パーナさん事件とは?報道は事実と異なる?メンバーの神対応とは 社会

パーナさん事件とは?報道は事実と異なる?メンバーの神対応とは

パーナさん事件とは、2013年に起こったNEWSのコンサートが悪天候で順延した際の体調不良や宿などの種々の騒動のことです。様々な情報やデマが拡散されましたが、メンバーとスタッフの神対応も話題になりました。今回はパーナさん事件の真相を紹介します。

目次

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パーナさん事件の概要は?

パーナさん事件とは、アイドルグループ・NEWSの2013年のコンサートとその順延騒動に関する事件ですが、具体的にどのような騒動だったのでしょうか。

2013年、NEWSの野外コンサート中止がきっかけに起きた事件

パーナさん事件とは、2013年に秩父宮ラグビー場で行われたアイドルグループ・NEWSのコンサートが天候不良により中止・翌日に順延になったことによる様々な騒動のことです。

来場者の多くは翌日に備えて宿を探しますが見つからず、野宿をしてすごしました。結果、体調不良などで病院に搬送される人も出てきてしまいます。

また、宿が見つからない人を狙った様々なトラブルなどの情報が錯綜し、デマも多く拡散されました。

そもそもパーナさんって誰?

そもそも「パーナさん」とは、NEWSのファンの俗称のことであり、NEWSの2012年のシングル「チャンカパーナ」に由来します。

「チャンカパーナ」とは「いとしい人」を意味する造語であり、NEWSから山下智久さんと錦戸亮さんが脱退してからの初めてのシングルでした。

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パーナさん事件はなぜ起こった?時系列まとめ

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では、パーナさん事件はどのようにして起こったのでしょうか。時系列を追って紹介していきます。

2013年7月27日にNEWSが野外コンサートを開催

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アイドルグループ・NEWSは2013年7月27日に東京都港区の秩父宮ラグビー場で野外コンサートを開催しました。同日18時に開演を予定しており、会場には3万5000人が集まりました。

開催したものの激しい雷雨に見舞われ19時45分に翌日順延を発表

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当日18時に開演したものの、激しい雷雨に見舞われてしまい19時45分には主催者側より翌日に順延すると発表がされました。集まった3万5000人のファンはその時点でかなりのショックを受けることになります。

とあるファンのブログによると、その日の降水確率は20~30%だったとの証言もあり、雨具を持っていた人は少なかったと言います。

来場者の3万5千人のうち一部が低体温症や過呼吸など体調不良に

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この予想していなかった雷雨に、雨具を持っていなかったファンは次々と低体温症になり、順延を受けてショックで過呼吸になる人も。また、昼間は非常に暑く、熱中症の患者も多数みられました。

体調不良を訴えた患者は87名に達し、そのうち41名の患者は病院に搬送されましたが、いずれも軽症だったと東京消防庁は発表しています。

遠隔地からの来場者が急遽宿泊先を探す事態に

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もちろん、ライブは全国各地からファンが集まります。そのため一部のファンは宿泊先を確保していませんでした。

そんな中コンサートの順延を受けた地方からのファンは急きょ宿泊先を探すことになります。宿泊先が見つからないファンの中には、仕方なく野宿をした人もいました。

一部の来場者がコンビニなどに無理な要求を提示

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来場者の一部は、周辺のコンビニエンスストアなどから無料で商品を提供させるといった無理な要求をする人もいました。他にもマスコミに対して仮眠場所を要求したり、警察に保護を要求したりと様々。

このようなやりとりは主にツイッターなどで行われましたが、かなり大げさなものもあり、批判的なコメントが多数寄せられました。

デマ情報が拡散

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パーナさん事件の際、「宿泊先のあてがないファンのために国立競技場が開放された」「警視庁や消防庁には宿泊させてもらえる」などといった宿泊先に関しての情報は特に散見されました。

他にも、ファンを狙ったナンパやレイプ目的の車が周囲を走っており、それによりファンが襲われた、偽の警察官が出没しているなどの真偽のわからない情報もあります。

中には、過呼吸に聞くといって偽りファンに違法薬物を渡した者もいるという情報まで出てきました。この類のデマは真偽を問わずツイッター上で拡散されていきます。

寿司でもてなすも文句たらたら?非常識な言動も

善意でファンを宿泊させた人もいましたが「挨拶もせずに不平不満を言われた」「飼い猫に文句をつけられた」「寿司でもてなそうとしても断られる」といった声も挙げられました。

この情報について真偽は不明ですが、善意で宿泊所を提供した投稿者への同情が寄せられましたが、同時に「パーナを批判するな」という声も寄せられる結果となります。

パーナさんを批判する人と擁護する人とで一時論争に?

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真偽のわからないツイートに「情報を拡散しない人も加害者同然」といった内容を付け加えたり、常識のない行動をするファンに対しての批判など、ツイッター上ではパーナさん事件をめぐり論争が起きました。

中には、「警視庁なら宿泊できる」という情報はデマでしたが、それを受けて「何のために税金を払っているんだ」と警察を批判する内容のツイートもありました。

翌日開催されたコンサートはほぼ満席だった

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マスコミの報道により、体調不良を訴えたり救急搬送されたファンがたくさんいる中での翌日の振り替え公演かと思われましたが、ふたを開けてみれば翌日も会場は満員でした。

「ファンがばたばたと倒れていった」などといったマスコミの誇大報道により、勘違いしているファンや報道番組の視聴者が多数いました。

デマ拡散で久保帯人が風評被害に?

