
人見知りの克服方法まとめ!考え方や行動は?おすすめの活動は?
この記事では、人見知りの克服方法についてまとめています。子供の頃から人見知りであることに悩んでいる人も少なくないと思いますが、実は赤ちゃんの頃から始まることもあるのです。人見知りの原因や克服方法についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
[表示]人見知りとは?人見知りになる原因は?
ではまず、そもそも人見知りとは何なのか、人見知りになる原因は何なのかということについて見ていきましょう。
人見知りとは?人見知りにも種類がある?
人見知りというのは、緊張して初対面の人と上手く話せなかったり、積極的に人とのコミュニケーションが取れなかったり、またそもそも人と接するのが苦手などと様々な症状があります。
また、普段の行動や周囲からのイメージによって、下記のように数種類に分類することも可能です。
- 「自信なし」タイプ
- 「自意識過剰」タイプ
- 「上から目線」タイプ
一口に人見知りと言ってもこのようにタイプ別に分類できるわけですから、当然その原因も様々なのです。
人見知りの原因は?
主に人見知りと考えられるのは以下の5つです。
- 周りからの評価が気になる
- これから起きることに対して不安がある
- 人と打ち解けるのに時間がかかってしまう
- 一人でいるのが好き、一人で行動する方が楽
- ミスをしてはいけないというプレッシャーがある
これらが原因でなってしまうのが人見知りなのですが、実は人見知りは自分自身の決めつけにより発症してしまうものなのです。
思い込みによって発症する人見知りは、誰もがなる可能性があると同時に、誰もが克服することができるものでもあるのです。
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では、実際に人見知りを克服するためにはどのような方法があるのでしょうか。ここからは、人見知りの克服方法をいくつかの項目に分けてご紹介します。
まずは、考え方や心理的な面から人見知りを克服する方法を見ていきましょう。
①自分が思うほど周りは気にしていない
人見知りになる人は、どうしてもネガティブな考えを持っている人が多いです。特に気にしているのは、周りからどう思われているのか、空気が読めないと思われていないかなど、自分に対する周囲からの評価でしょう。
しかし実際は、あなたが思っているほど周囲の人たちはあなたに関心を持っていないことがほとんどです。
②全員に好かれようとしない
また、人見知りの人の中には「他人から何かを頼まれるとどうしても断れない」という人も多いでしょう。これは一見優しい人のように思えますが、その心理は「人に嫌われたくない」ということです。
人の頼みごとを無理なくこなせる人であれば問題ないのですが、そうでない場合は自分が苦しくなるだけです。全員に好かれる必要はない、断ることは悪ではないというように考え方を変えてみましょう。
③周りを気にしすぎない
先ほどもご紹介したように、人見知りの人は周囲からの評価を気にしている場合が多いのです。話したい相手がいても、どう思われるかが怖くて話しかけられない、そんな経験はありませんか?
しかし日常的な会話程度で言えば、よほどのことがない限りは話した相手のことを低く評価するような人はいないでしょう。これを理解して周囲の人の目を気にしなくなることが、人見知り克服の第一歩と言えます。
④初対面ではないと思い込む
たとえば家族や友達など、昔から知っていて気心の知れた仲であれば、緊張せずに自然な状態で話すことができますよね。
ということは、初対面の相手であっても昔から知っている人であると思い込むことができれば、人見知りが緩和されるかもしれません。
「そんなわけないよ」と思う人もいるかもしれませんが、人間というのは意外と単純なものなのです。あなたの身近にいる似た人と重ね合わせれば、自然と緊張がほぐれていくでしょう。
⑤相手も自分と同じく不安
初対面の人が相手だと緊張してしまうのは、自分が人見知りだからだと思ってはいませんか?中には初対面でも全く緊張しないという人もいますが、そのような人は稀でしょう。
程度の差はあれ、多くの人は初対面の人が相手であれば緊張します。ですから、「相手も自分と同じで不安なんだ」と思うようにしましょう。
⑥会話は途切れるのが普通
人見知りの人は、会話中の沈黙をきまずく感じたり、恐怖心を覚えたりすることがあります。そのため、話題がなくなってしまうのを恐れて、人と会話することすら避けようとしてしまうのです。
しかし、どんな人であっても会話中に沈黙が訪れるのは普通のことです。ずっと話っぱなしという人の方がむしろ少ないくらいでしょう。
それでもどうしても会話中の沈黙や間が怖いという人は、あらかじめ話題を準備しておくと良いでしょう。
⑦前向きに考える
人見知りの人の中には、「自分の気持ちを上手く伝えられる自信がない」「きっと自分のことは理解してもらえない」と思っている人も多いのです。
しかし、思っていることをきちんと言葉にしない限りは、当然相手には伝わりません。「相手はきっと自分のことをわかってくれるはず」と前向きに考えるようにしましょう。
⑧一人反省会をやめる
既に見たように、人見知りの人はどうしてもネガティブな部分に焦点を当てて物事を考えがちです。特に、自分が思っている「自分自身の悪い部分」にはどうしても目が行きがちです。
普段から、「あの時あんなことをしてしまった」「あの時こうしておけばよかった」などと、一人反省会をする癖がありませんか?その一人反省会が、あなたのことを人見知りにしてしまっているのです。
今日から一人反省会はやめて、「一人激励会」に切り替えてみませんか?上手くいった点や、以前よりも成長したなと感じることに焦点を当てればよいのです。
⑨自分に自信を持つ
どうしても自分の悪い点に目が行ってしまったり、ネガティブな考え方をしてしまったりするのは、あなたが自分自身に自信を持っていないからです。「自分よりも他人の方が優れている」と思い込んでいるのです。
そのため、人見知りを克服するためには自分に自信を持つことが重要です。あなたが周囲の人よりも劣っているということはありませんし、周囲の人もそんな風には考えていませんから、堂々としていれば良いのです。
人見知りを克服するための行動まとめ!
