引きこもりの原因まとめ!大人や社会人、子供別の原因は?対処法は? 恋愛・心理

引きこもりの原因まとめ!大人や社会人、子供別の原因は?対処法は?

引きこもりになってしまう原因について詳しくまとめます。大人から子供までのそれぞれの原因の傾向についてもまとめます。大人では社会人や中高年、高齢者、主婦など。子供では小学生、中学生、高校生、大学生など細かく対象を分けて引きこもりの原因の傾向をまとめていきます。

目次

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引きこもりとは?定義は?日本の現状は?

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近年、引きこもり人口の増加や高齢化が深刻な問題として議論される様になりました。今回は引きもりについて詳しくまとめ、その原因や対処法についても紹介します。

まず最初に、引きこもりを正しく捉えるためにも、引きこもりの定義や現在の日本国内における引きこもりの現状について見ていきましょう。

引きこもりとはどういう意味?引きこもりの定義は?

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まず、厚生労働省が示す引きこもりの定義としては「仕事や学校に行っていない」「家族以外との交流がほとんど無い」「その状態が6ヶ月以上続いて、ずっと自宅にいる」とされています。

また、時々は買い物などで外出する場合も引きこもりに含めるともされています。つまり「引きこもり」とは社会との接点がほとんどなく、長期間にわたってほぼ自宅の中だけで生活している人を指しています。

日本の引きこもりは70万人?高齢化や長期化している?

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少し前のデータになってしまいますが、平成26年に内閣府が調査したところによると、ちょっとした買い物に行く以外に自宅からほとんど出ない人が日本全国で23万にいるという推計が出ました。

また、自分の趣味に関わる事以外では全く外出しないという人の数は46万人と推計されました。その合計は69万人、日本には約70万人もの引きもりが存在すると推計された事になります。

さらに、2018年12月に内閣府が40歳から64歳を対象として引きこもりの調査を行ない、その数は61万3千人という推計が出ました。引きもりが長期化し、高齢化が進んでいる事が指摘され危惧されています。

引きこもりには男性が多い?原因は日本の社会構造に?

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また、引きこもりの男女比では約4分の3が男性であるというデータが示されています。こうした結果を見た多くの専門家から指摘されているのが、日本の社会構造に引きこもりの原因があるというものです。

日本の社会は、小中高と学び、そこから就職するから大学へ進学するかに分かれるといった、ほぼ決まったレールの上で子供達が成長していきますが、そこから一度外れると再び戻るのは極めて難しい構造になっています。

これは就職してからも同じで、一度会社を退職してしまうと再就職するのにかなりの努力を必要とします。こうした構造は男性によりシビアなもので、結果的に男性の引きもりの増加につながっていると指摘されています。

引きこもりの原因や理由まとめ!【全般編】

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ここからは、引きもりになってしまう原因や理由をまとめていきます。まずは、多くの人に当てはまる代表的な原因や理由を「全般編」としてピックアップしていきましょう。

①恋愛や結婚で失敗した

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引きもりの原因としては、恋愛や結婚で酷い失敗をしてしまい、その精神的ショックが原因で引きこもるようになってしまうという事が多くある様です。

引きこもりの男女比率は男性の方が圧倒的に多いというデータが示されていますが、恋愛や結婚の失敗が原因で引きこもってしまう場合は、圧倒的に女性の方が多い傾向にある様です。

特に、離婚などの場合、それが原因で経済的に立ち行かなくなってしまう女性が実家などに身を寄せ、そのまま実家から出られなくなってしまうといった例が多く見られる様です。

②人間関係で悩みを抱えた

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人間関係で悩みを抱えてしまい、人と接する事が怖くなって、学校や職場に行けなくなり、そのまま家から出られなくなってしまうというのも非常に多い事例です。

学校や職場でいじめにあったり、反りの合わない人がいたりといったわかりやすい例だけでなく、仲の良い友人ができずに孤立し、居たたまれないといった理由でも引きこもりになってしまう場合があります。

③大きな失敗をした

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何らかの大きな失敗をきっかけに自宅に引きこもってしまう事例も非常に多い様です。

日本社会はミスに厳しい社会とも言われます。自分の失敗が原因で会社に損害を与えてしまい、その責任を強く感じ過ぎてしまって会社に行けなくなり、そのまま自宅に引きこもってしまった例もある様です。

また、学校で何か恥ずかしい大失敗をしてしまって、それが原因で登校できなくなりそのまま引きこもってしまう事例も多く見られます。

④ほんのちいさなきっかけ

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深刻な人間関係の悩みや大きな失敗がなくとも、ほんの小さなきっかけでも引きこもりにつながってしまう事があります。

