ゾディアック事件の真相!暗号は解読された?犯人は一体誰なの? 雑学・ライフスタイル

ゾディアック事件の真相!暗号は解読された?犯人は一体誰なの?

1968年から6年間に38人を殺したとされるゾディアック事件。犯人が残した暗号も、未だに謎に包まれ未解決のままです。果たしてこの事件の真相は何だったのか、また数年後に現れた犯人とされた人物は?恐ろしいゾディアック事件の謎に迫ります。

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未解決事件、ゾディアック事件とは?

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1968年から6年間、アメリカで起こった銃による数件の殺人事件、当初は無差別の殺人としてその関連性は全く疑われませんでした。

犯行後、警察やマスコミに届いた「ゾディアック」と名乗る犯人からの警察への電話や連続殺人を示唆する手紙と暗号文によって、世間を震撼させます。

警察へ自ら電話をしたゾディアック事件の犯人は、38人の殺害をほのめかしており、世間を恐怖に突き落とします。現在も捜査が行われているようですが、事件は迷宮入りのままです。

1968年から74年にかけて発生した劇場型殺人事件

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1968年12月20日、17歳と16歳の未成年のカップルが、サンフランシスコ郊外の、ハーマン湖で何者かに射殺されました。

この事件は当初、通り魔的犯行として警察は捜査しました。しかし犯人の手がかりも、その行方もつかめないままでした。

しかし次々に起こる殺人事件に、警察とマスコミに犯人と思われる人物から投書が送られてきます。その内容は、警察をあざ笑うかのような挑戦的なものでした。

劇場型犯罪とは?

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自分の犯した犯罪を宣伝するかのように、犯行声明を警察やマスコミに送り付け、世間の注目を集めることに快感を抱くこのような犯罪を「劇場型犯罪」といいます。

あたかも殺人事件をプロデュースしてるかのような犯人の行動に、プロファイラーは典型的な「劇場型犯罪」として、内向的な人物、強い劣等感を持ち世間を騒がせたい願望がある人物を想定します。

ゾディアックとは横道十二宮(12星座)を示す言葉

ゾディアック とは「黄道十二宮」を表す言葉です。地球を中心に太陽が回ってると仮定して、太陽が回る通り道「黄道」を中心にして南北に8度の幅で広がっている想像上の帯を横道帯と呼びます。

太陽の通り道には、へびつかい座を除き、12の星座があるとしてそれぞれに小動物の名前が付けられたことから、「獣帯」とも呼ばれているそうです。

ゾディアック事件の犯人は、この星座に該当する人物を銃やナイフで殺害し、「唯一、オリオン座だけが自分を止めることができる」といった謎の声明文を送っています。

犯人と目される人物はいれど、逮捕には至っていない

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映画化もされたこのゾディアック事件は、犯人とされる人物の名前が、複数浮上しています。そのいづれも犯人と目される人物の周囲の人々からの声でした。

アーサー・リー・アレン。ジャック・トーランス、テッド・クルス。アール・ヴァン・ベスト・ジュニアなど他にも様々な人物の名前が犯人として挙がっているようです。

しかし、疑わしき人物は多数存在しているにも関わらず、犯人の特定はされておらず事件は未だ未解決のままです。

マスコミに送り付けた暗号文の解析も未だなされていない

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警察にわざわざ電話をかけ、38人もの人間を殺害したと告白したゾディアック事件の犯人が、マスコミに送り付けた暗号はケルト十字を含む難解なものでした。

1つ目の暗号はゾディアック事件の犯人の異常性を象徴したものであることが数日後に解析されましたが、犯人の身元を特定するヒントがある、と推測された2枚目は現在も解析されていないようです。

ゾディアック事件の捜査は今も続けられている

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ゾディアック事件について未だ謎は解けておらず暗号文も、その一部が解読出来ないまま今日を迎えていますが、警察による捜査は続いているようです。

この事件については、その特殊な事件性から、映画化や書籍にもなり多様な形で作品化され、世間の注目を浴びています。

知恵袋でも度々話題に上り、多くの人の興味関心惹いている

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ゾディアック事件自体は、もう半世紀も前の事ですが今も世界で有名な事件として捉えられています。犯人がマスコミ等に送った犯行声明分と暗号について、現在も謎を解き明かそうとする人も存在するようです。

yahoo知恵袋にも、ゾディアック事件に関する質問がたびたび書き込まれている事から、事件への関心が薄れていない事が分かります。

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ゾディアック事件の詳細まとめ

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1人の男の偏執狂的な考えにより多くの犠牲者を出したこの事件は、世間に恐怖と不安を与え続けました。

人を殺す快楽に溺れ、およそ倫理観と言うものが欠如したこの犯人は、その後も人を殺し続けます。そして犯人の世間の注目を浴びることを切望してやまなかった姿が垣間見ます。

