

無能な働き者とは?特徴や脱却方法、対処法も紹介!診断チェックあり
目次
[表示]- 01.
無能な働き者とは?
- 01.1.
「無能」の意味・語源・類語は?
- 01.2.
無能な働き者は失敗を繰り返す?居場所がない?
- 01.3.
現在はネットスラングとして誤用されることも
- 02.
無能な働き者は、ゼークトの組織論に登場?
- 02.1.
「無能な働き者」はゼークトの組織論の4タイプのひとつ?
- 02.2.
タイプ①有能な怠け者
- 02.3.
タイプ②有能な働き者
- 02.4.
タイプ③無能な怠け者
- 02.5.
タイプ④無能な働き者
- 02.6.
「ゼークトの組織論」は都市伝説だった?
- 03.
無能な働き者にみられる特徴は?
- 03.1.
自己判断で勝手に仕事を進める
- 03.2.
社会人として働く上での基本ができていない
- 03.3.
自分は仕事ができると思い込んでいる
- 03.4.
失敗しても言い訳して反省しない
- 03.5.
ミスが減らない
- 03.6.
判断力がない、間違った判断をする
- 03.7.
仕事の効率化ができない
- 03.8.
周りが見えていない
- 03.9.
中途半端でいい加減
- 03.10.
仕事を増やしたり周りの負担を増やしてしまう
- 03.11.
会社の利益や評判を下げてしまう
- 03.12.
発達障害の可能性もある?
- 04.
無能な働き者の上司の特徴は?
- 05.
無能な働き者になるのを防ぐ・抜け出す方法は?
- 05.1.
すぐ自己判断せず上の判断を仰ぐ
- 05.2.
業務の基本「ホウレンソウ」をまめに行う
- 05.3.
自分の失敗は認めてきちんと受け止める
- 05.4.
組織の中で働くのをやめる
- 05.5.
全体を見まわし客観視できるようになる
- 05.6.
優先順位や計画を立ててから行動する
- 05.7.
時間を決めて動くことで無駄をなくす
- 05.8.
自分を過信せず謙虚でいる
- 06.
職場の無能な働き者への対処法は?
- 06.1.
先回りして仕事を終わらせる
- 06.2.
できそうなことをやってもらう
- 06.3.
無能な働き者の仕事ぶりを常に見ておく
- 07.
自分は無能な働き者?診断してみよう
- 07.1.
診断チェック項目
- 07.1.1.
コミュニケーション能力
- 07.1.2.
あなた自身の行動
- 07.1.3.
仕事での評価
- 07.2.
診断結果は?
- 08.
無能な働き者のままでは絶望的な末路が待っている
- 08.1.
仕事を教えてもらえないしアドバイスも貰えない
- 08.2.
他人のミスの責任を押し付けられる
- 08.3.
後輩に出世で追い越されて自分は平社員のまま
- 08.4.
無能な働き者からすぐに脱却しなければいけない
- 09.
無能な働き者は会社にとって邪魔な存在でしかない
- 09.1.
真面目系クズに関する記事はこちら
組織の中で働くのをやめる
これは最終手段なのですが、組織の中で働くのをやめるという選択もアリです。そもそも組織の中で働くのに向いていないなら、フリーランスとして仕事を請け負えばいいのです。ただ全て自分の責任になります。
デメリットの部分が多い選択ですが、こういった状況に身を置くことで嫌でもスキルや知識を磨くことができます。生きていくために慎重にならざるを得ませんし、失敗しない方法を身につけることができるでしょう。
ただし、フリーランスになると生活が不安定になる可能性が非常に高いです。この点を考えて判断することが重要になります。
全体を見まわし客観視できるようになる
無能な働き者になりたくなければ、全体を見回し客観視できるようになることを意識しましょう。無能な働き者は自分の周りのことしか見ることができませんが、有能な人は周りの人を客観視することができます。
周りの人だけでなく、自分を客観視することができれば、自分がどの立ち位置にいるのかを把握できるでしょう。さらに、今どのような仕事をしていて、どの部分が重要になってくるのかもわかるはずです。
優先順位や計画を立ててから行動する
優先順位や計画を立ててから行動するのも無能な働き者を脱却するのに必要です。無能な働き者は優先順位を考えられず、計画を立てて行動しないため、さまざまなミスを犯してしまいがちです。
そのため、仕事の段取りを明確に把握しておくことが重要なのです。優先順位をしっかりとすることで、自分がやるべきところと上司に判断を仰ぐべきところを理解することができるようになります。
さらに、計画を立てて行動することで効率的に仕事をこなすことができます。スケジュールの遅れが出ることもなくなるでしょう。このような考え方は初めは難しいものなので、徐々に慣れていく必要があります。
時間を決めて動くことで無駄をなくす
時間を決めて動くことで無駄をなくすのも大切な考えになります。無能な働き者は時間に対してルーズなので、「あと○日あるからまだ大丈夫」と気楽になってしまいます。そうすると、無駄なことをしてしまいがちです。
なので、自分がやるべきことを時間を決めてしっかりこなすようにしましょう。時間を区切って行動して、その時間内に終わらせるように努力することで仕事のスピードも時間配分も上手くなっていきます。
自分を過信せず謙虚でいる
無能な働き者から脱却したいのであれば、自分を過信せず謙虚でいることが大切です。そもそも無能な働き者はプライドが高く、自分の考えが何よりも正しいと思いがちな「自分勝手」な人物なのです。
自分を過信しすぎて謙虚さに欠けるため、周りの人に迷惑をかけたりミスをしたりしてしまいます。なので、自分を過信しすぎず常に客観的に物事をみて、謙虚な態度を取るようにしてください。
職場の無能な働き者への対処法は?
