サイコパス事件とは?日本と世界で起きたサイコパス事件まとめ! 社会

サイコパス事件とは?日本と世界で起きたサイコパス事件まとめ!

サイコパスは精神病質者とも言われ、良心や感情が欠如し反社会的な性格を持っています。サイコパスの中には犯罪者となり、非常に猟奇的な事件を起こすものもいます。シリアルキラーとして大量殺人を行うこともあり、映画などの作品にも取り上げられています。

目次

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サイコパスとは?異常な事件を起こしている?

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サイコパスとは精神病質者とも言われています。良心や感情が欠如していて、自己中心的であることが特徴です。

サイコパスには猟奇殺人者のイメージがありますが、異常な事件を起こすのはサイコパスのごく一部に過ぎません。

サイコパスは精神病質者?

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サイコパスは精神病質者とも表現されます。精神病質者とは、反社会的な人格を表す心理学用語です。主に、異常心理学などで用いられている言葉です。

サイコパスは、良心が異常に欠如していて冷淡であったり、自己中心的で罪悪感がないといった特徴があります。また平然と嘘をつく一方で、表面的には魅力的な人物が多いとされています。

また、サイコパスは、冷酷であることや感情が欠如していることに加えて、反社会的な傾向を持っていることが特徴です。また、幼い頃から異常な行動を起こしていることが多いとされています。

サイコパス診断テストがある?

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サイコパス診断テストと言われるテストは多数存在しています。たとえば「ある未亡人は夫の葬儀で参列者に一目ぼれした。その夜、自分の息子を殺してしまった。その理由は?」などといった問題です。

この問題に対して、一般的な回答は「新しい恋愛のために息子が邪魔だから」ですが、サイコパスの場合は「息子の葬儀でその男性に会えるかもしれないから」と回答するとされています。

サイコパス診断テストでは、感情が欠如していたり、あまりに自己中心的な回答がみられようだと、サイコパスの可能性があるとされています。

サイコパスの起こす事件は異常?

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サイコパスというと猟奇殺人など、異常な事件を起こすイメージがありますが、それはごく一部の話しです。異常な人格を持ちながら仕事では優秀な場合も多く、社会的に成功を収めている場合も少なくありません。

特に、医師や企業の経営者など、社会的に高い立場にいる場合も多いと言われています。

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日本で起きたサイコパス事件・サイコパスと呼ばれた人物は?

日本でサイコパスと呼ばれた人物が起こした事件は、数多く存在しています。残虐で猟奇的な事件が多く、事件の度に日本社会に大きな衝撃を与えてきました。

津山事件:都井睦雄

日本で起きたサイコパス事件で有名なものに、津山事件があります。1938年(昭和13年)5月20日岡山県津山市で起きた事件で、津山三十人殺しとも言われています。

犯人の都井睦雄は改造した猟銃と日本刀で次々と近隣の住人を襲い、わずか2時間弱で30名を殺害しました。そのうち5名が16歳に満たない子供で、犯行は非常に計画的で冷静だったとされています。

犯行後、都井睦雄は猟銃によって自決しています。幼馴染との結婚を反対されたことが動機ではないかとも言われています。津山事件は「八つ墓村」のモチーフにもなった、恐ろしいサイコパス事件と言えます。

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件:宮崎勤

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件は、1988年(昭和63年)~翌年にかけて、幼女を対象として起きた連続殺人事件です。

犯人の宮崎勤は、4歳~7歳の女児に性的暴行を加えた上で殺害しました。犯行声明を出したり、被害者の遺骨を家族に送るなど、異常行動が際立った事件としてメディアでも盛んに取り上げられました。

宮崎勤は、簡易精神鑑定によると人格障害の範囲であるとされています。2006年に死刑が確定し、2008年には死刑が執行されました。

西口彰事件:西口彰

西口彰事件は、1963年~1964年に発生した連続殺人事件です。犯人は西口彰で、1963年に2人を殺害した後、逃亡を続けながら合計5人を殺害しました。

西口は、大学教授や弁護士などと偽って殺害や金銭の奪取を繰り返していました。また、福岡、静岡、東京と広範囲に渡って逃亡を続けながら、殺人を起こしています。

1966年に死刑が確定して、1970年には死刑が執行されました。平然と嘘をつき人を騙しながら逃亡生活をしていた西口は、まさにサイコパスだったと言えます。

附属池田小事件:宅間守

附属池田小事件は、2001年(平成13年)6月8日に起きた無差別殺傷事件です。犯人の宅間守は、大阪教育大学付属池田小学校に侵入して、出刃包丁を凶器として児童8名を殺害し、15名にけがを負わせました。