この犯人がなかなか捕まらなかった原因の一つとしてしてアメリカの広大さが挙げられます。人種のるつぼであるアメリカでは、正式な戸籍を持っている人だけでも3億人います。

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例え犯人によく似た人物がいたとしても、アメリカ全土では、かなりの人数になる事が予想されます。また、現在の科学とITを駆使した捜査と違い、当時の捜査方法には限りがありました。

また犯行が、広い範囲で行われたことにより複数の所轄地域をまたがっており、管轄となる警察署がお互いの情報交換を全くしていなかったことも要因に挙げられます。

第一の事件は1968年12月20日、未成年のカップルが射殺される

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アメリカ、サンフランシスコ郊外のベニシアにある湖、ハーマン湖で17歳の少年と16歳の少女のカップルが何者かに銃で射殺されました。

現場となったハーマン湖の近くには「恋人たちの小道」と呼ばれる恋人たちのスポットがあり、おそらくその場所で車の中にいた2人を、犯人が車外へ連れ出し犯行に及んだと思われます。

犯人が撃った銃弾が、1発が車の後ろの窓ガラスに、もう1発が左後ろのタイヤに残っており脅迫されて外へ引きずり出されたものと推測されました。

翌年7月4日、第二の事件が発生!ヴァレーホの駐車場でまたもカップル殺害

1969年7月4日、19歳の男性と22歳の女性のカップルが、カリフォルニア州、ヴァレーホの駐車場でハーマン湖で殺された2人の時と同じように銃で狙撃されます。

男性は重症を負いながらも命は助かりましたが、一緒にいた女性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

7月5日、ヴァレーホ警察署に犯人を名乗る男性から電話が入る

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翌日7月5日、犯人と名乗る男から、犯行をほのめかす電話が警察署に入ります。男は「バークウェイを東に1マイルほど先に進んだ駐車場で、茶色の車の中で2人死んでるはずだ」と告げます。

現場に駆けつけた警察官が犯人を名乗る男の告げた場所に、倒れている2人の男女を発見します。男性は首から撃たれた銃弾が舌を貫通し重傷を負い、女性は胸に2発もの銃弾を浴び死亡しました。

電話で発覚した事件の男性は生存、犯人を目撃していた

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幸いなことに命を奪われることなく、助かった男性が犯人の人相について犯人は、身長が170cmほどで、がっしりとした体型、短髪の茶色の髪の男だったと供述しています。

ここまで犯人の人相について詳細な情報がありながら、警察は犯人を特定するに至りませんでした。

同年7月31日、青いフェルトペンで書かれた犯行声明文が届く

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同じ年の7月31日、その日警察と3つの新聞社に、犯人と思われる人物から送られてきた犯行声明分は、青いフェルトペンで書かかれていました。

その暗号化された声明文には、丸い円と十字を組み合わせた不思議なマークが描かれていました。この文字は、後にゾディアックのトレードマークとされています。

同年8月7日、新たな声明文でゾディアックと名乗る

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「This is the zodiac speaking」冒頭で「私はゾディアック」と名乗っています。特徴的なその文字で書かれた声明文には、ゾディアックがなぜ殺人を犯しているか理由が書いてありました。

「殺した人間は、死後の世界で奴隷にできる」と書き記してあったのです。後に解読された暗号には「俺は人殺しが好きだ、とても楽しいから」としたためてあったようです。

同年9月27日、また新たな事件を起こした事がゾディアックからの電話で判明

1969年、9月27日ペリエッサ湖畔で20歳の男性と22歳女性のカップルが、覆面の男にナイフで襲撃されました。カップルが湖畔で食事をしていたところ、突然男が現れたそうです。

片手に銃を持ち、もう片方の手にはナイフを掲げた男が「金を出せ」と叫び2人を脅します。パニックになった2人は言われるがままお金を差し出しました。

しかし男は2人をロープで縛り、ナイフでメッタ刺しにすると、2人の乗ってきた車に、自分の行った2つの犯行の日付とケルト十字を書いて現場から立ち去りました。

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この事件によって、男性は命が助かりますが女性がその2日後、搬送先の病院で亡くなったそうです。この事件は、ナバホ警察署にかかってきた犯人からの電話によって発覚しました。

病院に搬送された時点では、重症だった2人は目撃した犯人の情報を警察に供述しています。後にその供述によって似顔絵に書かれた犯人の姿が発表されました。

公表された似顔絵は、顔を黒い布で覆い隠し、ローブのような服を着たその胸には丸い円の中心に十字架の模様が描かれている奇妙なものでした。

同年10月29日、タクシー運転手を殺害

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ペリエッサ湖畔で襲撃された2人に続き、10月11日タクシー運転手のポール・ステイン(29歳)が、サンフランシスコ近郊にあるプレシディオハイツで殺害されます。

