995年10月、問題となった暴行や強姦がきっかけではなく、帳簿を改ざんして不正に特定求職者雇用開発助成金を受け取っていた詐欺罪でした。
赤須正夫社長は障害者を雇用することで受け取れる助成金を、なんと約800万円も不正に自身のプライベートに着服していました。
さらに赤須正夫社長の逮捕後、アカス紙器で行われていた障害者に対する非道な行為が次々と明るみになっていきました。
有限会社アカスは従業員への賃金が未払いだった
有限会社アカス紙器は積極的に障害者を雇用していましたが、その障害者の従業員たちに対してまともに賃金を支払っていませんでした。
受け取っていた助成金は、障害者従業員の給料がきちんと支払われるために受けることができる助成金ですが、赤須正夫社長はその助成金を従業員への給料ではなく、自分のプライベートに使っていたのです。
アカス紙器の社長・赤須正夫社長は逮捕へ
助成金を受け取っていたにもかかわらず、給料ではなく自身のプライベートに着服していたことが発覚し、有限会社アカス紙器の社長赤須正夫は逮捕されました。
このことがきっかけで、有限会社アカス紙器で行われていた虐待の数々が明るみになっていきます。
アカス紙器の赤須正夫社長は障害者雇用に熱心と評判だった?
事件当時はまだ障害者への理解が少なく、雇用する会社はあまりなかったのですが、有限会社アカス紙器では多くの知的障害者が働いていました。
有限会社アカス紙器の社長赤須正夫は障害者雇用に積極的だということで、地元では評判が良く、市に表彰されたこともありました。障害者の家族たちからも、雇っていることで深く感謝されていました。
その裏で障害者に対して虐待を行っているなど、誰も思いもしなかったでしょう。それだけに、赤須正夫社長を尊敬した人の中には、事件が発覚した時ショックを受けた人も大勢いたのではないかと思われます。
その後、アカス紙器社長の従業員に対する暴行が発覚
助成金の詐欺容疑で赤須正夫社長が逮捕された後、徐々に赤須正夫社長が知的障害者の従業員に対して行っていた暴行の数々が発覚していきます。
虐待の中には、普通の人間では考えられない拷問とまで言えるような非道な行為も多数あり、名士と敬われていた赤須正夫社長の本当の顔が暴かれました。赤須正夫社長は、障害者の人権を完全に無視していました。
しかし、当時はアカス紙器は福祉活動に積極的で、赤須正夫社長も世間から高い評価を得ていたため、警察も消極的で、事件の捜査は進みにくかったようです。
赤須正夫社長は強姦も行っていた
逮捕された赤須正夫社長は、知的障害者に対して暴行の虐待だけでなく、女性の知的障害者には性的暴行、強姦も行っていました。
水戸事件の被害に遭った女性の中には、中学を卒業後すぐにアカス紙器に就職し、赤須正夫社長に強姦されてしまった人もいます。多くの女性が、赤須正夫社長によって消えない傷を負わされました。
しかし、強姦は証拠もなく、赤須正夫社長が否定すれば刑事裁判では立証が難しく、水戸事件の裁判では起訴することができませんでした。のちに女性被害者たちの内3名は、赤須正夫社長に対し民事裁判を起こします。
水戸事件の被害者は10人にも及んでいた
水戸事件で赤須正夫社長に虐待を受けた被害者は、なんと少なくとも10人にも及んだといわれています。
発覚している10人の他にも、誰にも話すことができなかったり、泣き寝入りをして発覚していない被害者も多くいるかもしれません。
水戸事件では、被害者だけでなく、その差別的な考え方によって被害者以外にも多くの障害者の方たちが傷つき、苦しんだことでしょう。
赤須正夫社長が虐待をしていた理由とは?
