熊取町若者七人連続怪死事件とは?若者の相次ぐ不審死?真相は? 社会

熊取町若者七人連続怪死事件とは?若者の相次ぐ不審死?真相は?

「熊取町若者七人連続怪死事件」とは平成4年当時17歳の少年がシンナーを吸引後に水死し、その後人口4万5000人弱の町で立て続けに6人もの若者が一週間おきに不審死した怪事件です。ここでは熊取町若者七人連続怪死事件の真相をご紹介します。

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熊取町若者七人連続怪死事件とは?不審死相次ぐ謎の事件?

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「熊取町若者七人連続怪死事件」は人口4万5000人弱の町で一週間おきに決まった曜日に一人ずつ自殺などで若者が続けて亡くなった事件です。この事件には謎が多く「怪事件」とも呼ばれています。

ここからは、「熊取町若者七人連続怪死事件」につついてご紹介していきます。

熊取町若者七人連続怪死事件とは?

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「熊取町若者連続怪死事件」とは、大阪府泉南郡熊取町で1992年(平成4年)4月29日に起こった事件です。

最初に当時17歳の少年がシンナーを吸引後に池に落ちて水死する事故が起こった事を発端に、その後4万5000人ほどの町の半径600m以内という限られた場所で6人もの若者が次々に死亡しました。

若者が連続自殺した?

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死亡したのは熊取町に住む19歳~22歳の若者7人で、警察の発表では7人中5人は自殺したものと断定されています。

わずか2ヶ月という短い期間で、小さな町から7人が死亡し5人が自殺をするという怪事件は当時世間でも注目されていました。

2人が事故で5人が自殺

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熊取町で最初に死亡したのは17歳の男性Aで、Aは溜池に落ち事故死しています。その後17歳の男性Bが心不全で死亡しました。

そして17歳の男性C、18歳の男性D、18歳の男性E、22歳の男性Fが首を吊って自殺。19歳の女性Gが自分で自分の胸を刺し自殺しました。

自殺が起きたのは決まって水曜か木曜だった

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亡くなった7人のうち自殺をした5人は水曜日が木曜日に死亡(自殺)しています。

さらに一週間おきに自殺しており、警察は「仲間が亡くなった事が虚脱感につながり、自殺が連鎖したのではないか?」と指摘しています。

事件は1.2kmの狭い範囲で起きている

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最初に亡くなった二人と自殺した5人の死体は、7人全員が半径1.2Km以内で見つかっています。

短い期間で立て続けに同じ町から若者が亡くなっただけでなく、半径1.2Km以内という狭い範囲で7人もの人が死亡するという以上な状態でした。

死んだ7人には接点があった?

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死んだ7人のうち、22歳の男性Fと19歳の女性G以外には共通点がありました。

自殺したC、Dと心不全で亡くなったBはバイク仲間でよく3人で熊取町近辺をバイクで走っていたそうです。またCとDはシンナー仲間でもありました。

そして一番最初に事故死したAと心不全で亡くなったB、は中学が同じで自殺したBはAとBの中学の後輩で交流もあったそうです。

共通点は熊取町に住んでいたこと?

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1.2Km以内で7人もの若者が亡くなっただけでも不可解な事件ですが、さらにこの7人のうち6人が熊取町に住んでいて1人は仕事で熊取町から離れていましたが熊取町の出身者です。

友人たちの自殺の知らせをうけ熊取町に戻ってきましたが、その後熊取町で自殺しています。

日本で起きた謎の事件の1つとして扱われている

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これまで「自殺」と断定されているにも関わらず不可解な点が多い事件は日本でもいくつかありましたが。

しかし、熊取町若者七人連続怪死事件は特に謎が多く残されており「不気味な事件」「謎の事件」として扱われています。

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熊取町若者七人連続怪死事件で亡くなった7人は?

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ここからは、熊取町若者七人連続怪死事件で亡くなった7人についてご紹介していきます。

最初に亡くなった板金工で17歳の少年A

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この事件で一番最初に死亡した少年Aは当時17歳で熊取町で板金工をしていました。Aはシンナー常習者で事故死をした日もシンナーを吸引していました。

Aはシンナーを吸引後に「池に行く」と宣言して自宅近くの溜池に泳ぎに行き死亡しましたが、この時一緒にいた仲間によるとシンナーによって幻覚を見てた様子はなかったそうです。

また、Asdhaバイクが好きで「風(KAZE)」という暴走族とつながりがありました。

少年Bは17歳の無職

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少年Bは事件当時は無職で、Aと同様にシンナーを常用しており死亡した日もシンナーを吸引していました。

Bはシンナーを常用していた為肝臓が弱くなっておりかなりやせ細っており、母親に「シンナーを辞めるように」と普段から言われていましたが辞めることはせず、その為家族仲は良くなかったようです。

少年BはAと同じ中学?

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少年BはAと同じ中学に通っており中学時代からAと交流がありました。また、Bも暴走族グループ「風KAZE」と関わりがありました。

少年Cは17歳無職

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少年Cは当時17歳で熊取町では有名な不良でした。少年Cもシンナーを常用しており中学へはあまり行かずパチンコ店などを頻繁に出入りしていました。

中学卒業後は美容専門学校へ入学しましたが1年以内に退学した為、事件当時は無職でした。

最初に死亡した少年Aと4人目に死亡したDと仲が良く1991年に「風KAZE」を旗揚げした人物です。

少年Cはシンナー常習者だった?

