寝屋川事件とは?犯人山田浩二の生い立ちと事件の真相【最新情報も】 社会

寝屋川事件とは?犯人山田浩二の生い立ちと事件の真相【最新情報も】

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公判を傍聴した人は山田浩二の行動は「お芝居のようだった」と感じた

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この山田浩二の裁判中の異常な行動に対して、公判を傍聴した人からは「自分の罪を少しでも軽くするためのお芝居の様に見えた」との批判が数多く出ています。

また、星野さんの母は「自分が満足するためのパフォーマンス」と怒りを露わにしています。ある全国紙のデスクは公判中の山田浩二の行動全てを指して「出来損ないの三文芝居」と断罪しています。

裁判では殺意を否認、星野君は「熱中症による病死」と主張

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この様に大仰なパフォーマンス(の様にしか見えない)を見せた山田浩二でしたが、裁判では一貫して殺意を否認し、平田さんに関しては傷害致死であるとの主張をしています。

また、弁護側は、星野君が亡くなったのは「熱中症による病死」であると主張しましたが、これに対して山田浩二は「そんな感じですかね」とまるで他人事の様な発言をし、傍聴席を呆れさせています。

「弁護士がシナリオを作った」と言われている

この山田浩二の裁判での行動や一連の主張に関しては、担当弁護士がシナリオを作ったのではないか?との見方が出ています。

逮捕されてから山田浩二が黙秘に転じたのも、この弁護士が担当についてからであり、山田浩二が丸々全て弁護士の指示に従って行動しているのが丸わかりだとメディアの記者などからの声が上がりました。

山田浩二が二人を殺害した決定的な証拠は見つからなかった?

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ただ、山田浩二が星野君と平田さんを殺害したという、決定的な物的証拠が見つかっていないのも事実としてあり、状況証拠だけで殺人が立証できるのかどうか?という点で検察側は不安を感じていたそうです。

山田浩二の携帯の検索歴などから二人の殺害に関与している事を立証

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検察側は、山田浩二の車が度々防犯カメラで撮影されている映像証拠や、山田浩二が事件の前後に携帯を使ってネット検索していた内容の履歴などから、状況証拠を積み上げ、殺人の立証を目指す方針をとりました。

検察側からは、山田浩二が事件の前後に携帯で「DNA鑑定、汗、死体」や「ハルシオン、子ども、効き目」などとネット検索していた事も証拠として示されています。

また、山田浩二の車の中から、平田さんのものと一致する血液反応が出たことなども合わせて、平田さんと星野君の殺害に関わったのは山田浩二以外にはあり得ないと主張、殺人の立証を目指しました。

山田浩二の精神障害は認められなかった

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また、裁判の中で山田浩二の弁護側は「心神耗弱」や「発達障害」などの精神障害が原因で、刑事責任能力に疑問が残るといった主張もしています。

しかし、この主張に対して検察側は山田浩二は事件後に遺体の処理の方法や証拠の隠滅方法などを検索するなど、冷静に行動し精神障害は認められないとして、弁護側の主張を否定しています。

また、徳島刑務所で山田浩二と一緒だったという受刑者は、山田浩二が刑務所内で、情報系の訓練を受講していたことを挙げ、精神障害があれば、受講はできないはずだと精神障害を否定しています。

2018年11月21日、証拠もなく真相不明のまま死刑を求刑

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検察側は2018年11月21日、検察側は確かな証拠もなく真相に不明な部分も数多く残る中、「極めて重大」「悪質で社会的影響も大きい」「主張が荒唐無稽で更生の余地がない」として死刑を求刑します。

12月に死刑判決

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2018年12月19日に大阪地裁で開かれた判決公判で、裁判長は山田浩二が殺意を持って星野君と平田さんの2人を殺害した事を認め、完全責任能力もあったとして求刑通り死刑判決を言い渡しています。

死刑判決に対し控訴していたが、2019年5月に突然取り下げ

この死刑判決に対して、山田浩二の弁護側は即日控訴しますが、2019年5月に突然控訴を取り下げ、結果死刑判決が確定しています。

取り下げの理由は?

