介良事件とは?高知で中学生がUFO捕獲?本当なの?真相は? 社会

介良事件とは?高知で中学生がUFO捕獲?本当なの?真相は?

高知県高知市介良地区で発生した「介良事件」は当時中学生だった少年達が、灰皿型の小型のUFOを発見して捕獲したという前代未聞の事件です。今回は介良事件の概要や真相について、当時撮影された写真などを交えながら詳しく紹介していきたいと思います。

目次

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【動画あり】介良事件とは?中学生がUFOを捕獲した事件?

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「介良事件」とは1972年8月から9月下旬にかけて高知県高知市介良地区で発生したUFO事件です。

地元の中学生たちが小型の円盤型UFOを発見して捕獲し、天文学者やUFO研究家なども巻き込み、テレビ放送もされて全国的に注目を集めた事件で、甲府事件と共に「日本2大UFO事件」とも呼ばれています。

介良事件の概要は?1972年に高知市でUFO捕獲?

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まずは、介良事件の簡単な概要を見てみましょう。介良事件が発生したのは1972年、8月終わりから9月下旬にかけて、高知県高知市東部にあった介良地区が発生場所でした。

当時中学生だった2名(3名説もあり)の少年が日が沈んだ後の夕方頃、横掘団地付近の田んぼの上を低空で飛び回る小型の飛行物体を発見し、以降度々目撃する様になり、9月14日に他の仲間達と協力して捕獲します。

少年達は捕獲後、UFOについての記録をとったり実験をしたりして調査。その後、少年達が天文家の関つとむ氏に連絡した事で、テレビで取り上げられるなど話題となり、現在もUFO事件として関心を集めています。

中学生の少年たちが捕まえたUFOの見た目は?

介良事件で小型のUFOを捕獲した中学生達は、その見た目や重さなどについても詳細に記録をとっています。それによるとUFOは円盤型でちょうどタバコ盆をひっくり返したような形状だったそうです。

大きさについては幅が18.2cm、高さは7cmほどで重さは1.5kgと片手で持てるほど小型だったという事で、中学生達は捕獲後に軽々と持ち運んでいます。

材質は鈍い銀色をした何らかの金属(文鎮で叩いても傷ひとつつかない)で出来ており、ひっくり返すと裏面に和風の模様(レコードの溝の様という表現も)を確認できたそうです。

中学生の少年たちが行った実験は?

中学生達は捕獲したUFOの形や大きさ、重さなどを計測した他、様々な実験も行っています。UFOの底面には小さな穴が開いており、そこから覗いてみるとラジオ部品の様なものがぎっしりと詰まっていたそうです。

また、その小さな穴から水を流し込むとジージーという音を立て、ヤカン2杯分もの水を流し込んでも、全く溢れ出さなかったという事でした。水を注いだ後に穴を除くと紙か糊の様なヌメヌメが見えたそうです。

底部の穴にエナメル線を通してぶら下げる様にしたところ、裏面の丸い蓋が開き中に無線機の道具の様なものが見えたそうです。しばらくするといつの間にか閉まり、その後はどうしても開かなかったのだそうです。

介良事件で撮れた写真は一枚だけ?

介良事件発生当時は携帯電話などもなく、このUFOをはっきりと撮影した写真などは残されていません。しかし、田んぼの畦道に着陸しているところを5m程まで接近して撮影したという写真が1枚だけ残されています。

ストロボを焚いて撮影したところ、フラッシュが光った瞬間にUFOは1.5m程飛び上がったのだそうで、それを見た中学生達は恐ろしくなって走って逃亡しています。

上の画像がその時に撮影された1枚ですが、丸で囲まれた部分が小型UFOだそうです。不鮮明な上に白黒なのではっきり確認できませんが、ネガを調べたところ二重写しなどでは無かったそうです。

介良事件は全国的に報道された?当時の映像は?

介良事件は、当時テレビの特集で取り上げられるなど、全国的な注目を集めた事件でした。その時のテレビ放送は現在も動画投稿サイトなどで視聴する事ができます。

事件が起こった介良地区はどんな場所?

介良事件が発生した当時の介良地区は、高知駅から東へ車で約20分ほどの、新たに建設された公共団地や新興住宅と昔ながらの田園風景が隣接した、都市部と田舎が混在した様な地域でした。

現在でも、発見現場付近は田園風景が広がっており、事件当時の面影が残されています。

介良事件を考察!事件の真相は?

