お嬢様言葉の例まとめ!挨拶やけなし言葉、褒め言葉は?特徴は? 恋愛・心理

お嬢様言葉の例まとめ!挨拶やけなし言葉、褒め言葉は?特徴は?

お嬢様言葉で有名なのは挨拶の「ごきげんよう」といったものですが、悪口やけなしの言葉も存在します。他にもありがとうといった言葉をお嬢様言葉に直したらどうなるかという例を載せつつ説明していきます。お嬢様キャラも含めお嬢様言葉をまとめました。

目次

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お嬢様言葉とは?

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お嬢様言葉と呼ばれる言葉自体を聞いた事があるという人は多いでしょう。しかし、実際に使っている所や話しているのを聞いた事がある、という人はあまりいません。

漫画やアニメ、ドラマなどの作品でお嬢様言葉で話すキャラクターがいて、それで知っているという人が多いとされています。

一般的なイメージのお嬢様言葉とは、上品な言葉で上流階級の身分の女性が使うような言葉だと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。

お嬢様言葉は、上品な言葉?

お嬢様言葉は上品な言葉というイメージで、よく知られている言葉だと「ごきげんよう」といった挨拶が知られています。

キャラクターで有名なのは、山本鈴美香さんのスポーツ漫画である「エースをねらえ!」に出てくる竜崎麗香、通称お蝶夫人と呼ばれる人物が、お嬢様言葉を使っている事で知られています。

お蝶夫人も富豪で育ちのいいキャラクターで、お嬢様言葉は上流階級の人が使う言葉という印象を強くしています。上品な印象もありますが、古風なイメージを受ける人もいるようです。

お嬢様言葉の起源とは?

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お嬢様言葉は明治時代に生まれた言葉だと言われています。昔は地位の低い男女の間には、言葉に違いがありませんでした。明治時代になり女子が学校に入学する事が許されてから、変化していったと言われています。

当時女学校に入学できたのは家柄の良い収入の高い家庭の娘でした。いわゆるお嬢様です。その娘たちが通う学校で、「~てよ」「~だわ」という言葉が流行したと言われています。

それが全国的に広まって女学生の間で流行り、現在でもお嬢様言葉として残っていると言われています。しかし当時の人たちからは、汚い言葉や卑しい身分の人が使う言葉だと言われていたようです。

お嬢様言葉の特徴は?

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日本の貴族階級とされていた華族は、すでに廃止され身分は平等と言われており、お嬢様言葉を使う人もほとんどいなくなりましたが、現在でも使っている人はいるようです。

また、言葉の文化として残そうとする人もいて、お嬢様言葉とはどのような言葉なのかを記録していたり、知識を広めている人もいます。

お嬢様言葉の特徴や使い方を学んでおけば、何かの役に立つかもしれません。上品だと言われているお嬢様言葉の特徴をまとめました。

特徴①:ゆっくりとした口調で一定のスピードで話す

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お嬢様とは常に優雅で心に余裕を持っていなくていけません。その心の余裕を、口調にも表しゆっくりと一定のスピードで話すのが、お嬢様の話し方です。

速すぎると焦っていたり、余裕が無いように捉えられてしまいます。また、相手が早口だからといって人のペースに乗せられてしまってもいけません。あくまでも自分のペースでゆっくりと話すのがお嬢様です。

どんな時でもゆったりと話す口調は、余裕があるように聞こえ、上品なイメージとなるようです。ゆっくりゆったりと余裕のある口調で話すのが、お嬢様言葉の使い方の第一歩です。

特徴②:語尾をのばさず上げない

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お嬢様言葉では語尾を伸ばしません。その理由は語尾を伸ばしてしまうと、言葉に締まりが無くなり、たるんでいたりやる気のない印象を与えてしまいます。

それと語尾を上げるのも、お嬢様言葉には相応しくないとされています。語尾を一々上げる話し方は、落ち着きのなさやどことなく下品な印象を与えてしまうから、とされています。

しかし何かを訪ねるような時は、一般的な口調と同じく語尾を上げます。やる気のない印象や下品な印象を与える、語尾を伸ばしたり上げたりする口調は、上品なお嬢様言葉では避けるべきとされています。

特徴③:語尾の言い回しが特徴的?ことのて結び?