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少年Cはシンナーを常用しており、Dとは同級生でありシンナー仲間でもありました。

また、同じくシンナー常用者のAとも「風KAZE」やシンナー仲間だった為、面識はあったようですが「Aの死にはショックを受けていなかった」という証言があります。

少年Dは18歳の元暴走族の特攻隊長

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少年Dは、当時18歳で建設作業員をしており暴走族グループ「風KAZE」のリーダーで熊取町では有名な不良でした。

シンナーを常用しており、補導歴や公務執行妨害で逮捕歴もありバイク、自転車の盗難や公衆電話などを破壊するなどの行為をしている姿の目撃情報も多数あります。

しかし、後輩の面倒見もよく弱いものいじめはしない親分肌だった為人望が厚く「有名な不良」とはいっても近所の人たちからはそれほど悪い印象のないだったようです。

少年Dは特にC、Eと仲が良かった?

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少年Dは少年C、Eと仲が良く、特に少年Cとは同級生で親友でした。シンナーやバイク仲間であった為、頻繁に一緒にいる姿を目撃されています。

少年Eも18歳で仲間の死を知り地元に戻ってきた旅館作業員

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少年Eは当時18歳で、三重県鳥羽市で旅館従業員をしていましたが4人目に死亡したDの自殺の知らせを聞き熊取町へ戻っていました。

EはC、Dと仲が良く「風KAZE」のグループでしたがEが勤めていた旅館の支配人によると、暴走族だったようには見えず、勤務態度は真面目で服装もきっちりしていたそうです。

Eは勤務先に「友人の葬儀の為」と2日間の休暇をとり12日に熊取町に戻りましたがDの葬儀には間に合いませんでした。

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また、Eは「14日に三重に帰る」と職場に電話をしていますがなぜか14日を過ぎても帰らず友人の家を泊り歩いています。

そして16日突然「前の彼女に会いたい」と友人を連れて前の彼女に会いにいきますが、前の彼女に「結婚するから」と聞かされ「ロープはないか」と友人に言いました。

しかし、友人によると「冗談っぽく言っていた」らしく、とてもこのあと自殺するようには見えなかったそうです。

少年EはDと一緒に働いていた事もあった?

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少年Eは高知県出身で、Dの友達が高知県へ遊びに来ていた時にDの友達を通じてDと仲良くなりました。

その後Eは熊取町へ引越し、熊取町に住んでいるDの父親が経営をしている土建会社でDと一緒に働いていましたがこの土建会社が倒産したため三重県鳥羽市の旅館で働いていました。

少年Fは22歳の岸和田職員

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6人目に死亡したFは、この連続怪死事件で亡くなった若者の中で一番年長者の22歳です。

Fは自宅がある熊取町から岸和田まで通勤しており勤務態度は真面目で職場でも「好青年」という印象の人物です。マラソンが趣味で市役所の陸上サークルに所属していました。

少年Fは他の人とは繋がりは無かった?

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自殺した岸和田市職員のFは、とても真面目な人でシンナーの常用もしておらず、暴走族グループなどにも関連はなく他の6人とは一切繋がりはなかったようです。

少女Gは19歳で体育大学在学中の大学生

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7人目に死亡したGは鳥取県米子市出身の19歳の女性です。鳥取県の高校を卒業したあと、進学の為1992年4月から熊取町に引越しをしています。

Gは大阪体育大学で陸上競技をしていて、熊取町では学生寮に住んでいました。

また、Gは8月に地元に帰省する予定をたてており、とても自殺するような雰囲気ではなかったそうです。

G子も他の人とは関係が無かった?

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19歳の女性Gも岸和田市職員のFと同じく、シンナーの使用はしておらず暴走族グループとの繋がりはありませんでした。また、他の6人との面識もなく彼らと特に接点はありません。

少年少女の死因は?

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ここからは7人の死因についてご紹介していきます。

少年Aは池に落ちて死亡

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平成4年4月25日に少年Aがシンナーを吸引後に死亡しました。少年Aはシンナーを吸引後に自宅近くにある溜池に転落し水死しました。

Aがシンナーで酩酊状態に陥っていた為、誤って溜池に転落した「事故死」だと判断されました。

少年Bは心不全

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少年Aが事故死してからちょうど1ヶ月がたった5月29日(金)、少年Aの中学の同級生でもある少年Bが自宅でシンナーを吸引後心不全で死亡しました。

少年BはAと同様にシンナーの常習者であったため「シンナー吸引中の事故死」と判断されました。

少年Cは自宅近くで首吊り自殺

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少年Cは6月4日(木)に自宅近くにある玉ねぎ小屋で首を吊って自殺していました。

遺書は残されていませんでしたが、Cの遺体のポケットの中から「借金を返して欲しい」という旨のメモが見つかっています。

少年Dも納屋で首吊り自殺

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少年DはCの自殺から6日後に6月10日(水)に以前住んでいた家の納屋で首を吊って自殺していました。遺書などは残されていませんでした。

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