アンチラ事件の概要は?ソシャゲの闇?消費者庁まで巻き込む事態に! 雑学・ライフスタイル

アンチラ事件の概要は?ソシャゲの闇?消費者庁まで巻き込む事態に!

人気ソシャゲグラブルこと、グランブルーファンタジーのアンチラ事件は、消費者庁も巻き込んだ大きなトラブルとして名を残している課金額に対する確率がおかしいと指摘されたこの事件で、その後のソシャゲ界に大きな影響を与えました。そんなアンチラ事件に注目していきます。

目次

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アンチラ事件の概要

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グラブルユーザーだけでなく、ソシャゲをやっている人ならば一度は耳にしたことがあるであろうアンチラ事件。

そんなアンチラ事件を今回詳しく注目していくということで、まずは簡単な概要について紹介をしていきましょう。

ソシャゲ史に名を残した?「アンチラ事件」とは?

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アンチラ事件とは、ソシャゲ史に確実に名を残したとされるユーザー側、運営側とのトラブルのことを指します。

ソシャゲの多くはガチャにより、強いキャラクターや装備などが手に入るようにしており、グラブルも同じようなガチャシステムを採用していました。

そんなガチャに不正があったのではないかという多くのユーザーからの指摘により、アンチラ事件は誕生したのです。

グランブルーファンタジーとは?

グランブルーファンタジー、いわゆるグラブルはソシャゲの中でもかなり人気のスマホゲームとなっています。

ユーザーは空を旅する騎空士となり、仲間たちと共に伝説の島を目指すというストーリーです。

美麗なイラスト、完成度の高いストーリーが魅力と評判のゲームになっています。

「アンチラ」はグラブル内に登場するキャラクターの名前

アンチラというのは、グラブルに登場する人気キャラクターの1人であり、ガチャで入手することが出来ます。

アンチラ事件というのは、ユーザーの多くがアンチラ欲しさに高額課金をしたものの、一向に出現しないというものでした。

ガチャは運と言われていますが、それにしても出なさすぎるとネット上で話題となり、消費者庁まで巻き込む騒動となったのです。

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アンチラ事件の経緯とは?

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次に、アンチラ事件について詳しい経緯を見ていきましょう。

事の発端は2015年の年末から行われた「ゆく年くる年レジェンドフェス」

アンチラ事件が起きたのは、2015年年末に行われた「ゆく年くる年レジェンドフェス」という名のガチャでした。

このガチャでのアンチラ含むSSRキャラクターの排出率は全体の6%と表記されていましたが、アンチラは他キャラクターと比べて一向に出ませんでした。

高額課金をしても目当てのアンチラが当たらない人が続出

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ガチャは確実に出るものではない、という認識が広く知れ渡っているのも事実ですが、アンチラ事件の場合はおかしいと思う人が続出する騒ぎとなったのです。

アンチラ目当てにこのガチャに高額課金をした人はかなり多く、そのほとんどがアンチラが出ないことに疑問を抱くこととなりました。

中には80万円課金したユーザーも

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アンチラ欲しさにこのガチャに課金をした人の中には、なんと80万円も課金をした人もいました。

しかし、80万円課金をしたところでアンチラが出ることはなく、そういったユーザーは決して少なくなかったのです。

ニコニコ生放送で約70万円近くの課金2276連ガチャの動画配信をしていた人もいた

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さらに、ニコニコ動画の生放送にて、約70万円も課金をし、2276連ガチャを引く動画配信をした人もいました。

実際に70万円を課金し、さらには2000連超えのガチャをしている様子は視聴者も確認でき、その上でアンチラが出なかったことに疑問を感じる人は続出していきました。

SNSで騒動が拡大し運営が炎上

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アンチラが出ない、という騒動はSNSを中心に炎上していき、グラブル運営に苦情を訴える人は増えていきました。

課金額に対してあまりにも出ないアンチラの確率表記は間違っているのではないか、アンチラだけが出現率を絞られているのではないか、という声も多く、不信感も募っていったのです。

