校門圧死事件とは?ブラック校則見直しのきっかけになった事件? 社会

校門圧死事件とは?ブラック校則見直しのきっかけになった事件?

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校門圧死事件に関する書籍は?

関連する書籍をいろいろとリサーチすることで、校門圧死事件の保湿を把握することができます。

先生、その門を閉めないで —告発・兵庫県立神戸高塚高校圧死事件—

ノンフィクションライターとして活躍していた保坂展人氏の共著。保坂氏は現在世田谷区の区長を務めており、教育分野に特に力を入れています。

校門を閉めたのは教師か —神戸高塚高校校門圧殺事件

外山信一氏、はやしたけし氏による共著。学校側を一方的に糾弾するのではなく、より中立的なスタンスで校門圧死事件の本質を読み解いた名著です。

校門圧死事件の原因?ブラック校則の実態は?

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校門圧死事件はなぜ起きてしまったのでしょうか。忌まわしき校門圧死事件を再発させないために、事件の原因を深く探っていきましょう。

ブラック校則とは?

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最近、教育現場で注目されている「ブラック校則」。ブラック企業、ブラック部活などと同じくネガティブなイメージがあり、ブラック校則をなくそう、という文脈で使われます。

ブラック校則とは「理不尽すぎる校則」のことで、たとえば、スカートは既定の長さから1ミリもずれてはならない、靴下の色まで指定される、などどう考えても意味のないルールを一方的に押しつけられます。

また、ブラック校則は理不尽なペナルティとセットになっており、指定以外の靴下を履いてきたというだけで校庭を何周も走らされる、などの罰則が当たり前になっているようです。

校門圧死事件は校則のあり方を世間に考えさせた?

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校門圧死事件によって神戸高塚高校の理不尽な教育理念が次々と明るみになり、同時に、ブラック校則という概念が世間一般に広がりはじめました。

ブラック校則の例は?下着の色を決められる場合も?

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ブラック校則はまず、理不尽さに最大の特徴があります。一部の中学・高校ではいまだに女子の下着の色まで限定しており、ブラジャーは白でなければいけない、という校則も現にあるようです。

言うまでもなく、思春期の女子にとって下着の色まで干渉されるのは耐えがたい苦痛ですし、そもそも下着が何色であろうと勉強には何の関係もありませんので、不合理なルールと言わざるを得ません。

ブラック校則は減ってきている?

生徒と教員の関係性が見直されているなかで、全体的に見ればブラック校則そのものは追放されていく方向性にあるようです。

ただ、現在でも保守的な教員はいるようで、昔以上に不合理なブラック校則を生徒たちに押しつけては一方的なペナルティを課す、という不条理がまかり通っているようです。

ブラック校則は守るべき?

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身も蓋もない言い方になるかもしれませんが、その学校で生きていくかぎり、ひとまずはブラック校則に従うしかありません。

「悪法もまた法なり」という言葉があるように、どんなに理不尽に思える校則でもその組織においては法律であり、破った時点であなたは「ルールを変えて」と訴える権利を失ってしまいます。

ブラック校則に苦しんでいるのなら、思いきって学校を変えるか、校則を最低限守りつつあくまでも民主的、そして合理的にルールを少しずつ変えていくしかありません。

ブラック校則の犠牲者にならないために

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神戸高塚高校については、遅刻者への理不尽なペナルティ以外にも、生理中の女子を強引に水泳の授業に参加させたりと、いろいろな問題が指摘されています。

校門圧死事件のような悲劇を二度と繰り返さないためにも、生徒や教師の立場で考えるべき対処法について見ていきましょう。

論理的な説明をもとめる

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どんなルールにも必ず、合理性が必要であり、合理性は論理によって担保されます。ブラック校則を押しつけられたらまず、「なぜ?」と問い返してみましょう。

なぜ白い下着でなくてはいけないのか、なぜ地毛が赤くてはいけないのか……ブラック校則に理由はあっても、論理はありません。

根拠を問われた瞬間に、ブラック校則はルールとしての体裁を失っていくでしょう。

受験そのものを見直す

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ブラック校則が現在でも公然とまかり通るのは、教師と生徒の間に間違った上下関係があるからです。そして、上下関係が機能してしまうのは偏った受験システムが根を下ろしているからです。

内申書が悪くなり、希望の学校に進学できなくかることを恐れているからこそ、生徒は教師の権力におびえ、ブラック校則に逆らえずにいるのです。

大人が過去を美化しない

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保守的な教員のなかには自分自身の学生時代を過剰に美化し、「子どものうちは問答無用で大人に従うものだ」、「ルールのなかにこそ学ぶべきものがある」などとブラック校則を正当化する人がいます。

過去をノスタルジックに美化することはたんなる問題の矮小化ですし、何の解決にもつながりません。

大人たちのほうも、その時代に合ったルールや価値観を臨機応変に取り入れる度量をもちましょう。

校門圧死事件はブラック校則が原因!加害教諭は手記を出版!

1990年、神戸高塚高校で起きた校門圧死事件。15歳の少女が犠牲になったということで、当時はセンセーショナルに報じられました。

加害者となった高校教諭は事件後懲戒免職処分となり、事件を振り返る手記を出版しています。この事件はブラック校則について考えさせられるきっかけにもなりました。

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