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先述したように口調では、語尾が重要です。口調だけではなく、文末表現も重要で、お嬢様言葉の中に「ことのて」で表現する方法があります。「~ですこと」「~ですの」「~でよろしくて?」といった使い方です。

「~こと」は「お綺麗ですこと」といった驚きを表したり、「お願いできますこと?」と依頼の際にも使われます。「~の」は質問の際に使います。可愛らしくも上品な印象を与えると言われています。

「~て?」は「~でよろしくて?」と親しみのある仲で使える言葉で、丁寧で親しみのある印象を与えます。

特徴④:省略はしない

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省略はせず最後の「です」「ます」まで、しっかり言い切るのがお嬢様言葉となっています。流行語やカタカナ言葉なども使わない方が上品で、お嬢様らしく聞こえます。

流行りの言葉や短縮された言葉などを使わず、語尾までしっかり言い切るのが、気品あるお嬢様言葉になります。

特徴⑤:誰にでも敬語?相手を高める尊敬語を使う

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お嬢様は相手が誰であろうと、敬語を使って話します。ただし、二重敬語になってしまったりくどすぎる敬語になってしまうのは避けて、正しくすっきりした敬語を使うのがお嬢様言葉となっています。

尊敬語の「~れる」「~られる」といった言葉です。尊敬語と謙譲語を使う相手を間違えてしまうという人も多いのですが、正しい敬語で話すのが重要です。

家族や友人と話す時にでも敬語で、普段から自然に敬語を使うのがお嬢様言葉となります。親しい間柄では、語尾を省略した敬語で話す事もあります。

特徴⑥:人称代名詞は「わたくし」と「さま」

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お嬢様言葉では人称代名詞も重要です。一般的には一人称は「わたし」が多いとされていますが「わたくし」にし、「~さん」「~くん」といった二人称や三人称は「~さま」にします。

そうする事で丁寧な印象を与え、お嬢様らしい上品な言葉になります。相手が赤ちゃんでも、「~さま」や「~ちゃま」とつけます。

特徴⑦:「お」や「ご」をつける

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お嬢様言葉では、名詞や形容詞に尊敬語や美化語として「お」や「ご」を付けて上品な言葉にします。

自分側のものには原則としてつけませんが、相手側や第三者のものに対してはつける事が多くなります。

これも使いすぎや不自然で誤った使い方になると、上品さが失われてしまうので注意しましょう。

特徴⑧:はっきりとした物言いをしない

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お嬢様は注意するときなどにはっきりと言わず、ぼかして遠回しな言い方をします。お嬢様言葉では下品な言葉や雑な言葉は避け、上品で綺麗な言葉遣いが求められます。

例にすると「無礼な人」の事を直接無礼者などとは言わず、「はっきりしてらして」といった遠回しな表現で上品に伝えます。

お嬢様言葉の例まとめ!①日常編

実際に使われているお嬢様言葉とはどのようなものかを見ていきましょう。最初はお嬢様言葉として、日常で使う挨拶や返事といったよく使われるものをまとめています。

挨拶などは比較的聞き馴染みのある言葉も多く、敬語として使った事があるという人も多いと思います。

挨拶「ごきげんよう」「失礼いたします」「ごめんあそばせ」

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まず挨拶として「ごきげんよう」という言葉があります。お嬢様言葉としては定番で、広く知られている言葉といわれています。トークバラエティ番組のタイトルでも使われており、知名度の高い言葉です。

「ごきげんよう」は出会った時の挨拶としても、別れの挨拶としても使える言葉です。別れの挨拶としては「失礼いたします」といった良く聞く言葉や「ごめんあそばせ」という言葉もあります。

「ごめんあそばせ」は別れの挨拶としても、失礼を詫びる時の言葉としても使えます。状況によって声の抑揚に変化をつけて使い分けます。

よろしくお願いします「お見知りおきを」

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初対面の挨拶として「よろしくお願いします」というのではなく、「お見知りおきを」といった言葉を使います。これは普通に丁寧な言葉に直したものですので、お嬢様ではなくとも使います。

普段から使う言葉を丁寧な言葉使いにするのも、お嬢様らしさに繋がります。

うん「おっしゃるとおりでございます」

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一般で日常的に使われている返事の「うん」という言葉も、お嬢様言葉では「おっしゃるとおりでございます」となります。

これは相手を高める尊敬語の「おっしゃる」を肯定に使った上品な言い方です。はっきりと同意するというより、同意を強調する言い方となり、オブラートに包んだ言い方です。

このオブラートに包んだ言い方は、お嬢様言葉でよく使われる言い回しです。

そうです「さようでございます」

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「さようでございます」も相手に対して同意する言葉で、「そうです」という同意の言葉より丁寧な言い方になります。

お嬢様だけではなく、接客業の方が聞かれた事に対して同意の返事をする時に使われたりします。

ありがとう「どうもありがとう」「ありがとう存じます」

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お礼を言う時の「ありがとう」という言葉も、お嬢様言葉では「ありがとう存じます」という言い方になります。

「存じます」は「思います」の謙譲語で、ビジネスシーンでもよく使われる言葉です。「ありがとう存じます」という使い方は一般ではあまり聞かない言葉ですが、お嬢様言葉として使われています。

おめでとう「おめでとう存じます」

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「おめでとう」という言葉も「ありがとう」と同様に「おめでとう存じます」という言い方になります。「おめでとうございます」「ありがとうございます」の「ございます」が「存じます」になります。

