ロス疑惑の真相とは?三浦和義の生い立ちと矢沢美智子の現在も調査!

昭和の時代に起きた衝撃的な事件として、ロス疑惑がありますが、今でもその真実は謎のままです。今回はそのロス疑惑の犯人とされた三浦和義の生い立ちや共犯の矢沢美智子の現在を明かしつつ、ロス疑惑のように事件の真相と冤罪の間で揺れた事件についても触れていきます。

「ロス疑惑」とは?事件の概要をわかりやすく解説!

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1981年~1982年に世界を騒がせた、一つの殺人事件に端を発する一連の騒動が「ロス疑惑」、「三浦事件」「疑惑の銃弾事件」などと呼ばれています。

この事件は、最終的に容疑者の自殺という結末を迎えましたが、容疑者を巡ったマスメディアの過熱ぶりなども問題になりました。そんな事件の詳細をこれから紐解いていきたいと思います。

1981年にロサンゼルスで起きた殺人事件に関する一連の疑惑

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事件の発端は1981年にカリフォルニア州ロサンゼルスで起こった事件でした。後に容疑者とされる三浦和義の妻・一美さんが、8月31日、ロサンゼルスのホテル内でアジア系女性に殴打されます。

そして、同年11月18日午前11時5分頃、三浦和義と一美さんは、当時滞在していたロサンゼルス市内の駐車場で二人の男に銃撃されます。

三浦和義は足を負傷し、一美さんは頭を打たれ重体となり、後に一美さんは日本国内の東海大病院で息を引き取りました。そして、この一美さんの死をめぐって、三浦和義に疑惑がかけられることとなるのです。

被害者の夫「三浦和義」が保険金目当ての殺人を行ったと疑われていた

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三浦和義は一美さんの死により、保険金を手にすることになります。

しかし、高額の保険を妻にかけていたことや、現場にいた白い車に全く気が付かなったという三浦和義の供述から、週刊文春はこの事件は三浦が仕組んだものではないかと疑います。

そして、「三浦が保険金目当てに仕組んだ事件ではないか」という内容の記事を掲載します。

三浦和義は妻・一美さんの保険金として1億5千万円を手に入れる

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三浦和義が、一美さんの死によって手にいれた保険金は1億5500万円であったと言われています。

ここまで高額になったのは、一美さんの生命保険のために、保険会社を3社も使っていた為だそうです。

3社にも渡り、高額の保険をかけていたことが、疑いをかけられる原因の一つとなったのです。

元妻の一美さん亡き後は「良枝さん」と再婚

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一美さんが亡くなった後、三浦和義は1984年3月30日に良枝さんと再婚をします。

良枝さんは、不良少女であった言われていますが、一度も犯罪に手を染めたことはないそうです。

しかし、かなり肝が据わっているらしく、三浦和義がマスコミの過熱報道により弱気になり、自首をしようかと相談したときは、しっかりしなさいと叱り飛ばしたそうです。

元女優・矢沢美智子の証言で「殴打事件」が発覚する

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一美さんが命を落とした銃撃事件の前に起きていた、ホテルでの殴打事件では、殺害を依頼されていたと証言する女性が現れます。

それが、元女優の矢沢美智子です。彼女は三浦和義から、保険金が出たら結婚しようと言われ、その気になっていたそうです。

しかし、事の重大性に気づき、三浦に狙われていることを一美さんに伝えようと部屋に入ったところで、もみ合いになり、殴打に至ったようです。

裁判が行われて三浦和義と矢沢美智子の懲役が決定

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これらの事件について、日本国内で裁判が行われ、三浦和義、矢沢美智子とも刑に服することになります。

殴打事件により、1987年に、三浦は懲役6年、矢沢は2年6か月の刑が確定します。

最終的に、すべての事件により三浦が拘置所で過ごした歳月は、13年間にもなります。

アメリカでのビジネスパートナー「大久保美邦」が実行犯として逮捕

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ロサンゼルスで起きた銃撃事件では、その実行犯として三浦和義のビジネスパートナーであった大久保美邦が逮捕されます。

大久保はガンマニアであり、また事件のあった駐車場の経営者でもあったことなどから、捜査線上に上がり、事件の実行犯とされ、逮捕されたのでした。

大久保美邦は証拠不十分で無罪となった

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事件の実行犯として逮捕された大久保美邦でしたが、1994年、証拠不十分で無罪となっています。