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ここからは、この介良事件の真相について、いくつかの説をあげて考察していきたいと思います。

①少年たちが嘘をついた説

介良事件は、単に、当時中学生だった少年達のついた嘘だったという説もあります。

最初は少年達が示し合わせてついた些細な嘘が、大人やテレビも巻き込む大事件となった為に、嘘だと言い出せなくなったという説です。

②一部の少年たちが嘘をついた説

また、少年達全員ではなくて、一部の中心的少年達数人がついた嘘という説もあります。その他の少年達も騙されており、騙された側の少年がメディアへと話してしまい、騒がれる様になってしまった。

結果として、最初に嘘をついた中心の少年達は嘘だと言い出せなくなったという説です。この説を裏付けるものとして、中心的少年だったM君はマジックがとても得意だったという情報があります。

③集団催眠の状態にあった説

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最初は些細なイタズラだったものの、それを騒ぐ内に本人達も「本当に見た」と思い込み、集団催眠にかかってしまったという説です。

④手品が上手な少年による手品説

また、先ほども触れた中心の少年の1人M君は手品がとても上手だったそうです。実際に物体が自由自在に飛び回っている様に見せるマジックは存在するので、M君の手品の腕が高ければ可能性のある説です。

ただ、このM君がどれほどの手品の腕を持っていたのかは不明ですし、UFOは何度も浮かんで飛んでいる場面を大人を含む複数人に目撃されています。果たして中学生にこれだけの人数が騙せたのか疑問です。

⑤小型UFOは「煙草盆」説

UFOの形状は、ちょうど「煙草盆」をひっくり返した様な形状だったと言われています。そこで、むしろこれは煙草盆そのものだったのではないか?という説です。

裏側に入っていたという模様は和風で「波に千鳥」という古くから広く日本で使われてきた模様のパターンに酷似しているというのもこの説を裏付けています。

少年の母親もUFOを見た?

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少年達の証言によると、少年達の母親と父親もこの小型UFOを目撃しています。10月末ごろある母親は介良富士の方へ明滅しながら飛び去る小型UFOを目撃しています。

また、少年達がこの小型UFOを電子レンジで加熱してみたらどうか?と相談しているのを、ある母親は食べ物があっためられなくなるからやめろと止めています。

また、他の少年の父親に実物を見せたところ、これは煙草盆の鋳型だといって信じてもらえなかったという証言も残されています。この様に親も巻き込んでの嘘というのはかなり難しいのでは?と思われます。

中心人物の少年は嘘をつきそうなタイプではない?

また、この事件の中心となった3人の中学生は、全員とても真面目な性格で、とても嘘をつく様なタイプではないという証言も多方から上がっています。

介良事件についての周囲の意見は?

介良事件はメディアで報じられたことで、全国的ニュースとなり、専門家や著名人達もコメントを残しています。ここでは、そこから代表的な意見をいくつか紹介します。

取材した志水一夫氏は肯定的?

少年達からの連絡を受けた関つとむ氏から調査を依頼されたアマチュアの天文学者でUFOにも関心がある志水一夫氏は、少年達を取材した際に受けた印象から、肯定的な立場を取っています。

志水氏は「UFOの形状について少年達が言い争いになっていた」事や「少年達が口裏を合わせている様子が無かった」事などから「本当にあった事という印象を受けた」との見解を述べています。

西本健一氏の見解は少年の嘘?

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現地に赴いて取材したライター西本健一氏の見解は否定的なものでした。その根拠として、不可思議な現象が起こるときには必ず中学生の中の3人の中心人物が関わっている事をあげています。

西本健一氏は、2000年代に入ってから、すでに大人になっていた中学生達の中心人物に電話で連絡を取り、事の真偽を確かめたところ「もう昔の事だからどうでも良い事」と言って一方的に電話を切られたそうです。

佐藤健寿氏が行った取材内容と見解は?

オカルト系のフォトグラファー佐藤健寿氏は、2016年頃に当時の関係者に直接取材を試みています。

その取材の中で、関つとむ氏が、少年達の高校時代の教師から、中心人物の少年の1人が後に「実は作り事だった」と言っていた事を耳にしたという情報が出ています。

こうした取材で得た情報から、佐藤健寿氏は中心の少年が「いたずらで仲間をからかっている内に事が大きくなってしまい、後に引けなくなったのでは?」という見解を示しています。

ASIOSの本城達也氏が見つけたUFOそっくりの南部鉄器の灰皿とは?

超常現象研究団体「ASIOS」の本庄達也氏が2017年に6月にNHKBSプレミアムで放送された「幻解!超常ファイル」にて、介良事件で捕獲されたUFOにそっくりな南部鉄器の灰皿を公開しています。

形状もよく似ており、裏側にあったという模様の特徴も、この南部鉄器に彫られた模様に酷似しています。

少年たちの現在は?