ここまで人見知り克服のための考え方や心理的な面に焦点を当ててきましたが、次に行動に焦点を当てて人見知りを克服する方法を見ていきましょう。
①見た目の印象を良くする
初対面の場合、人は無意識に相手の見た目でその人を判断しています。たとえば、相手の服装や身なりを見て、「あ、この人は自分とは合わなそうだな」と感じたことはありませんか?
特に相手の見た目が派手だったり華やかだったりすると、身構えてしまう人が多いようです。つまり、そのような服装を避けて万人受けする服装にすれば、相手に良い印象を持ってもらえる可能性が高いということです。
②話の内容を考えておく
人見知りの人は、初対面の人を前にするとどうしても緊張してしまい、頭が真っ白になってしまうことがあります。また、そのことによって生じる沈黙も、気まずい・怖いと感じてしまうでしょう。
そのため、初対面の人と会話をするということがあらかじめ分かっているのであれば、事前に話の内容を考えておけば良いのです。
③共通点を探す
初対面の人と距離を縮めるためには、お互いの共通点を見つけてみるのも良いでしょう。どんな仕事をしているのか、お酒は好きなのか、どんなところによく行くのかなど、簡単な共通点で良いのです。
共通点が見つかりそうになければ、共通点を作るというのも一つの方法です。嘘も方便と言いますから、時には相手に合わせてみるのも良いでしょう。
④聞き役になってみる
人見知りの人の中には、「自分が頑張って話さなきゃ」と思う人もいるようですが、自分一人が話すことが会話ではありません。思い切って、聞き役に回ってみるのも良いでしょう。
聞き上手の人はモテるなんて言いますから、相手によってはむしろ聞き役に徹した方が良い関係が築けるかもしれません。
⑤話しかけられる人になる
人見知りの人は、どうしても誰かに話しかけるタイミングがわからなかったり勇気が出なかったりして、本当は話したい相手がいるのに話しかけられないということもあるでしょう。
それならば、自分が「話しかけられる人」になれば良いのです。周囲からそう思ってもらえる人になることも、人見知り克服のための第一歩です。
⑥人見知りだと伝えてみる
思い切って、最初から自分が人見知りであることを伝えてみるのも良いでしょう。「本当は話すのは苦手だけど、頑張ってあなたと話がしたいんだ」ということを相手にアピールしましょう。
⑦否定言葉を使わない
人見知りの人は、つい「でも」「だって」などという否定的な言葉を最初に口に出してしまう癖があります。考えてみてください。常に否定的な言葉を言ってる人って、何だか印象があまり良くなくありませんか?
言葉の選び方や話し方一つで、人に対するイメージは大きく変わります。普段からつい否定言葉を使ってしまうという人は、意識して使わないようにしてみましょう。
⑧自分から挨拶してみる
人と会話することが難しいと感じるのであれば、まずは自分から挨拶することから始めてみましょう。挨拶されて嫌な気分になるという人は滅多にいないでしょう。
人見知りだからと言って無言で通り過ぎるよりも、笑顔で挨拶を交わした方が印象も良くなりますし、人見知り克服に一歩近づくかもしれません。
⑨笑顔でいるようにする
常に硬い表情をしていると、どうしても周囲に「怖くてとっつきにくい人」「何だか話しかけにくい人」という印象を与えてしまいます。
そのため、なるべく笑顔でいることを心がけましょう。もしかしたら周囲の人も本当はあなたに話しかけたいのに、イメージ的に話しかけにくいと思ってしまっているのかもしれません。
⑩周りの人を褒める
人見知りの人は、自分のことだけではなく、周囲の人に対してもネガティブな側面から見てしまっていることがあります。だから、「他人=恐怖の対象」と考えてしまうのです。
周囲の人たちを褒めるようにすれば、自然とその人たちのポジティブな部分に目が行くようになります。これを習慣化することができれば、他人への恐怖心も次第に薄れていくことでしょう。
⑪自分の長所を探す
人見知りの人は、自分のネガティブな部分・短所にばかり目が行きがちで、その結果自分に自信をなくしてしまいます。
ということは、自分の個性や長所を見つけてそれを伸ばしていくようにすれば、自然と自分に自信がついて行くのです。自分自身に自信を持つということは、人見知りを克服する上で非常に大切なことです。
⑫マスクを着用する
人見知りの人の中には、自分の容姿に対して自信がないという人も多くいます。その場合、自分の顔を相手に見られることに対して、無意識に恐怖を感じてしまっているのです。
そのため、マスクを着用することで顔の半分を隠すことができれば、精神的に落ち着くという人も中にはいるのです。その効果には個人差がありますが、もし容姿に悩んでいるという人は試してみても良いかもしれません。
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