「カアイソウ」の怪文書の意味は?三重小2女児失踪事件の真相は?

「カアイソウ」といわれる怪文書をご存知でしょうか。これは三重小2女児失踪事件とよばれる、加茂前ゆきちゃんが失踪する事件で送られてきた手紙です。怪文書の意味、事件の真相を知るため多くの人が解読に挑みました。今回は怪文書の意味と事件の真相について調べました。

「カアイソウ」三重小2女児失踪事件の概要は?

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1991年3月15日、学校から帰宅した女の子が忽然と姿を消す事件が起きました。事件は不可解な点が多く、謎を多く残したままで解決することはありませんでした。

また、事件発生後3年がたったある日、3枚の手紙が届いたのです。手紙は読み取るのがやっとのほど、何を書いてあるのか分かりにくい書き方をしています。

この不気味な手紙が、この事件をより深く、謎の渦中へ引きずり込んだのです。

三重県に住む加茂前ゆきちゃん(当時8歳)が失踪した事件

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失踪した女の子は加茂前ゆきちゃん(当時8歳)。三重県四日市市富田に住んでいた女の子です。学校から帰宅後、飲みかけのココアなど確かに家にいた形跡はあったのですが、忽然と姿を消してしまいました。

また、遊びに行くときはいつも自転車に乗っているのですが、その自転車も家に置いたままでしたし、3月なのに上着も家に脱いだままとなっていました。

未解決事件の1つとして数えられている

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この失踪事件は、30年以上たちましたが解決することなく現在も未解決事件の1つとされています。今でこそ、町中監視カメラで覆いつくされていますが、当時はそういったものは少なく操作は難航しました。

失踪事件としては時効を迎えていますが、この事件は未だ「多くの人の中」に残っています。

事件発生後から三年後、不気味な怪文書が届き有名になった

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この失踪事件が「多くの人の中」に残る原因となったのが手紙です。この手紙は事件発生から3年経ったあと加茂前邸に送られてきました。

この手紙は「はひらがな」と「カタカナ」と「漢字」を不定期に混ぜ合わせて書かれており、内容があまりにも不気味で意味が解らなかったため怪文書と呼ばれるようになりました。

なぜ「カアイソウ」なのか?

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送られてきた手紙の冒頭文が次のように書かれていました。

ミゆキサンにツイテ

ミユキ カアイソウ カアイソウ

(引用:検索してはいけない言葉 Wiki)

この怪文書の冒頭文のインパクトが大き過ぎたため、三重小2女児失踪事件を「カアイソウ」と比喩することとなったのです。

アットwikiで検索してはいけない言葉として扱われている

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現在「カアイソウ」は検索してはいけない言葉としてネット上にあります。確かに怪文書自体は不気味で読んでいるうちに気分が悪くなる人もいるでしょう

インターネットが現在のように普及する前に、一部のネットユーザーたちが「とある掲示板」で面白半分でスラング化させたものではないでしょうか。

ただし、画像検索を掛けると「カアイソウ」に関係する画像のほかに、色々不気味な画像も出てきますので閲覧する場合は注意が必要です。

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加茂前ゆきちゃん失踪後に届いた怪文書とは?

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加茂前ゆきちゃん失踪後に届いた怪文書とは、どういったものだったのでしょうか。

1994年、事件発生後から3年後「ミゆキサンにツイテ」で始まる怪文書が届く

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加茂前ゆきちゃん失踪から3年後に、父加茂前芳行さん宛てに3通の手紙が届きました。

冒頭が「ミゆキサンにツイテ」と書かれていたため、加茂前ゆきちゃんのことについて、何か手掛かりになるものと思われていました。

怪文書の内容は?【画像アリ】

怪文書の内容は、犯人を知っている人から、犯人の情報らしき事が書かれているものでした。

コンナコとヲシタノハ トミダノ股割レトオモイマス

(引用:検索してはいけない言葉 Wiki)

「こんな事をしたのは、富田の股割れと思います。」読みやすく変換するとこのようになります。

加茂前ゆきちゃん失踪後に届いた怪文書の解読内容や真相は?

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では、届いた怪文書とはどういった内容だったのでしょうか。

怪文書を解読した内容は?

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この怪文書を解読すると、加茂前ゆきちゃんを連れ去ったのは「トミダノ股割レ」とされる人物で、そのトミダノ股割レの生まれてから現在(手紙を書いた時期)までを書き記したものでした。

そして、犯人の確証が掴めるまで、事を大きくせず、静かに見守るように書かれています。

犯人が分かっているのであれば、直接警察に垂れ込めばいいのに、それをしないとなると、手紙が出された時点で犯人が特定されると差出人にも不利益があったと考えられます。

怪文書は下書きされていた?違う人物が書いた?

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この3枚からなる怪文書は、いずれも鉛筆で下書きがされており、その上をボールペンでなぞってありました。誰かが下書きをして、それを違う人物に書かせたのでしょうか。

又は、一見すると支離滅裂にみえる文字や文章も、実は考えられて書かれたものであり、そのための下書きだったのでしょうか。

意図的な字の乱れがある?

