
犯人がわかっている未解決事件まとめ!未解決事件動画も紹介?
目次
[表示]- 01.
犯人が分かっているのに迷宮入り?不可解な未解決事件とは?
- 02.
未解決事件①三億円事件
- 03.
未解決事件②石川舞ちゃん行方不明事件
- 04.
未解決事件③王将社長射殺事件
- 05.
未解決事件④プチエンジェル事件
- 06.
未解決事件⑤北関東連続幼女誘拐殺人事件
- 07.
未解決事件⑥加古川小2女児殺害事件
- 08.
未解決事件⑦八王子スーパーナンペイ事件
- 09.
未解決事件⑧岡山地底湖行方不明事件
- 10.
未解決事件⑨悪魔の詩訳者殺人事件
- 11.
未解決事件⑩切り裂きジャック
- 12.
世田谷一家殺人事件の犯人も判明している?
- 13.
未解決事件を取り上げているYouTuberも?
- 14.
一番最初の未解決事件は?
- 15.
様々な要因のある未解決事件
犯人は津山小3女児殺害事件の容疑者?
この加古川小2女児殺害事件には有力な容疑者が挙げられています。それは2004年に起きた津山小3女児殺害事件の容疑者である勝田州彦容疑者です。
勝田州彦容疑者は津山小3女児殺害事件にて逮捕された際に、女児へのわいせつ行為や暴力行為で過去に数度逮捕されています。
また、その際の証言でトータルで100回は同じようなことをしているという発言をしており、加古川小2女児殺害事件時には近隣に住んでいたのです。
未解決事件⑦八王子スーパーナンペイ事件
前の項では加古川小2女児殺害事件についてご紹介していきました。こちらも北関東の事件と同じくとても悪質な事件です。
また、この事件も有力な犯人候補こそ逮捕されていますが、実際には本当にその男が犯人なのかがわからない未解決事件となっています。
では、次は東京都で起きた殺人事件である通称八王子スーパーナンペイ事件についてご紹介致します。
事件の概要は?
八王子スーパーナンペイ事件という名称は通称で、実際には大和田町スーパー事務所内けん銃使用強盗殺人事件が正確な呼称です。
この事件は1995年7月30日に八王子市大和田町のスーパー「ナンペイ大和田店」の2階事務所で起きた拳銃殺人事件です。
被害者はパートの女性1人とアルバイトの女子高生2人の計3人で、事務所の中から何かが持ち去られた様子はなかったそうです。
容疑者が多数存在した
この八王子スーパーナンペイ事件には当時事件の容疑者とされた人物が複数人いました。
所持していた銃の線条痕がほぼ一致していた暴力団関係者、2002年に逮捕された70代の男性、覚せい剤所持の罪の日本人死刑囚など複数人いたのです。
指紋がほぼ一致している日本人がいる?
その複数人の中でも特に疑いが強いのが現場の遺留品に残されていた指紋とほぼ一致した指紋を持つ日本人男性なのですが、この男性はすでに死亡しています。
なお、指紋を証拠として扱うには警察に登録されている指紋のデータベースと照合して12点の特徴が一致しないといけません。
しかし、この男性の指紋は特徴の内8点しか一致しないので証拠になりえないのです。ちなみに8点の特徴が一致するのは1億人に1人なのだそうです。
未解決事件⑧岡山地底湖行方不明事件
前の項では八王子スーパーナンペイ事件についてご紹介致しました。この八王子スーパーナンペイ事件から日本における銃犯罪の見方が変わったと言われています。
では、次にご紹介するのは2008年に起こった大学生の失踪事件である岡山地底湖行方不明事件についてです。この事件は非常に不可解な点が多い事件でした。
なお、この事件は現在では事故として処理されており、今では捜査は行われていません。
事件の概要は?
岡山地底湖行方不明事件は2008年1月5日に岡山県新見市にある鍾乳洞、日咩坂鐘乳穴(ひめさかたちあな)で起きました。
この事件は高知大学の学術探検部というサークルに所属する当時21歳の名倉祐樹さんが鍾乳洞内の地底湖を遊泳中に突如行方不明になるという事件でした。
洞窟に潜ったのは名倉祐樹氏の他に4人の計5人だったようで、その5人で順番に地底湖の壁をタッチして帰ってくるゲームをしていたそうです。
不可解な証言や証拠の改ざんが多数?
この事件には不可解な点が複数あります。まず、この鍾乳洞は入洞するのに許可がいるのですが、その許可を取らずに入っています。
さらに、事件の起きた地底湖までは非常に難易度の高い道中であり、いざ地底湖までたどり着いたあと、実際に泳いだのは被害者のみで助けを呼ぶ声もなかったそうです。
他にも探検に必要な装備は備わっていたと強調したり、記者会見もしなかったなど非常に不可解な点が多い事件でもあります。
一緒にいた部員が誤って殺した?