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あれだけ言い訳のような供述を繰り返し、殺意を否定していた山田浩二が、突然控訴を取り下げた事を不思議に思う人が多かったようです。

この取り下げの理由について、ある記者から驚くべき情報が出ています。なんでも控訴を取り下げる5月18日に、刑務官と手紙を書くのに借りたボールペンの返却を巡って口論になったのが原因だというのです。

刑務官と口論になった事で山田浩二は自暴自棄になり「もうどうでもいい」と思い、その勢いで誰にも相談せずに控訴取下書を書いて提出、それがその日のうちに受理されてしまったという事だったようです。

控訴取り下げについては「後悔している」?

あまりにも理解不能な控訴取り下げまでの経緯ですが、どうやらこの控訴取り下げについて、山田浩二がやってしまった後に深く後悔していたという情報が出ています。

山田浩二と接見したある月刊誌の編集長は山田浩二がパニックになってその勢いで控訴取り下げの手続きをしてしまった事を後悔してるという言葉を聞いています。

山田浩二は「後悔している」「まずかった」などと語っていたのだそうです。ただ、死刑になる事自体に対しては「結果として遺族の望む方向になったので後悔していない」との山田浩二の発言もあった様です。

ネットでは山田浩二の死刑判決に安堵の声

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以上の様に、にわかには信じがたい経緯で死刑が確定した山田浩二でしたが、この死刑確定に対してネットでは安堵の声が多数上がっています。

前述した通り、山田浩二が星野君と平田さんを殺害したという決定的な証拠がないため、控訴審に進んだ場合に死刑判決が覆り、もっと軽い判決が下される可能性も十分にありました。

しかし、社会の見方としては、どう考えてもこの山田浩二という男の犯行であり、その前科も含めてあまりにも極悪非道な人間性が見える事や裁判での呆れた言動などから死刑を望む声が多く出ていたのです。

事件において明らかになっていない点・疑問点

ただ、この突然の死刑判決の確定によって、この寝屋川中1男女殺人事件の真相について、まだ明らかになっていない謎が数多く残るという結果になってしまいました。

ここでは、寝屋川殺人事件の数多く残された疑問点についても見ていきたいと思います。

殺害の動機は不明のまま

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まず、そもそも山田浩二が星野君と平田さんを殺害した動機については、これまでに言われている事は全て状況から見ての推測に過ぎず、本人の口からその動機については何も語られていません。

特に、星野君に関しては一貫して、熱中症などによる病死であるという主張がされていたため、そもそも殺害動機が存在したのかさえ明らかになっていないのです。

これでは、残された遺族は山田浩二が死刑になったところで、到底納得できるものではないでしょう。

山田浩二の発言は、意味不明?

また、平田さんの遺体に30ヶ所以上もつけられていた刃物による傷跡についても、山田浩二は「傷つければショックで生き返るかと思ってやった」という意味不明な説明をしています。

また、星野君の遺体には粘着テープが巻き付けられていましたが、これに関しても「巻きつければ透明になって消えるというイメージがあった」と意味のわからない事を言っています。

こうした意味のよく理解できない発言の真意についても、結局明らかにされないままとなっています。

死んでしまったのは、予想外だった?

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また、山田浩二は最初はこの2人を殺害するつもりはなく、死んでしまったのは予想外だったのではないか?という疑問も残されたままです。

裁判では、山田浩二に明確な殺意があったのかどうかも争われていましたが、結局これが明確になる前に裁判は終結してしまいました。

今回は抵抗されたため殺害した?

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ここまでにも述べてきた様に山田浩二は何度も同様の手口で少年を拉致して監禁しています。しかしその被害者は星野君を除いて全て殺害せずに解放されています。

今回だけ殺害に及んだのには、何らかの理由があったはずです。この理由としては被害者達が車の中で抵抗したために結果殺害に及んだのではないか?という仮説が出ましたが、これも山田浩二は否定しています。

一体あの日に車の中で何が起きたのか?というのは、遺族には知る権利がある事でしょう。しかしこれも、真相はこのまま闇に葬られてしまう可能性が高くなっています。

平田さんの刃物の傷はおとなしくさせる為だった?

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また、平田さんの遺体には刃物による傷が30ヶ所以上もつけられていたにも関わらず、死因は窒息してであるとされています。それではこの傷は何故つけらたのでしょうか?

