姉歯事件とは?関係者や姉歯物件の現在は?偽装はなぜ無くならない?社会

姉歯事件とは?関係者や姉歯物件の現在は?偽装はなぜ無くならない?

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なぜ起こる?過去にあった様々な偽装問題

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現住建造物で安全性が偽装されているとして、大きな波紋を呼んだ姉歯事件。偽装問題というのは他の業界でも多数起きており、報道されるたびに国民を不安に陥れてきました。

ここでは、姉歯事件以外に起こった様々な業界の偽装問題について紹介していきます。

ミートホープ・食肉偽装問題

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2002年、北海道苫小牧市に本社を構える食肉会社・ミートホープで食肉の偽装事件が発覚しました。同社では牛100%と謳った挽肉の中に、他の畜肉などを入れてかさ増ししていたことなどが判明しています。

ミートホープの事件では、内部告発によって不正が明るみに出た問題も多くあり、社員によるリークは是か非か?という問題でも世間の関心を呼びました。

ips細胞実用論文の偽装

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2012年10月11日にハーバード大学の客員教授である森口博士が、ips細胞を用いた心筋移植手術に成功したと発表し、世界初の偉業として各新聞社が朝刊で大々的に報じました。

しかし同日中に国内外からこの手術に対する疑惑の声が上がり、なんとハーバード大学からは森口氏は客員教授ではなく、聴講生の過去があるだけというアナウンスがされました。

そして東京大学が森口氏の論文を精査したところ、少なくとも14本で不正があったことも露呈し、ips細胞の移植手術も嘘であったことが判明しました。

旧石器捏造事件

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2000年11月、東北の民間研究団体に所属していた勝村健一氏が、上高森遺跡など東北・北海道の遺跡で持参した石器を発掘したかのように見せかけて、遺跡の価値を捏造するという事件が起こりました。

勝村氏が訪れた遺跡からは、歴史の重要参考物となるような全石器時代の遺物が多く掘り出されたことから、同氏は神の手の持ち主とまで言われていました。

しかしながら、勝村氏が関わった遺跡で出土した重要な遺物はほとんど発掘直前に埋められたものであったことが判明、多くの考古学者を困惑させる事態に発展しました。

姉歯事件の真相とは?

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住宅の購入は私たち日本人にとって一生に一度の大きなイベントであり、これからの生活の基盤ともなるものです。このことに対して、大きな不安を植え付けた姉歯事件。

姉歯元一級建築士の妻という死亡者を出すほど連日報道合戦がされていたものの、事件の幕引きは釈然としないもので、問題のある物件の多くは現在もそのまま残されています。

事件から長い歳月が経った現在、姉歯事件の真相が解明される可能性は極めて低く、どういった経緯で誰が偽装を先導したのかは、このまま闇の中に葬られることが予想されます。

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