特にSNSでは高額課金をしたという証拠をスクリーンショットで晒している人も少なくなく、生放送で配信をした人も多かっただけに、ユーザー側の説得力は強いものとなりました。

運営に対する立ち位置調査を求め消費者庁への署名が集まる

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さらに、この騒動を受けてユーザーの中で運営に対する不信感から、消費者庁へ調査を依頼する署名が行われることとなり、数千人分もの署名が集まる事態となったのです。

ソシャゲの中でもグラブルは特に人気のゲームだったということもあり、実際に高額課金をした人は予想よりもかなり多く、被害を訴える人は少なくなかったと言われています。

また、今後課金やプレイをするにあたって安心したいという気持ちを持つ人も多くいたようです。

声優・田中理恵もステマ疑惑で災難に

このアンチラ事件の騒動の中、声優の田中理恵さんもステマ疑惑で炎上し、巻き込まれる事態に陥りました。

田中理恵さんもグラブルをプレイしているうちの1人であり、この騒動の中でアンチラをたった10回で引き当てていたのです。

また、アンチラだけでなくレアキャラクターを続々と入手している姿にユーザーの多くは「ステマしているのではないか」と疑問を持ち始めたのでした。

プロデューサーの春日氏がステマ疑惑否定でさらに炎上

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田中理恵さんのステマ疑惑に対し、グラブルのプロデューサーを務めている春日氏が否定をすることになります。

しかし、すでに運営への不信感や田中理恵さんのレアキャラ獲得率に疑問を抱く人が多い中での否定は、火に油を注ぐだけであり、さらなる炎上を招くこととなりました。

2016年2月25日の生放送でプロデューサーが謝罪

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消費者庁までも巻き込むアンチラ事件は、2016年2月25日に行われたグラブル運営の生放送で、プロデューサー春日氏が謝罪をしたことで落ち着きを見せました。

内容としては、事件の経緯についての説明、さらにお詫びの内容についてのこと、また、次回のガチャからは個別に出現確率を表記していくというものでした。

また、天井システムもこの時に実装されることとなります。天井システムとは、一定の課金額に達したら確実にキャラクターを交換できるという救済措置システムとなっています。

課金額を全て宝晶石・チケットで返還し騒動はひとまず終結

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また、お詫びの内容としては今回の騒動で課金をした課金額を全てガチャなどで使える宝晶石、チケットで変換をするということも発表されました。

このお詫びに関しては、実際にアンチラが出なかったというユーザーだけでなく、ユーザー全員対象で、問題となったレジェンドガチャに課金した分の払い戻しが行われました。

返還されたユーザーの反応は?

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実際に課金額を宝晶石やチケットなどで変換されたユーザーの反応としては、嬉しいと評価する声も少なくありませんでした。

また、高額課金をしたユーザーの多くはあまりにも多い返還された宝晶石の様子をスクリーンショットでSNSなどに投稿し、他のユーザーを驚かせていました。

アンチラ事件のその後

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アンチラ事件が起こったその後、グラブルだけでなく、社会的にもこの騒動は注目されることとなり、様々な意見を生むことにもなりました。

そんなアンチラ事件のその後についても見ていきましょう。

消費者庁が捜査するも結果は「違法性なし」

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アンチラ事件を受けて、消費者庁は実際にグラブル運営に対して調査を行っていました。

しかし、結果的には違法性はなかったと報告が出ることになり、グラブル運営側の身の潔白が証明されることとなってしまいました。

この結論には様々な声が

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当然ですが、消費者庁の発表には疑問を感じる人も多かったようで、違法に当たらないギリギリのグレーゾーンを攻めていたのではないか、と感じた人もいたようです。

ただ、すでにグラブル運営側が謝罪をしているということや、十分なお詫びをしているということもあり、今後は気をつけてくれればいい、と感じていたユーザーも少なくありませんでした。

ガチャで個別に排出率を表記

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アンチラ事件後のガチャについては、キャラクターの出現率を個別に表記することが発表されました。

今まではレア別の表記となっており、アンチラは他のSSRキャラクターと比べて出現率が低いことから、アンチラの確率がおかしいという指摘があったからでは、と考えられています。

