ハローキティ殺人事件とは?ぬいぐるみに頭蓋骨?漫画の元ネタに? 社会

ハローキティ殺人事件とは?ぬいぐるみに頭蓋骨?漫画の元ネタに?

皆様はかつて香港で起こったハローキティ殺人事件をご存知でしょうか?この事件はハローキティのぬいぐるみに被害者の頭部を入れて遺体を隠蔽していた事件で、その解決には幽霊が関わっているとされています。その内容の特異性から漫画や映画の題材にもされています。

目次

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香港で起きた凶悪殺人事件・ハローキティ殺人事件とは

ハローキティ殺人事件とは1999年に香港で起きた凶悪殺人事件の通称です。ハローキティのぬいぐるみに被害者の頭部が隠蔽されていたことからこの名が付きました。

香港のナイトクラブで働いていた女性が3人組の男性により殺害されたバラバラ殺人事件であり、殺害までに拷問や暴行を受けるなど非常に陰惨な事件でした。

また、その解決までの特異性もまた非常に有名な殺人事件でもあります。そんなハローキティ殺人事件について触れていきましょう。

ハローキティ殺人事件は、検索してはいけない恐ろしい事件?

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ハローキティ殺人事件は検索してはいけない言葉にノミネートされているほどにグロテスクかつ異常性の高い事件です。

ハローキティ殺人事件に関して画像検索をするとこの事件に実際に使用されたハローキティのぬいぐるみが出てくるので注意しましょう。

また、ハローキティで検索するとこのハローキティ殺人事件がサジェストの上位に出てきてしまうのでまた注意が必要です。

香港でセンセーショナルな事件第4位に!事件の概要は?

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このハローキティ殺人事件は香港で起きたセンセーショナルな事件の第4位にノミネートされるほどにショッキングな事件でした。

被害者は香港のナイトクラブで働いていた当時23歳の樊敏儀という女性でした。彼女は当時妊娠しており、患っていた祖母と共に暮らしていたそうです。

加害者は3人組のギャンググループの男性であり、樊敏儀氏に金を貸していたようで、これが殺人事件に発展したようです。

「夢で幽霊が告げる」事件発覚の特殊性が話題になった

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このハローキティ殺人事件は通常ではありえない方法で事件が発覚したことでも有名な事件です。なんと発覚には幽霊が関わっていたようです。

ハローキティ殺人事件の犯人グループの一人である梁偉倫の彼女だった女性が夢で毎晩死体のありかを告げる女性の夢を見たそうです。

その告げられた場所に実際に向かうと本当に死体があったことで事件が発覚し、捜査に向かったようです。

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ハローキティ殺人事件の概要と詳細①発生〜遺体の解体・後始末

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ここまではハローキティ殺人事件の簡単な概要をご紹介してきました。これだけでもおぞましい事件であったことがわかります。

ではここからはハローキティ殺人事件の詳細を時系列順に詳しく見ていきましょう。

とてもショッキングな事件なため、苦手な方は閲覧に注意してくださいね。

1999年1ヶ月の間妊婦の女性を監禁

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ハローキティ殺人事件は1999年の香港で起きた事件で、被害者となったのは当時23歳の樊敏儀という女性で、ナイトクラブで働いていました。

樊敏儀は事件当時に妊娠しており、祖母の薬代を捻出するために犯人の陳文樂に借金をしていました。

この陳文樂らに尖沙咀加連威老道というアパートに一月もの間監禁され、拷問や暴行を繰り返されていたようです。

繰り返される拷問と暴行

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アパートに監禁している最中樊敏儀は様々な拷問や暴行を受けていたようです。樊敏儀は犯人グループに麻薬を摂取させられていました。

そのうえで強姦されたり、食事もまともに与えられず樊敏儀が食事として与えられていたのは糞尿だったそうです。

暴行でできた傷口に唐辛子を塗り込んだり、溶けたプラスチックを垂らされたりと拷問や暴行の内容は陰惨を極めたようです。

女性が殺害され行われた後始末

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そして拷問や暴行の日々が続いた一月後に樊敏儀はついに電流を掌から流されて殺害されてしまいます。