裁判を担当した林道晴裁判長は「大久保さんが犯人でないという状況証拠が多数あった」とし、無罪判決を言い渡しています。

しかし、銃刀法違反・火薬類取締法違反で、懲役1年6か月、執行猶予3年の刑が科せられています。

最高裁において三浦和義の無罪が言い渡される

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銃撃事件に関して、三浦は「氏名不詳者」に犯行を行わせたとして、第一審で無期懲役が言い渡されていました。しかし、三浦は無罪を主張し控訴をします。

東京高裁では三浦の供述に虚偽の可能性があるとしつつも、実行犯が特定されていないことなどから、証拠不十分により逆転無罪となります。

そして、検察側が上告をするものの、2003年に最高裁の判決により、銃撃事件における三浦の無罪が確定します。

その後、サイパン島において殺人容疑でロサンゼルス警察に逮捕される

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日本での裁判により無罪を獲得した三浦ですが、2008年、サイパンにて現地に赴いていたロサンゼルス市警によって殺人容疑で逮捕されます。

日本での審理により無罪が確定していた三浦は、「一事不再理」を根拠として身柄拘束を不当なものとして訴え、米国の法廷で争うことになります。

そして、米国法廷では、殺人罪については一事不再理により無効となるものの、殺人の共謀罪に関しては日本で裁かれていないとして、有効としました。

三浦和義は2008年にロスの留置所で首を吊り自殺

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2008年10月10日、三浦はサイパンからロサンゼルスに移送されることになります。

そして、その後ロサンゼルスの留置場にて、Tシャツを使って首をつっている三浦和義が発見されました。

警察は調査により三浦自身による自殺だと発表していますが、弁護士は他殺であると主張をしていました。

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ロス疑惑の真実・真相とは?

三浦の自殺に幕を閉じたロス疑惑ですが、その真実は謎のままです。日本の法廷で無罪となったものの、推定無罪によるもので事件の核は証明されないものでした。

それでは、その真実、真相とは何だったのでしょうか?

ロス疑惑は本当だったのか?

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真相は闇の中であるロス疑惑ですが、三浦が事件に関係している可能性は否定できません。限りなく黒に近いグレーではありますが、三浦が亡くなった今、ロス疑惑が本当かを証明することは難しいかもしれません。

そして、現在の日本の司法制度では三浦は無罪であるという事実を変えることはできないのです。しかし、諸々の情報を集めることにより、真実に近づくための、いくつもの可能性を見つけることはできます。

日本で三浦が無罪になった事実と、ロス疑惑の真実はイコールではないと言えるのかもしれません。また、事件の関係者が生きている限り、その真実が証明される可能性もまたゼロではないと言えるのではないでしょうか。

マスコミによる報道はほとんどが嘘だった?

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センセーショナルな事件をこぞって報道各社が報じていましたが、三浦に対して悪いことならでっち上げても構わないとまで言われていたとの噂もあります。

実際、マスコミの報道に嘘が含まれていた可能性もあります。三浦が金銭には困っていなかったことや、夫婦仲が悪く事なかったことなど報道との食い違いはいくつもあります。

また、事件の際レンタカーを矢沢美智子に頼んだとの情報もありましたが、矢沢は運転免許を持っていなかったことなどとも齟齬が生じます。

三浦和義はマスコミによって犯人に仕立てられた?

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三浦和義はマスコミによって、犯人に仕立て上げられたのではと思う方もいるようですが、それは偏った捉え方のようです。

実際、マスコミの報道に問題がなかったとは言えませんが、警察、検察の捜査などに基づき逮捕、起訴がされているのであって、マスコミが犯人に仕立て上げたというのは極論だと言えるのではないでしょうか。

複数人による計画的犯行だったとも?

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結局、実行犯が解明されなかったこの事件ですが、ネット上では、複数犯による計画犯罪であったのではないかとの噂も出ています。

具体的には、三浦を含めて4人(日本人3人)で、実行犯が2人(日本人1人)ではないかと言われています。

人数的には、妥当な線をついていそうで、かつ外国人の共犯者がいたという可能性も大いにあるので、一概にあてずっぽうの噂とは言い切れないのかもしれません。

真犯人が三浦和義を裏で操っていたのではないかという説も

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この事件には別に真犯人がいたのではないかとの噂も出ています。その犯人が事件の絵を描いて、三浦を操っていたというのです。

このことに関連してか、三浦本人が生前、ロス疑惑の真犯人を知っているといったことがあるそうです。

しかし、後にも先にもそのような人物が公になることはなく、謎の真犯人の存在にどこまで信憑性があるのか疑問ではあるようです。

三浦和義は冤罪の被害者だった?