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書かれていた字はお世辞にも上手な字ではなく、なんて書いてあるかわからないような字もあります。下書きしたことを考えると、意図的に字を汚く書いた可能性があります。

しかし、読んでもらいたくて出した手紙を、意図的に汚く書くというのはどういった理由があったのでしょうか。

手紙を出すということは、身元がばれる可能性もあります。解読を難解にすることで、自分の安全を確保するまでの時間を稼ぎたかったのかも知れませんね。

ゆきちゃんではなく「ミゆキ」と表記

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失踪したのは「ゆき」であって「ミゆキ」ではありません。一体どこから「ミ」が出てきたのでしょうか。加茂前芳行さん宛に手紙が来たので、「ミゆキ」は加茂前ゆきちゃんのことで間違いは無いでしょう。

この手紙、実は宛名も間違っています。「加茂前秀行」と名前が間違って送られてきたのです。人の名前を覚えるのが苦手な人がいますが、差出人もそういう人だったのでしょうか。

怪文書の「カアイソウ カアイソウ」の意味は?可哀想(可愛そう)?

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可哀想(カワイソウ)と書きたかったところ、カアイソウと間違って書いてしまったと取られがちですが、「可愛そう」と漢字で書いてもカワイソウと読みます。

元々「かわいい」の意味は今とは逆の意味で、相手の事を気の毒に思う言葉でした。ところが時代が進むにつれ、気の毒から同情に代わりついには愛らしいという意味に変化しました。

そこで元々あった「かわいい」の意味を持つ言葉として「かわいそう」が誕生したとされています。

「カアイソウ」は可愛そう(コーアイそう)

「かわいい」という言葉が現代の「愛らしい」という意味に変わった時、中国語の可愛(コーアイ)という字が当てられました。そして「かわいそう」は「可愛そう」と書くようになりました。

その後、「可哀想」という感じが当てられるようになったので、怪文書の「カアイソウ カアイソウ」は「可哀想 可哀想」の意味で間違いないでしょう。

「トミダノ股割レ」とは?売春婦?

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「トミダノ股割レ」とは富田(地名)に住んでいる「股割レ」ですが、この「股割レ」とは売春婦を指した言葉といわれています。

「股割れ=股を開く」という解釈で、「誰にでも股を開く=売春婦」ということでしょう。

「シュンガ」は風俗関係の店?詳細は不明?

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「シュンガ」というと昔の浮世絵の春画が連想できます。現在ではその本を見かけることはありませんが、そういった類のお店の可能性は多いにあります。

実際にそういった名前の風俗店は存在していますし。直接店名ではなくても、隠語として使用したのかも知れません。

「パーラボウ」はパーラー説が有力

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「パーラボウ」とは喫茶店やパチンコ店を示す「パーラー」と匿名を示す「某」の組み合わせで「パーラー某」ではないかとの説が有力になっています。

もしくは単純に「ボウ」は「ー(横棒)」でパーラーの意味ではないかとされています。いずれにしても、喫茶店かパチンコ店のことではないでしょうか。

「ケータショー」は警察署?検査場?小学校説も

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「ケータショー」について警察署との見方が有力です。また横棒を無視して「ケタショ」=「北署」とする見方もあり北署とは四日市北署のことではないかとされています。

またケータ小(学校)のことではないか?との解釈もあります。実際にケータ小学校は存在しませんが、ケータを源氏鶏太とし、源氏に関係した小学校ではないかという解釈です。

四日市市には清和小学校があり、源氏氏族の清和源氏(せいわげんじ)から「清和=源氏=鶏太」となりケータショーが清和小学校ではないかともされています。

「四ツアシ」は売春婦の蔑称と見られている

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「四ツアシ」とは本来4本足の生き物をいいますが、ここでは赤ちゃんがハイハイする姿勢と売春婦の姿勢を重ね合わせ比喩した言葉ではないかとされています。

日本語では「バック」と言っていますが、外国では「ドッグスタイル」と呼ばれ文字通り「四ツアシ」の生き物を示しています。そういったことから「四ツアシ=売春婦」となったのでしょう。

「スズカケのケヲ蹴落シテ」は鈴鹿市の家を捨てるという意味?

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「スズカケのケヲ蹴落シテ」とありますが、スズカケからケを落とすと「スズカ=鈴鹿」となります。またケを家と解釈すると鈴鹿の家を落とす(捨てる)とも取ることが出来ます。

いずれにしても、鈴鹿市は事件のあった四日市市の隣なので鈴鹿が無関係というわけではなさそうです。

「アサヤン」はヤクザを示している?

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「アサヤン」を並べ替えると「ヤアサン」すなわち「ヤーサン」となりヤクザを表す言葉となります。

「テルホ」はホテルを意味する

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ホテルを「テルホ」と呼ぶのは、ひと昔は業界用語の一つとしてよく使われました。また昔は右から左に「LETOH」といったように表記していました。

現在左からの表記で「HOTEL」と書かれているものを右から分けて読むとTEL(テル)HO(ホ)となるため、「テルホ」はホテルのことで間違いないでしょう。

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