グルーポンおせち事件の概要とは?スカスカの中身で腐敗もしていた? 社会

グルーポンおせち事件の概要とは?スカスカの中身で腐敗もしていた?

今回は、グルーポンのおせち事件について紹介していきます。グルーポンのおせち事件とはどういう事件なのか?実際に届いたら中身がスカスカだった?グルーポンのおせちを販売したバードカフェとはどんな会社なのか?水口社長はどんな人なのかなど詳しいことにも触れていきます。

目次

[表示]

グルーポンおせち事件の概要とは?

satake5 / Pixabay

グルーポンのおせち事件という事件は、どういう事件なのでしょうか。みていきます。

グルーポンを利用したおせちに注文が殺到

Alexas_Fotos / Pixabay

2010年11月頃に、アメリカの企業が運営する「グルーポン」という共同購入型クーポンサイトで、バードカフェの「バードカフェ 謹製おせち」が販売されることが発表されました。

そしてそのおせちは、通常2万円1000円するところを、グルーポン上で規定の人数が共同購入するという仕組みで、半額の1万500円で購入することができるという内容です。

これに目を向けた消費者は多く、当初は限定で100人までと決めていましたが、期待を上回るほどの申し込みが殺到し、急遽500人までと限定の幅を広げ、500人全員におせちが受け渡されました。

年末に届いたおせち料理がひどかった!

半額1万500円で発売したバードカフェ謹製おせちが、年末に届き、中身を開けて見るとスカスカの状態で、グルーボンに掲載されていた画像と全く違うと呟くする人も多く、ネットで話題になりました。

上記にあるツイッターの写真が、その時撮影されたおせちの中身です。中身は、元々33品目が入っていると言われながら実際には25品ほどで、4人分と言われながらも4人分にも満たない量でした。

さらにおせち料理の仕切りが崩れていて、料理がぐちゃぐちゃに入っていたり、魚や肉の生臭さが残っていたりと、とてもおせち料理とは言えない酷い料理だったことが上記の写真からわかります。

カタログと違う内容に苦情が殺到!

RobinHiggins / Pixabay

中身がスカスカのおせち料理が送られたきた人たちは、グルーボンに掲載されていた画像と全く違うと、グルーボン、そして販売元のバードカフェに批判や苦情の電話が雑踏し、テレビが放送する大きな事態となりました。

またネットで当時のおせち料理の写真を掲載してSNSや2ちゃんねるなどで投稿し、拡散されることもあり、約9年経過した現在でも中身がスカスカだったおせち料理の写真をツイッターなどから見ることができます。

さらに、グルーボンスカスカのおせち料理をモデルにしたフィギュアが手のひらサイズで発売されました。そして当時は2000円するなどとても人気なフィギュアとして話題にもなりました。

グルーポンおせちに関連する記事はこちら

グルーポンおせち事件の経緯は?

Mediamodifier / Pixabay

そもそもグルーボンのバードカフェおせち事件はどのような経緯で生まれたのでしょうか。みていきます。

グルーポンとは?共同購入型クーポン?

バードカフェのおせちを発売していたグルーボンというのは、先ほど説明した通り、アメリカの企業が運営している共同購入クーポンサイトのことをいいます。

レストランやフイットネス、トラベルなど様々なジャンルのレビューが掲載されていたり、どこのサイトよりお得なクーポンが利用できるなど日本でも人気のサイトとなっています。

バードカフェがおせちを販売

バードカフェのおせちも、このグルーポンで販売していました。発売を開始したのは2010年の11月25日から27日のたったの2日間の限定として、半額の1万500円で販売をしました。

そしてたった2日間の限定出品だったのにも関わらず申し込みが殺到し、当初の限定販売数を変更する事態となりました。

通常2万千円のおせちが半額に

nattanan23 / Pixabay

そしてこのおせちの料理が限定販売された中で、最も話題を読んだのが、通常価格よりも半額で発売していたことではないでしょうか。

通常価格は2万1000円と他のおせち料理と比べて比較的高い料金です。しかしそれが半額の1万500円で売られた為、申し込みが殺到したと考えている人もいるようです。

500人もの応募が殺到し完売

geralt / Pixabay

そして半額で発売した結果かどうかはわかりませんが、応募が殺到しました。当初は、おせちの限定販売数を100個としていました。しかし想像以上の応募数だった為、急遽500個に限定販売数を上げました。