最後の一人を刺した後、宅間は「あーしんど」と口にしたとされています。宅間は精神障害者を装っていましたが、精神鑑定ではパーソナリティ障害は認められるものの精神障害はないとされました。

2009年に宅間は死刑執行されています。感情が著しく欠如した身勝手で猟奇的な犯行で、まさにサイコパス事件だと言えます。

神戸連続児童殺傷事件:酒鬼薔薇聖斗

神戸連続児童殺傷事件は、1997年(平成9年)に発生した連続殺傷事件です。当時14歳の中学生が犯人だったこともあり、社会に大きな衝撃を与えた事件でした。

数ヶ月の間に、小学生2名を殺害し、3名にけがを負わせています。殺害した児童の頭部が中学校の正門に置かれ「酒鬼薔薇聖斗」を名乗った声明文が出されるなど、猟奇的で暴力性の高い事件となりました。

犯人の「酒鬼薔薇聖斗」は、男児を殺したときには、自分だけのものになった満足感でいっぱいになったとも話しています。サイコパス特有の人格の歪みや反社会性が見られる事件だと言えます。

阿部定事件:阿部定

阿部定事件は、1936年(昭和11年)に阿部定が起こした事件です。当時中居だった阿部定は、愛人の男性を性交の最中に扼殺しました。殺害後に男性器を切り取ったため、猟奇的な事件として世間を騒がせました。

阿部定は「彼を愛していたのですべてが欲しかった」と殺害の理由を話しています。性器を切り取ったことについては「いつもそばにいるため」に持ち歩きたかったとしています。

当時、この事件が社会に与えた衝撃は大きく、号外も出されるほどでした。この事件をモチーフにした映画や小説も作られ、後に大きな影響を与える事件となりました。

小平事件:小平義雄

小平事件とは、1945年(昭和20年)~1946年(昭和21年)に関東で起きた連続号館殺人事件です。犯人は小平義雄で、山林で女性を強姦、殺害を繰り返し、8名の犠牲者を生んだ悲惨な事件でした。

小平は、女性に食料や就職口の世話をする話を持ちかけて、山林に誘い出していました。10件の事件で起訴されていて、7件が有罪となり1948年には死刑が確定しました。

この事件より前の1932年には、実の父親を殺害して有罪判決を受けていますが、恩赦によって釈放されています。戦後の混乱の中で起きた、猟奇的なサイコパス事件だと言えます。

永山則夫連続射殺事件:永山則夫

永山則夫連続射殺事件は、1968年(昭和43年)に東京都、京都府、北海道、愛知県で連続しておきた射殺事件です。当時19歳だった永山則夫が犯人で、横須賀海軍施設から拳銃を盗んで起こした犯行でした。

短い期間で4人を殺害しましたが、その動機は「社会への復讐」だと語っています。当時19歳でしたが、指名手配されていたこともあり実名報道されることとなりました。

当時19歳と未成年でしたが、死刑の判決により執行されています。この事件での死刑判決の基準が「永山基準」として、現在まで大きな影響を残しています。

横浜港バラバラ殺人事件:池田容之

横浜港バラバラ殺人事件は、2009年(平成21年)に横浜市で見つかった殺人事件です。殺害されたのは2名で、殺害後バラバラにされて横浜港や山梨に遺棄されました。犯人は池田容之を含む8名でした。

この事件が猟奇的なのは、被害者が生きた状態でのこぎりによって首を切断しているところです。殺害後の遺体を見て「人形みたい」と口にしたとされています。

また、自分が人を殺せることアピールするために面識のない人間を殺害しています。自己中心的な動機によって、生きたまま首を切り落とすという残酷な行為は、サイコパスにしかできないことだと言えます。

西鉄バスジャック事件:ネオ麦茶

西鉄バスジャック事件は、2000年(平成12年)5月3日に起きたバスジャック事件です。犯人は17歳の少年で、2ちゃんねるに犯行予告が残されていたことでも話題になりました。

書き込みのハンドルネームから、ネオ麦茶事件とも言われています。少年は刃渡り40cmの牛刀を手にバスを乗っ取りました。車内で様々な要求を出し、乗客3人を切りつけて、そのうち1人が死亡しました。

