
手首ラーメン事件とは?手首でダシをとったラーメンの味とは?
かつて手首ラーメン事件という暴力団による何とも悍ましい事件が起きたのです。またそのラーメンを食べた人もいるそうで、そのせいでその年のラーメン業界は売り上げが落ちました。味はどうだったのか事件のその後はどうなったのかまとめました。
目次
[表示]手首ラーメン事件とは?事件の概要
手首ラーメン事件という名前だけ聞いてもぞっとしてしまう事件をご存知でしょうか。何かの小説の題名かなと思うほどの事件ですよね。
それがかつて本当に起こった事件なのです。一体どんな事件だったのでしょうか。手首ラーメン事件について詳しく調べてみました。
手首ラーメン事件とは?被害者の手首でラーメンのダシをとった事件
手首ラーメン事件とはその名の通り手首で出汁をとり、その出汁でラーメンを作ったというなんとも恐ろしく背筋が凍るような事件だったのです。
その手首はどうやら殺された被害者の手首だったようです。なぜそうなったのかはこれからみていきましょう。
事件が起こったのは1978年、兵庫県と岡山県の山中でバラバラの遺体を発見
手首ラーメン事件は、今から約40年前の1978年に起こりました。手首ラーメン事件が起こる少し前に兵庫県と岡山県の山中でバラバラの遺体が発見されました。
刺青から遺体は住吉連合の幹部Aのものと判明
兵庫県と岡山県の両県でみつかったバラバラの遺体。当時は遺体はバラバラになっていたので特定することが難しかったのです。
しかし、バラバラにされた遺体には「天女」の文字の刺青が彫ってあったのです。そしてその刺青からヤクザである当時、住吉連合の幹部であったAのものと判明したのです。
遺体は手首だけ見つからなかった
バラバラになって発見された遺体は、住吉連合のAのものと判明しましたがなぜかAの手首だけ発見されなかったのです。
この手首が発見されなかったことで今回の手首ラーメン事件が発覚するのです。
捜査の結果・犯人は別の容疑で逮捕中の幹部Bとその子分4人と判明
操作の結果、Aを殺害した犯人は当時別の容疑で既に逮捕されていた幹部BとそのBの子分4人と判明したのです。
幹部Bは指紋がわからないよう持ち帰り、ラーメン屋台でダシにしたと衝撃供述
逮捕後、Bは死体をバラバラにし山中に遺棄したうえで指紋があれば身元が判明してしまうのでそのことを恐れて手首だけ持ち帰ったのです。
そして、このBは屋台ラーメンを経営していたので手首をそのラーメンの出汁に使ったという衝撃的な供述をしたのです。
そして出汁をとった後で残った骨は粉々にして捨ててしまったのです。
犯人の動機は暴力団同士の抗争だった
考えただけでも悍ましい事件ですが、そもそもなぜこんな事件が起きてしまったかというと1つは某暴力団の組長代行の地位で争いがあったようです。
そしてもう1つは当時の屋台は暴力団がやっておりその縄張りの抗争が絶えなかったようでこの2つが引き金となり殺人事件へと発展していったのです。
事件当時は大阪や京都でも暴力団の抗争が起こっていた
手首ラーメン事件の遺体は兵庫と岡山にしてられていたがこの事件に関する暴力団の抗争は東京で起こっていました。
当時暴力団の抗争は激しかったようで連日マスコミを賑わしていました。大阪では反する暴力団組合同士で抗争が起こり3人が射殺され1人が重傷を負い大阪戦争になりました。
そしてその後も京都で組長が襲撃されたり、暴力団員がかくまったという理由で殺されたりと抗争が激化していた時代だったようです。
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手首ラーメン事件のその後は?手首ラーメンは販売されたの?真相は?