赤須正夫社長が知的障碍者に対して虐待を行っていたのは、知的障碍者であれば虐待や強姦を行っても周囲に伝えることが難しいため、公になりにくいのではないかと考えたからだと言われています。
また、助成金として受け取っていた特定求職者雇用開発助成金も、障害者を雇用して1年半は受け取ることができますが、1年半を超えると受け取れなくなります。
そのため、虐待をして1年半で辞めさせようとしていたのではないかともいわれています。しかし、赤須正夫社長は虐待を否定し何も語らなかったため、真相は分かっていません。
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水戸事件で赤須正夫社長が行っていたとされる暴行まとめ
水戸事件では、赤須正夫社長による様々な悪事が暴かれました、暴行や強姦による障害者の従業員に対しての虐待のあまりに残酷な内容は、世間を騒がせました。
中には手術を受けた従業員もいて、従業員たちにとってアカス紙器での生活は、とても耐えがたく苦しいものだったでしょう。
ここでは、従業員に対して赤須正夫社長が行った暴行の数々をご紹介しましょう。
金属の棒や角材で殴打
赤須正夫社長の障害者の従業員に対して行った暴行は、素手で殴る・蹴るなどのなま易しいものではありません。
被害者を殴る際には金属の棒、角材、野球バット、木の椅子などが使用し、被害者の中には耳の形が変形したり、手術を受けた者までいました。
膝に物を挟んで正座させ漬物石を置く
膝の裏にジュースの缶や角材を挟ませ、そのまま正座させて膝の上に漬物石を置き、長時間座らせたままにしておくような拷問じみた虐待も行っていました。
被害者たちは、このような虐待にずっと誰にも相談することもできず、助けてもらうこともできずにひっそりと耐えていたのです。
手錠をかけ階段の手すりにつなげて放置
アカス紙器には学校を卒業してすぐに就職する人もいて、未成年の従業員も寮に住み込みで働いていました。
赤須正夫社長は、そんな未成年の障害者の従業員には、手錠をかけて手すりにつなげ、そのまま長時間放置するという虐待も頻繁に行われていました。
食事を抜く
食事を抜く虐待も日常的で、1食2食どころではなく、ひどい場合には数日食事を抜かれることもあったようです。
当然ながら、数日間食事を抜かれた従業員たちは、ひどい空腹状態に陥りました。
タバスコをかけたご飯や腐りかけのバナナを与える
食事を抜かれて空腹状態になっている障害者の従業員に対し、赤須正夫社長はなんとタバスコを掛けたご飯を食べさせていました。
また、満腹感を感じることができないという障害を持っている従業員には、腐りかけたバナナを大量に食べさせたこともあり、「こいつらは馬鹿だから何でも食べる」と笑っていたそうです。
「こいつらは国が認めた馬鹿だ」などの言葉の暴力
赤須正夫社長は知的障害者に対し、「こいつらは国が認めた馬鹿だ」などの従業員たちの尊厳を否定するような言葉の暴力も浴びせ、差別していました。
この発言は、被害者たちだけでなく多くの障害者を傷つけ、信頼していた人たちの心を裏切りました。
性的虐待は繰り返された
アカス紙器の寮には女性従業員も住んでいましたが、赤須正夫社長は発覚しているだけでも、その寮に住んでいた10人近い女性従業員に対して、強姦などの性的虐待を行っていました。
女性従業員への性的虐待は、何度も頻繁に繰り返されていたようです。
しかし、性的虐待は立証が難しいとのことで、刑事事件では起訴されることはありませんでした。
中学校を卒業して就職してレイプされた人もいた
性的虐待の被害に遭った女性の中には、なんと中学を卒業してすぐにアカス紙器に就職したばかりの頃に、赤須正夫社長にレイプをされたという女性もいました。
このようなことがあっても、被害者たちは人にうまく伝えたりすることもできず、就職のため、家族の為と必死に耐えていました。
耳が腫れて変形した人、手術した人もいた
水戸事件の被害者の中には、赤須正夫社長からの道具を使った殴打によって耳が腫れて変形してしまったり、手術を受けたという人もいました。
このことから、アカス紙器ではどれほどすさまじい虐待が行われていたのかがわかります。
通常であればすぐに発覚するような出来事ですが、赤須正夫社長の外部への表の顔の良さと、福祉活動に積極的だという評判の良さから、発覚までに時間を要しました。
水戸事件の起こった有限会社アカス紙器や関係者の詳細は?