犯人は、少年が老夫婦を殺傷した豊川市主婦殺人事件に影響を受けたとも言われています。自分がいじめを受けた中学校を襲う計画だったようですが、学校が休みだったためバスジャックに至ったとされています。

首都圏連続不審死事件:木嶋佳苗

首都圏連続不審死事件は、2007年(平成19年)~2009年(平成21年)に起きた事件です。犯人は木嶋佳苗で、婚活を利用した連続殺人事件でした。

木嶋は、結婚を持ちかけることで男性から金銭を貢がせた後、自殺に見せかけるなどして殺害しています。3名を殺害した罪が確定していますが、他にも6名の殺害に関わった疑惑が持たれています。

木嶋は2017年に死刑が確定しています。金銭の目的のために次々と交際相手を殺害できるのは、良心が異常に欠如したサイコパスの犯罪だと言えます。

埼玉愛犬家連続殺人事件:関根元

埼玉愛犬家連続殺人事件は、1993年(平成5年)に埼玉で起きた連続殺人事件です。犯人はペットショップを経営していた、関根元と風間博子という元夫婦でした。

元々詐欺のような商売によって、顧客とのトラブルが絶えなかったようです。そして、トラブルになった顧客を犬の殺処分用の薬品で殺害していきました。殺害された4名はバラバラにされて焼却されました。

遺体は発見されませんでしたが、愛犬家が次々と失踪しているとのことで事件は表面化しました。マスコミでも大きく取り上げられ、社会に衝撃を与えた事件でした。2009年に二人共死刑が確定しています。

相模原障害者殺傷事件:植松聖

相模原障害者殺傷事件は、2016年(平成28年)7月26日に知的障害者施設「津久井やまゆり園」で植松聖が起こした大量殺人事件です。元職員の植松は刃物で施設入所者19名を刺殺、他26名を負傷させました。

殺害された入所者の多くはベッド上で寝ているところを刺されています。植松は、施設への恨みがあったことと「障害者はいなくなってしまえ」と動機について話しています。

19名という殺害人数は、戦後最も多い人数となり、社会に大きな衝撃を与えた事件でした。施設への恨みや障害者への自己中心的な感情によって大量の人間を殺した、まさにサイコパス事件だと言えます。

札幌両親強盗殺人事件:安川奈智

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札幌両親強盗殺人事件は、1991年に札幌で起きた、実の娘が両親を殺害したことが衝撃的な事件でした。犯人は安川奈智(24歳)と池田真弓(19歳)で、二人は交際関係にありました。

安川はイベント会社を経営していましたが行き詰まり、池田がホステスとして働き生計を立てていました。池田の両親に見つかると、邪魔な存在を消すことと金銭を得るために、両親を刺殺し金品を奪いました。

池田は安川から暴力を受けても別れることができず、池田を助けなければならないと強く思うようになっていたようです。歪んだ愛情の末の事件出会ったと言えます。

北九州監禁殺人事件:松永太と緒方純子

北九州監禁殺人事件とは、2002年(平成14年)に北九州市小倉であった監禁、連続殺人事件です。犯人は内縁関係にあった松永太と緒方純子で、6名の殺害と1名の傷害致死を起こしています。

松永と緒方は、拷問と虐待、マインドコントロールを用いて、被害者同士で虐待し合うように仕向け、殺害と遺体の処理を行わせました。虐待の方法は非常に残虐で「鬼畜の所業」と表現されています。

犯人の松永は、冷静で残虐、口が上手く平気で嘘をつくことができる、サイコパスの特徴を持った人間だったようです。非常に衝撃的な事件ですが、報道規制によって、あまり知られていない事件となりました。

千葉小3女児殺害事件:渋谷恭正

千葉小3女児殺害事件とは、2017年(平成29年)に千葉県松戸市でベトナム国籍の女児が犠牲となった殺人事件です。犯人は渋谷恭正で、被害者の通う小学校の元保護者会会長でした。

渋谷は女児をわいせつ目的でキャンピングカーに連れ込み、その後絞殺して死体を遺棄しています。また、渋谷は通学路での見守り活動をしており、身近な大人による殺人事件として大きな衝撃を与えました。