レジェンドガチャに天井システムを実装

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先程も少し触れていますが、アンチラ事件を経て、今後はレジェンドガチャに天井システムを実装していくことが発表されました。

天井システムとは、一定金額を課金してガチャを回していけば、たとえお目当てのキャラクターが出現しなかったとしても交換出来るという救済措置システムとなっています。

グラブルの場合は9万円課金をすれば確実に任意のキャラクターと交換出来るようなシステムが追加されることとなりました。

アンチラ事件は海外でもニュースに

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このアンチラ事件は海外のニュースでも取り上げられる大きな事件にもなっていました。

報道の内容としては、日本のユーザーがガチャのために一夜にして高額課金をしたというものが中心となっており、日本国内では「日本の恥」と感じた人は多かったようです。

ただ、ソシャゲ課金の問題は日本だけでなく海外でも度々起こっている内容なだけに、今後のソシャゲの在り方について考えられる良い機会になった、と感じた人も少なくなかったようです。

アンチラ事件は社会現象にも

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アンチラ事件は社会現象にまで発展する事態となりました。すでに事態は収束していましたが、ソシャゲ高額課金問題は度々注目されていただけに、大きく取り上げられることになったのです。

また、今までソシャゲに関する具体的な規制などは行われていませんでしたが、アンチラ事件が大きな騒動に発展したことをうけ、規制が設けられることにもなりました。

アンチラ事件に対するユーザーの反応は?

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アンチラ事件に対するユーザーの反応としては、運営側への不信感を募らせたという反応が多かったものの、一方でソシャゲにそこまで課金をするのはおかしい、という声もありました。

何を趣味として、何にお金を費やすかは個人の自由ではあるものの、ソシャゲのガチャに対して80万円以上課金をするユーザーというのは、あまり多い人数ではありません。

自業自得とは言いすぎなものの、少しは自分の責任もあるのではないかという指摘も相次いでいました。

アンチラの出現確率は実際どのくらいだったのか?

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気になるのが、実際のアンチラ出現率についてです。

当時のガチャ表記ではSSRキャラクターは6%の出現確率でしたが、他のキャラクターの出現率を考慮していくと、少なくとも2521回ガチャを回せば8割の確率でアンチラが出ると考えられます。

確率的な問題で言えば、実際にアンチラが出る確率というのはあまり高いものではなく、むしろ低いものだと考えられるようです。

アンチラ事件を振り返る動画も

このアンチラ事件は、度々振り返られる事件の1つでもあります。

そういったこともあり、アンチラ事件を振り返るような動画はいくつも配信され、今回紹介する動画のように詳しくアンチラ事件をまとめたもので騒動を振り返ることが出来ます。

この動画ではより詳しくアンチラ事件についてまとめらえているため、さらに詳しくアンチラ事件について知りたいという人は是非注目をしてみてください。

アンチラ事件後にソシャゲ界に義務化されたこととは

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アンチラ事件はグラブル運営だけでなく、ソシャゲ界全体に大きな影響を及ぼす騒動となりました。

そんなアンチラ事件が及ぼしたソシャゲ界への影響の数々を見ていきましょう。

全てのアプリにガチャ課金の確率表記を義務化へ

JESHOOTS-com / Pixabay

アンチラ事件を受けて、グラブル運営はより詳細なガチャ確率表記をしていくことを発表していましたが、全てのアプリにガチャ課金の確率表記が義務化されることとなりました。

現在のソシャゲガチャにおいて、詳細な出現率が表記されているのは当たり前のことではありますが、アンチラ事件の影響と考えると良い影響を及ぼした事件でもある、という考えを持つ人もいます。

詳細な確率表記により、ユーザーはより安心してゲームをプレイすることが出来るようになったのです。

2016年の時点で規制は設けられていた

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実は2016年の時点で、規制はすでに設けられていたそうです。

これはガチャ=ギャンブルと同じでは、という意見から生まれたものであり、すでにAppleではガチャのアイテム出現率を開示しなければならないと表記されていました。

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