例えば親や先生から期待されていたのにテストの点が悪かったり、接客仕事でお客から暴言を吐かれたりなどの側から見ていると些細な出来事であっても、当人にとっては非常に重い出来事となる場合があります。

こうした時には、周囲は少しショックを受けただけだろうと軽く考えてしまいがちですが、本人にとっては、精神的に深刻なダメージを受けており、家から出る事が怖くなってしまう場合もあるのです。

⑤病気になった

また、引きこもりになる理由として非常に多いのが何らかの病気が原因となる場合です。体調の悪化そのものが引きもりにつながる場合もありますが、病気で何らかの後遺症が残ったのが原因という事例もあります。

また、大きな病気にかかったり、大きな怪我を負ってしまったりして仕事に行けなくなる、または仕事を辞めざるをえなくなるといった事が原因となって、そのまま引きこもりになる事例も多い様です。

⑥発達障害やうつ病になった

身体的な病気だけでなく精神的な病気も引きこもりになる理由として多い事例です。中でもうつ病が原因で引きこもってしまう人はかなり多い様です。

また、発達障害などが原因で、うまく学校や職場などで人と接する事ができず、それが原因で挫折して引きこもってしまうといった事例もあります。

発達障害は軽度の場合は本人も気づかずに、何となく人付き合いがうまくいかないと感じながらも普通に社会生活を送っている例が多く、ストレスに耐えきれなくなってついに引きこもってしまうという事もあります。

⑦人と比較して落ち込んだ

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失敗をしたわけでも、人付き合いが上手くいかないわけでもなく、ただ単に周囲の人と自分を比較して、自分が劣っていると感じて落ち込んだ事が原因で引きこもりになってしまうという場合があります。

こうした例は、周りの目や評価を気にし過ぎてしまう性格の人に多く見られ、自分の価値を相対的にしか見る事ができないため、比較して劣っていると感じると自分自身に価値がないと思い込み引きこもってしまうのです。

⑧頑張りすぎた

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また、真面目で頑張り過ぎるという性格の人も引きこもりになってしまう事が多い様です。

元々バリバリ働いていたり勉強や部活を頑張っていたりする人が突然息切れの様になってしまい、家から出られなくなりそのまま引きこもってしまう例が多く見られます。

⑨ゲームやネットに依存するようになった

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ゲームやネットへの過度の依存も引きこもりの原因となります。ゲームやネットへの依存は世界的に問題視されており、ハマり過ぎて24時間そればかりしていたいという衝動が抑えきれない人が急増しています。

学校や仕事へ行っている間もゲームやネットの事が頭から離れなくなってしまい、最悪の場合には学校や仕事に行かなり、家でそればかりをやる様になり、そのまま引きこもり状態になってしまいます。

⑩生活リズムが狂っている

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生活リズムが狂い、昼夜逆転の生活を送っていた結果、引きこもりになってしまう例もあります。一般的な社会は日が昇っているうちに活発に活動し、日が沈んでからは活動が低下します。

それを逆転させた生活を送ると、社会との関係性がどんどん希薄になって行き、そのまま引きこもり状態になってしまう場合があります。

夜の時間に仕事をしている人も現代社会には多数いますが、こうした仕事をしている様な場合を除いて、昼夜逆転の生活を続ける事は、引きこもりにつながるリスクを含んでいます。

⑪引き込もれる環境がある

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また、引きこもりになる条件が整っているというのも大きな原因となります。

例え引きこもりたいと思っても、生きていくためには自分で食い扶持を稼ぐしかないという環境にいる場合、余程のことがない限り引きこもりにはなりません。

しかし、働かなくても最低限の衣食住が保証されるという環境があった場合、引きこもりたいと思った時にそのまま引きこもってしまう可能性が、そうでない場合に比べて相対的に高くなってしまいます。

⑫急に外に出たくなくなる

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引きこもりには、そうなってしまう原因がはっきりしている場合と、本人も含めて原因がよくわからない場合に分かれます。原因がわからない場合の1つに急に外に出るのが億劫になるというものがあります。

これは精神的な病理であったり、身体が疲れすぎて本能的に外出を拒否していたりと、その原因として様々な事が考えられますが、はっきり具体的にこうだと言う答えが出せすに引きこもりとなってしまいます。

⑬なんとなく

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原因がよくわからない引きこもりには、本当にただなんとなく引きこもりになってしまったと言う様な場合もある様です。

