コミケ雲とは?夏コミの会場に雲?なぜできるの?画像は?

皆様はコミケ雲と言われる現象をご存知でしょうか。コミケ雲とは通称夏コミと言われるイベントにて観測された現象です。来場者の汗によって引き起こされたため、きたないや臭いといった反応が多く見られます。今回はこのコミケ雲を画像や海外の反応も交えてご紹介します。

コミケ雲とはコミケ会場の室内で発生する雲?画像は?

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コミケ雲とは同人誌即売イベント、コミックマーケットの会場で起こされた現象で、室内で雲のようなものが出来る珍しい現象です。

この現象が観測されたコミックマーケット84は猛暑の中開催されたイベントであり、その熱気と汗による水蒸気で雲が生成されました。

ではこのコミケ雲について画像も交えつつ詳しく見ていきましょう。

コミケ雲とはどういう意味?

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コミケ雲とはコミックマーケットの会場である東京ビッグサイトで起こる室内で雲が生成される珍しい現象です。

自然的には非常に起きにくい現象でありコミックマーケットの参加者の間では伝説としても語り継がれています。

コミケ雲の発生が確認されたのは2013年のコミックマーケット84(C84)

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このコミケ雲はコミックマーケット84という2013年に開催された夏コミにて観測された現象です。

コミックマーケット84は連日気温35度を超える猛暑日の中で開催されたイベントであり、参加者も特に暑いと感じていたようです。

そしてこの暑さによって起きた発汗から水蒸気が生成され、その水蒸気が天井付近に集まって雲のようなものが出来上がったというわけです。

コミケ雲は「晴海雲」「有明雲」として以前から観測されていた

コミケ雲と呼ばれる現象はコミックマーケット84にて観測された現象ですが、実はそれに似た現象自体はこのコミケ雲以前にも観測されていました。

それはかつてコミックマーケットが晴海・東京国際見本市会場で行われていた時で、この時に観測されたコミケ雲は「晴海雲」と呼ばれています。

また、その後にコミックマーケットの会場が現在の東京ビッグサイトに移ったあと、コミックマーケット84の開催までにも「有明雲」という現象が観測されています。

コミケ雲の実際の画像は?

この画像は実際起こったコミケ雲をコミックマーケットの参加者がスマホで撮影したものです。

パッと見てみると一見カメラが曇っただけのようにも見える画像ですが、よく見てみると確かに天井近くに雲のようなモヤがかかっていますね。

また、多数の参加者が実際に見たと証言しているので間違いなく発生していたようです。

基本的にコミケ雲が発生するのは夏コミだが冬も発生する

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基本的にコミケ雲が発生するのは夏に開催される夏コミですが、条件がそろえば冬コミでも発生するようです。

雲の発生原理は一定面積の空気中の水分が一定値を超え、それが冷却されると発生するわけです。

つまり、比較的密閉空間に近い東京ビッグサイトでならば、一定以上の熱があって汗をかくような環境であればコミケ雲は発生するわけです。

2018年のコミックマーケット94(C94)でも発生が予想されたが発生せず?

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コミケ雲は2018年に開催されたコミックマーケット94でも発生が気象予報士によって予測されていました。

しかし、この時はコミックマーケット84のコミケ雲が発生したときに比べて気温が3度ほど低い状態だったので発生確率は低いとも予想していました。

実際にコミックマーケット94ではコミックマーケット84の時のようなコミケ雲は発生しませんでした。

コミケ雲はきたない?臭い?くさそうという意見も

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コミケ雲はつまるところ汗の水分が空気中に水蒸気として溶け込み、それが冷却されて細かい水滴になったものです。

つまり、参加した人の汗なのですからきたないだとか臭い、もしくは臭そうという意見は当然でしょう。

実際の雲も空気中のちりなどが混ざるため決して綺麗な物ではありません。なのできたないという意見は正しいともいえますね。

コミケ雲に関する記事はこちら

夏のコミケ会場はどんな状態なの?帰りの電車も激臭か

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人の汗で雲が生成されるほどに汗をかき、それが大量の水蒸気となるほどに過酷な環境で夏のコミックマーケットは行われます。

それほどまでに熱と湿度が高い室内なのでまさにその環境はサウナともいえるでしょう。

そんなサウナのような状況で本を買うために体を動かすというのはどのようなことなのでしょうか。

夏のコミケ会場はやばい?サウナ状態?