この事件に関しては様々な憶測が飛び交っています。このサークルには他にも男女間のトラブルが多かったり、mixiの日記が消去されたりといった出来事がありました。
それらのことから大学生の悪ノリで部員を死なせた結果自らの保身に回るため逃げ続けたとする声もあります。
いずれにしてもいまだに遺体すら見つからない未解決の状態のまま事故として処理されてしまった事件です。
未解決事件⑨悪魔の詩訳者殺人事件
前の項では岡山地底湖行方不明事件についてご紹介致しました。普通の失踪事件としては非常に不可解な点が多い事件でした。
次にご紹介するのは悪魔の詩訳者殺人事件という未解決事件です。こちらはイスラム教が関わっているとされている殺人の未解決事件です。
また、こちらの事件は国同士の外交問題が捜査打ち切りに関わっているなどのうわさもある闇の深い事件となっております。
事件の概要は?
この悪魔の詩訳者殺人事件は1991年7月12日に筑波大学助教授の五十嵐一氏が、同大学の筑波キャンパスで刺殺された事件です。
この五十嵐一氏は1990年にサルマン・ラシュディ氏が執筆した「悪魔の詩」という小説を翻訳していました。
この悪魔の詩はイランの最高指導者が反イスラム的であり、かかわった人物を死刑にするという発言をしていました。
イラン政府が関係?捜査は打ち切りに
前述したように悪魔の詩に関してはイランの当時の最高指導者が関わったものを死刑にするなどと発言していました。
このことから当時筑波大学に短期留学していたバングラデシュの学生を容疑者としていましたが、イスラム諸国との関係悪化を恐れた政府によって捜査が打ち切られたと言われています。
また、真犯人が本当にイスラム諸国の人物であるならば公訴時効が成立しないにも関わらず事件は時効になり、未解決事件になってしまいました。
犯人はイスラム革命防衛隊の特殊部隊員?
この悪魔の詩訳者殺人事件は元CIAの職員であったケネス・ポラック氏の目にも止まったようです。
ケネス氏によればこの事件の犯人はイスラム革命防衛隊の工作員部隊である特殊部隊「ゴドス軍」によるものではないかとのことです。
なぜわざわざ大学構内での殺人に及んだのかは、見せしめのためだとも言われています。
未解決事件⑩切り裂きジャック
前の項では悪魔の詩訳者殺人事件についてご紹介致しました。宗教や政府など様々な思惑が絡んだ未解決事件だったと言えます。
また、この事件の被害者の五十嵐一氏はダイイングメッセージのようなものを残しており、自身の身に危険が迫っていることを知っていたとも言われています。
では最後に、おそらく最も有名な未解決事件である切り裂きジャックについてご紹介致します。
事件の概要は?
切り裂きジャックは1888年8月31日から同年11月9日の間に起きた連続バラバラ殺人事件を起こした人物の通称です。事件の正確な名称はホワイトチャペル殺人事件といいます。
切り裂きジャックはホワイトチャペル殺人事件の内一部、またはすべての殺人事件を起こした人物と言われており、被害者の多くは売春婦でした。
署名入り本校予告を新聞社に送るなど劇場型犯罪の元祖ともされており、犯行から1世紀以上経つ今もなお犯人は不明です。
世界で最も有名な未解決事件?
この切り裂きジャックは未解決事件の中でもその手口や1世紀以上が経ってなお犯人が不明なことから世界で最も有名な未解決事件とされています。
その有名さや劇場型犯罪の元祖でもあることから様々な創作物の元ネタにもなっています。
また、切り裂きジャックは別に男性が犯人であるからジャックというわけではなく、日本でいう名無しの権兵衛がイギリスではジャックなのです。
有力な容疑者は7名
この切り裂きジャックには複数人犯人として有力な候補が挙げられており、その中でも特に以下の7人が最有力候補とされていました。
- モンタギュー・ジョン・ドルイト(1857年8月15日 – 1888年12月1日)
- マイケル・オストログ(1833年 – 1904年)
- トマス・ニール・クリーム(1850年5月27日 – 1892年11月15日)
- アーロン・コスミンスキー(1865年9月11日 – 1919年3月24日)
- ジェイムズ・メイブリック(1838年10月24日 – 1889年5月11日)
- ジェイコブ・リーヴィー(1856年 – 1891年7月29日)
- ウォルター・シッカート(1860年5月31日 – 1942年1月22日)
ただし、今ではどの人物も事件当時の状況とその人物が犯行可能かどうかに矛盾点が生じているために、実は切り裂きジャックは複数人いたという可能性も示唆されています。
世田谷一家殺人事件の犯人も判明している?
