喪失感とは、どういう意味?喪失感を感じる瞬間や乗り越え方を紹介! 恋愛・心理

喪失感とは、どういう意味?喪失感を感じる瞬間や乗り越え方を紹介!

喪失感とはどんな意味なのでしょう。英語ではどう表現するのでしょうか。母や父の死などに直面し、言いようのない虚無感を感じることはあるでしょう。また失恋の時も喪失感を感じると言います。大好きだったアニメやドラマの終了でも大きな喪失感はあります。

目次

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喪失感とは?

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喪失感とは、自分にとって大切な何かを失った時に感じる虚無感のことを指します。とても大切にしていた「思い出の品」、「大事な恋人」と、その対象は様々です。そうした大事な事象を喪失すると喪失感を感じます。

喪失感は、孤独や虚無感などと近い感情と言えるでしょう。何かを失うことがきっかけで、喪失感を感じます。それゆえ、喪失感の大きさは、失った事象が大きければそれだけ深刻となります・

喪失感の意味は?

では、一般的に「喪失感」といった場合の意味を調べてみます。そのまま引用で「喪失感」をご説明しましょう。

大切なものを失ったときの、空虚な気持ち。「喪失感を抱える」

(引用:コトバンク)

まず先に、何かを失うという「原因」があることが特徴ですね。なんとなく、とか、わけもなくという派生の仕方は「喪失感」とは言わないのです。

喪失感の類語は、虚無感?英語では?

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喪失感については、上記の意味であることがわかりました。ではこれの類義語として、非常に近い感覚の「虚無感」とはどんな意味でしょうか。こちらも引用にて、その意味の説明をしてみます。

虚無感

読み:きょむかん

意味:すべての物事に意味が感じられず、むなしい感情

(引用:career picks)

このように、特にその原因はなく、虚しさに包まれる感情を虚無感と言います。その感覚は、喪失感と虚無感とでは非常に似ています。では英語で「喪失感」を表すと、どうなるでしょうか。

英語では、失うを表す「loss(名詞)」と「lose-lost(動詞)」で文章にして表現するようです。例えば、意訳して「愛犬の死の喪失感から、涙が出る」を英文にすると下記のようになります。

They shed tears at the loss of their dog.
犬を失ったときに彼らは涙を流した。

(引用:ネイティブと英語について話したこと)

喪失感を感じている時の心理状態は?

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喪失感を感じている時の「心理状態」とは、例えれば「心に穴があいた」ようなものと言われることが多いです。心の内の大半を占めていたことを失ったことで、空虚な心理状態になります。

それは素敵な時間や経験がもう得られないことで感じる心理です。代替品でどうにかなるようなものではありません。それだけに喪失感のダメージは、そう簡単には抜け出せないことが多いのです。

喪失感が長引くとうつになることもある?

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喪失感に包まれると、思考が鈍くなり外界との繋がりをも遮蔽するようになります。落ち込みが負の連鎖に繋がり、孤独を強める傾向が出るでしょう。喪失感から抜け出す効果的な方法は画一的ではありません。

そして長いことマイナスの感情のまま暮らしていきますと、それがうつ病発症のきっかけになります。喪失感の中にいるということ自体が「うつ傾向」なのですから。

うつ病として本格化してしまいますと、それは自然治癒はしにくいものとなります。

喪失感はどんなときに感じるもの?

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では、喪失感とはどんな時に感じるものなのでしょう。何かを「失う」ことが要因となることは間違いないのですが、何でもというものでもありません。

例えば「スマホ」を失くして、それが深い喪失感になるかというと違う感じがします。その多くは「取り戻す」ことがほとんど、全く不可能な事象のことが多いのです。

父や母など家族と死別したとき

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父の死、母の死に直面すれば、多くの人は喪失感を感じるでしょう。同居の有無や、ある程度まで覚悟ができていたかなどでも差はあります。しかし全く喪失感を感じない人は少ないでしょう。

死はそれ自体、必ず訪れるものではありますが、絶対に取り戻しはできません。多くの人が「もっと話せばよかったのに」と悔やむようです。

ペットが亡くなったとき

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これは言葉として「ペットロス」という言い方があるように、この喪失感は強烈で深刻です。場合によっては、人間の家族の死よりも、ペットの死で受けるダメージが長期間残ることもあります。

ペットは飼い主にとっては「癒し」そのものです。そして自分を頼って慕ってくれる、途方もなく可愛い存在なのです。そのペットと遊ぶことも抱きしめることも一切は取り返しはつかないのです。