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夏のコミックマーケット会場はそれこそ35度を超えるような気温の中、大量の人がひしめき合うイベントです。

猛暑日に日陰で一人で休憩していても汗が吹きだすというのは日本人ならば誰しもが経験したことがあるでしょう。

それよりもはるかに人口密度が高い状態で汗を吹き出す人が密室にいるわけです。その状態はさながらサウナとも言えますね。

コミケ雲を実際に経験した人の感想

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コミケ雲を実際に経験した方はそれまでにも幾度となく夏コミを経験している参加者が多いです。

そんなまさに歴戦の参加者たちでも異常な暑さと湿気だった、本当にコミケ雨が降るのではないかと慄いていました。

さらにはその過酷さ故に熱中症で死ぬのではないかと感じる方も多くいたようです。

コミケ雲発生後は電車内で異臭騒ぎが起きる

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このコミケ雲が発生したコミックマーケット84の後には電車内で異臭騒ぎが起きたようです。

これはそもそもコミックマーケットに行く方が風呂嫌いが多いオタクであるというのも理由の一因と言われております。

これに関してはコミケ参加者側も改善するための呼びかけを行ってはいますがなかなか改善されないのが現状なようです。

コミケ会場は不快指数がすごい

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コミックマーケット会場はその人口密度と気温から生み出される湿度のせいで不快指数が非常に高い場所としても有名です。

不快指数とは夏の蒸し暑さに関する不快感を示す数値のことで、この指数が75%を超えると不快感を感じる方が出てくるとされます。

85%ではほとんどの方が暑くてたまらない、不快だと感じるのですが、コミケ会場ではこの数値が100%を超えたという報告も上がりました。

コミケでは熱中症に注意する必要がある

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このように非常に高い気温と湿気によって体の熱を逃がすことが出来ないコミックマーケット会場では熱中症に気を付けなければなりません。

熱中症はただ直射日光を避けるだけでは予防することが出来ず、体を冷まし、水分を適切に摂取しなければいけません。

そのため、コミックマーケットに参加する際にはスポーツドリンクを常備し、さらにパンチングアイスをはじめとした瞬間冷却材も用意するべきでしょう。

コスプレは熱中症の危険が高まる

コミックマーケットに参加する際には十分な熱中症対策が必要だと述べましたが、コスプレをする際にはさらに注意が必要です。

コスプレが可能なコスプレ広場は屋外にあるため、強い日差しにさらされることになります。

そのため、撮影の際には可能な限り日陰を選び、そもそもコスプレ衣装に関しても熱を逃がせるような素材を選びましょう。

コミケ雲ができる条件とは?科学的に解説!

ここまでコミケ雲に関してご紹介してきました。コミケ雲とはコミックマーケットに伝わる伝説だと言われていました。

しかしながら、このコミケ雲は条件がそろえば確かに発生するというのが科学的に説明できる現象でもあるのです。

ではこのコミケ雲が生成されるまでの過程を科学的に解説していきます。

コミケ雲はなぜできるの?人の汗の水蒸気が冷えて雲になる?

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コミケ雲がなぜできるのか、というのは実は自然に発生する雲とほぼ同じメカニズムで説明することが出来ます。

雲は水蒸気が空気中に含まれている状態で空気が冷却され、空気が水蒸気を含み切れなくことで水滴に戻ることで生成されます。

これはコミケ雲の生成過程にも同じことが言え、湿度の高い空気が会場上部の空調によって冷やされることで生成されるのです。

コミケ雲ができる条件は?

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コミケ雲が生成される条件は、まず会場内の湿度が高く地上部と天井部の気温差があることが条件です。

そして地上部の湿度のある空気が冷やされ、天井部に向かったときに水蒸気を含み切れなくなるような状態が必要です。

なので汗をたくさんかく人が会場内にぎっしりといて、天井がしっかりと冷やされていればコミケ雲が出来る可能性があるということです。

どのくらいの人が汗をかけばコミケ雲が発生する?