そして2日間だけの短い期間での出品にも関わらず、応募数は限定販売数の500個以上あったようで、見事完売をし、話題を呼びました。

年末に届いたおせち料理がカタログとは違いスカスカ

しかし応募が殺到したものの、蓋を開けて見ると酷すぎる結果になってしまいました。年末に届いたおせち料理は、グルーポンで掲載されていた写真と全く違う中身がスカスカの状態でした。

上記の写真は、クルーポンのカタログに乗っていたイメージのおせち料理と、実際に年末に届いたおせち料理を比べて写真です。明らかに違いがはっきりわかります。

宅配便はクール便ではなく普通便だった?

200degrees / Pixabay

年末に届いたおせちは、クール便ではなく、普通便で送られてきたといわれています。基本的に食べ物は、生物ではなかったとしてもクール便で配送されるのが普通です。

しかしバードカフェのおせちはクール便ではなく、普通便で配送された為、腐ったような匂いがしたと考えている人が多いです。

中身の肉や魚は腐敗していた?

Wow_Pho / Pixabay

クール便ではなく、普通便でおせちが配送された理由で魚や肉が腐敗していたかはわかりませんが、購入者の中には、おせちの蓋を開けた瞬間から生臭い匂いがすると主張している人も多いようです。

その為、普通便で配送したことが悪いと考えている人もいますが、同時に半焼きのまま盛り合わせたのではないかと考えているいるようです。

グルーポンおせち事件が起こった原因とは?

Free-Photos / Pixabay

グルーポンのおせち事件が発生してしまった原因とは一体何なのでしょうか。みていきます。

食材が間に合わず足りなかった

Anelka / Pixabay

グルーポンのおせち事件が発生してしまった原因の1つ目は、年末におせちを作る食材が足りなかったことが判明しています。元々100個という予定でしたが、500個作ることになりました。

その為、会社としては500個分のおせち料理を作れるように食材を用意していたのですが、全く足りなかったようです。

人手不足で調理場所も狭かった?

Free-Photos / Pixabay

グルーポンのおせち事件が発生してしまった原因の2つ目は、人手不足で調理場所も狭かったのではないかと言われています。こちらも元々100個のおせちを500個に変えたことが根本の原因ではないかみています。

当初は100個のおせちを作れるように従業員などを雇って調理しようとしていました。しかし500個に変わったことで、人手が足りなくなってしまい、場所も確保できなかった為、事件が起きてしまったようです。

グルーポン側が勝手に人数を増やしていた?

Free-Photos / Pixabay

グルーポンのおせち事件が発生してしまった原因の3つ目は、グルーポン側の担当者が勝手に枚数を増やしたのではないかということです。

元々、バードカフェ側は100個で作ることを決めていました。しかし応募数が殺到し、グルーポン側はバードカフェ側に許可を取らずに100個から500個に変えてしまったようです。

そして両社の伝達がうまく行かず、事件が発生してしまったと言われています。

バードカフェはグルーポン側からの意見に反対できなかった?

しかしなぜ、バードカフェ側はグルーポン側の勝手な対応に反対をできなかったのでしょう。その理由は契約上の問題があったようです。

バードカフェのおせちが半額で購入できる理由は、グルーポン上で規定の人数が共同購入することが前提で契約されていました。その為、グルーポン側がその契約を認めない限り、半額にはできなかったのです。

さらにバードカフェのおせちはそれほど有名ではありませんでした。しかしグルーポンに掲載されたことで人気になった為、そういった恩恵もあり、反対できなかったようです。

バードカフェはおせちの販売経験がなかった?

Mediamodifier / Pixabay

バードカフェのおせちは先ほど紹介した通り、全く知名度が低かったのです。販売もほとんどしたことのない未経験なジャンルでした。

しかしグルーポンと提携したことで、一気に知名度を上げ、人気のおせち料理販売店になったのです。

バードカフェはキャンセルできない事態まで追い込まれていた

geralt / Pixabay

バードカフェは、グルーポンに人数の増加をキャンセルしようとしました。ところが、応募数が殺到していまい、キャンセルしようにもできない状態に追い込まれてしまったと言われています。

その為、キャンセルをせず500個販売した結果、事件が起きてしまったようです。

グルーポンおせち事件における問題点とは?

qimono / Pixabay

グルーポンおせち事件ではどのような問題点があったのでしょうか。みていきます。

二重価格商法だった?