殺された人間の手首で出汁をとったラーメンと聞いただけでもぞっとするくらい恐ろしい事件ですよね。誰が殺されたかわかり、犯人も捕まったからよかったというわけにはいきません。
実際犯人であるB氏は、屋台ラーメンを経営しており実際手首で出汁をとったラーメンを販売してしまったのか気になりますよね。
手首で出汁をとったラーメンをお金をだして食べてしまった人はいるのか真相を明らかにしていきましょう。
当時屋台ラーメンを食べた客から警察に問い合わせが殺到
事件が起こった当時、人がバラバラで発見されかつその遺体の手首でラーメンの出汁をとったという衝撃的な事件で世間を騒がせました。
そしてこの事件で一番恐怖を感じてしまったのは、なんといってもこのラーメンを食べてしまった人たちなのです。
現にこのラーメンを食べた人たちから警察に問い合わせが殺到したのです。
その年のラーメン業界は売上3割ダウンした
この手首ラーメン事件がきっかけでラーメン自体を食べる人が減ってしまいその年のラーメン業界は売上3割ダウンしてしまったのです。
この事件のせいで、全く無関係なラーメン屋からしたらいい迷惑だったことは間違いないでしょう。
当時の客の反応は?
この事件が発覚する前、手首の出汁入りラーメンは美味しいと評判になっていたようで客入りもよかったようなのです。
もちろんそのお客さんは手首が出汁とは思いもしなかったでしょう。
所轄の赤坂署によると当時屋台のコースは尾久〜荒川の土手〜西日暮里
手首ラーメンを売っていたラーメン屋はそもそも移動の屋台ラーメンで手首ラーメンを売っていた時は尾久~荒川土手~西日暮里というコースで売り歩いたそうなのです。
しかし、そのコースを歩いてもチャルメラは一回も吹かず今日はネタがないと言い、手首ラーメンは誰にも売ってないと当時の所轄であった赤坂署が自供をとったと発表したのです。
手首ラーメンは客には提供されていないと供述
当時は尾久~荒川土手~西日暮里のコースを歩いても一度もチャルメラを吹かずラーメンを求めた客にもネタがないと断ったと供述したようです。
ですので、手首ラーメンを売り歩いていたが誰にも一杯も提供していないという供述をしていたということなのです。
一方警視庁捜査4課は9時間も屋台を引いて売らなかったとは不自然と反論?
所轄であった赤坂署が手首ラーメンは一杯も客に提供していないという自供をとったことに警視庁捜査4課は反論しました。
なぜなら当時ラーメンが売られていた時間帯は午後5時からでその後9時間も売り続けたのに1杯も売れないというの不自然という見解だったのです。
その後捜査4課はその他の状況から売られなかったと弁明
しかし、後5時からでその後9時間も売り続けたのに1杯も売れないというの不自然という見解を発表したことで捜査4課はラーメン業界から猛烈な抗議を受けたのです。
売上が下がっているのにこの発言でこれ以上の売り上げ減を阻止したいラーメン業界からのクレームだったのでしょう。
そしてその発言が営業妨害だと言われた捜査4課は「手首ラーメンは、その他の状況から売られなかった」と弁明したようです。
警察はあらゆる圧力を受け、ラーメンは売られなかったことに
捜査4課が弁明しましたがラーメン離れは加速していき大手のインスタントメーカーが激怒しスポンサーもおりると圧力がかかってしまうのです。
その圧力に対し危機感を持った政府が警察に圧力をかけ報道は一気に追求することをやめたのです。
さらに警察は真実がわからないにも関わらず無理やり手首ラーメンは1杯も売ってないということにしたのです。
マスコミも圧力から報道をストップした?
圧力がかかったのは警察だけではありませんでした。スポンサーをおりることで大打撃をうけてしまうのはテレビ局でした。NHK以外のテレビ局はスポンサーで成り立っているからです。
この事件以来、連日報道されていましたがスポンサーをおりるという大手のインスタント業界の発言によりテレビ局は追求を辞めたのです。
手首ラーメン事件の手首ラーメンの味は?食肉は昔からあった?