水戸事件で暴力や強姦が行われていた有限会社アカス紙器は、どのような会社だったのでしょうか。
アカス紙器には寮が完備されており、そこに従業員たちは住みこんでいましたが、そこが逆に人に助けを求める機会を少なくさせた原因でもあり、暴力、性的暴力などの虐待をバレにくくさせていました。
有限会社アカス紙器やその関係者たちの詳細について、ご紹介しましょう。
有限会社アカス紙器はどんな会社?従業員は寮に住んでいた?
有限会社アカス紙器は段ボール製品などを加工する工場で、事件当時知的障害者を積極的に雇用し、工場で働かせていました。
障害者に理解の少なかった当時では、アカス紙器のように障害者を積極的に雇用する企業は珍しく、市に表彰されることもありました。
会社には寮も完備されており、アカス紙器で働いていた障害者の従業員たちは、この寮に住んでいました。
赤須正夫社長は障害者雇用で市からも表彰を受けていた
積極的に障害者を雇用して量に住まわせていた赤須正夫社長は、地元では名士として扱われ、福祉活動に熱心だと市から表彰を受けたこともありました。
虐待を行いながらこのような表彰を受け取るとは、赤須正夫社長はどのような気持ちだったのでしょうか。
事件発覚後も自分の行為を否定し、謝罪もなかったことから、赤須正夫社長は虐待に関して何一つ罪悪感や反省を感じていないのだと思われます。
赤須正夫社長は障害者の家族から感謝されていた
当時は障害者に対して理解も少なく、雇用する企業がほとんどなかったため、障害者を積極的に雇用してくれる赤須正夫社長は、障害者の家族たちから深く感謝されていました。
有限会社アカス紙器には寮も完備されているため、障害者が自治つして生活していける技術を身に付けられるように思えました。
家族たちの多くは障害を持っていても自立して生活してほしいと願っているため、寮も完備されているアカス紙器は、まさに理想の会社でした。
被害者らは知的障碍者?正確な証言を得るのが難しかった
赤須正夫社長の虐待の被害に遭った人たちは、アカス紙器の従業員の知的障害者でした。知的障害者は給料の未払いや虐待の抗議をすることは難しく、信用の厚かった赤須社長が否定すれば、それ以上の追及はできません。
そのため、助成金の詐欺容疑で赤須正夫社長が逮捕されるまで、虐待行為が発覚しなかったのでしょう。
警察は以前から虐待が行われているのを知っていた?
水戸事件以前は多くの人が赤須正夫社長とアカス紙器を素晴らしいと思っていましたが、実は水戸警察署は、水戸事件が大々的に報道される前から虐待報告を受けており、知っていました。
さらに水戸警察署だけでなく、各行政機関も、水戸事件以前から数回アカス紙器での虐待報告を受けていました。
しかし、警察たちは被害者や保護者達に対し、「相談して辞めるなら辞めてください。」と伝えるだけで、アカス紙器や赤須正夫社長に対して何の対応も行いませんでした。
赤須正夫社長へ警察から忖度が働いた?
事件当時障害者を積極的に雇用していた赤須正夫社長は地元の名士として扱われていたため、警察の忖度が働きやすかったようです。
知的障害者よりも、信用も厚く評判も高かった赤須正夫社長の言うことを優先し、事件発覚が遅れました。
また、裁判でも強姦については起訴されず、判決も被害者や支援者の納得のいくものではなく、非常に軽い判決でした。
事件当時他にも障害者の虐待・殺害などの犯罪が起こっていた
水戸事件以外にも、世の中では障害者に対する虐待や殺害が行われていました。
水戸事件のようにマスコミに大きく報道される事件もありますが、それは氷山の一角にすぎません。
報道されていない事件も含めると、障害者の虐待は膨大な数になります。もしかすると、今もどこかで虐待により苦しんでいる障害者の人がいるのかもしれません。