漫画「BLEACH」の作者である久保帯人さんですが、この画像のツイートにより風評被害を受けることとなりました。もちろん久保帯人さんはこのようなことはしていません。

一切関係ない久保帯人先生がものすごい風評被害受けてて可哀想だった

(引用:虹裏のログを数日分だけ閲覧できるサイト)

など、ネットでは全く関係のない久保帯人さんに対して同情する内容のコメントが多く寄せられました。

パーナさん事件はなぜここまで広がった?騒動拡大の原因は?

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パーナさん事件は、デマ情報や真偽のわからない情報が数え切れないほど錯綜した事件でしたが、ここまで事件が大きくなったのはなぜだったのでしょうか。

芸能人による一般人のツイートのリツイートが主な原因?

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当時ツイッターでは真偽のわからない情報を、三村マサカズさんや宮迫博之さんといったフォロワーが多く影響力の強い芸能人がリツイートで拡散したことが事件の拡大を招いたとされています。

このような影響力のある人の情報拡散には、心配の声がどんどん拡大し、結果的には不安をあおることとなってしまいました。

このことについて報道関係者は、「一般人の声をむやみに拡散するのは、芸能人として少々考えもの」とコメントいています。

デマの拡散で混乱状態に

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ツイッター上では、「ナンパ車」や「レイプ車」がファンを狙っている、過呼吸に聞くと偽り薬物を渡す、宿泊先の問題など様々なデマ情報が拡散されていきました。

中には、「偽の警官がうろついている」など、警備として配置されていた警官までもが被害を受けるような内容もあり、当事者たちはその情報で混乱の渦に巻き込まれます。

その場にいなかった人が事態を憶測して拡散?

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一方、ライブ会場に実際に居合わせたと証言するファンはツイッターに拡散される情報に対して、「そんなもの見ていません」と一蹴しています。

このファンが語る証言も一部のファンのことなので拡散された情報の全てが嘘かはわかりませんが、明らかに誇大報道やデマ情報は多かったと考えられます。証言したファンはブログでこう語っています。

なぜあんなにパニックになってしまったのか?
それは長らく議論されておりますが、私はこう考えます。

・その場に居なかった人が、勝手にその場を憶測して余計な優しさ(お節介)を働いた
・状況を面白がった人が出まかせをツイートした
・出まかせを信じた人が優しさ(お節介)で拡散した

(引用:魔法にかけられた)

女性特有の協調性の高さが原因だった?

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パーナさん事件に関して、男性アイドルファンの女性たちの集団心理を批判する声もネットでは多数挙げられています。

ああいう集団狂気って女特有だよな ほんま謎

都会にビビり過ぎな未成年女の集団ヒステリー

(引用:seesaa BLOG)

アフィリエイトブログによる記事も要因の一つ?

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また、パーナさん事件はツイッターなどの他にもアフィリエイトブログをしている人達にも多く取り上げられたため、情報が拡散されたと考えられます。

当時、アフィリエイトブログではアクセスを集めるために真偽が定かではない情報でもこぞって話題にしていたこともあり、事実無根の情報でも真実のように拡散されていったのです。

何時の時代も嘘と噂は怖いですね…。
アフィブログがアクセス欲しさに記事を書きまくった為に起きたパーナ事件騒動だと個人的に思っています。

(引用:Yahoo!知恵袋)

自己満足の横行も騒動拡大の原因に?

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この騒動について、ネットニュース編集者の中川淳一郎は「『何かを書き込むことによって、いいことをした気分になる』という自己満足が横行した」と指摘したうえで「現代社会のデマは瞬時に広がるから注意が必要」と呼びかけている。

(引用:Wikipedia)

この事件では、事件の当事者でない人たちが憶測で情報を流したり、真偽の確かでない情報を拡散することで事件が大きくなっていきました。

つまり、悪意が無くても「自分は発信している」という事実によって正義感を得るだけの、いわば「自己満足」なツイートや情報発信が事件を加速させたのです。

これについてエッセイストの能町みね子さんは「便利な道具があっても頭がついていかないと、関東大震災のような低レベルなデマが飛び交う」と語っています。

事件当時Twitterは大荒れ?事件に対する様々な反応

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パーナさん事件に大きく関与したツイッターですが、当時の実際のツイッターの様子はどうだったのでしょうか。

パーナさんを心配する声

パーナさん事件もはじめは純粋に泊まる場所がなく困っているパーナさんたちを心配する声が挙がっていました。レイプや薬物などの噂に対し、困惑しながらも注意を呼びかけるツイートも見られます。

レイプの噂を受けて「レイプされたら72時間以内に産婦人科へ」や中には「~人までなら泊めてあげられます」といった具体的な助言のツイートもありました。

他のグループのファンも騒動を拡散

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ツイッターでは、NEWS以外のファンも協力をするために様々なハッシュタグをつけてパーナさんを応援する運動が行われました。

「パーナさんに手だしたらとびっこが黙ってない」「パーナさんに手だしたらeighterが黙ってない」など、ジャニーズの各グループのファンの俗称がついたツイートが多数寄せられます。

様々なデマ情報の拡散

その後、一部のファンの中では真偽の定かではない情報も本当の情報のようにツイートされ、拡散していきました。上記のツイートのように、警備員を偽物だと断言したり、といったようにです。

次第に「レイプ車」がうろついている、レイプ車が会場に7台むかっている、過呼吸に効く薬と偽り違法薬物を渡す者がいるなど、デマ情報は過激になっていきました。

事件の真偽がわからず戸惑う人も

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もちろん、事件に関する情報を皆が鵜呑みにしていたわけではありません。中には警備員が偽物だといわれ拡散されていることについて疑問を覚える人や、真偽がわからず困惑する人も多数いました。

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