過干渉の意味とは?過干渉な親の心理や特徴を紹介!対処法は? ライフ

過干渉の意味とは?過干渉な親の心理や特徴を紹介!対処法は?

過保護という言葉は昔からよく聞きましたが、最近は「過干渉」な教育が注目を集めています。母親に多い過干渉な親は毒親だと言われていますが、どのような特徴があるのでしょうか。今回は、過干渉の意味やチェックの仕方などをまとめてみました。

目次

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過干渉とは?

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最近よく聞くようになった過干渉ですが、そもそもどのような意味があるのでしょうか。また、よく似た言葉に過保護というものもありますが、何が違うのでしょうか。

過保護にもあまりよくないイメージがありますが、実は過干渉は過保護よりもさらにひどく、虐待の一種ではないかともいわれています。

過干渉の意味とは?虐待の一種?

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過干渉は子供の行動や意思を親が操り、親の理想通りに動かすことを意味します。実は過干渉は、虐待の一種だとされています。

というのも、子供のことを1人の人間として認めず、意思を否定してしまっているからです。子供の成長を意図的に妨げているということになるので、虐待ととられるようです。

肉体的な虐待とは違うので、過干渉でついた傷は目には見えず、子供が精神に大きな傷を負っていることに気が付いていない親も多くいます。

過干渉と過保護の違いは?真逆の状態?

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一見過保護と過干渉は同じようなものだと思っている人も多くいますが、実は全く逆の状態だといえます。

過保護は「子供が望むことをすべて親がやってあげる」という状態のことです。子供がかわいいあまり,ついすべてを親がやってしまうという状態です。

それに対し、過干渉は「親が望むことを子供にさせる」という状態です。甘やかすのではなく、親の理想や気持ちを子供に押し付けて、子供の望むことは無視してしまっているのです。

過干渉のライン①自分の価値観を子供に押し付ける

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過干渉や親は、自分の価値観を子供に押し付け、子供の行動を決めようとします。自分の言うとおりにするのが子供のためになるからと、子供を自分の思うように動かそうとします。

子供が自分の言うとおりにならないと、過剰に怒り、無理にでもいうことを聞かせます。

子供の個性や主体性を育てることが重要視されている現代では、このような育て方はよくないものとされています。

過干渉のライン②子供の自由を奪う

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子供の行動を制限し、自由を奪ってしまうのも、過干渉な親によくあることです。常に自分の目が届くように、よくないことをさせないようにと子供を束縛してしまっているのかもしれません。

子供が何をするのか、どこへ行くのか、誰と関わるのかなど、すべて親が決めてしまいます。

子どもへの束縛は子供が好きなことができなくなり、子供のためになっていません。

過干渉のライン③子供が自分で考えて動く方法が分からなくなっている

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過干渉や親は子供のこともすべて親が決めるので、子供が自分で考える機会がありません。

ずっとその状態が続くと、子供もすべて親が考えるからと自分で考えようとする気持ちもなくなり、徐々に自分で考える方法がわからなくなっていきます。

その結果、大人になっても何も自分で考えたり決められず、親や人の意見がないと何もできない主体性のない人間になってしまいます。

要チェック!過干渉な毒親の心理・特徴

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過干渉がどのようなものかわかりましたが、実は過干渉な毒親は、自分が過干渉であることに気が付いていない場合が多いです。

過干渉な親の特徴をチェックし、当てはまる人は、子供に過干渉になってしまっています。子供のためにも自分のためにも、考えを改めた方がいいでしょう。

子供の意見を取り入れず行動を強いる

過干渉や親の特徴として、子供の意見を全く聞かないということがあります。

子供に何か意見があっても自分と違っていると、自分の言うとおりにさせたいがために子供の意見を無視し、自分の意見を押し付け、子供に強います。

親は子供が言うことを聞くのが当たり前だと思っていて、子供と親の間に上下関係を作り出してしまっています。

友達を親が選んだり、恋愛に口出しする

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過干渉な親は子供のすべてを支配したいため、子供が誰と遊ぶか、誰と仲良くするかなど、友達や恋愛などにも口を出し、親が選ぼうとすることもあります。