2000年に入ってから起きた未解決事件として最も有名とされる、世田谷一家殺人事件。
8歳と6歳という幼い子供までめった刺しで殺害されたうえ、被害者となった宮澤みきおさん一家に恨みを持つ人物が浮かび上がらないことから捜査は難航を極めています。
事件の概要
2000年12月30日の深夜、東京都世田谷区上祖師谷に住む会社員の宮澤みきおさん宅に何者かが押し入り、宮澤さん夫婦と8歳の長女にいなちゃん、6歳の礼君を殺害されました。
この事件では犯人の指紋、血痕、靴跡など複数の遺留品が残されていたうえ、犯行現場に犯人がしばらく居座り、アイスを食べた痕跡なども見られました。
逮捕を恐れないような痕跡の数々、そして眠っていたであろう子供達まで惨殺するという異様さから、20世紀最後に起きた最悪の事件とも呼ばれています。
指紋が一致?実行犯は元韓国軍人?
事件を追っていたジャーナリストの一橋文哉氏は、宮澤さんの家が都立祖師谷公園の拡張工事のために移転が迫られていたこと、そしてその補償金1億円超を狙った犯行だったと考察しています。
実際に宮澤さん宅の周辺には怪しいブローカーや地上げ業者の影があり、そこから橋文哉氏は元宗教団体幹部と、彼と繋がりのあった元韓国軍人にたどり着いたといいます。
そして秘密裏に実行犯と思われる元韓国軍人の指紋を採取し、警察関係の知人に依頼して事件の遺留指紋に照合したところ、なんと一致が見られたのだそうです。
なぜ犯人が捕まらない?
非公式ながらも指紋照合が済んでいるのであれば、なぜ警察は元韓国軍人の男性を逮捕しないのでしょう。
橋文哉氏は警察は日本人の犯行という説に固執しており、外国人による犯行という線を意図的に排除していると指摘しています。
もっとも、現場の足跡から犯人が韓国で限定販売された靴を履いていたことが判明、帽子やヒップバッグも韓国製だったことから、特捜本部はかなり早い段階で捜査員を韓国に派遣。
遺留指紋と韓国国民の指紋の照合を要請しようとしたが、「その程度の理由で我が国民を疑うとは怪しからん」と拒否されたことも災いした
(引用:週刊現代)
このような国同士の軋轢も捜査が難航する原因の一つと言われており、事件解決に関係するのか怪しい情報まで警察が逐一報道陣に流すのにも、目くらましの意図を感じるという意見もあります。
未解決事件を取り上げているYouTuberも?
YouTubeにはこういった未解決事件を取り上げて考察している方もいらっしゃいます。
詳しく解説されている方が多いので是非未解決事件を知りたい方は見てみてくださいね。
たっくーTVれいでぃお
たっくーTVれいでぃおは見やすい動画と主に少々早口で特徴的なしゃべり口で事件を解説する動画です。事実と噂を織り交ぜた解説となっており、わかりやすい動画となっています。
キリン【考察系youtuber】
キリン【考察系YouTuber】の動画はゆっくりとした語り口で証拠として挙げられている画像を織り交ぜた解説をしています。こちらもわかりやすい動画作りをしているのでおすすめです。
Naokiman Show
こちらの方は顔出しをしているYouTuberで、未解決事件以外にもオカルトに関するわかりやすい動画をあげている方です。どの動画も短く要点をまとめた動画になっています。
一番最初の未解決事件は?
一番有名な未解決事件と言われて思い浮かべるのは、ほとんどの方はおそらく切り裂きジャックによるホワイトチャペル連続殺人事件でしょう。
では、歴史に残っている中で最も古い未解決事件とは何なのでしょう。それについて少々ご紹介致します。
ラトクリフ街道殺人事件
この事件は切り裂きジャックと同じくイギリスで起きた殺人事件です。概要としては1811年12月にロンドンのラトクリフ街道で起きた殺人事件で、計7人が殺害されました。
この事件は一応犯人らしき人物が特定され、その人物は自殺したことで事件は収束したようです。しかしながらこの犯人は噂話程度の証拠で逮捕されたとも言われています。
そのため、当時の警察組織は非常にずさんであったともいわれており、歴史を紐解いてみても未解決事件の発生の原因は警察組織にもあるといえますね。
様々な要因のある未解決事件
今回ご紹介した以外にも未解決事件はまだまだあります。そして未解決事件は何も犯人の巧妙な手口だけが生み出すものではないのです。
様々な偶然が重なって生み出されたり、警察の誤捜査が原因で生み出されることもあります。世にある未解決事件が解決されることを心より願います。