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では実際にどれくらいの人がコミケ会場にいて汗をかけばコミケ雲が発生するのでしょうか。

これに関しては会場内の地上部の気温と天井部の気温、そして会場内の湿度を仮定すれば計算が出来ます。

仮に地上部の気温を35度、天井部を20度として会場全体に一平方メートル当たり8人の人がいると仮定すると1人当たり100g程度の汗をかけばコミケ雲が発生するようです。

伝説ではコミケ雲が発達すると入道雲ができコミケ雨が降ってくると言われている

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このコミケ雲には更なる伝説がまことしやかにささやかれています。

それはこのコミケ雲が発達するとコミケ入道雲になり、さらにはコミケ雨が降ってくるというものです。

確かにコミケ雲は実際の雲の生成メカニズムとほぼ同様のもので出来上がっています。

ただコミケ雨の雨は汗の結晶

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しかし、仮にコミケ雲が発達した結果コミケ雨が降るとすれば、それはどのような物なのでしょうか。

コミケ雲は先に述べたように人々の汗が水蒸気になり、それが飽和した結果生成されるものです。

雨はその雲に含まれる水滴が元になって降り出すものなのでその雨は汗の結晶になるわけです。

コミケ雲が発達すると入道雲ができたり雨が降ったりするというのは嘘?

しかし、実際にコミケ雲が発達して入道雲になり、コミケ雨になるのでしょうか?

これに関しては気象学上ありえないと言えます。なぜなら雨を降らす入道雲は高さ1000mにも及ぶ分厚い雲だからです。

ですが、東京ビッグサイトの天井部分にコミケ雲の水滴が付着して、それが滴下して雨のような現象が起こる可能性はあるようです。

コミケ雲に対する海外の反応まとめ

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このように人が暑いところに密集し、サウナのような状態になっていることを示すコミケ雲でした。

ではこのような状態を見た海外の方はどのような反応を示したのでしょうか。

海外の反応を実際に見てみましょう。日本人に対する意外な評価がみらっれるかもしれませんよ。

コミケ雲に対する海外の反応は?

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このコミケ雲が発生したコミックマーケット84に参加したロシアの方は特別なことは何もなかったと最初に述べています。

しかし、その後コミックマーケットの列にはこの世の最悪な物がすべて含まれているとも語っています。

何人もの人が熱中症で倒れ、それはまさしく地獄のようだったと表現していました。それほどに過酷なイベントなのです。

日本人は軍隊?軍人のよう?

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また、同じくロシアの方々のコミックマーケットへの感想なのですが、規則正しく並ぶ姿をまさに軍隊だと評しています。

大量の一般人を列にして進ませるのは非常に難しく、本来なら訓練された軍人などにしか不可能であるとも表現していました。

このことから日本のオタクは全員訓練を受けた軍人ではないのかなどともいう方がいるようです。

室内で雲を作り、展示にする

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このように条件がそろえば室内でも実際のメカニズムと同様の方法で雲を生成することが出来ることがわかりました。

この方法を使って理科の実験でもペットボトルの中に雲を作る実験教材が存在しています。

そしてさらにはとある機械を使って室内に人工的に雲を作ってそれを展示したアート作品があるのです。

それはcloud in room

2012年に制作されたアート作品で、「cloud in room」という作品があります。

これはBerndnaut Smildeさんが制作した作品で、部屋の中に雲を作り出してそれを撮影したアート作品です。

ライブなどでも使用される霧発生装置を利用し、室内の湿度や気温を調節して雲を作り出し、照明を調節して撮影したそうです。

それはオタクの情熱

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このように室内に自然的に雲が出現する珍しい現象であるコミケ雲でした。

人為的に雲を室内で生み出すことは容易ではありますが、自然的に生み出すには限られた条件が必要です。

コミケ雲とはオタクがグッズに掛ける情熱が可視化したある種の指標ともいえるでしょう。

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