職場にいる無能な働き者への対処法についてまとめました。余計な仕事を増やされたり、ストレスを抱えないためにしないためにも、無能な働き者への対処法を知っておきましょう。
先回りして仕事を終わらせる
無能な働き者が手をつける前に、先回りして仕事を終わらせる対処法は有効です。下手に手をつけられてミスされたり、いい加減な仕事をされて、必要のない仕事をさせられるよりはマシでしょう。
ただ、この対処法をやるには一人だけでは難しいです。なので、周りの人に協力してもらいながら先回りして仕事を終わらせることが重要になってきます。無能な働き者をブロックするのも有効な選択なのです。
できそうなことをやってもらう
無能な働き者には、できそうなことをやってもらいましょう。責任が重大な仕事を振ってしまうと、とても大きなミスをしてしまい、責任逃れをしようとします。無能でもできる仕事を割り振りましょう。
そうすることで周りの人がストレスを抱えなくて済みます。チームで仕事をこなしている場合なら、大きなミスもなく必要ない仕事も生まれず円滑に進めることができるはずです。
無能な働き者の仕事ぶりを常に見ておく
無能な働き者の仕事ぶりを常に見ておくことも有効な選択と言えます。無能な働き者はホウレンソウができません。なので定期的に仕事ができているかチェックするという選択もアリです。
一見すると手間が掛かってしまうように思えますが、放っておいてミスされるよりもマシです。さらに大きなミスになってしまうと、取り返しのつかないことにもなりかねません。
仕事を効率的に進めるためにも、手間を惜しまないのがおすすめです。
自分は無能な働き者?診断してみよう
自分は無能な働き者なのか診断してみましょう。
診断チェック項目
診断チェック項目は「コミュニケーション能力」「あなた自身の行動」「仕事での評価」の3項目をチェックしていきます。当てはまるものがあれば数えておいてください。診断結果は次の項目で紹介していきます。
コミュニケーション能力
ここではコミュニケーション能力に関するチェックをします。
- 他の人の話を集中して聞けない
- 報告・連絡・相談をしていない
- 分からないことを放っておきがち
- 同じ職場の人と話すのが苦手
- 自分は正しいと思っている
あなた自身の行動
ここでは、あなたの行動についてチェックをします。
- ルールを破ってしまいがち
- 時間内に仕事が終わらず残業が多い
- 優先順位のつけ方がわからない
- 締め切りに対してルーズである
- 臨機応変に対応できない
仕事での評価
ここでは、仕事での評価に関することをチェックします。
- 上司から「もっと頑張るように」と言われた
- 後輩に出世で追い抜かれている
- 何度も同じミスをしてしまう
- クレームを受けることが多い
診断結果は?
3項目(計14個)のうち、半分以上当てはまったら「無能な働き者」である可能性が非常に高いです。これまでの自分の働き方や、上司に言われた言葉を思い出してみましょう。
また、先ほど紹介した「無能な働き者になるのを防ぐ・抜け出す方法」を見て改善してみてください。
無能な働き者のままでは絶望的な末路が待っている
「無能な働き者」のままでは絶望的な未来が待っています。その末路について見ていきましょう。
仕事を教えてもらえないしアドバイスも貰えない
いつまでも無能な働き者のままだと、仕事を教えて貰えないですし、アドバイスを貰うこともできません。周りの人からは「あいつに仕事は任せられない」と思われていて、腫れ物のように扱われることでしょう。
さらに、自分がやりたい仕事を自由にやることができなくなります。誰も手をつけたがらない仕事や、誰にでもできるような簡単な仕事しか回されなくなります。どんどん居場所がなくなっていくでしょう。
他人のミスの責任を押し付けられる
無能な働き者のままだと、他人のミスの責任を押し付けられる可能性もあります。自分がミスをしたわけでもないのに他人に押し付けられて、免罪であっても「あいつならやりそうだ」と決めつけられる事も考えられます。
最悪の場合はスケープゴートにされて、会社をやめさせられることもあるかもしれません。無能な働き者のままでいると、他人にいいように使われて捨てられる可能性があります。
後輩に出世で追い越されて自分は平社員のまま
後輩に出世で追い越されて、自分は平社員のままという状態になるかもしれません。重要な仕事は後輩ばかりに回されて自分は功績を挙げられず、そうしているうちに窓際社員になってしまうことも考えられます。
どんどん出世していく後輩に対して、とても悔しい思いを抱くかもしれません。そうして自分のことを惨めに思うようになり、「あの時こうしておけばよかった」と後悔の念を抱くことになるでしょう。
無能な働き者からすぐに脱却しなければいけない
もしあなたが「無能な働き者」なら、いますぐにその状態を脱却しなければいけません。無能な働き者のままでは、メリットが一切なくデメリットしか存在しません。得られるものも一切ありません。
仕事だけではなく、プライベートも上手くいかないことが多くなることでしょう。彼女もできず結婚もできず、友達と楽しい時間を過ごすことも叶いません。危機感を持って一刻も早く自分を変えていきましょう。
無能な働き者は会社にとって邪魔な存在でしかない
無能な働き者は会社にとって「邪魔な存在」でしかありません。勝手な判断をしてミスを起こし、コミュニケーション能力が低く報連相ができないとなれば、いっそのこと「いない方がよっぽどマシ」でしょう。
ただ、無能な働き者といえど今すぐに排除することは難しいです。なので、余計な負担やストレスを抱えない工夫が必要になります。もし今の自分が無能な働き者だと気づけたのであればすぐに脱却してしまいましょう。