飼っていた期間の長さも関係しますが、この喪失感に代替品はなかなか難しいようです。

彼氏・彼女との別れ

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失恋も大きな喪失感になることの一つです。いつでも支え合って、お互いを愛して癒されていた人ともう会えないとなると喪失感を感じます。性的な意味で相手を失う喪失感も別個にあるかもしれません。

一般的には女性は別れた瞬間がピークで復活しやすく、男性は後からじわじわと大きな喪失感を得る傾向があります。恋愛によって生じた喪失感の場合、新しい恋をもって抜け出せる場合が多いです。

友人と離れ離れになったとき

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仲良しの友人が引っ越しなどで遠くに行き、離れ離れになることも喪失感を感じる原因です。自分の側の引っ越しでも、事態は同様でしょう。いつでも会えるという安心感が無意識のうちにあります。

それが離れ離れとなり、そう簡単に対面できなくなるのは辛いことです。最近ではテレビ電話の手段も普及しましたが、会って話すのとはわけが違います。

この件も、家族での移動ということですから、自力で回避することはできないでしょう。それだけに喪失感は長く続くかもしれません。

離婚したとき

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離婚はそれ以上婚姻を継続できないと判断した結果ですから、さっぱりしてもよさそうです。実際、妻の側は離婚で「せいせいした」と述べるケースは多いようです。

問題なのは夫の側なのです。それまでは「自分がいなければ」妻はやっていけないと、自負していた男性もいるでしょう。それがいざ離婚となると、妻はいきいきとしていたりして滅入ります。

また、家庭生活では家事を任せっきりだったりした男性は、自分の下着の在りかさえ解らず当惑。非常に強い喪失感に苛まれることになる男性もいるようです。

配偶者・特に妻に先立たれた夫

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配偶者との死別は、ある学説でのストレス係数で言うと「最大」にもなると言われます。特に夫が妻に先立たれた場合の、夫側の喪失感は甚大なものだと言われています。

男性にとっては、妻は配偶者の立場だけではなく、身の回りの世話をする母親の役割な場合も多いのです。家事全般でも夫は何もできないケースがあり、不自由さからうつ病傾向になる人もいます。

仲良しでも喧嘩が絶えなくても、一番近くの「話し相手」を失うことでボケが一気に進行することもあります。

学校生活が終わるとき

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学校生活が終わることに、喪失感を感じる人もいるようです。最近は学校自体がストレスで、卒業できてほっとする人もいますが、その逆もあるのです。部活が命で、学校生活が充実していた人はかなり辛いでしょう。

しかしそのように、学校が楽しくて仕方なかったと思える人は幸運です。そしてそれらの体験は、次に進む場においても楽しみを見出す才能と経験になります。

結婚して実家や家族を離れるとき

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結婚という人生の大イベントでは、多幸感と喪失感が入り混じる時期です。特に女性では「マリッジブルー」と呼ばれる、環境の大きな変化への憂鬱が昔からあります。

最近は「嫁入り」として夫の側の実家で同居を強いられることは減少しました。しかし育った「実家」という快適な場から離れる喪失感は大きなものとなるでしょう。血縁の肉親との共同生活もなくなります。

女性の結婚の条件に「同居はしない」というものが多く含まれる時世です。結婚が精神的な負担になることを予見してのことでしょう。

出産して赤ちゃんがお腹からいなくなったとき

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女性は妊娠すると、およそ10か月もの間、お腹に子を宿して生活します。その期間はいわば「一心同体」なのです。妊婦である期間に、女性は例えようのない幸福感があるそうです。

しかし出産を経て、お腹に居たはずの大きな命が居なくなることに喪失感を感じるのだそうです。赤ちゃんを産んだことへの安堵や幸せはあるのですが、不思議な感覚だそうです。

ファンだった芸能人の結婚

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ファンでいた芸能人が結婚するとなると、かなりの「ロス」を感じる人がいます。日々の生活の中で、のめりこみ方が強かった人ほど喪失感も大きくなります。名前を憶えてもらうほど傾注したなら尚更でしょう。

この心理状態は、失恋の状態と似ているようです。実際、ショックのあまり、仕事や学校を数日休むというような例は珍しくありません。

片思いで失恋したあと

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失恋が喪失感を生むことは前述しましたが、「片思い」だった場合はさらに大きいようです。片思いの恋は、何とか相手を振り向かせたいと懸命になっている状態です。

その恋がうまく行くように、高いモチベーションで頑張っているはず。それなのに、相手が違う人と付き合い始めたり、告白して破れるなどに終わることはあります。

ハイテンションであった分だけ、落ち込みも激しくなります。それゆえ普通の失恋以上にダメージが大きく、その喪失感も大きなものになります。

楽しいことが終わって1人我に帰ったとき

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喪失感を感じる特徴は、素敵だった時間が取り戻すことが出来ないことにあります。何か楽しかったことが終わってしまい、一人になり振り返ると、そこに虚無感を覚えます。