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介良事件の中心人物の少年達の現在についても見ていきます。

中心となった中学生の兄弟2人は、介良事件があった町の隣町で2人で焼き鳥屋を経営しているという情報があります。

また、中心人物ではありませんが、関係した中学生の内の1人は後に高校の教員をされていたそうです。この方は残念ながら既に亡くなっているそうです。その他の中学生達の現在は不明でした。

介良事件の他のUFO捕獲事件は?

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介良事件の他にも世界中でUFOの捕獲事件はニュースとなっています。ここでは有名な事件2つを紹介します。

イギリスでもUFO捕獲?

介良事件が起きるよりさらに前の1967年、イギリス・イングランド地方で空軍によるUFO捕獲がニュースとなっています。この時のUFOは大きさ1.2m、重さ75キロというかなり大きなものでした。

イギリス空軍が調べている最中に、このUFOを落としてしまったところ、ぱっくりと割れてしまい中からイギリス製の乾電池とスピーカーが出てきたそうです。

その後、これはイギリス軍の研究生達のイタズラだった事が発覚しています。

アメリカでもUFO捕獲?ロズウェル事件?

世界一有名なUFO捕獲事件といえばこの「ロズウェル事件」でしょう。アメリカニューメキシコ州・ロズウェル付近にUFOが墜落し、それをアメリカ軍が回収したとされる事件です。

後にアメリカ軍が気球だったと発表していますが、アメリカ軍が何かを隠して嘘の情報を発表したとの説もあり、真実であるという説も数多くあります。

宇宙人の死体を回収してそれを解剖していたという証言も流れるなどの様々な情報が錯綜しており、その真相についてはいまだに多くの謎に包まれています。

高知には「介良事件」というバンドがある?

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高知には「介良事件」という音楽バンドが存在します。

ジャンルはエレクトロニカ風ですが、かなり変態的なサウンドです。UFOが発する電波のようなサウンドをずっと聴いているとトリップしてしまいそうになる、かなり中毒性のあるサウンドです。

国内のUFO事件の中で介良事件と並んで有名な甲府事件とは?

介良事件は日本二大UFO事件とも呼ばれますが、そのもう一つのUFO事件が「甲府事件」です。ここでは甲府事件についても簡単に紹介しておきたいと思います。

甲府事件の概要は?

甲府事件は介良事件から3年後の1975年、山梨県甲府市で発生したUFO目撃および宇宙人との接触事件です。体験者は当時小学2年生の男児2名でした。

彼らはその日の午後6時半頃の帰宅途中に、近くの山の上空にオレンジ色に輝く2つの飛行物体を目撃。1機が2人の頭上に接近すると低空で静止してシャッター音のような音を響かせたそうです。

2人は恐怖に駆られて一目散に逃走しますが、UFOが追跡してきたので、付近の寺の境内へと逃げ込み隠れたそうです。するとUFOは2人を見失い、ほどなくして飛び去ったという事でした。

UFOの中から現れたという不気味な宇宙人とは?

ホッとして帰路につく2人でしたが、その途中道の先に見える葡萄畑で炎の様に揺れる光を目撃します。火事と思った2人は急いで駆け寄りますが、2人が数10mまで近づくと突然光は横滑りし、青白い色に変化します。

よく見るとそれは先ほど2人を追いかけてきたUFOでした。2人は恐怖を感じながらも好奇心を刺激され、そのままゆっくりとUFOに近づいて観察。直径5mほどの円盤状の物体だったそうです。

5分ほど観察していると、突然ガタンという音が響いて側面の扉が開き、120cmほどの不気味な人型の宇宙人が降りてきたそうです。その宇宙人は、色はチョコレート色、顔は目鼻のないのっぺらぼうだったそうです。

大人達も目撃!

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不気味な宇宙人は小学生の1人の背後に回り込み、トントンと肩をたたくと「キュルキュル」とテープレコーダーの早回しの様な不気味な鳴き声を発したという事でした。

これを受けた小学生2人は慌てて逃げ帰り、その後、現場に兄や母親を連れて戻ってくると、まだUFOはおり、母親の1人が驚いて父親も連れてきています。

小学生の両親達も確かに見たと証言している事から、甲府事件はかなり信ぴょう性の高いUFO事件として注目されています。彼ら以外にも周辺に何人かの目撃者が存在する事も信ぴょう性を高めています。

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