樊敏儀が死亡したことを確認した犯人グループのリーダーである陳文樂は手下2人に樊敏儀の死体を解体することを命じました。

しかし解体を担当していた梁勝祖は途中で内臓のにおいに耐えられなくなったために最終的には陳文樂自身が解体したそうです。

遺体を解体、ゴミとして捨てた

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遺体を解体し終わった後に解体した部位はプラスチック製の袋に入れて廃棄したそうです。また、内臓はビニール袋に入れて廃棄しました。

遺体頭部を鍋で煮る

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しかし、頭部だけは他の部位とは違う方法で廃棄されており、これがハローキティ殺人事件という名前の大本になっています。

まず、頭部を切り取ってそれを鍋に入れ、ストーブで火にかけて煮込むことで身元がバレないよう加工しました。

【画像あり!】ハローキティのぬいぐるみ人形に頭部を詰めて縫合

その煮込んだ頭部をその場にあったハローキティのぬいぐるみの頭部の綿を抜いて入れ替え、縫合しました。

この頭部の廃棄方法こそがこの事件がハローキティ殺人事件などと言われている原因なのです。

ハローキティ殺人事件の概要と詳細②事件発覚〜逮捕まで

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ハローキティ殺人事件はこのように金銭のやり取りが原因になった世にも悍ましい拷問殺人事件ということがわかります。

可愛いハローキティというキャラクターの名前を冠されていることからは全く想像もできない凶悪な殺人事件です。

ではここからはなぜこの事件が発覚したのか、なぜ犯人グループが逮捕に至ったのかを詳しく解説していきます。

事件発覚は13歳少女による「夢の中に幽霊が出てくる」という証言

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ハローキティ殺人事件はとても意外なところから発覚しました。当時19歳だった犯人グループの一人、梁勝祖には当時13歳の彼女がいました。

その彼女はこの事件の後から毎日のようにナイトクラブで働く女性の幽霊が「私は殺された、死体はここにある」というメッセージを受け取る夢を見ていたそうです。

彼女は過去に孤児院で生活していて、そこの先生にこの夢のことを相談したそうです。

証言をもとに警察が現場アパートへ突入

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彼女の相談の内容を信じた孤児院の先生はその内容を警察に連絡します。連絡を受けた警察は内容にあったアパートに踏み込みます。

踏み込んだ警官たちはアパートの中からするあまりの異臭にむせ返ったそうです。

この強烈な異臭は他のアパートの住民から苦情が来てはいましたが、誰も通報まではしなかったので遺体の発見に至らなかったのです。

強烈な悪臭を放つハローキティのぬいぐるみ発見

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踏み込んだアパートの中は強烈な悪臭と無数のハエで満たされていたそうです。

部屋を調べていくと部屋の廊下の奥に無造作に打ち捨てられたハローキティのぬいぐるみがあったそうです。持ち上げてみると固い感触がありました。

違和感を覚えた警察官がぬいぐるみの中を開くと、樊敏儀の頭部が中に入れられていたそうです。

遺体発見は事件発生から1ヶ月後のことだった

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この遺体の発見は実に事件発生から一月後のことになってしまいます。

なぜ遺体発見が遅れたかというと、先に述べたように強烈な異臭に関する苦情こそ来ていましたが、警察への通報を行った人がいなかったからだそうです。

犯人の3人を逮捕

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遺体が発見されたときには既に犯人グループは逃亡していましたが、警察はすぐさま聞き込み調査を開始します。

その結果、陳文樂、梁偉倫、梁勝祖の3名が犯人であるということが判明し、犯人の追跡を開始します。

リーダー格である陳文樂は自宅で逮捕され、梁偉倫は警察に偶然発見されて逮捕されます。梁勝祖は警察に自ら出頭しました。

ハローキティ殺人事件の概要と詳細③逮捕後〜結末・その後

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ハローキティ殺人事件の発見は女性が見た夢から発覚するという世にも奇妙な方法で発見されました。