「ございます」は「です」「ます」の丁寧語として使われる言葉ですが、お嬢様言葉では「存じます」という言葉になります。

すみません「申し訳ございません」「失礼いたしました」

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「すみません」という言葉を謝罪する時に使う人も多くいますが、お嬢様言葉では使いません。「すみません」という言葉では、はっきり謝った事にはならず、相手に失礼となる場合があります。

そのためお嬢様言葉では、悪いと思った場合はしっかりと「申し訳ございません」と謝ります。そこまで重くない謝罪の言葉としては「失礼いたしました」という言葉で謝罪します。

お嬢様は自分も相手も上流だという意識で会話していますので、むやみに謝ったりはしませんが、自分が悪い時にはしっかりと謝罪します。

思います「存じます」

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先ほど述べたように「ありがとう」や「おめでとう」は、「ありがとう存じます」や「おめでとう存じます」といった言い方になります。

思う、知るといった言葉の謙譲語である存じるに丁寧語の「です」「ます」をつけたものが「存じます」という言葉になり、目上の人に使う言葉となります。

お嬢様言葉では「思います」とは言わないで、それより丁寧な言葉の「存じます」という言葉を使います。

すみませんが「恐れ入りますが」

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「すみません」には色々な使い方がありますが、人に声を掛ける際の「すみません」です。お嬢様言葉では「すみません」とは使わず状況にあった丁寧な言葉を使います。

声を掛ける際には「恐れ入りますが」という言葉を掛けます。また、目下の人に対しては「よろしいかしら」という言葉を使う事もあります。

「すみません」は便利な言葉ですが、お嬢様言葉では使わないという事を覚えておきましょう。

相槌は「さようでございますか」

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お嬢様の相槌は基本的に「さようでございますか」という言葉を使います。同意している時も反対している時も、「さようでございますか」というやんわりとした相槌を打ちます。

一般的な言葉だと「はい」や「ええ」といったどちらともとれる相槌を、丁寧で上品な響きの言葉にしたものです。

ただし、話の途中で相槌を打つ際に、「さようでございますか」では長すぎる時などには、「はい」や「ええ」を短い相槌として使う場合はあります。しかし「はい、はい」と続けていったりはしません。

嫌だ「考慮させていただきます」

お嬢様言葉では、否定する時もやんわりと遠回しな言い方をします。余程の事でない限り、はっきりと拒絶するような言い方はしません。

「嫌だ」という拒否の言葉も、「考慮させていただきます」という言葉になります。「だめ」という言葉は「よろしくない」「なさらないほうがよろしい」といった上品な響きの言葉で表します。

嫌いです「苦手です」

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他のお嬢様言葉同様にはっきりと「嫌いです」とは言わずに「苦手です」と、やんわりオブラートに包んで言います。「苦手なのでございます」と丁寧に直すのもいいでしょう。

食べ物だったら「たくさんはいただけません」といった言い方もあります。末尾に「ことのて」をつけて、「苦手ですの」という事もあります。

トイレに行く「お花をつみに行ってきます」

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トイレに行く時もお嬢様言葉では、直接的な言い方をしません。これは一般的な言葉でも、「便所に行ってくる」などは直接的すぎて下品だとされ、「用を足してくる」などと言う事があります。

それをさらに遠回しにして、お嬢様言葉でトイレに行くという事を伝える時は、「お花を摘みに行ってきます」と言います。

大の時は別の言葉もありますが、相手に大体の時間を伝えたいといった状況でなければ、基本的にトイレに行く時は「お花を摘みに行ってきます」でいいでしょう。

お嬢様言葉の例まとめ!②けなし言葉・悪口編

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お嬢様で特徴的なのが、けなし言葉や悪口です。一般的な言葉とは大分変ってきます。下品な言葉を直接言わないお嬢様言葉では、悪口などは遠回しな言い方になります。

お嬢様言葉では相手を貶めるような言葉も避けるため、短所を長所と捉えるような考え方で、相手をけなしたり悪口を言ったりします。

簡単に言うと嫌みのようなもので、少しひねった伝え方となっています。

変だ「個性的でいらっしゃる」

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お嬢様言葉で相手を変だ、おかしい、という意味を伝えたい時は、「個性的でいらっしゃる」という言い方をします。

独特、独創的、という言い方でもいいでしょう。周りにはあまりいないタイプという意味合いの言葉で、変だという事を伝えます。

無礼「はっきりしていらして」

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何でもずけずけと言ってしまうような人や、失礼な事を言う人を一般的には無礼と言ったり無礼者などと言いますが、お嬢様言葉では「はっきりしていらして」と言います。

これも直接的な言い方ではなく、悪い部分の見方を変えて良いように捉えた言い方で、相手に伝えます。

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