手首ラーメンと聞いただけでぞっとし、目を背けてしまいたいくらいですが気にしたくはないけどなぜか気になってしまうのはその味ですよね。
人の手でとった出汁の味はどうだったのでしょうか。またこのような食肉の文化は今でこそありませんが昔はそういうこともあったのか調べてみました。
手首ラーメンはとんこつとブレンドして出された
ラーメンと1つに言っても色々な味が存在しますよね。どれも特徴があり美味しいのですがこの手首ラーメンは豚骨とブレンドしてあったというのです。
結局食べた人は一人もいなかったということにされたので事実はどうかわかりませんが週刊誌では豚骨風味で豚骨ラーメンの様に濃厚だったと言われています。
手首ラーメンの味は美味しいと評判だった
食べた人はいないとされているので、真相はわかりませんがこの手首ラーメンは出汁がよく効いていて美味しいと評判がよく人気だったという話もあります。
もちろん、もし食べた人がいたとしても人で出汁をとっているとは知らないので美味しいと感じた人は何で出汁をとっているんだろうと思った人もいるかもしれませんね。
生臭かったとの噂も
実際この手首ラーメンを食べたと証言しているスナックのママが週刊誌に食べたときの感想を語っていた記事が載っていたそうです。
その内容はいつものラーメンよりも濃厚で生臭かったと語っていたようです。いつもということは、以前からそこのラーメンを食べていた常連さんなのでしょうか。
しかし、昭和の週刊誌は今と違い三面記事が主流のようでやらせ記事の可能性も高く信憑性はないようです。
人肉はどんな味?
この週刊誌にはラーメンを実際食べたという人物から何人か話を聞いている記事が載っていたそうです。そのなかで人肉はどんな味だったかという質問に答えている人達がいました。
その人たちの情報によれば意外と美味しいようで豚肉のような感じという人や、豚肉や子羊の中間の味という意見があったそうです。
これについても本当なのか疑問は残りますが、出汁なので他の肉の出汁と似ているのかもしれませんね。
人肉を食べる習慣「カニバリズム」とは
手首ラーメンは気付かぬうちに食べてしまったとはいえ、共食いになってしまいます。その事を「カニバリズム」というそうです。もちろん今時代では許されない行為です。
しかし昔のように食べる物がなく生命の危機に立たされた時こういった行為はあったそうです。ただそういう意味にはカニバリズムは使われません。
カニバリズムとは人肉をそもそも食す文化がある人の事を示すのです。過去にそういう民族がこの世の中には存在しその人たちの事を意味します。
食人をするとクールー病にかかる?
人肉を食べるとクールー病になってしまうと言われていたようです。クールー病とは手足の震えや言語障害、方向感覚のがなくなり最後には歩行障害や意識障害になる病気です。
なぜわかったかというと過去に食人を習慣としていたある多くの民族がクールー病にかかってしまったのです。そして発症してから1年以内に命を落としているのです。
特に主に脳、内臓を食していた人ほどクールー病にかかっていました。
日本でも薬として人間が用いられていた
食べる物がなく、生きる為に仕方なく食人するというのは戦時中であった昔だけでなく今でも貧困な国があり世界的にも今だみられるとされています。
そして日本もかつてはそうだったのです。現に明治時代頃までは薬として食人していたという情報もあるのです。もちろん昔は日本だけでなく他国も薬(漢方)として使われていたのです。
資源がないからこそ使われていたとしたらおかしくない事実ですね。
中国や韓国では人肉カプセルが売られていたという噂も
なんと韓国や中国では「最高の滋養強壮剤」として人肉カプセルが売られていたという衝撃的なニュースがあったのです。しかも最近の話なのです。
どうやら、医師や看護師が共謀し死んだ赤ちゃんを密売し高値で売買したうえでそれを買った業者は粉末状にしカプセルにして密売していたというのです。
カプセルの成分を検出したことで判明したようですが、高額でありながら数えきれない数の人肉カプセルが既に売れていたそうです。