本来であれば、自分の友達や恋人は自分が決めるのもですが、自分が選んだ相手としか付き合ってはいけないと親が一方的に決めてしまいます。

スケジュールや金銭面の管理をすべて親がする

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子供が何をするか、何を持つのかなども、すべて親が管理したがります。分りやすい例としては、門限があります。

子供が何時まで遊んでいいか、何時までに家に帰ってくるかを親が決めるというものですが、実はこれも過干渉のひとつになります。子供の遊ぶというスケジュールを、親が管理してしまっているからです。

この他にも、過干渉な親は子供が使ってもいいお金や、普段からのスケジュールまで管理し、制限します。バイトや仕事で子供が稼いだお金であっても、おかまいなく口出ししてきます。

子供の進路を強制的に決める

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子供の進路を、親が決めてしまうということもあります。どの学校を受験するのか、意見を出す程度ならよくありますが、嫌がる子どもに意見を押し付け、押し通すのは過干渉です。

いい学校に行かせたいという親の気持ちも当然ですが、進学は子供の人生でも大きな分岐点と言えます。子供の進路はあくまで子供のもので、親が勝手に決めていいのもではありません。

子供がどんな進路に進むかは親ではなく、子供自身が決めるものです。

子供の部屋や趣味などをすべてチェックする

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子供のすべてを把握していたい、というのも、過干渉な親の特徴です。部屋の中には何があるのか、何が好きでどんな趣味を持っているのか、など子供のすべてを知ろうとします。

子供も1人の人間でプライバシーがあるのに、まるで自分の物のようにチェックし、把握しておきたいのです。

子供を自分の理想へと洗脳する

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子供を自分の思い通りに動かそうとし、自分の理想へと洗脳しようとします。子供と自分の価値観が違うとそれを認められず、自分の価値観に合わせさせます。

そうしているうちに子供は自分の価値観を無くしていき、親の価値観へと洗脳されていってしまいます。

全てを親が決めて親がする

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子供のことを、すべて親が決めて親がするというのも、過干渉な親です。子供のことを1人の人間ではなく、「自分の子供」としてしか見ていません。

子供が自分で何もできないと思い、自分が全て決めてしないといけないと思っています。子供と自分の意見が違っていれば、子供の意見が間違っていると思い、個性を尊重しません。

子供の個性を潰す

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親が子供のことをなんでも考え、決めてしまうので子供には親の考え方がしみついてしまいます。

親が全てを決めるので、子供のすることはすべて親の意見、親の理想であり、そこに子供の個性はありません。

そのため、子供の個性が育たず、知らず知らずの間に潰してしまっています。子供が自分で考えることを教えるのも、教育に必要なことです。

子供を威圧して人生の経験をさせない

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親が子供のすべてを決めてしまうと、子供は自由にできないので、親の様子を常にうかがうようになり、威圧してしまっています。

そうなると、何をするにも親の許可を取るようになるので、豊富な人生経験ができなくなります。時には失敗から学ぶこともありますが、親からの許可が取れないと、その経験もできません。

進路・就職・結婚までに干渉する

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過干渉な親は、子供の進路、就職、結婚など、子どもの人生にまで過剰に干渉し、踏み入ってしまうことがあります。

子供が成人してからも子供としてしか見ていないので、子供の大事なことほど親が決めなければと思うようです。

自分の行動が子供のためになっていると思っている

過干渉な親は、自分が子供の個性や主体性を潰してしまっていることに気が付いておらず、すべて子供のためになっていると思っています。

子供は自分の思うとおりにするのが一番幸せになれると思っているのです。まさか自分のしていることが虐待になっていたり、子供を傷つけているなんて少しも思いません。

なので、人から何かを言われても、子供のためになっているのだからと聞き入れず、なかなか過干渉から抜け出せません。

過度に怒ったり褒めたり無視したりする

過干渉な親は、怒りすぎる、褒め過ぎるなど、感情的になるという特徴があります。子供が言うとおりにならないと過剰に怒り、言うとおりに動くと過剰に褒めたり、優しくなります。

誰だって親に過剰に怒られるとびくびくしてしまいますし、無視されると悲しいものです。

親の過剰や態度に子供は混乱し、常に親の顔色をうかがって生活するようになってしまいます。

言うことを聞かないと子供を愛さない

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親というものは、無条件に子供を愛するものですが、過干渉な親は、子供が言うことを聞かないと過剰に怒り、愛情も与えません。

子供は自分の存在自体を、親に否定されているような気分になります。

そうなると子供は親に愛されるために言うことを聞くしかなくなり、必然的に個性や自主性もなくなっていってしまいます。

親が過干渉になってしまう原因は?

