便秘での死亡例・大病例まとめ!続くと危険?便秘の原因や解消法も! ライフ

便秘での死亡例・大病例まとめ!続くと危険?便秘の原因や解消法も!

便秘とは、排便が数日に渡って滞り出し切れていない状態を指します。程度の差はありますが様々な症状に悩まされることが多く、実際に奈良県の21歳、イギリスの16歳の女性が便秘が原因で死亡した事例もあります。便秘が引き起こす病気、その原因と解消法をまとめました。

目次

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多くの人が悩む便秘!実は危険な状態?死亡することも?

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たかが便秘と思ってしまいがちですが、腸内環境の悪化は体に様々な影響を与えます。便秘によって腸内の悪玉菌が増え、そこから有害物質が増え、肌荒れ、頭痛、肥満などを起こします。

また、腸には「腸管免疫」と呼ばれる免疫システムがあり、この働きが低下すると軽いものでは風邪や感染症、深刻なものでは心臓病やガンを引き起こすこともあるのです。

便秘は実は体にとって、とても危険な状態だと言えます。

便秘とはどんな状態?便秘には3種類ある!

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便秘の定義については医師により様々な解釈がありますが、本来体外に排出すべき便を十分な量、快適に出せない状態と言えるでしょう。

また、便秘を起こす原因別に3種類に分類することができます。

  • 大腸通過遅延型 腸の神経の老化によりぜん動運動が低下することにより起こります。便が硬くなる症状があります。
  • 大腸通過正常型 トイレに行きたいのに我慢してしまう癖や、浣腸の乱用で起こる、便秘の原因として最も多いものです。
  • 便排出障害型 肛門と直腸の狭窄や閉塞などの障害で圧力バランスが崩れ、排便そのものが困難になります。

 

ツィッターに「便秘あるある」が投稿されるほど、便秘に悩んでいる人は多い!

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ツィッターで「便秘」と検索すると、大勢の人の悩み、苦しみが投稿されています。

便秘をすると体に異変が起きる?

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便秘の状態が長く続くと、体に様々な異変が起きます。

  • 便が何日も出ない
  • お腹が張って苦しい
  • お腹が痛い
  • 便が硬く、いきまないとなかなか出ない

といった様々な不快な大腸の症状のほかにも、

  • 胃がもたれ、食欲が出ない
  • 肌が荒れ、吹き出物ができる
  • イライラする、ストレスを感じやすい
  • 肩こり、腰痛がひどい
  • 疲れやすく、常に体がだるい

など、心身ともに不快な症状が現れます。この症状を放置していると、高脂血症、動脈硬化、糖尿病、大腸ガンなどを引き起こすこともあります。

高齢者の場合、便秘が心臓発作を引き起こすことも!

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日本人の80代の高齢者の1割は慢性的な便秘に悩んでいます。高齢者は筋力の衰えとともに大腸の動きも弱くなり、また食事や水分の摂取も減ってくるため便自体も硬くなりやすいのです。

そして、便を出そうと一生懸命トイレでいきんだ結果血圧が上がり、心臓に過度な負担がかかります。そして心臓発作を起こして救急搬送、最悪の結果死亡するという事例も少なくありません。

若くても便秘で死亡することはあるの?原因は?

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若いからといって便秘で命を落とすことがないとは言えません。

  • 朝ごはん抜き、食物繊維の不足、糖質の摂りすぎ、無理なダイエットなど食生活の乱れ
  • 仕事やプライベートでの精神的ストレス、睡眠不足
  • 運動不足
  • スマホやパソコンのブルーライトによる自律神経の乱れ

これらの要因が組み合わさって便秘を引き起こすこともあります。特に若い女性は「便秘で病院に行くのは恥ずかしい」という理由で受診が遅れ、大事に至る場合もあります。

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実際に起きた便秘での死亡例①奈良県21歳女性

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実際に便秘が原因で死に至った事例をご紹介します。

1998年、奈良県の21歳女性が死亡

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こちらはそのショッキングな死因で話題となった事例です。

女性は1年前から便秘に悩んでいた

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奈良県に住む21歳の女性は1年前から、時々腹痛はあったものの病院には行かず、市販の便秘薬を飲んでいました。その間にも大腸の中に便がたまる一方です。

一般的に、便秘で病院を受診しない理由は、「恥ずかしい」「仕事が忙しい」「便秘くらいで大袈裟だ」などの理由があるようです。

死因は?腹痛・嘔吐によるショック状態?

便秘がひどくなると、便そのものや発生したガスなどにより腸壁が圧迫されます。その痛みによって自律神経のバランスが崩れ、時には血圧の低下で失神することもあるのです。

また、便が詰まりすぎた腸が麻痺して、ぜん動運動という便を肛門側へと送る運動が止まってしまうと、行き場をなくした消化物や消化液が口から逆流するイレウスと呼ばれる状態になります。

この事例もまた、便秘による激しい腹痛と嘔吐によるショックが死因につながったと考えられています。

死に至るまでの女性の様子は?死亡の2日前まで仕事をしていた?