客を装ったゾディアックに、指定された場所に停車した瞬間、後頭部を撃たれ即死しました。その後、ゾディアックは、タクシーの鍵を抜き、財布を奪っています。

事件から10日経った10月21日、ゾディアックは殺害したタクシー運転手の血が付いたままのシャツの切れ端を新聞社へ送り、警察に電話を入れました。

タクシー運転手殺害後、警察やマスコミにまたも接触!テレビ番組も

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警察に電話を入れたゾディアックは「弁護をしてくれるなら自首する」とある弁護士を指名し、また「テレビ番組にも電話なら出演しても良い」と言います。

しかし、実際、ゾディアック本人だとする男からテレビ番組にかかってきた電話の声と、警察にかかってきた声と全く違う声質だったそうです。偽物と判断され番組は、終了しました

テレビ番組終了後、ゾディアックが示した弁護士に手紙が送られてきます。「殺しをやめられない、助けてくれ、自分でもどうすることもできない」と言った内容のものでした。

1974年、一連の事件は一旦収束を迎える

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数々の殺人事件を犯し世間を震撼させたゾディアックから、警察署に1通の手紙が届きます。内容は「今まで37人を殺した、事件を大きく取り扱わないともっと凄まじいことをやる」と言うものでした。

しかし、その後ゾディアックからの連絡が途絶え、ゾディアックの足取りや正体も不明のままです。

1978年、復活したとの連絡が入るも幸いにして新たな事件は発生しなかった

1978年4月24日、ゾディアックから複数の新聞社へ送られた手紙には「自分は復活した」と書かれていました。再び殺人事件が起こるのでは、と危惧されることになります。

しかし新たな殺人事件が発生することはなく、ゾディアックを模倣した者によるいたずらだと見られました。

世界的に有名なゾディアックの暗号

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ゾディアック事件の犯人が各新聞社やマスコミに送りつけた4枚の声明文と暗号文は、多くの謎に包まれたまま、未だ解読されていないようです。

犯行声明分の最後に書かれていたというゾディアックのシンボルマークは、ケルト十字に非常によく似ているそうです。この事から犯人にはケルト文字に知識がある人物とみられます。

この暗号分については、新聞各紙に掲載されますが謎を解いたのは警察ではなく一般人によるものでした。

4枚の暗号文とゾディアックマーク

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ゾディアック事件の犯人が送り付けてきた手紙の中に入っていた、4枚の暗号文とケルト文字に似たゾディアックマークに注目が集まりました。

違う星座を持つ人間を次々に殺害したゾディアック。ゾディアックによれば「この暗号文の中に自分の正体を暴く秘密が隠されている」とされています。

FBIや諜報機関をもってしても解読できない部分が多数

条約で警察や新聞社に送りつけた暗号文は、CIAの専門家でさえ解けないというとても難しいものでした。ですが新聞に掲載された暗号文をそれをあっさりと解明した人がいます。

それは地元の高校教師の夫婦でした。また暗号文が新聞に掲載されたことによってゾディアック事件に対する世間の関心はより一層深まったと言えるでしょう。

しかし、解読できたのは1枚目の408文字であり、残りの340文字について未だ解読はなされていないようです1。

解読された暗号文の内容とは

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高校教師夫妻が解読した内容は「人殺しが楽しくてたまらない、森で動物を狩るよりも人間を殺す方が好きだ。なぜなら人間は最も危険な動物だから」と言うものです。

この言葉は1932年に公開された映画「猟奇島」で使われたセリフです。犯人にとってはこのように世間に騒がれることに、大きな喜びを感じていたに違いありません。

警察を嘲笑うかのように暗号文や手紙は何度も届けられた

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1969年、7月から8月にかけて犯人であるゾディアックを自称する人物がサンフランシスコの市警察署に暗号文を含んだ大量の手紙が送られてきました。

警察署以外にも、新聞社タイムズヘラルドとサンフランシスコにある新聞2社、また多くの著名人に同じ内容の大量の手紙が送付されてきたようです。

真相は謎のまま!現在も暗号に関わる情報をFBIは募っている

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解読できず残された340文字の犯人からの暗号文は、FBIや警察の力を総動員しても解読はされなかったようです。

そしてこの残された文字の中に犯人の身元を特定する情報が隠されているのではないかと注目されています。

FBIは、ゾディアック事件の被疑者を解明するために、今も暗号に関する情報を広く募集してるそうです。

ゾディアックは誰だ?犯人のプロファイリング

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世間を震撼させ多くの人を殺害されたとするゾディアック、今の犯人の特定には至っていませんが犯人と疑わしき人物が複数人浮かび上がってきました。

そのどれもが信憑性があり、犯人と疑わしき証拠が次々と挙げられます。しかし問題は、犯人の残した資料にはその証拠と照らし合わせる対象物が少な過ぎたことです。

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