その夢のおかげで事件の解決に至っており、この点もまたハローキティ殺人事件が奇妙な事件であるとされるゆえんです。

ではここからは事件の犯人逮捕後の話を少しまとめていきます。

逮捕後の証言は罪のなすりつけあいだった

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犯人グループは1999年5月27日に逮捕され、その裁判は2000年10月9日に開審されます。

この時点では警察側は初期捜査の不足から証拠不足であり、3人の罪名を殺人罪として告訴していました。

犯人グループは死体遺棄に関しては認めていましたが、殺人に関しては否認してお互いに責任のなすりつけをおこなっていたそうです。

2000年12月6日、終身刑を言い渡される

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犯人グループには2000年12月6日に故殺という罪状が認められるとして終身刑が言い渡されました。

故殺は一般に殺人に対する故意はあるが、殺人に対する計画性がない殺人を指しております。

20年の服役が必要とされた

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この判決を言い渡した阮雲道は犯人グループに対して「近年このような残忍な事件を聞いたことがない」という旨の発言をしています。

さらに減刑の申請には最低でも20年の服役が必要であると言ったことも言い渡しています。

また、犯人グループが死刑ではないのは当時から香港には死刑制度が存在していないためです。

犯人2名の上告は棄却、1人は禁錮18年に

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この判決に対して犯人グループは直ちに上告を行いましたが、その内梁勝祖と梁偉倫の上告に関しては棄却されています。

しかし、陳文樂に関しては実際に殺害現場に居合わせてはいなかったために故殺に関しては刑が適応されないとして禁錮18年に減刑されています。

事件の結末

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このハローキティ殺人事件の顛末は犯人こそ逮捕され、刑罰を与えることに成功していますが、女性の遺体は頭部以外発見されることはありませんでした。

また、その頭部もこのハローキティ殺人事件における唯一の物的証拠であるために事件に関するすべての裁判が終了されるまで返還されることもありませんでした。

2004年3月、遺体(部骸骨)が遺族の元へ

ハローキティ殺人事件の裁判や捜査諸々が全て終了し、最終的に被害者の頭部が親族に返還されたのは2004年3月26日のことでした。

事件発生から実に5年後のことであり、それだけの年月が経ってからようやく被害者は火葬されたのです。

被害者には1998年に生まれた息子が1人いた

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実は被害者の樊敏儀には1998年に生まれた息子が一人いました。その息子は事件の後カナダに移住したそうです。

【動画あり】ハローキティ殺人事件は漫画のモデルになっている?

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ご紹介した通り、ハローキティ殺人事件はその名に反して非常に痛ましく、悍ましい事件でした。

さらにはその解決への糸口の奇妙さから創作の元ネタとしても使用されがちな事件でもあります。

ではこのハローキティ殺人事件を元ネタにした作品をいくつかご紹介いたします。

『ハローキティ殺人事件 漫画』と検索されることが多い

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このハローキティ殺人事件はあまりにも猟奇的かつ解決までの糸口も現実離れしたものであることから漫画や映画の元ネタになっていることがあります。

そのことから『ハローキティ殺人事件 漫画』と検索されることも多いようです。

漫画『善悪の屑』に登場する事件の元ネタ?

とある事件に巻き込まれて不幸に陥った登場人物たちの復讐を代行するという内容の漫画「善悪の屑」にも似たようなシチュエーションの話があります。

しかしながらこの話での元ネタとなった事件は厳密にはハローキティ殺人事件ではないようです。

この話での元ネタとされているのはかつて日本で起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件だと言われています。

映画『人肉晩餐会』でモデルとなっている

2001年に公開された映画「人肉晩餐会」ではこのハローキティ殺人事件が元ネタとなっているであろうシーンが散見されます。

この映画では金銭やドラッグが元になったいじめのシーンが多くあり、このいじめが最終的に密室での拷問に発展していきます。

この密室での拷問こそがハローキティ殺人事件を元ネタにした部分なのです。このいじめのシーンが妙にリアルで不快感を伴った怖さを演出しています。

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