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女性は死亡する2日前まで普通に仕事をしていました。その頃にはすでに、腸内の悪玉菌により大量発生した大量のおならで、まるで妊婦のようにお腹が膨らんでいました。

死亡の前日と当日は休日で在宅していましたが、家に一人でいたため腹痛や嘔吐の症状が出た時に対応する人がおらず、そのまま自宅のトイレで亡くなってしまいました。

遺体の発見時には、指で便を掻き出そうとした痕跡も

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彼女の右の人差し指と中指の爪には大腸内から発見された便と同じ色の便が付着していました。排便できない苦しさから、自ら便を掻き出そうとしたとみられるとの医学関係者の見解があります。

これは臨床では「摘便」といい、脊椎損傷や重度の便秘などで、自力で排便ができない患者に看護師が行うことがあります。

自力で排便できない苦しさと、肛門に異物(指)を入れられる違和感で、苦痛を伴うことが多い処置です。

悲惨な死に方が2chなどで話題に

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解剖の結果、腸内に6.7kgもの便が溜まっていた女性。この事件に関し、ネットでは

  • 気づいてたけどもう今更病院行けなかったんだろうな
  • ニュースを見て震え上がった
  • 便秘も甘くみてはいけない。死人も増えてる

など、同情や便秘への注意喚起の書き込みが多く見られました。

死亡時の写真も出回っている?グロい?ググってはいけない?

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「便秘死亡」と検索すると、彼女の死亡時の解剖写真を見ることができます。妊婦のように膨らんだお腹、カチカチのコンクリートのように硬い便が詰まった直腸…。

ネット上で「ググってはいけない」としてあげられている画像でありとてもショッキングな画像なので、見るときは注意してください。

実際に起きた便秘での死亡例②イギリス16歳少女

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続いてはイギリスで実際に起きた事例です。

2013年2月、イギリスで16歳の少女が死亡

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2013年2月には、イギリスコーンウォール州のエミリー・ティッタリントンさんが便秘のために16歳で亡くなっています。

少女の死因は、心臓麻痺?

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エミリーさんの死因は、腸内に溜まりに溜まった便が胸を圧迫し、その結果心臓麻痺を起こしたというものです。

少女は慢性的な便秘だった!死亡時は8週間トイレへ行かず

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エミリーさんは子供の頃から、数週間に1度しか便が出ないという重度の便秘状態にあり、死亡する前は8週間もトイレに行っていない状態でした。

自閉症の影響から、「トイレに行くのが怖かった」

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そもそもエミリーさんは自閉症を患っており、そのため日常的に「トイレに行くのが怖い」「だから我慢しよう」という思いがあったのではないかと医療関係者は語っています。

自閉症の子供は感覚過敏の特性を持ち合わせている場合が多く、狭い空間や暗い部屋に恐怖を感じたりすることがあります。

トイレの狭い空間、芳香剤の特有な匂い、換気扇の音、便座に座りづらい(サイズが合わない)など、そういった特性を持つ子供にはトイレそのものが苦手であることも多いのです。

死亡時の様子は?

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エミリーさんの死亡当日、自宅に救急隊が2回駆けつけています。1回目はエミリーさんは意識があり、病院に行くことを拒否しました。この時、すでに顔色はかなり悪かったようです。

2回目に再び救急隊が早朝4時に到着した時には、意識を失ってトイレで倒れており、すぐに搬送されましたがそのまま亡くなってしまいました。

この時担当した救急隊員は、エミリーさんのひどく膨らんだお腹を見て大変なショックを受けたと言います。

助かるにはどうすればよかった?

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程度にもよりますが、自分で体調管理がうまくできない場合は周囲の関わりが大切です。

自閉症の場合、自分の不調を訴えることができなかったり、トイレに行く必要性を理解できなかったりするのです。家族は普段から彼女の様子をよく観察し、必要に応じて医師の診察を受けさせるべきでした。

エルヴィス・プレスリーの死因にも、便秘が関係していた?

1977年8月に、キング・オブ・ロックンロールと呼ばれたエルヴィス・プレスリーが自宅のトイレで亡くなりました。

エルヴィス・プレスリーの死因は、心不全?

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42歳で亡くなったエルヴィス・プレスリーは、アメリカのミュージシャンであり映画俳優でもある、ギネス世界記録にも認定された「世界で最も成功したソロアーティスト」です。

彼もまた、便秘による心不全で亡くなったとされています。

便秘による心臓発作だった可能性がある?

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晩年、エルヴィスは過度の精神的ストレスにさらされ、過食症、不眠症に悩んでいました。過食による体重増加に加え、睡眠薬の副作用による慢性の便秘にも苦しんでいたようです。

その結果、大量の便によって膨らんだ腸が胸部を圧迫し、心臓発作を起こしたものと考えられています。

アメリカの食生活は便秘をしやすい?

最近は日本食ブームで、海外でも日本食を食べる機会が増えています。しかし、やはりアメリカでは基本的に肉食文化であり、野菜の摂取量が少ない傾向にあります。

一方、日本では野菜の他に納豆、味噌汁などの発酵食品を日常的に食べる習慣があることや、食物繊維が豊富な米を主食としているため、便秘になりにくいといえるでしょう。

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