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子どもにとっても親にとっても良い事がないか干渉ですが、ではなぜ親は過干渉になってしまうのでしょうか。

親が過干渉になってしまう原因は、子供に対してのしみついた考え方や、親自身が子供の頃に育ってきた環境にあります。

子供を自分の一部だと思っている

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過干渉や親は、子供のことを1人の人間ではなく、自分の一部だと思っています。そのため、自分の思うとおりにしてもいいと考えているのです。

特に母親は、お腹の中で子供を10カ月も育てていたので、自分の一部だと考えてしまいがちです。

子供は自分と同じだと考えているので、自分が気に入ったものは子供も気に入り、自分の考えが子供の本当の考えだと思っています。その結果、自分の考えを子供に押し付けてしまいます。

子供が言うことを聞くのが当然だと思っている

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子供と親であれば親の方が偉いと思っているので、子供は親の言うことを聞くのが当たり前だと思っています。

しかし、親も人間なので、完璧ではありません。なので、何でも親の言うとおりにするのが正しいとも限りません。

昔は子供は親の言うことを聞くものだという考え方もありましたが、現代では子育ての方針も変わり、子供と親は対等な立場であるという考え方がいい子育ての方法だとされています。

子育てだけを生きがいにしている

過干渉な親は、子供に依存してしまっているともいえいます。子供を育てることだけを自分の生きがいにしているので、ついすべてに口を出してしまいます。

特に専業主婦の母親は、子育てと家事が自分の世界なので、子育てを生きがいにしやすくなります。

子供が自分のすべてになるので、完璧な子育てを目指すあまり、子供を自分の理想通りにしようとしてしまいます。

自分の親も過干渉だった

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過干渉な親に育てられると、その子育てしか知らないので、自分も過干渉になってしまうことがあります。

過干渉だった親のことをいくら毒親だったと思っていても、無意識に親と同じような行動を取ってしまうので、知らないうちに自分も過干渉になってしまいます。

完璧主義者・真面目過ぎる

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完璧主義な人や、真面目過ぎる人も、過干渉になってしまいがちです。このタイプの過干渉な親は、完全に自分に子供を合わせたいと思っていたり、自分が当たり前だと思っています。

また、子供が完璧にできないことにイライラしてしまい、自分が子供の分までしてしまうのが続くと、その結果過干渉になってしまいます。

子供を完璧に育てなければと思っている場合も、自分が決めたことであれば完璧だと思っているので、結果過干渉になります。

過干渉の親を持つ子供の特徴は?子供にはどんな影響が出る?

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親が過干渉だと、子供が嫌な思いをするというだけでなく、性格や考え方にも悪影響が出てきます。

子供のために過干渉にしてしまっているつもりが、子どもの人生を邪魔して、人格まで変えてしまう可能性もあります。

親が過干渉な子供は、どんな特徴を持っているのでしょうか。

忘れ物が多い

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過干渉な親は、子供の持ち物もすべて親がチェックし用意するので、子供は親に任せきりになり、自分で用意する、確認するという習慣がなくなってしまいます。

その結果、親が持ち物を確認していないと、頻繁に忘れ物をするようになってしまいます。

何事にも無気力・無関心

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親が過干渉な子供は、何事もどうせ親が決めるからと興味を持てなくなり、無気力・無関心な性格になってしまいます。

そうなると、勉強や部活、趣味など自分から手を出すことがなくなり、自分の未来に希望を持てず、引きこもりになることもあります。

また、無気力になるときには、他にもいろいろな要因があります。気になる方は、こちらの記事をチェックしてみて下さい。

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