大きな喪失感に支配される気分となるのです。この感じ方には個人差が相当あります。夢中になりやすく、その上寂しがりな性質の人ですと、この喪失感はかなりのものとなります。

応援していたアーティストの解散

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ここ最近ですと、SMAPロスや、嵐ロスなどは話題になりました。好きな芸能人の結婚と同様、一推しグループの「解散」という言葉にナーバスになる人が多くいます。

メンバー個々の活動に言及があり、二度と見られなくなるのではなくとも「解散」という響きに意味があるのでしょう。「解散」に似た言葉として、「卒業」という言葉も喪失感を生むようです。

コレクションしていたものを勝手に捨てられた

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このシチュエーションで多いのは、妻が夫の、あるいはお母さんが息子の「大切なコレクション」を捨てるケースです。男性のコレクションに、女性は理解を示せないことが多いのです。

妻、あるいは母からすれば、どう見ても無価値、ガラクタ、邪魔でしかないものというものがあります。しかし当事者の男性にとっては、それは「宝」そのものだというすれ違いはよくあります。

ちゃんと片づけて、と予告されていた場合、抗弁しようがありません。そのような時に男性は、言いようもない大きな喪失感に包まれ呆然とすることでしょう。

楽しみにしていた漫画・アニメやドラマが終わったとき

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連載漫画、アニメ、ドラマなど続き物が最終回を迎え、次がもうないという時、いわゆる「ロス」を感じる人は多いです。この手の話題は、2013年のNHK朝ドラ「あまちゃん」で起こった社会現象が発端のようです。

面白くて連続していて、しかしそれが最終話を迎えもう見れなくなると「○○ロス」が流行ります。アニメなどでの定番でも同じことが起きます。これは非常に多くの人が同時に体験するので話題として大きくなります。

常連だったお店が閉店したとき

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お店の閉店も、大きな喪失感の原因となります。贔屓にしていた常連である自分の、大事な店がなくなることは非常に寂しい思いをします。飲食店でこのことは多いのですが、食べ物だけを喪失するものでありません。

そのお店の店主や店員と仲良しであったりして、そこが癒しの空間である場合。あるいはその店でのみ顔を合わせる仲の人がいた場合など、郷愁の大元は色々あります。

そのお店が自分の習慣的な通り道にあり、構えが残っていたりシャッターだけが閉まっていたり。それらを横目で見るたびに、寂しさから喪失感を感じてしまうのです。

部活を引退して燃え尽きたとき

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学生にとって「部活」は心の拠り所であるケースはとても多いです。特に体育会系の部活では、目標に向かって先輩後輩が一丸となって励みます。ひたすらに打ち込める時期は、学生時代に限られるでしょう。

これが、大学入試前で、あるいは卒業・就職を境に「引退」となると燃え尽き症候群のような虚無感に襲われます。その寂しさは、熱心だった人ほど大きな喪失感になるのです。

職場で大きな仕事をやり遂げたあと

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職場で大きな仕事に取組む場合、「プロジェクト」を編成してメンバーですることが多いです。しかもそれを完成させるまでには長い期間を必要とすることが多いです。仕事が面白いと感じる局面でもあります。

大きな目標ゆえに取組みも本気であり、仕事を通じてのメンバー間の連帯感も感じます。しかしその仕事が完成したなら、プロジェクトもそこで一旦解散するでしょう。

全てをかけたこの仕事も、もうすることはないと喪失感を感じるでしょう。達成感を得ることが出来ましたが、同じくらい虚無感が大きいことはよくあることです。

失業したり会社を定年退職したとき

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何らかの理由で失業するか、定年を迎えて退職するなど、仕事には終わりが必ずあります。仕事人間で、会社の中で生き生きとしてきた人ほど、辞める時は強烈な喪失感が漂ようでしょう。

家で過ごす時間が圧倒的に増えた時、仕事でしか満足を得られない体質になっていますと大きな虚無感に支配されます。何をしたらいいのか解らず、イライラが続く日々を迎える人もいます。

身体機能の不調・損失があったとき

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加齢などで、それまで出来ていたことが全く出来なくなると虚しさを感じます。また、事実上外科的な処置で体の一部を失うなどは途方もなく大きな喪失感です。

肉体と精神は、結びついたものです。体に不調・変調があったり、欠損が生じれば、時に絶望的なほどの喪失感に見舞われます。

喪失感から抜け出す方法・乗り越え方は?

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ではそうした喪失感から抜け出す、有効な方法はあるでしょうか。喪失感とはどこから来るのかをここまで見ましたので、具体的な乗り越え方を考えます。

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