Brett_Hondow / Pixabay

グルーポンおせち事件のおせちは、二重価格商法という仕組みで行われていたことがわかっています。

二重価格というのは、商品やサービスを提供する場合に、実際の価格よりも著しく有利な商品であることを消費者に思わせるために作られたやり方です。

バードカフェのおせちではこれを利用し、価格よりも中身が豪華であることをカタログなどで掲載するなどして消費者に提供していました。しかしそれが逆に問題を生んでしまったということです。

届いたおせちの中身は食品偽装?

LubosHouska / Pixabay

グルーポンおせち事件のおせちの問題点としては、届いたおせちの中身が食品偽装だったことです。カタログやグルーポンのHP上に掲載されているおせちが届くと多くの消費者は思い、購入していました。

しかし蓋を開けて見ると、実物が大幅に違い炎上してしまいました。

例えば、「生ハムとカマンベールチーズ」という予定の献立が、実際には市販で販売されている生ハムと銀紙で包装されたクリームチーズが1個という状態で入っているなどありました。

クール便で配達しなかった衛生上の問題

cdz / Pixabay

グルーポンおせち事件のおせちの問題点としては、おせちをクール便で配送せず普通便で配送するなど衛生面が不足していたことがあげられます。

なぜそのように普通便で配送される結果になってしまったのかはわかりませんが、それが原因で魚や肉が腐敗しているなど社会問題にも繋がる大ごととなってしまいました。

その為、神奈川県と厚生労働省が「バードカフェのおせち」の製造元工場と関連会社に立ち入り捜査を行うなどしました。

共同購入型クーポンサイトはトラブルが発生しやすい?

rawpixel / Pixabay

グルーポンおせち事件のおせちの問題点としては、おせちをグルーポンで販売したこととも言われています。共同購入型クーポンサイトは特典が多く、消費者としては嬉しいサービスです。

しかし企業側は、トラブルが起こりやすい仕組みでもあります。おせち料理は、当初2万円台で販売をするつもりでしたが、割引を行い話題となりました。

ところが割引率を高く行ったわりには偽装があったとして、グルーポンは景品表示法違反の疑いで消費者庁監督の下、指導や改善命令を言い渡されました。

作業風景に唖然!私服のバイトが作っていた?

グルーポンおせち事件のおせちの問題点としては、おせちを作った作業風景です。

おせちを作っていたのではバードカフェの従業員ではなく、私服を着たバイトで雇われていた人たちということが調べてわかりました。

これを知った消費者は騒然、一気に批判や抗議の電話が販売会社に殺到したようです。

グルーポンおせち事件のその後の対応は?

louisehoffmann83 / Pixabay

グルーポンのおせち事件により、おせちを販売していたバードカフェは、どんな対応をとったのでしょうか。社長は謝罪したのでしょうか。みていきます。

水口社長から直接お詫びの電話

事件発生後、バードカフェは被害を受けた消費者に対して、水口社長から直接電話でお詫びしました。具体的にどのような言葉をかけたのはかはわかりませんが、謝罪をしたようです。

さらにホームページにもお詫びの言葉を公表しました。

このたびは弊社で販売いたしましたおせちにつきまして納品の遅れ商品の内容でご購入いただいた皆様に多大なご迷惑をおかけいたしました。
謝って済む問題でないことは、重々承知の上でお詫びいたしております。

(引用:株式会社外食文化研究)

このようにホームページをご覧になると、社長、およびマネージャーの名義で謝罪文が掲載されています。

その後、水口社長は辞任

Myriams-Fotos / Pixabay

謝罪の電話などを行った後、水口社長は、社長の辞任を発表しました。

この責任は2011年1月1日をもちまして株式会社外食文化研究所の代表取締役を辞任することと相成り、引き続きこの件でご迷惑をおかけしたお客さまへの対応を行って参ります。

(引用:ガジェット通信)

このように社長は自身のTwitterやブログで今回の事件への謝罪と社長の辞任をしたことを公表しました。

NEXT:購入者に返金を行うことを発表
1/4