これに対しては、山田浩二が人を傷つける事で快感を得ていたのではないか?という説も出ています。

しかし、傷が遺体の左側に集中している事などから、平田さんが暴れて左側を上にして座席の下に落ち、なおも暴れたために山田浩二が大人しくさせるために斬りつけたのではないか?との仮説が出されています。

星野君の遺体だけを見つかりにくくした理由は?

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また、平田さんの遺体はその日のうちに見つかるほど、ほとんど隠そうとせずに無造作に遺棄されていました。しかし星野君の痛いだけは、竹林の中に隠蔽しています。この違いの理由は何だったのでしょうか?

自分が犯人であることを隠すためだった?

これについても、仮説が上がっており、山田浩二は過去に少年に対するわいせつ行為で逮捕された前歴を持つことから、もし星野君の遺体が見つかれば警察の目が自分に向くと考えたためではないか?との説が出ています。

そして、あえて女性である平田さんの遺体を早期に発見させる事で、警察の目を自分から外そうとしたのではないか?と考えられているのです。

星野くんと平田さんのスマートフォンなどの所持品は見つかっていない

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また、星野君と平田さんが行方不明になった時に所持していた、スマートフォンやバックなどの所持品は現在に至るまで見つかっていません。

以上の様に、このままいけばこの寝屋川事件は多くの謎が解明されないまま幕を降ろす事になるでしょう。このままでは遺族の気持ちにも整理がつかないのではないでしょうか?

事件では、被害者遺族に対する世間の目も厳しかった

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この事件の側面として、被害者2人の遺族に対しても、世間からの批判や中傷を受けたという事実があります。この点についても見ていきましょう。

被害者の両親はネットで中傷を受けた

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まず、この被害者の中学生2人の両親に対して、ネットでの中傷が数多く出ています。特に山田浩二が逮捕されるまでは、複数の大手メディアまでもが、この被害者の家族に対して批判的といえる意見を発信していました。

13歳の子供が夜中に外にいた事に対するバッシング

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被害者の両親に対して批判が出た大きな原因としては、被害者の2人が13歳と12歳の子供であった事です。

この事から「何故こんな子供が深夜に出歩いているのか?」「親は何故外出を許したのか?」という批判が出てしまったのです。

星野君の母親が犯人ではないかと疑われることも

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こうした保護責任に対する批判意見にとどまらず、何とネット上では星野君のお母さんこそが殺害の犯人なのではないか?という信じられない噂まで出ていました。

具体的な内容もおぞましく、星野君と彼女の平田さんが揉めて星野君が平田さんを殺害した、そして母親が息子をかばうために行方不明に見せかけて隠しているという噂。

さらには、星野君との彼女である平田さんに母が嫉妬し、その結果殺人事件に発展したという、発想する事すらおぞましい噂も無責任に拡散されていた様です。

事件が社会に与えた影響は?

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この事件は、日本社会における性犯罪に対する印象を大きく変える事件になったと言われています。ここでは寝屋川事件が社会に与えた影響について見ていきます。

性犯罪者の更生は望めない?

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寝屋川事件を起こした山田浩二は、過去にも何度も中高生の少年に対しての性犯罪を犯して逮捕され、実刑を食らっていることはここまでで説明してきました。

この寝屋川事件は、山田浩二がその懲役から出所してからわずか1年足らずで発生しているという事実が、性犯罪者はやはり更生できないという考え方を日本国内に強く根付かせる結果につながっています。

性犯罪者に対する監視を求める声も

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さらに、性犯罪を犯して1度でも捕まったものは、その後何らかの方法で監視し続けるべきという意見も数多く出る事になりました。実際に海外には性犯罪者に対してこうした対応をしている国が複数存在します。

性犯罪者にGPSを装着し監視する必要性がある?

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特にアメリカでは性犯罪者に対する監視は徹底されていて、GPS装置を性犯罪者に取り付け、監視するシステムが整備されています。

日本国内の一部の地方自治体でも、多発する性犯罪を受けて、国に対してこうした性犯罪者へのGPS装置装着のシステム構築の検討を求める意見書なども提出されている様です。

【最新情報】2019年5月30日、山田浩二が控訴取り下げの無効を申し立て

2019年5月18日、突然の控訴取り下げを行い自ら死刑判決を確定させた山田浩二でしたが、何とその数日後の5月30日、今度はこの控訴取り下げの無効を求める申し立てを行いました。

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