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三浦和義は結局13年、拘置所で過ごした後、日本では無罪を言い渡されています。この事を考えると、形式上では三浦は冤罪被害者と言えるかもしれません。

そして、真実がどうだったにせよ、この事件が発端となって三浦は命を絶つことになります。

それが自殺だったとした場合、その死の選択を迫らせたものは、この事件を取り巻く報道、裁判を含め、事件を取り巻く全ての要素だったのではないでしょうか。

三浦和義が無罪になったのはなぜ?理由は?

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限りなく犯人に近いと思われていた三浦和義は、無期懲役の判決から最終的には逆転無罪の判決を勝ち取ります。

そこには、日本の司法の制度の限界と、真実まで到達させない犯行の抜け目のなさが関係しているようです。

三浦和義が無罪の理由①証拠不十分のため

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三浦が無罪だった理由は、まず確たる証拠がなかったことです。

疑わしきは罰せずという言葉があるように、日本の法制度では状況証拠だけで有罪にすることはできません。また、憲法にも明記されているように自白だけでも有罪とすることはできません。

三浦の場合、このように証拠不十分だったことが無罪の一つの要因となりました。

三浦和義が無罪の理由②実行犯を特定できなかったため

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また、この事件の場合、銃撃事件の実行犯が特定できなかったことも大きな要因の一つとなりました。大久保美邦が無罪とされたように、実行犯の証拠は見つかりませんでした。

そして、「氏名不詳者」に犯行を指示したとのなんとも杜撰な理由で起訴されていたことから、控訴審では一審の判決が覆ったと言えるようです。

三浦和義が無罪の理由③事件に関与していることを立証できなかったため

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物証もなく、実行犯の特定もできないことで、三浦和義が事件に関与していることを検察は立証できませんでした。

事件の関与が認められない以上、推定無罪の法理により、三浦を有罪とすることはできませんでした。

日本では無罪でもアメリカでは殺人容疑が適用された

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日本では、無罪判決を言い渡された三浦でしたが、事件が起こったのはアメリカであり、アメリカの警察もこの事件を捜査しており、2008年、サイパンで身柄を拘束されます。

三浦は、一度無罪を言い渡されて刑が確定していた件に関しては、裁かれないという一事不再理を理由に拘束を不当だと訴えました。

しかし、ロサンゼルス市警は、殺人容疑に関して、罪が確定していた殺人罪ではなく、共謀罪として三浦を逮捕するに至りました。

三浦和義がロサンゼルスの留置所で自殺した理由は?

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ロサンゼルス市警に拘束され、留置場に入れられた三浦は、そこで首を吊った状態で亡くなりました。

留置場の中で、Tシャツを利用した点からも、自ら首を吊ったのであろうと言われています。

それでは、日本では長い裁判を戦い抜き、無罪を勝ち取った三浦があっけなく米国で自死を選んだのはなぜなのでしょうか。それにはいくつか理由が見当たりそうです。

三浦和義が自殺した理由①決定的な証拠を見せられたから?

可能性の一つして考えられるのは、確固たる証拠を見せられたからという理由です。日本では、証拠不十分の為、裁判を戦い抜くことできました。

しかし、確固たる証拠を突き付けられたとしたら、勝ち目がないと分かった争いをするよりは、自分で幕引きをしてしまったほうが良いと考えた可能性はあります。

ただ、証拠があったとしたら、ロサンゼルス市警が何の発表もしないとは考えられない為、この理由は信憑性が薄そうです。

三浦和義が自殺した理由②自殺パフォーマンスに失敗した?

次に考えられるのは、自殺を演出したパフォーマンスをしようとして、失敗して本当に命を落としてしまった可能性です。

実際、死ぬ気がなくて、周囲の興味をひく為や、自分の無罪を訴えるために、「死んでやる」といったような狂言として首を吊るという事例はあります。

確かに、首つりは命を落とす前に助けられることも多い自殺方法です。しかし、これに関してはすでに本人が亡くなっているので、その真意はわかりません。

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