おせんころがし殺人事件:栗田源蔵

おせんころがし殺人事件とは、1952年(昭和27年)に現在の千葉県鴨川市にある「おせんころがし」と呼ばれる崖で起こった殺人事件です。犯人は栗田源蔵で、合計8人を殺害しています。

栗田はおせんころがしで、母親を強姦した後、子供ごと崖から突き落として殺害しています。また、それ以前にも強姦殺人事件を繰り返し、時には屍姦もしたと言います。

栗田は1959年に死刑が執行されています。凶悪無比な極悪人として衝撃を与えた殺人事件でした。

和歌山毒物カレー事件:林真須美

和歌山毒物カレー事件は、1998年(平成10年)に和歌山県で起きた毒物混入による殺傷事件です。犯人の林真須美は、地域の夏祭りで出すカレーに亜ヒ酸を混入し、67人が中毒を起こし4人が亡くなりました。

また、林真須美は知人男性への保険金殺人の未遂でも逮捕されています。しかし、林は一貫して無罪を主張しており、動機などは明らかになっていません。

林は2009年には死刑が確定しています。毒物を使った大量殺人事件としてメディアでも取り上げられ、模倣犯も現れました。日本社会に大きな影響を与えた事件となりました。

目黒女児虐待事件:船戸雄大

目黒女児虐待事件は、2018年(平成30年)に5歳の女児が虐待によって死亡した事件です。犯人は女児の両親で、船戸雄大、優里でした。女児は母親と元夫ともの子で、船戸雄大と血縁関係はありませんでした。

2人は女児に虐待を重ね十分な食事を与えず、病院にかかることもありませんでした。放置した結果女児を死亡させ、逮捕されました。

女児は両親の指示によって、大学ノートに反省文を書かされていました。幼い子に対して非常に残虐な行為ができたのは、感情が欠如したサイコパスだったからかもしれません。

大阪姉妹殺害事件:山地悠紀夫

大阪姉妹殺害事件は、2005年に大阪市で飲食店に勤める姉妹が殺された事件です。犯人は山地悠紀夫で、姉妹の住むマンションに押し入り強姦した後、ナイフで刺殺しています。

山地は、姉妹をナイフで刺す度に性的興奮を覚えたとのことでした。また、山地は中学卒業後に、金属バッドで実の母親を殺害しています。その時、返り血をシャワーで流していたら射精していたと話しています。

また、漠然と人を殺したいと思っていた旨を語っています。自己中心的で歪んだ嗜好と人格を持った、サイコパスによる事件だと言えます。

光市母子殺害事件:福田孝行

光市母子殺害事件は、1999年(平成11年)山口県光市で起きた事件です。当時18歳だった福田孝行は、強姦目的で排水検査を装ってアパートに押し入り、女性を襲いました。

抵抗にあった福田は頚部を圧迫して殺害した後、屍姦しました。近くで泣いていた生後11ヶ月の娘も窒息死させています。福田は財布を奪い、事件後にはゲームセンターで遊ぶなどしていました。

当時18歳であったものの、その行為は冷酷、残虐で非人間的だとして、死刑判決が出ています。

新潟乳児殺害事件:中村栄志

新潟乳児殺害事件は、2014年(平成26年)に新潟県糸川市で起きた事件です。出産した乳児を母親である中村一美が刃物で殺害し、乳児の父親である中村栄志が遺棄しました。

中村栄志は中村一美の養父でしたが、一美が13歳の頃から性的虐待を繰り返し、一美は4回妊娠しています。その内、2度は出産して殺害しています。

乳児の殺害は栄志が「泣く前にやってしまえ」と指示したものでした。養女を妊娠させた上、産んだ子を殺させるという残虐な行為を冷静に行っているのは、サイコパス事件と言って良いでしょう。

座間9遺体事件:白石隆浩

座間9遺体事件とは、2017年(平成29年)に発覚した事件で、白石隆浩の住むアパート室内から女性8人、男性1人の遺体が発見されたものです。白石が単独で行った連続殺人事件でした。

白石は、被害者女性を「一緒に死のう」と呼びかけて誘い出していました。自宅アパートに連れ込み強姦した後、殺害し遺体は解体していました。遺体はゴミ置き場に置いた他、アパート内にも置いていました。

発見されたとき、遺体の一部は腐乱していたようです。冷静に連続殺人を行った後、解体した遺体に囲まれて生活していたのは、感情が欠如したサイコパスにしかできない所業だと言えます。

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