これは、本人も理由が全く思い当たらず、ただ何となく気がついたら結果的に引きこもりになっていたというものです。信じがたい話ですが、実際にこうした引きこもり事例もあるのです。

⑭不細工等の容姿の悩みがある

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自分の容姿に強いコンプレックスがある場合にも引きこもりになってしまう例が多い様です。外に出て自分の容姿を見られる事自体が嫌で、とにかく誰とも関わらずに生きたいと思い引きこもってしまいます。

⑮親が無関心で干渉もなかった

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人間が生まれて初めて接する社会は親です。しかし、その親が無関心でほとんど干渉して来ない場合に、社会と関わっていく必要性を感じる事ができずに、引きこもりになってしまう場合がある様です。

干渉して来ないために、実家に引きこもっていても特に何も言われない事すらある様です。これは非常に深刻で、そのまま孤独死につながるリスクさえあります。公的に最優先に対応すべき引きこもり事例でしょう。

⑯親から過度な期待をかけられてプレッシャーになっていた

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親からの無干渉は深刻な問題ですが、反対に親からの過干渉が原因で引きこもりにつながってしまうケースもあります。

親からの過度な期待をかけられ、幼い頃からその期待に応えようと必死に頑張ってきた様な場合、その頑張り自体に疲れてしまったり、失敗して時に親の期待に応えられなかったと自分を責めてしまったりします。

これが原因で引きこもりとなると多くの場合、親のせいでこうなったのだから死ぬまで面倒を見ろと言う心理になり、親に対して酷い暴言を吐いたり、暴力を振るったりというケースが見られます。

⑰両親の夫婦仲が悪かった

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両親の夫婦仲が悪い事は、子供に深刻な精神的ダメージを与えます。幼い子供は親を仲良くさせようと無理に明るく振る舞う様になり、常に両親の顔色を伺って生活する様になります。

次第に、親の仲が悪いのは自分のせいだと思い込む様になり、成長するに従って親と関わる事を拒否する様になります。

すると両親と顔を合わせないで済む様に自部屋に閉じこもる様になって、それが引きこもりへ発展する場合があるのです。

⑱親が厳しすぎる・過保護に育てられてきた

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これも親の過干渉が原因のパターンですが、極端に厳しすぎる親や過保護な親が原因となって、引きこもりにつながってしまうケースがあります。

こうした親に育てられた子供は、自分の意見を心のうちに隠し、外の社会でも自分の意見を言えない性格になってしまう例が非常に多いです。

自分の意見を表に出せないので、社会に出ても苦しい思いする事が多く、結果的に自宅から出られなくなり、引きこもりへとつながってしまう場合があります。

⑱アダルトチルドレン

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引きこもりになってしまう人には、アダルトチルドレンが多いという事も盛んに指摘されています。

アダルトチルドレンは子供時代に子供らしくいられない様な家庭環境で育ったことなどが原因で、心に深い傷がある人を指し、大人になっても満たされない心を抱えています。

こうした心の傷が原因となって精神を病んでしまう人も多く、引きこもりにつながってしまう事もある様です。

⑳家庭環境に問題がなさそうに見える中流以上の家庭で育った

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引きもりになってしまった人がどの様な生活環境で育ったかの統計では、中流以上の一見して問題のなさそうな家庭に育っているというデータが浮かび上がっています。

これは、経済的にゆとりがあって引きこもりやすい環境にあるという事も関係していると思われますが、外側から見てわかりづらいところに原因があるという点が、引きこもりの問題をより複雑にしています。

過食等の摂食障害で引きこもりになる人の原因は?

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過食症などの摂食障害は引きもりに深く関連しているとされています。摂食障害は過食症であれ拒食症であれ、太ることへの過剰な恐怖が原因として起こります。

自分の見た目を醜いと思い込んでしまい、外に出て人目に触れる事に強い恐怖を感じる様になります。過食や嘔吐をした後に強い自己嫌悪を感じ、それが原因でさらに外に出られなくなります。

それがさらにストレスへとつながって、過食嘔吐などを繰り返し、悪循環となってそのまま深刻な引きこもりへとつながってしまうケースがあります。

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続いては、大人や社会人特有の引きこもりになる原因について見ていきましょう。

①職場に馴染めなかった

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同僚や上司などと折り合いが悪く、職場に馴染めないというのは大きなストレスとなります。

その日々のストレスが原因となり、仕事へ行けなくなったり、突然仕事を辞めてしまったりして引きもりになってしまう事例も多数あります。

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